顔のリフトアップとは?美顔器やテープ・筋トレの効果はある?美容医療も解説

顔のリフトアップとは、フェイスラインを上げてシワやたるみを改善し、顔全体の美しさをアップさせる方法です。リフトアップの方法には、美顔器、肌のマッサージや筋トレ、リフトアップテープなどがあります。

この記事では各リフトアップの具体的な方法や、ヒアルロン酸や糸を使用した美容医療についても紹介します。

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目次

顔のリフトアップとは

顔のリフトアップとは、フェイスラインを引き上げ、たるみやシワを改善する方法です。

以下の症状が気になる方におすすめです。

  • マリオネットラインが気になる
  • ほうれい線が目立つ
  • 顔全体のたるみを改善したい

マリオネットラインとは、口角からアゴに向けて伸びるシワです。口角が下がって見え、不機嫌そうな表情になるため、周りの方にネガティブな印象を与える恐れがあります。

ほうれい線とは、鼻から口元の両端に八の字に伸びるシワのことで、疲れた印象を与えるだけでなく、老けて見られる原因になりやすいです。

顔全体のたるみは、加齢とともに表情筋が衰え、顔の皮下脂肪が減少し、肌を支える力が弱くなると生じます。いずれの症状も、顔のリフトアップにより改善される可能性があるでしょう。

リフトアップの方法①
美顔器

美顔器はスキンケアの補助を行う機器の一種です。気になる症状に合わせて使用することで肌の手入れの助けとなります。

例えば以下のような美顔器があります。

スクロールできます
イオン導入美顔器化粧水などの肌への有効成分を微弱電流によりイオン化
肌の奥へ有効成分を届けるため、最大限の美肌効果が得られる
ストレスや疲れによる肌のたるみには、ビタミンC誘導体が含まれた化粧水がおすすめ
ビタミンC誘導体はコラーゲンの生成の助けとなり、肌のハリツヤをもたらす
ローラー型美顔器ローラーを転がし、肌の血行やリンパの流れを整え、老廃物を排出しやすくなる
むくみによる肌のたるみの改善が期待できる
超音波美顔器肌に超音波を当て、リンパや血行を促進する
肌の生まれ変わりであるターンオーバーを促進。老廃物を外部に排出しやすくなる
たるみ、むくみ、シワを予防する効果が期待できる
EMS美顔器表情筋の運動を促進し、肌にハリをもたらす美容機器
筋肉の衰えによるシワや、フェイスラインのたるみを改善する効果が期待できる

美顔器のメリット・デメリット

美顔器のメリットとデメリットは以下の通りです。

スクロールできます
メリットデメリット
自宅で好きなときにケアできる
追加でお金がかからない
使い方を誤ると肌トラブルを起こす
リフトアップの効果が得られるとは限らない

美顔器は一度買ってしまえば壊れるまで使用できるうえ、自宅で空いた時間にいつでもケアできるのがメリットです。

ただし、たるみやシワの状態によっては改善が難しいうえ、使い方を誤ると症状が悪化する可能性もゼロではありません。たとえば美顔器の摩擦から肌を守るためにメラニン色素が生成され、色素沈着が起こるリスクもあります。刺激による肝斑の悪化、過度な摩擦により肌がダメージを受けシワが増える恐れもあるでしょう。

また、美顔器は家庭用の機器のため、効果はあまり強くありません。

リフトアップの方法②
リフトアップテープ

リフトアップテープとは、気になる部分にテープを貼り、肌を持ち上げてリフトアップをする方法です。

長さを自身で決められるカット式のテープや、使用箇所に合わせてカットされた商品などがあります。色は目立ちにくいものが多く、透明なら周りにバレない可能性が高いでしょう。

使い方としては、気になる部分の下へ貼った後、持ち上げながら上部分を貼ると仕上がりがきれいです。角をカットすると剝がれにくくなり、さらに肌を持ち上げることを意識して貼れば効果が実感しやすいです。おでこに貼るなら3~5㎝、耳周りなら5~7㎝ほどの長さが適しています。

リフトアップテープの
メリット・デメリット

リフトアップテープのメリット・デメリットは以下の通りです。

スクロールできます
メリットデメリット
即効性がある
手軽にリフトアップができる
永久的な効果はない
貼り方を失敗すると効果は得られない

テープを貼るだけでリフトアップ効果が得られるため、即効性を求めている方に適しています。ただし、上手く貼れないと外出先で取れてしまい、フェイスラインが崩れるリスクがあるため注意が必要です。

