眉間のシワにはヒアルロン酸!危険って本当?ボトックスとの違いは?
眉間に深いシワがあると、老けて見られたり起こっていると思われたりすることがあります。眉間のシワに悩む方にはヒアルロン酸注射がおすすめです。
この記事では眉間にシワができる原因やヒアルロン酸でシワが解消する仕組み、デメリットなど徹底解説します。
眉間にシワができる原因
気づいたときにはできている眉間のシワ。
実は下記のように加齢や普段の生活習慣が原因のことがあります。
肌の弾力の低下
歳をとるにつれ肌の弾力は低下していきます。これは、肌の弾力を保つ役割があるエラスチンやコラーゲンといった成分が減少しているのが原因です。
以前は自然に戻っていた表情ジワも年齢を重ねるにつれ戻りにくくなり、深いシワとして刻まれてしまうのです。
シワを寄せる癖
スマホを見るときや遠くの文字をしっかり見ようとしたときなど、つい癖で眉間にシワがよることってありますよね。自分では意識していないうちに寄せているシワが、眉間の深いシワとして残ることもあるのです。
力を入れたときに入る眉間のシワは筋肉が緩めば元に戻ります。ただ、回数を重ねるにつれシワが深く刻まれる恐れもあるため、眉間のシワを深くしたくなければ意識的に癖を治す必要があります。
肌へのダメージ
肌へのダメージもシワが深く刻まれる原因のひとつです。
眉間はTゾーンと呼ばれる皮脂の分泌量が多い場所なのですが、角質の水分保持力が低いといわれており乾燥しやすい部位です。肌が乾燥したり紫外線によるダメージが蓄積されたりすると、シワの原因につながります。
眉間のシワはヒアルロン酸で改善
眉間のシワを改善するには、シワを寄せる癖を直したり肌へのダメージを抑えたりする必要があります。
ただ、深く刻まれたシワをセルフケアで解消するのは難しいうえ、時間もかかるでしょう。早く確実に眉間のシワを改善したい方にはヒアルロン酸注射がおすすめです。
ここでは、ヒアルロン酸注射でシワが改善する仕組みや効果の持続期間など、わかりやすく解説します。
シワが改善する仕組み
美容医療におけるヒアルロン酸注射とは、気になる部位に注射でヒアルロン酸を注入し悩みを改善するための治療です。
ヒアルロン酸は化粧品を使った経験がある方なら一度は効いたことがある成分でしょう。実はヒアルロン酸は体内にもともと存在しており、肌の水分を保つ役割があります。保水力が高いヒアルロン酸を眉間のシワに注入することで内側からふんわりと肌が持ち上げられるため、シワが浅くなるのです。
効果の持続期間
ヒアルロン酸の持続期間は使用する製剤の種類によって異なりますが、一般的には半年から2年程度といわれています。
できるだけ長い効果が欲しい方にはジュビダームビスタという製剤がおすすめです。ジュビダームビスタは高分子と低分子のヒアルロン酸を配合しているため、従来のヒアルロン酸より1年以上長持ち。また、やわらかく滑らかなのも特徴で、自然な仕上がりを目指します。
ダウンタイム
施術後のダウンタイムはほぼありませんが、まれに下記の症状が表れることがあります。
- 腫れ
- 内出血
- アレルギー反応
ヒアルロン酸注入は注射で行うため、針が血管を傷つけると腫れたり内出血が起きたりすることも。
また、まれにかゆみや蕁麻疹などのアレルギー反応が表れることがあります。ヒアルロン酸はもともと体内にある成分のためアレルギー反応がでる可能性は低いですが、万が一症状が出たらすぐに医師に相談しましょう。
ヒアルロン酸の量
眉間に注入する量には個人差があります。
一般的にシワ1本に対し0.1~0.3ccが目安とされていますが、詳しくはカウンセリング時に相談すると良いでしょう。
ヒアルロン酸の値段
ヒアルロン酸の値段は使用する製剤やクリニックによって異なります。
たとえば渋クリの場合、無痛ヒアルロン酸は1本19,800円、効果が長持ちするジュビダームビスタは1本80,000円です。眉間だけに注入する場合は1本あれば足りることが多いため、数万円の費用がかかると見積もっておきましょう。
眉間のヒアルロン酸注射のメリット
眉間のヒアルロン酸注射はシワの解消以外にも下記のようなメリットがあります、
- 若々しくみえる
- 明るい印象になる
- 目元が開きやすくなる
眉間に深いシワがあると怒っている・不機嫌だと思われることがあります。
ヒアルロン酸注射でシワが目立たなくなると、明るく若々しい印象に近づくため親しみやすくなるでしょう。
また、個人差はありますが、ヒアルロン酸により眉間の皮膚が持ち上がると目元が開きやすくなることもあります。リフトアップにより、目がぱっちりとした印象になります。
眉間のヒアルロン酸注射のデメリット
ヒアルロン酸注射には多くのメリットがありますが、効果が永続ではないため継続で施術を受けなければなりません。費用や時間を取られるのはデメリットといえるでしょう。
なお、ヒアルロン酸注射を打つのをやめたからといって体に悪い影響はありません。眉間が施術を受ける前の状態に戻るだけですのでご安心ください。
眉間のヒアルロン酸注射は危険?
