ピンセットでヒゲを抜く癖の影響は?濃くなる?薄くなる?生えてこないのは本当か

ピンセットで口周りや顎下のヒゲを抜くと生えてこないのは本当でしょうか?ヒゲを剃ると埋没毛や青髭になるため、抜く癖がある方がいると思います。
この記事ではヒゲを抜くメリットやデメリットを紹介します。抜くと薄くなるのか濃くなるのか、さまざまな疑問に答えるので、ヒゲを抜きたい方はご覧ください。
ヒゲをピンセットで抜くとどうなる?

ヒゲの自己処理を繰り返していると、ピンセットなどの毛抜きで根元から抜きたくなります。
抜くとどのような影響があるのでしょうか。
濃くなる?
ヒゲを抜いても濃くなりません。ただし、毛穴がダメージを受けた影響で硬くしっかりとした産毛が生えるケースがあります。
また、肌へのダメージからメラニン色素が生成され、色素沈着が生じて肌が黒ずむときがあり、毛が濃くなったと感じる可能性があるでしょう。
薄くなる?
ヒゲをピンセットなどで抜いても薄くなりません。時間が経つとまた同じように生えてくるでしょう。
また、毛抜きで処理を続けると、毛穴や毛根が傷つき、出血をするなどダメージを受け続け、トラブルを招く可能性があります。毛根を包む部分に黄色ブドウ球菌などが入り込み炎症が起こると、毛嚢炎になるリスクもあります。
生えなくなる?
ヒゲが生えなくなることはありません。
そもそもヒゲは、毛乳頭が毛母細胞へ発毛を促し伸びています。ピンセットでヒゲを抜き毛根を除去しても、毛母細胞は肌の内部に残っているため生えてくるでしょう。痛みに耐えて毛抜きでヒゲを抜いても、毛穴や肌にダメージが残るリスクが高いです。
セルフケアでヒゲを抜くメリット
ヒゲを抜くメリットを紹介しますが、セルフケアでのヒゲ抜きは毛穴へのダメージが大きいため、行うのは推奨しません。
青ヒゲになりにくい
青ヒゲとは、ヒゲ剃りの後に毛穴に残ったヒゲが肌を通して透けて見える状態です。肌表面のヒゲの処理に成功しても、毛穴までは除去できず残ってしまいます。
顎の肌は薄く、毛穴に残ったヒゲが透けやすいため青ヒゲになりやすいです。ピンセットなら毛穴から抜けるため、青ヒゲになりにくいメリットがあります。ただし、毛穴からヒゲを抜くのは強いダメージになるため、肌トラブルの原因になる可能性があります。
ヒゲのデザインができる
ヒゲを1本ずつピンセットで抜くため、ヒゲを理想通りの形にできます。
電気シェーバーや剃刀の処理では細部の調整が難しいですが、1本ずつ抜く方法なら微調整が可能です。ただし、1本ずつ抜くため時間がかかります。抜くときに痛みがあるため、抜く本数が多いと肌への負担が大きいです。
費用負担が小さい
剃刀での自己処理は、刃を定期的に交換する必要があります。電気シェーバーは機器代がかかり、シェービングフォームやジェルも肌へのダメージを減らすために購入が求められます。
ヒゲを抜くだけならピンセットがあればできるため費用負担は小さいです。その代わりに肌への負担が大きく、時間もかかります。
セルフケアでヒゲを抜くデメリット
セルフケアでヒゲを抜くと毛穴がダメージを受けるだけでなく、さまざまなデメリットがあります。
永久脱毛はできない
ヒゲを毛抜きで抜くと生えてこないと思われがちですが、そうではありません。毛は発毛組織である毛母細胞がある限り生えるため、毛根から抜いてもいずれ生えてきます。
毛を抜くのには時間がかかるうえ、痛みを伴うでしょう。毛穴や肌に大きなダメージを与えますが、ヒゲ自体を完全に除去できるわけではないことは理解しておきましょう。
肌へのダメージが大きい
ピンセットなどで毛を抜くと以下のような肌トラブルが生じるリスクがあります。
- 出血
- 肌荒れ
- ニキビ
- 毛嚢炎
ヒゲを抜くと毛細血管が傷つき出血する可能性があります。
