ほうれい線が目立つ原因は?くぼみ型や筋肉型を改善する方法はある?

ほうれい線は、鼻の横から口角にかけてできる、筋のようなシワです。ほうれい線が左右非対称で片方だけ目立つ、両側目立つなど悩んでいる方もいるでしょう。

この記事ではほうれい線のできる原因と改善する方法を紹介します。くぼみ型や筋肉型などほうれい線のタイプについても解説しますので、ほうれい線にお悩みの方はぜひ参考にしてください。

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目次

ほうれい線のタイプ

ほうれい線とは口角から鼻の横にかけて伸びる溝です。30歳以降から目立ち始める方が多いです。

顔にできるほうれい線のタイプは主に4つあります。

スクロールできます
たるみ型肌のたるみによりほうれい線ができる
加齢により生じる方が多い
筋肉型ほうれい線のまわりにある筋肉の力が強く、筋ができる
くぼみ型小鼻のまわりの骨の張りが小さいことが原因
加齢により骨が委縮するとほうれい線が目立ちやすくなる
混合型複数の原因が重なりほうれい線ができている

たるみ型は、頬の厚みが減り肌にたるみが出るのが特徴です。仰向けになると目立ちます。筋肉型は、笑うとほうれい線が深くなるのが特徴です。顔の筋肉を鍛えると目立ちやすくなります。くぼみ型は、ほうれい線の上部のくぼみが目立つのが特徴です。無表情のとき、線ではなく、くぼみに見える傾向があります。

ほうれい線のタイプを知りケアをすることで、ほうれい線が改善される可能性があります。

ほうれい線が目立つ原因

ほうれい線はさまざまな種類がありますが、複数の原因によりできている場合が多いです。

ほうれい線が目立つ原因は以下の通りです。

加齢

歳を重ねると肌のハリを維持するコラーゲンや、ハリと弾力性を持つエラスチンが減少します。

エラスチンやコラーゲンが減少すると、表皮を支えられなくなり頬がたるみやすくなります。頬にたるみができると、溝が目立ちやすくなり、ほうれい線となるのです。

また、加齢によりリガメントの力が衰えると、肌を支える力が弱くなります。リガメントとは骨と表情筋をつなぐ組織です。リガメントが緩むと、肌がたるみ、深いシワができやすくなります。

乾燥肌

乾燥肌になると、潤いのもとであるエラスチンやコラーゲンが不足して肌がたるみやすくなり、ほうれい線が目立つリスクが高まるでしょう。

肌の乾燥は以下の原因で招く可能性があります。

  • 保湿不足
  • 加齢による皮脂の分泌量の低下
  • 紫外線
  • 洗顔

紫外線はコラーゲンの分解酵素を作る原因となります。また、洗顔回数が多い方や、顔を擦る癖のある方も要注意です。

洗顔回数が多いと肌に必要な皮脂が洗い流されてしまい、乾燥肌につながります。顔をゴシゴシ擦り洗うと、肌にダメージが加わり、肌のバリア機能が低下。乾燥肌を招く原因となるのです。

顔の筋肉の減少

頬や口の周りには表情筋がありますが、肌や皮下脂肪を支える筋肉が弱くなると肌が下がり、たるみの原因になります。

顔の筋肉が減少する原因は加齢だけではありません。会話をする、笑う、泣くなど、表情筋を動かす機会が減ると表情筋が衰えやすくなります。仕事やプライベートで表情を動かす場面が少ない方は筋肉が減少している可能性があります。日常生活の中で顔の筋肉を動かしているか見直してみましょう。

骨格の歪み

ほうれい線は骨格の歪みにより目立ちやすくなります。

以下のような行動は骨格の歪みにつながりやすいです。

  • 歯並びが悪い
  • 食べ物を片側で噛む癖がある
  • 頬杖をつく
  • パソコンやスマホを頻繁に使う
  • 横向きに寝る

食事の時間に片側ばかりを使う方や、歯並びが悪い方は癖がつきやすいです。また、横向きで寝る習慣のある方は、重力により骨格が歪みほうれい線が目立つ原因になります。頬杖をつく方は前傾姿勢になるうえ、片方の頬に力が加わり、骨格が歪みやすくなります。パソコンやスマホを長時間利用する方は、俯く機会が多く、姿勢が悪くなりやすいです。

このように、片方の筋肉を使う癖があると筋肉に左右差ができ、左右非対称のほうれい線や、片方だけほうれい線が目立つリスクが高くなるでしょう。

乱れた食生活

偏った食生活や無理なダイエットにより、肌に必要な栄養が不足するのもほうれい線の一因です。

肌が栄養不足になり、肌荒れにより肌のバリア機能が低下。肌の乾燥を招き、エラスチンやコラーゲンが減少しやすくなるため、ほうれい線が目立ちやすくなるのです。例えば、スナック菓子や甘い食べ物ばかりを口にする、ダイエットによる過剰な食事制限は、肌に栄養が行き渡らなくなります。

