幹細胞培養上清液とは?
効果や施術の特徴、注意点についても
分かりやすく解説
「再生美容・再生医療」というキーワードが最近注目されるようになりましたが、 これらは幹細胞や幹細胞培養上清液療法(サイトカイン療法)を使った治療を言います。
今注目の「幹細胞培養上清液療法(サイトカイン療法)」の効果や施術の特徴について分かりやすく解説します。
幹細胞培養上清液とは
幹細胞培養上清液は、ヒトの幹細胞を培養したものから細胞成分を取り除いた培養上清液のことを指し、数多くの種類のサイトカイン(成長因子)やタンパク質などの有効成分を含んでいることから、さまざまな効果が期待される治療法です。
こんな方におすすめ
- 若々しさを取り戻したい
- 美肌や美白になりたい
- シワ・シミを改善したい
- 肌のハリを回復したい
- ニキビや毛穴の黒ずみを改善したい
- 薄毛、抜け毛を改善したい
- 関節の痛みを改善したい
幹細胞培養上清液
で期待できる効果は?
幹細胞培養上清液を使った再生療法では、主に次のような効果が期待できます。
ターンオーバーの正常化
培養上清液が分泌する物質の働きによってターンオーバーがスムーズに進み、シミやそばかすなど肌トラブルの改善が可能です。
抗炎症・創傷治癒作用
ニキビやニキビ跡などの色素沈着や、それ以外の傷跡にも効果的です。
抗酸化作用
体にサビが溜まりにくくする働きが期待でき、エイジングケアに有効です。
肌の弾力性アップ
コラーゲンやエラスチンの構造の強化や合成促進する働きでお肌の弾力アップにも効果的です。
ボディラインを整える
脂肪燃焼効果をもつ成長因子があり、ボディラインを整える効果が期待されています。
幹細胞培養上清液の特徴
渋クリでは幹細胞培養上清液は注射によって治療を行います。
体の中に入った培養上清液が細胞にさまざまな働きかけをして効果を発揮いたします。
幹細胞培養上清液には、 幹細胞から分泌された情報伝達物質である 約800種類以上のたんぱく質「サイトカイン(成長因子)」が存在します。 そのサイトカインを豊富に含む培養上清液は、老化などが原因で衰えた細胞を 回復させるためにサポート役として、健康と美容に対して様々な効果をもたらします。
EGF(上皮増殖因子)
肌の再生促進をして、シミ・くすみ・ゴワつき改善への効果が期待できます。
TGF-α、β(トランスフォーミング増殖因子)
コラーゲンやエラスチンを生成して、肌に潤いを与えて弾力を高める作用があります。
IGF(インシュリン増殖因子)
コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の生成を促進するため、肌のハリを回復させ、たるみたシワの予防と解消に効果を発揮します。
PDGF(血小板由来増殖因子)
創傷治癒作用をもつ成長因子です。コラーゲンの合成を促進する働きもあります。
VEGF(血管内皮増殖因子)
新しい細胞を生産することで、血行を良くして発毛・育毛に効果が期待できます。
PRP療法
(多血小板血漿)
との違いは?
幹細胞治療とは、由来になる成分が異なります。 そもそもPRPとは多血小板血漿を使う方法です。
血液を遠心分離して濃縮させると、血小板を多く含む血漿ができます。それを英語で「Platelet Rich Plasma」といい、頭文字を取って PRPと呼ぶのです。自分の血液中の血小板が出す成長因子を使った治療方法で、肌を再生します。自分の血液を使うため、副作用が少ない方法です。
主に、関節軟骨半月板軟骨を再生する治療、抗炎症作用を期待した関節症・関節周囲炎の治療に用います。また、血小板は出血した時に血液を止める働きがあり、創傷治癒促進に利用する場合が多いです。そして、組織修復や創傷治癒から、エイジングケアで利用することもあります。
幹細胞培養上清液
の投与方法
■注射
脂肪部分や効果を得たい部位に幹細胞培養上清液を注射で注入をします。
培養上清液に含まれる多くのサイトカインが自らの幹細胞を活性化し、組織の再生や修復が行われることが期待されます。美容目的としては肌が若返り、美肌の効果が期待されます。
リスク・副作用について
内出血、注射部位の痛み、腫れ、悪寒、吐き気、発熱、発赤、発疹
幹細胞培養上清液
の料金について
回数/単位 | 料金(税込) |
---|---|
初回限定 | 55,000 |
10回 | 330,000 |
渋クリは開院20周年
日々研鑽を積む医師による診療で、1999年の開院から今までに多くの患者様にご体験いただいてます。
スタッフ、ドクターは実績30万件超
もっと早く結果を出したい方には、渋クリの豊富なメニューで相乗効果が得られるご提案も可能です!
患者様のニーズに合った効果を引き出すことができます。
カウンセリングは無料
医療機関だからこそ、医療従事者による丁寧で分かりやすいカウンセリングを心掛けています。
施術の流れ
お電話またはWEBサイトフォームにてご予約をお取りください。
患者様のお悩みやご希望をお気軽にスタッフにご相談ください。
注入箇所の確認をし、注意事項などをご説明いたします。
短時間で治療は完了します。
幹細胞培養上清液のポイント
施術時間 | 施術時間がおおよそ30分程度です。 |
施術中の痛み | 通常の注射と同じように、針を刺すときにチクッとした痛みがある程度です。 |
メイク | 直後から可能 |
ダウンタイム | ほぼなし |
通院 | 月1~2回 患者さまの状態を見て、適切なサイクルや回数を提案させていただいております。 |
入院 | 必要なし |
注意点 | ・アレルギーの心配はほとんどないと言われていますが、人によってはアレルギー症状が起こる可能性があります。 ・培養上清液の治療を一度でも受けたことがある方は、リスク回避のため以降の献血ができなくなります。 |
★ご不明な点は、いつでもお気軽に各院までお問い合わせください。
施術について
治療を受けるにあたって
下記にあてはまる方は、症状や体調により、医師の判断で治療をお断りする場合がございます。
- 現在治療中の疾患がある方
- アレルギー疾患をお持ちの方
- 薬剤アレルギーがある方
- 妊娠中の方・授乳中の方
よくある質問
- 痛みはありますか?
-
通常の注射と同じように、針を刺すときにチクッとした痛みがある程度です。
- 副作用はありますか?
-
人によってはアレルギー症状が起こる可能性があります。
気になることがあれば、お気軽に医師にご相談ください。 - 何回受けたら効果が出ますか?
-
月に1~2回をおすすめしております。
患者さまの状態を見て、適切なサイクルや回数を提案させていただいております。
カウンセリング時に医師へご相談ください。
使用する医療機器・
医薬品について
- 日本国内においては、医薬品医療機器等法上の承認は取得していません。
- 本治療に用いる未承認医薬品等は、医薬品医療機器等法上の承認を得ていないものです。 院内調剤(一部外部委託)として、適法に調剤しています。 日本では、未承認医薬品を、医師の責任において使用することができます。
- 同一の成分・性能を有する、他の国内承認医薬品等はありません。
- 重大な副作用などが明らかになっていない可能性があります。