毛穴が開いてしまうため、古い皮脂や汚れが溜まりニキビができるだけでなく、毛穴から水分が蒸発しやすくなり、肌の乾燥や肌荒れを招きます。かゆみのある赤いブツブツが生じるほか、毛穴に細菌が入り込み、炎症や腫れなどを起こす毛嚢炎になる方もいるでしょう。
色素沈着のリスクがある
毛抜きにより色素沈着が生じ、肌が黒ずむ恐れがあります。
肌はダメージを受けると、肌を守るためにメラニン色素を生成します。メラニン色素は通常、肌が生まれ変わるサイクルである肌のターンオーバーにより体外に排出されますが、毛抜きによるダメージから過剰生成されると、肌に残る可能性があるでしょう。
毛抜きを頻繁に行うと肌のターンオーバーで治すには時間がかかります。肌のターンオーバーが乱れていると治らないケースもあるため注意してください。
埋没毛ができる恐れがある
埋没毛とは、肌の下で毛が伸びた状態です。ピンセットなどで毛を抜くと、肌はダメージから守るために角質層が厚くなり、毛穴を塞いでしまうことがあるのです。
埋没毛を処理するときは、肌のターンオーバーによりヒゲが肌の表面に出るのを待つ必要があります。顎は肌が薄い部位であり、埋没毛が目立ちやすいです。無理やり肌を切って埋没毛を抜くと、毛穴の炎症や色素沈着が生じるリスクがあります。
ヒゲは抜くべき?剃るべき?

抜くのと剃るのではそれぞれメリット・デメリットがあります。ヒゲを抜く、剃る、どちらか一方が優れているわけではないため、自身の目的に合わせて選ぶと後悔しにくいでしょう。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
ヒゲを抜く | 費用負担が小さい ヒゲのデザインがしやすい ヒゲが生えるまでの期間が長い | 肌や毛穴が傷つく 毛穴に細菌が入り込むリスクがある 埋没毛や色素沈着の恐れがある |
ヒゲを剃る | 手軽にヒゲの処理が可能 電気シェーバーなら素早く自己処理ができる | 剃刀、シェービングフォームなどの費用がかかる 剃刀は肌を傷つけ出血のリスクがある |
ヒゲを全部抜くなら医療脱毛
「ヒゲを毎回剃る、抜くのが面倒」という方は医療脱毛を検討してみてください。
医療脱毛のメリット
毎日のヒゲ剃りに悩まされている、ピンセットで毛を抜きたくなる濃いヒゲがあるなど、自己処理の手間や悩みを解決するのが医療脱毛です。
医療脱毛にはセルフケアでは得られない以下のメリットがあります。
- 顎をツルツルにできる
- 永久脱毛が可能
- ヒゲのデザインができる
- 自己処理の手間が省ける
- 長い目で見ると費用が安く済む
医療脱毛なら専門家による施術により、発毛組織へダメージを与えて永久脱毛が可能です。顎をツルツルにできるだけでなく、希望のデザインに整える選択肢もあります。生涯自己処理を行おうとすると、剃刀やジェル代などの費用がかかりますが、医療脱毛をすればヒゲ剃りに関わる出費がなくなるため、長い目で見ると経済的です。
例えば、剃刀本体と10個入りの替え刃の値段がそれぞれ1000円だとします。2週間に1度程度のペースで刃を交換すると、4カ月半ほどで替え刃を購入する必要があります。1年のうちに3回替え刃を購入するとして、20から80歳まで自己処理をすると、大まかな計算で3000円×80年=24万円かかります。一方、医療脱毛はたとえば渋クリの回数無制限プランの場合、ヒゲ全体を198,000円で脱毛できます。コストや手間の面からみても効率がよいといえます。
医療脱毛のデメリット
- 痛みがある
- 施術前に自己処理が必要
- 脱毛後にヒゲを生やしたい人には不向き
ヒゲの医療脱毛は、輪ゴムで弾かれたような痛みを感じることがあります。痛みの感じ方には個人差がありますが、気になる方は麻酔が使用できるのでご相談ください。
