糸リフト(スレッドリフト) は何本なら効果がある?効果がない人はいる?
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糸リフト(スレッドリフト)とは、特殊な糸を挿入し、顔のたるみを改善するための施術です。
この記事では施術の仕組みや部位別の効果、本数ごとの違い、持続期間について詳しく解説します。初めて糸リフトを行う前に、効果についてよく理解しましょう。
糸リフト(スレッドリフト)の効果
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糸リフトはコグと呼ばれる棘がついた安全性の高い糸を肌の内部に挿入し、組織にひっかけることで、以下の効果を得るための施術です。
【糸リフト(スレッドリフト)の主な効果】
- たるみの解消
- たるみの予防
- 肌の弾力アップ
肌の内側の組織を強力に引き上げ、たるんだ脂肪を自然な位置まで持ち上げます。これにより気になる部分のたるみが改善されます。また、糸の挿入によって内部組織に炎症反応が生じ、傷の修復過程で肌が引き締まるため、長期的なたるみの予防効果も期待できるでしょう。さらに、糸のコグ(棘)が真皮層を刺激しコラーゲンの生成を促すため、肌のハリアップにもつながります。
糸リフト(スレッドリフト)の
部位別の効果
糸リフトは施術する部位によって効果の現れ方が異なります。代表的な部位ごとの効果について説明します。
ほうれい線への効果
ほうれい線は顔の印象に大きく影響するため、糸リフトでの改善を希望される方が多い部位です。片側3本、両側6本の糸を挿入すると、ほうれい線が目立ちにくくなるだけでなく、フェイスラインの引き締め効果も得やすくなります。
ただし、ほうれい線の状態によっては糸リフトが向かない場合もあります。たとえば、肌を内側から垂直に持ち上げなければ効果が得にくいと判断された場合は、目の下から糸を挿入する必要がありますが、実際には肌が薄いため挿入が困難であり、改善が難しいことがあります。このような場合は、ヒアルロン酸注入による改善が期待できるケースもあります。
糸リフト(スレッドリフト)の
本数ごとの効果
糸リフトの効果は使用する糸の本数によって異なります。適切な本数は個人の症状や目的によって変わるため、医師にご相談いただくことが重要です。
なお、一般的には片側3本ずつから施術が提供されることが多いです。
左右合計2本の効果
片側1本ずつ、計2本の糸リフトではリフトアップ効果はほぼ期待できません。
軽度のたるみ改善でも本数が少ないと、糸1本あたりの負担が大きく、うまく引き上げられない可能性があります。また、不自然な仕上がりになるリスクもあるため、医師とよく相談のうえ適切な本数を選びましょう。
左右合計4本の効果
片側2本ずつ計4本の糸リフトは、1年ごとなど定期的なメンテナンスを行っている方に効果が期待できます。
必要な本数は個人によって違いがあり、初めて行う方だけでなくメンテナンスの場合にも、左右合計4本では効果が得られないケースもあるでしょう。引き上げ力が十分でなく、たるみが早く戻ってしまう恐れがあります。
左右合計6本の効果
片側3本ずつ、計6本の糸リフトは、部分的なリフトアップを希望する方に効果を実感しやすい本数です。
糸リフトを周囲に気づかれたくない方や、自然な仕上がりを求める方の目安となります。
【左右合計6本の糸リフトが適している方】
- フェイスラインのわずかなたるみを改善したい
- ほうれい線が笑うと目立つのが気になる
- 日常生活に早く戻りたい
6本の糸リフトはフェイスラインや頬を引き締め、若々しい印象を与えやすいのが特徴です。また本数が多くないためダウンタイムも短く、早期に日常生活へ復帰したい方に適しています。
左右合計8本の効果
片側4本ずつ、合計8本なら、顔全体を総合的にリフトアップする効果が得やすいです。
片側4本ずつ、計8本の糸リフトは顔全体をバランス良く引き上げたい方に向いています。
【左右合計8本の糸リフトが向く方】
- フェイスラインを全体的に整えたい
- 頬全体のもたつきの改善
- マリオネットラインやほうれい線を狙って薄くしたい
たるみが強い方や、しっかりとした変化を実感したい方は、さらに糸の本数を増やす選択肢もあります。
糸リフト(スレッドリフト)の
効果期間
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使用する糸が溶けるタイプか、そうでないかにより効果の持続期間に違いがあります。
- 溶ける糸…6カ月~1年、長くて2~3年
- 溶けない糸…3~5年
溶ける糸は体内に吸収されるとリフトアップ効果は弱まりますが、その過程でコラーゲンが生成されるため肌のハリが生まれます。そのため定期的な施術で効果を維持しやすいでしょう。
溶けない糸は長期間リフトアップ効果が続きますが、加齢や接触などにより糸のコグ(棘)が外れてしまうと効果が得にくくなることがあります。効果が薄れた際は抜糸や再施術を検討してください。
糸リフト(スレッドリフト)に関する
よくある質問
ここでは糸リフト(スレッドリフト)に関するよくある質問に回答します。
- 糸リフトの種類により効果に違いはある?
-
糸リフトは、たるみを解消しリフトアップをする効果が期待できますが、使用される糸によっても特徴が異なります。
スクロールできます種類 特徴 ショッピングリフト 外科手術に使用される糸、ポリジオキサンを採用
糸は8カ月ほどの時間をかけて溶けてなくなるコグリフト 360度、らせん状にコグ(棘)がついた糸を採用
溶ける糸
ダウンタイムがほぼないどの糸が適しているのかは、リフトアップによりどのような悩みを解消したいのか、皮下脂肪の量などにより、医師が判断して提案することもあります。
- 糸リフト(スレッドリフト)の効果がない人はいる?
-
なかには効果を感じにくい方もいます。
主な原因は以下の通りです。
- 糸の本数が足りない
- 皮下脂肪が少ない、または多い
- 医師の技術力が足りない
糸リフトは肌の内部組織を持ち上げる施術のため、糸本数が少ないと十分な引き上げができず効果が薄れます。また、皮下脂肪が少ない方の場合、糸により肌を持ち上げる力が弱くなったり、糸のコグが外れたりするリスクがあります。反対に、皮下脂肪が多く、糸が持ち上げられる皮下脂肪の量を超えていると、リフトアップ効果が得にくくなるでしょう。
このように、糸リフトは適切な本数を挿入し、皮下脂肪の量を見極めた施術が求められます。症状によっては切開リフトが有効なときがあり、医師の見極めが重要です。無料カウンセリングなどを活用し、小さな悩みや疑問を話せる、信頼できる医師を選びましょう。
- 糸リフトにはフェイスバンドと同じ効果がある?
-
糸リフトとフェイスバンドは目的が異なります。
フェイスバンドは脂肪吸引後に患部を圧迫し、皮膚と筋膜の癒着を促すために使います。また腫れやむくみ、血種による感染予防の役割もあります。一方で糸リフトは皮膚を引き上げる施術であり、患部を圧迫する効果はありません。同じ効果はありませんのでご注意ください。
糸リフト(スレッドリフト)には
フェイスラインを引き上げる効果が
あります
糸リフト(スレッドリフト)は顔のたるみを効果的に改善し、自然なリフトアップを実現する施術です。コグ付きの糸を挿入し、肌内部の組織を引き上げることでフェイスラインやほうれい線の改善が期待できます。
使用する糸の種類や本数、施術部位によって効果や持続期間が異なるため、専門医による丁寧なカウンセリングが重要です。
渋クリでは、患者様の悩みに応じた最適な施術を提案し、安全かつ自然な仕上がりを追求します。まずは無料カウンセリングへお越しください。
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