フォトフェイシャルとは?効果、ダウンタイム、施術間隔を知り10年後も美しい肌を保つ

フォトフェイシャルとは、IPLと呼ばれる特殊な光により、ニキビ跡、シミ、毛穴の開き、肝斑などの肌トラブルを改善する効果が期待できる美容施術です。施術に興味はあるが、施術間隔、ダウンタイム、メリットとデメリットが気になる方はいるでしょう。

施術により老けるのか、10年後の肌の状態がどうなるのかも紹介します。

監修者
新宿院 院長
野口 なつ美
目次

フォトフェイシャルとは

フォトフェイシャルとは、IPLと呼ばれる特殊な光を照射し、さまざまな肌トラブルを回復する美容施術です。

フォトフェイシャルが可能な医療機器はいくつかあります。

スクロールできます
器機名特徴
StellarM22さまざまな波長の光を照射
6種類の波長フィルターを使用し、肌の悩みに合わせた治療が可能
パルスごとの出力を個別に調整でき、均一な出力で照射可能
安全性が高く、厚生労働省から認可を受けている
Lumenis社が製造
ルメッカパルス幅が短く、33000wの高いピークパワーを最適な出力により提供できる
INVASIX社が製造
ヴィーナスヴェルサIPL、ラジオ波、パルス磁場、フラクショナルRFの技術を搭載した器機
症状に合わせて最大10種類のアプリケータを使い分け、1台でさまざまな肌トラブルの改善が期待できる
イスラエルで製造

肌の状態によっては希望の機器が利用できない可能性があるため、医師に相談し施術を受けると後悔しにくいです。例えば、ルメッカは肝斑には適応外のため、肝斑とシミの見分けがつかないまま照射をしてしまうと悪化のリスクがあり、適切な診察を受けるのが大切となります。渋クリでは幅広い肌トラブルに対応できるヴィーナスヴェルサを提供しています。

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フォトフェイシャルの効果

フォトフェイシャルはさまざまな肌トラブルに対応しており、複数の肌の悩みを同時に改善できる効果が期待できます。

赤ら顔、ニキビ跡、ニキビの赤みの改善

赤ら顔は、顔の毛細血管が拡張し肌から透けて見えると生じます。

ニキビ跡の赤みは、ニキビのダメージを修復するために増えた毛細血管や、肌の修復が上手くできず赤みが残った状態です。フォトフェイシャルから照射される光は、毛細血管の赤色に反応しやすいです。熱エネルギーが作り出されて毛細血管にダメージを与え、赤ら顔やニキビ跡の症状を和らげます

また、ニキビは毛穴古い皮脂や角質が詰まると生じ、毛穴の汚れをエサにアクネ菌が増殖すると炎症が起こり、赤ニキビになります。フォトフェイシャルは、アクネ菌を殺菌し、改善する効果も期待できます。

シミ、くすみ、そばかすの改善

シミ、くすみ、そばかすは、メラニン色素が肌に沈着すると生じます。

フォトフェイシャルにより、肌の生まれ変わりである肌のターンオーバーが促されると改善が期待できるでしょう。また、メラニン色素はIPLを吸収しやすい波長を持ち、照射により生じる熱エネルギーはメラニン色素にダメージを与え分解を促します。メラニン色素が排出されやすくなり、薄くなる可能性があるだけでなく、IPLにはメラニン色素の生成を抑制する効果も期待できます。

小ジワ、たるみ、毛穴の開きの改善

小じわ、たるみはヒアルロン酸やコラーゲン、エラスチンの減少により、肌のハリが維持できなくなり生じやすくなります。

IPLは真皮層まで届き、線維芽細胞の働きを活性化するため、肌のハリを維持する成分の生成に役立ちます。表皮角化細胞のターンオーバーを正常に促し、小じわを目立たなくし、毛穴を縮小する効果が期待できるでしょう。きめ細かな美しい肌を目指せます。

フォトフェイシャルを行う間隔

フォトフェイシャルは4週間に1度の目安で施術を行うと効果を得やすいです。

肌のターンオーバーにより、肌の奥のメラニン色素を排出しやすい間隔のため、頻繁な施術は肌への負担となる可能性があります。効果の実感には個人差がありますが、5回施術を受けると肌の状態の変化を感じる方が多いです。

フォトフェイシャルの施術が終わった後、メンテナンスとして数カ月に1度受けると、肌の状態を維持しやすいです。

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フォトフェイシャルのダウンタイム

ダウンタイムとは、美容施術後に表れる症状が回復するまでの期間です。

フォトフェイシャルのダウンタイムは短い傾向にありますが、以下のような症状が出る可能性もあります。

スクロールできます
症状特徴経過
かさぶたざらつき触れるとざらざらする
患部の色が濃くなる
くすみ、シミの改善を目指す方に生じやすい
かさぶたを無理やりはがすと色素沈着のおそれがあるため注意
かさぶたがはがれるのを待つ
赤み肌が赤くなる
熱っぽい
メイクで隠せるケースが多い
数時間~1日で経過する傾向
軽い腫れ施術箇所が腫れる翌日にはほぼ目立たない傾向
数日続くケースがある
痛みヒリヒリ感
冷却すると改善される
一時的であるケースが多い

ダウンタイムは使用する医療機器により異なる可能性があるため、施術前に医師へ確認します。水ぶくれ、やけどなど症状がひどい、症状が長引くときには、速やかに施術をしたクリニックへ相談します。