医療脱毛の効果を十分に感じられるように、脱毛前に自己処理が求められます。毛抜きで毛根から抜くとレーザーが反応せず脱毛が難しくなる可能性があるため、ヒゲ剃りで対応しましょう。医療脱毛は発毛組織へダメージを与えるため、将来再びヒゲを生やしたい方には不向きです。ヒゲの形はデザインできるため、後悔しないように医師と相談し決めます。
医療脱毛の値段
渋クリでは以下の値段でヒゲの医療脱毛を提案しています。
希望により首やうなじなど、ヒゲ以外の部位の医療脱毛も提案しているため、気になる方は無料カウンセリングでご相談ください。
ヒゲ全体 |
---|
回数/単位 | 【平日昼】料金 | 【夜休日】料金 |
1回(初回限定) | 9,800円 | 9,800円 |
3回 | 62,700円 | 66,000円 |
5回 | 71,060円 | 74,800円 |
8回 | 102,410円 | 107,800円 |
無制限 | 198,000円 | 198,000円 |
ヒゲ(鼻下~あご先) |
---|
回数/単位 | 【平日昼】料金 | 【夜休日】料金 |
3回 | 37,620円 | 39,600円 |
5回 | 50,160円 | 52,800円 |
10回 | 100,320円 | 105,600円 |
ヒゲ(頬~もみあげ) |
---|
回数/単位 | 【平日昼】料金 | 【夜休日】料金 |
3回 | 37,620円 | 39,600円 |
5回 | 50,160円 | 52,800円 |
10回 | 100,320円 | 105,600円 |
ヒゲ(あご裏) |
---|
回数/単位 | 【平日昼】料金 | 【夜休日】料金 |
3回 | 37,620円 | 39,600円 |
5回 | 50,160円 | 52,800円 |
10回 | 100,320円 | 105,600円 |
ヒゲを抜く方法に関するよくある質問
ここではヒゲを抜く方法に関するよくある質問に回答します。
- ヒゲを抜く癖は病気?
-
ヒゲを抜く癖は抜毛症の可能性があります。
抜毛症とは、ヒゲ、髪の毛、眉毛、手足の毛など、自分の体の毛を抜いてしまう疾患です。無意識に抜いてしまう方と、抜きたい欲求を抑えられずに抜いてしまう方がいます。年齢を重ねるごとに自然と治るケースがありますが、個人差があり数十年悩む方もいます。原因ははっきり分かっておらず、情緒不安定なときやストレス、不安から発症しやすいです。
ヒゲを抜く癖が止められない方は、心療内科などの医療機関の受診を検討してください。
- 埋没毛や青ヒゲを抜く方法は?
-
埋没毛も青ヒゲも自己処理ができる長さになるまで待ちましょう。
自身で無理に抜いてしまうと毛穴がダメージを受け、出血や炎症などの肌トラブルを起こすリスクがあります。埋没毛や青ヒゲができないように、日ごろから肌に負担の少ない正しいヒゲ剃りを行うことが大切です。
仕事やプライベートが忙しく、ヒゲの手入れが間に合わない方は、医療脱毛も検討しましょう。
ヒゲを抜くときは慎重に行いましょう
ヒゲを毛抜きで抜くと、毛穴にダメージを与える可能性が高いです。抜き方を誤ると炎症や色素沈着が起きたり、埋没毛になったりするリスクがあります。
毛根から抜くことで、ヒゲが薄くなる、生えてこないのではと考える方がいますが、そのような効果はありません。毛根から抜いても発毛組織は肌の下に残るため、時間の経過とともに生えてきます。ヒゲを抜くときにはリスクを理解したうえで、1本ずつ丁寧に処理するよう心がけてください。
ヒゲの処理にお悩みの方は、医療脱毛も検討しましょう。レーザーを照射し発毛組織へダメージを与えるため、永久脱毛が可能です。ツルツルに脱毛した後は生えないため、将来ヒゲを生やしたい方はデザイン脱毛があります。
渋クリではお客様の希望に耳を傾け、肌の状態を適切に判断し脱毛しています。医療脱毛に興味のある方は無料カウンセリングまでお越しください。
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