リフトアップテープは手軽にリフトアップできますが、毎日テープを貼り続けるのは手間だと感じる人もいるでしょう。

リフトアップの方法③
筋トレ・マッサージ

筋トレやマッサージを行うと衰えた表情筋を鍛えられ、リフトアップにつながる可能性があります。

フェイスラインの筋トレやマッサージは、マッサージクリームやオイルを使用し、力を入れすぎず優しく行うのがおすすめです。

・フェイスラインの筋トレ方法

  1. 顔を上に向ける。天井と水平になるように意識する
  2. 天井に向けて下唇を突き出す
  3. 上唇を5秒間突き出す

・フェイスラインのマッサージ方法

  1. 中指と人差し指を折り曲げる
  2. 両手の第二関節でアゴを挟み、徐々に耳の方向へ上げていく
  3. 円を描くイメージで耳をマッサージする

筋トレとマッサージの
メリット・デメリット

筋トレとマッサージのメリット・デメリットは以下の通りです。

スクロールできます
メリットデメリット
空いた時間に手軽にできる
お金がかからない
必ず効果が出る方法ではない
シワが悪化する可能性がある

マッサージは空き時間に手軽に表情筋を鍛えることができるうえ、金銭的な負担が少ないメリットがあります。

一方で、正しい方法でマッサージを行わないと、強い刺激がダメージとなり、肌トラブルのリスクが高まります。例えば、肌が乾燥した状態で無理なマッサージを行うと、肌への刺激が強くなりシワが増える可能性があるでしょう。

また、リンパの流れを考えず、自己流でシワを伸ばしてしまうと、肌が伸びてたるみ、シワが深くなる恐れがあります。肌への過剰な刺激による色素沈着など、シワ以外の肌トラブルを起こすケースもあるため注意してください。

リフトアップの方法④
美容医療

美容医療の場合、専門家がリフトアップの施術を行うため、セルフケアと比べて効果を実感しやすい傾向があります。

ここでは渋クリで提供している美容医療を紹介します。

スーパーコグリフト

スーパーコグリフトとは、肌の下に非常に細いトゲがついた糸を入れ、肌を持ち上げる治療方法です。

挿入された糸が皮下組織を刺激し、エラスチンやコラーゲンの生成を促すため、フェイスラインの改善だけでなく、ハリやキメのある美しい肌が得られる効果も期待できます。

肌を切らない皮下に糸を入れる施術のため、傷跡が小さくダウンタイムがほぼありません。フェイスラインのリフトアップだけでなく、頬のたるみ、マリオネットライン、ほうれい線を改善する効果も期待できるため、顔全体のシワやたるみを治療したい方におすすめです。

コンパクトリフト

コンパクトリフトとは、わずかな範囲の切開により、肌をリフトアップする方法です。

肌の奥にある筋膜を引き上げて固定することで、長期間美しいフェイスラインをキープできます。耳の前のシワに沿ってわずかに切開を行うため、施術後はシワと同化し、傷跡が目立ちにくい特徴があります。むくみが1~2日、内出血は1週間ほど出る可能性がありますが、化粧でのカバーや、髪を下すことにより隠すことが可能です。

フェイスライン、口角、頬、ほうれい線のたるみやシワが気になる方におすすめの施術方法です。

リフトアップに関する
よくある質問

ここではリフトアップに関するよくある質問に回答します。

化粧品や美容液でリフトアップできる?

市販の化粧品や美容液でリフトアップ効果は期待できません

化粧品や美容液を適切に使用することで、肌のハリツヤを改善できる可能性はあります。ハリツヤを改善したいときには以下の成分を含むアイテムの使用を検討しましょう。

  • ハリを与える成分を含む…ビタミンC誘導体、ナイアシンアミド、レチノール
  • 保湿成分を含む…ヒアルロン酸、セラミド、コラーゲン、米エキス
リフトアップマスクに効果はある?

リフトアップマスクとは、専用のマスクを一定時間装着し、フェイスラインを引き上げるアイテムです。適切に使用するとマスクにより表情筋が鍛えられ、筋力低下によるたるみを改善できる可能性があります。

リーズナブルなうえ生活のなかに取り入れやすいですが、効果には個人差があるでしょう。

リフトアップで
たるんだフェイスラインを美しく

リフトアップを行うとたるんだフェイスラインを整えるだけでなく、ほうれい線やマリオネットラインなどのシワを改善する効果が期待できます。

フェイスラインのセルフケアとして、美顔器や筋トレなどがありますが、効果は個人差があるうえ、活用方法を間違えるとシワが悪化する恐れがあります。

リフトアップテープはフェイスラインを引き上げますが、効果は一時的です。また、化粧品や美容液でのリフトアップは難しいでしょう。

できるだけ早く効果を実感したいときは、美容クリニックに相談してみましょう。渋クリでは肌の悩みや希望に合わせたリフトアップを提供しています。肌トラブルにお悩みの方は渋クリの無料カウンセリングまでお越しください。

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