フォトフェイシャルの
メリット・デメリット

フォトフェイシャルは肌トラブルを改善する効果が見込めますが、デメリットがないわけではありません。

フォトフェイシャルのメリット

  • さまざまな肌トラブルの改善
  • 肌のハリツヤアップ
  • ダウンタイムが短い

IPLは、ニキビ、ニキビ跡の赤み、赤ら顔、シミ、くすみの改善など、さまざまな肌トラブルに対処可能です。

光が真皮層まで届き、線維芽細胞の働きを促すため、コラーゲンやエラスチンなどが生成されやすいです。肌のたるみが解消され、ハリツヤがアップするメリットがあります。ダウンタイムが短く日常生活へ戻りやすいですが、期間には個人差があるため、症状が気になる方は医師の診察を受けます。

フォトフェイシャルのデメリット

  • 施術中に痛みがある
  • 肌の状態によっては施術ができない
  • 肝斑が悪化する可能性がある

個人差があるものの、輪ゴムを弾くような痛みを感じるケースがあります。

肌に特殊な光を当てる美容施術のため、肌の調子が悪い方は施術の延期、または別の施術を提案される可能性があるでしょう。例えば、日焼け、光過敏症や皮膚炎などの疾患がある、妊娠または授乳中の方への施術は難しいです。

使用する美容機器によりますが、肝斑に未対応のものがあり、照射により症状が悪化するリスクがあります。

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フォトフェイシャルの料金

フォトフェイシャルの料金は、使用する美容機器の種類やクリニックにより異なります。

ここでは渋クリの料金を紹介します。

【ヴィーナスヴェルサ(IPL)の料金表】

回数/単位料金
お試しフェイシャル8,800
顔(額除く)
回数/単位料金
1回9,800
顔全体
回数/単位料金
1回44,000
3回125,400
6回231,000

フォトフェイシャルに関するよくある質問

ここではフォトフェイシャルに関するよくある質問に回答します。

フォトフェイシャルをすると老ける?

フォトフェイシャルをしたからといって、老けるわけではありません。「フォトフェイシャルの施術後に老けた」と感じる原因は以下が考えられます。

  • 肌表面にシミが浮かび上がるため
  • 施術後のスキンケアが不十分
  • 施術の感覚が短い

IPLにメラニン色素が反応し、肌の奥に潜んでいたシミが肌表面に現われるケースがあります。

シミが濃くなり老けた印象を受ける方がいますが、一時的なもので数日後に目立たなくなる傾向があります。施術後は十分な保湿ケアと日焼け止めを使用し肌を守ることが推奨されますが、怠ると肌トラブルにより老けたと感じる可能性があるでしょう。早く効果を実感するために頻繁に施術を受けると、肌への負担が大きくなり、肌トラブルが起きるおそれがあります。

フォトフェイシャルは10年後も美しさを保てる?

フォトフェイシャルは、肌のメンテナンスを兼ねて定期的に受け続けると、10年後も美しい肌を保ちやすくなります

施術により、アクネ菌の殺菌、肌のターンオーバーを正常に促す、肌の奥に隠れているシミにもアプローチできるため、肌の健康を守る選択肢になります。

フォトフェイシャルは肝斑に効果がある?

肝斑に効果がある医療機器と、適用外のものがあります

StellarM22の6種類の波長のフィルターを使用し、肝斑の改善に適した波長で照射をすると改善が期待できます。肝斑の改善にはフォトフェイシャル以外の方法があり、StellarM22を扱っていないクリニックでも対応ができる可能性があるため、相談しましょう。例えば渋クリでは以下の美容施術が考えられます。

スクロールできます
美容施術特徴効果
ポテンツァ非常に細い針を肌に差し、治癒回復能力を高める
さまざまな肌トラブルを改善
高周波の照射による止血
ダウンタイムがほぼない
肝斑の改善
ニキビ、ニキビ跡、顔の赤み、毛穴の開きの改善
肌のターンオーバーの促進
肌のハリツヤアップ
レーザートーニング肌に蓄積したメラニン色素を減少させる効果が期待できるレーザー
複数回の施術により改善が見込める
肝斑の改善
くすみ、シミ、そばかす、毛穴の開き、ニキビ跡の改善
肝斑プログラムレーザートーニングと美容内服液による、肝斑を改善するプログラム
複数回の治療により、蓄積したメラニン色素を減少させる
肝斑の改善
シミ、色素沈着の改善
フォトフェイシャルをするとビニール肌になる?

フォトフェイシャルによりビニール肌になる可能性は低いです

ビニール肌とは、肌に必要な角質を過剰に除去した結果、角質が薄くなり、肌のバリア機能が低下した状態です。肌表面がビニールに似てつやつやして見えるのが特徴です。フォトフェイシャルでは角質の除去は行わないため、ビニール肌にはならないと考えられます。

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フォトフェイシャルは
肌トラブルの改善が期待できます

フォトフェイシャルはIPLと呼ばれる特殊な光を照射し、毛穴の開き、ニキビ跡、シミ、肝斑などさまざまな肌トラブルを改善する美容施術です。適切な間隔で施術を受け、ダウンタイム中は肌に負担をかけず過ごしましょう。

フォトフェイシャルの施術後は、肌の奥のシミが表面に表れ老けたと感じるケースがありますが、一時的なものです。メンテナンスをかねて定期的に受けると10年後も美しい肌を保つ効果が期待できます。

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