仕事やプライベートなどで栄養が偏りがちな方は、普段の食生活を振り返ってみましょう。

ほうれい線を改善するセルフケア

ここではほうれい線を改善するセルフケアを紹介します。

ただし、ほうれい線のタイプによってはセルフケアでの改善が難しい可能性があるため注意してください。

マッサージ

肌の脂肪、筋肉、骨などをつなぐリガメントをほぐすマッサージにより、ほうれい線の改善が期待できます。

指を鎖骨に優しく当て、鎖骨に沿う形で下を押し上げ、ほぐします。力を入れすぎないよう、優しさを意識しながら行うと良いでしょう。また、後頭部から背中に広がる僧帽筋は、表情筋とつながっています。僧帽筋をマッサージすると、表情筋への刺激となり、ほうれい線を改善するきっかけになるかもしれません。

なお、マッサージは方法を間違えると強い刺激となり、肌トラブルの原因となります。マッサージを行うときには、必ずマッサージクリームやオイルなどを使用するよう心がけましょう。

適切なスキンケア

肌が乾燥しないよう保湿をする方法です。肌に潤いをもたらし、肌のたるみを防ぐ効果が期待できます。

肌のハリツヤを促す成分が含まれたものを使用するのがおすすめです。

  • 保湿成分…
    コラーゲン、ヒアルロン酸、セラミド
  • ハリを促す成分…
    レチノール、セラミド、ビタミンC誘導体、ペプチド

化粧水だけでなく、クリームや乳液、美容液などを重ね塗りすることで、潤いが持続します。肌の潤いがキープできると、肌のバリア機能が正常に作用し、乾燥肌の予防になるのです。

また、肌を紫外線から守るために、日焼け止めや日傘などを使用するのがおすすめです。紫外線は季節を問わず年中降り注いで、秋や冬でも油断せず紫外線対策をしてください。

肌に必要な栄養を含む食事

肌を作る栄養素を含む食事を摂るように意識し、ほうれい線が目立つのを防ぎましょう。

具体的には以下のような栄養素を積極的に取り入れるのがおすすめです。

  • たんぱく質
  • ビタミンA・C・E
  • カロテン
  • ポリフェノール

たんぱく質は肌や筋肉を作る栄養素です。まとめて摂取するのではなく、毎食ごとに少しずつたんぱく質を取り入れると効果的です。

ビタミンA・C・E、カロテン、ポリフェノールは、美肌効果や老化予防、抗酸化作用が期待される栄養素です。色の濃い野菜に多く含まれているため、食生活の中に取り入れるよう意識しましょう。

顔の筋肉を鍛える

表情筋を鍛えるエクササイズを取り入れ、筋肉の衰えを防ぎます。

以下のようなエクササイズを定期的に行いましょう。

  1. 口を多く開き「あ」と発声する
  2. 口を真横に伸ばし「い」と発声する
  3. 口をすぼめ「う」と発声する
  4. 口角を上げ「え」と発声する
  5. 口を縦に開き「お」と発声する
  6. すべての動きを5秒間維持する

口の動きと共に発声することで表情筋を効果的に鍛えられます。また、口を動かす習慣を日常生活に取り入れるのもおすすめです。ガムや硬いものをしっかり噛む、口笛を吹くといった動作が筋肉を刺激します。

ほうれい線の改善には
ヒアルロン酸が効果的

ほうれい線のセルフケアでの改善には時間がかかります。

溝の深いほうれい線の場合、セルフケアで改善するのは難しいこともあるでしょう。できるだけ早くほうれい線を改善したいのであれば、ヒアルロン酸注入がおすすめです。ヒアルロン酸とは、体内にある成分であり、肌の水分を保ち弾力やハリをキープする役割があります。ほうれい線が気になる部分にヒアルロン酸を注入し、肌を内側から持ち上げることで改善が期待できるのです。

渋クリではヒアルロン酸注入を初回1回19800円で提案しています。症状を適切に診察し、ヒアルロン酸注入以外の最適な治療方法の提案も可能ですので、ほうれい線にお悩みの方はまずは無料カウンセリングまでお越しください。

ほうれい線の改善は
クリニックへおまかせ

ほうれい線の原因はさまざまです。

加齢はほうれい線が目立つ主な原因の1つです。肌の潤いを維持する成分が減少し、肌がたるみやすくなります。年を重ねるごとに表情筋も衰え、肌を支える力が弱くなるのも要因となるでしょう。肌のスキンケア不足が招く乾燥肌や、過剰なダイエットなどによる偏った食生活も、ほうれい線が目立つ原因です。

ほうれい線を改善する方法には、フェイスマッサージ、エクササイズ、生活習慣の改善、肌の十分な保湿などが挙げられます。ただし、ほうれい線の症状によっては改善が難しかったり、対処法を実践しても効果が出るまで時間がかかったりする可能性があります。

ほうれい線の改善なら渋クリにお任せください。ほうれい線の原因と症状を適切に見極め、悩みを解決できる治療方法を提案します。肌トラブルにお悩みの方は、渋クリの無料カウンセリングまでお気軽にお越しください。

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