眉間へのヒアルロン酸注射が危険といわれるのは、動脈塞栓のリスクがゼロではないからです。
眉間付近は動脈が少なく、もしヒアルロン酸が動脈に入って詰まると周囲の組織が死んでしまいます。これにより、次で紹介する失明や壊死が起こる恐れがあります。もちろん塞栓を解消するための処置は行われますが、完全に回復するとは限りません。動脈塞栓が起こると注入直後から違和感が生じることがあるため、気になることがあればすぐ医師に相談しましょう。
なお、動脈塞栓は眉間だけでなく顔の中心部であればどこでも起こる可能性があります。リスクを最低限に抑えるために、技術力に優れ実績のあるクリニックで施術を受けましょう。
失明
ヒアルロン酸注入をしたあと、眼球に栄養を送る動脈に塞栓して失明した事例があります。
眉間周辺の動脈は眼窩の動静脈と近い位置に存在しているため、動脈塞栓による血行不全から失明に至るケースがあるのです。
壊死
壊死とは、一部の細胞や細胞が死んでしまうことです。
細胞は血液から酸素や栄養を受け取っています。そのため血管が詰まるとその血管につながっていた細胞は、活動に必要な酸素や栄養が不足し、壊死してしまうのです。
ヒアルロン酸により動脈塞栓が起こると皮膚が壊死し、色素沈着や皮膚の萎縮などの症状が表れます。
ヒアルロン酸とボトックスは
どちらがいい?
ボトックスとは、筋肉の緊張を和らげる作用がある成分を注射し、シワを改善する施術です。ヒアルロン酸と並び、眉間のシワの解消のための施術として人気があります。
ヒアルロン酸は皮膚の内側から物理的に持ち上げてシワを解消するのに対し、ボトックスは筋肉の動きを制限してそもそもシワが寄らないようにする方法です。そのため、「無表情でもシワが目立つ」方はヒアルロン酸でシワを浅くするのがおすすめです。
ボトックスは「無表情だとシワは目立たないが、表情によってはシワがきつく出る」といった軽度・中度の状態の方に適しています。ボトックスで眉を寄せにくくすることで、これ以上シワが深くならないよう防げます。
眉間のシワの状態によっておすすめの施術は異なりますので、カウンセリング時に相談してみるといいでしょう。
眉間へのヒアルロン注射で
明るく若々しい印象に
加齢による弾力の低下や普段の癖により眉間にシワが刻まれ、悩む人は多いです。
眉間にヒアルロン酸を注入すると深いシワが改善し、明るく若々しい印象に近づきます。ただし、効果は永続的ではなく、動脈塞栓を起こすリスクもあります。眉間の周辺には重要な血管が通っておりヒアルロン酸により動脈塞栓を起こすと、最悪の場合は失明や皮膚の壊死に至る恐れも。そのため、眉間にヒアルロン酸注射をするときは技術力があるクリニックに依頼することが大切です。
渋クリは開業から22年、30万件以上の実績がある美容外科クリニックです。無料のカウンセリングを行っていますので、まずは気軽にご相談ください。
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