糸リフト(スレッドリフト) のやり方を解説!どこから入れる?痛い?
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糸リフト(スレッドリフト)は、たるみ改善や輪郭の補整を目的に行われる施術です。
この記事では糸リフトの基本的なやり方のほか、部位別の特徴を紹介します。糸リフトが気になるけれどやり方がわからなくて不安、という方の役に立つ内容です。
糸リフト(スレッドリフト)とは
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糸リフトは、糸を肌の内側に入れて下がった肌や脂肪を引き上げる施術です。
年齢とともに気になりやすいたるみを支え、見た目の改善が期待できます。糸には時間がたつと溶けるものと、残るタイプがあり、目的に合わせて選ばれています。
【糸リフトにより期待できる効果】
- フェイスライン、ほうれい線などの気になる部位のたるみを改善
- 肌のハリがアップ
- 将来的なたるみの予防
渋クリで扱う糸は、体の組織に近い性質を持つ複合インプラントを材料にしたものです。
糸には四方向に細かい突起が並び、肌を内側から支える構造になっているのが特徴です。糸は伸びやすさと弾力を備えているため、表情が不自然になりにくく、施術後のつっぱり感も少ない傾向があります。クリニックによって使用している糸は異なるため、施術前に確認しましょう。
糸リフト(スレッドリフト)のやり方
糸リフトの基本的なやり方は以下の通りです。
- 糸リフトを挿入する位置を決定する
- 局所麻酔を行う
- 糸を挿入し、引き上げ固定する
- 余った糸をカットする
1.糸リフトを挿入する位置を決定する
施術は、医師が糸を入れる位置を見極めるところから始まります。
骨格の形、脂肪のつき方、肌の厚さやたるみの方向などを細かく確認し、どの方向へ糸を通せば自然に引き上がるかを判断します。この工程が仕上がりに直結するため、丁寧な診察が欠かせません。
2.局所麻酔を行う
糸を入れる部分に麻酔を行います。
施術中の痛みを抑える目的で使うため、刺激が心配な方でも落ち着いて受けやすい環境になります。麻酔がしっかり効いたことを確認してから次の工程に進みます。
3.糸を挿入し、引き上げ固定する
麻酔後、医師が決めた位置に沿って糸を通します。
糸に備わった突起が肌の内側を支える働きを持ち、下がった部分を持ち上げる力になります。必要な方向へ優しく引き上げ、最適な位置で固定します。
4.余った糸をカットする
固定したあとに肌の外へ出ている糸の先を切ります。切除後は糸が中で支える形になり、外からは見えません。
【部位別】
糸リフト(スレッドリフト)の施術方法
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糸リフトのやり方は部位によって若干異なる場合があります。
ここでは、糸リフトの施術方法を部位別に紹介します。なお、肌の状態や骨格には個人差があるため、最終的な方法は医師の診察で決まります。
顔への施術方法
顔全体を引き上げたいときにも、まず医師が診察を行います。
左右のバランスが崩れないように、仕上がりをイメージしたうえでマーキングをします。糸を通す方向や深さを決めたあと、施術範囲に合わせて局所麻酔を行います。糸の挿入はマーキングに沿って行い、引き上げて固定。余った糸は切り、傷が小さくなるようにガーゼやテープで保護します。
鼻への施術方法
鼻は骨がカーブしているうえに、肌が薄いため顔への糸リフトとは異なる技術力が求められる部位です。
まず診察で糸の通り道を決め、鼻先と鼻筋に麻酔を行います。糸は鼻の形に沿うように通し、自然な高さとラインを作ります。
【鼻への麻酔方法】
| 部位 | 特徴 |
|---|---|
| 鼻先 | ・肌の表面へ麻酔をする ・先の尖った細い針を使う |
| 鼻筋 | ・マイクロカニューレを使う傾向がある ・鼻の血管を傷つけないよう、針先が丸いものが選択肢に入る |
顔への糸リフトとは異なり、鼻専用のプランを用意するクリニックもあります。たとえば渋クリではクレオパトラノーズというプランを提供しています。
ほうれい線への施術方法
ほうれい線の深さや位置によって適した方向が変わるため、事前の診察が重要です。
糸の挿入は顔全体のリフトアップと似ていますが、入れる方向が異なります。顔全体の引き上げではフェイスラインを整える目的があるため、糸は顎に向けて入れるのが特徴です。一方で、ほうれい線の改善を目的とするときは、頬に向かって糸を通す方法が選ばれます。
なお、状態によっては、糸リフトよりもヒアルロン酸の方が向いているケースもあります。組み合わせで自然な変化を目指す方法もあるため、医師と相談して決めましょう。
糸リフト(スレッドリフト)の
ダウンタイムと経過
糸リフトのダウンタイムは、軽い症状で済む方もいれば、症状が強く出る方もいます。挿入する部位や糸の本数によって状況が変わるため、必ずしも同じ経過になるとは限りません。
代表的な症状としては以下が挙げられます。
【糸リフトのダウンタイムの症状】
- むくみや腫れ
- 糸のつっぱる感覚
- 内出血
など
症状が出やすいのは施術後2〜3日のタイミングです。その後、むくみや腫れは1週間ほどで落ち着き、内出血は2〜3週間で目立ちにくくなります。
挿入部の赤みが気になる場合もありますが、多くは1週間程度で薄くなる傾向です。長くても1カ月ほどで全体の症状が落ち着く傾向がありますので、焦らず様子を見てください。
ただ、症状が長引くときや痛みが強いときは、早めにクリニックへ相談しましょう。
糸リフトのダウンタイムの経過は以下の通りです。
| 日数 | 経過 |
|---|---|
| 施術直後 | ・糸を挿入した部分に内出血が生じる ・糸を挿入した部分に沿った腫れが出る ・むくみや腫れにより会話がしにくい |
| 施術後2~3日 | ・むくみや腫れのピーク ・顔が一回り大きく見える ・糸がつっぱる感覚がある |
| 施術後1~2週間 | ・むくみや腫れが落ち着く ・内出血が目立ちにくくなる ・リフトアップの効果を実感しやすくなる |
| 施術後1カ月 | ・むくみや腫れ、糸がひきつる違和感がなくなる ・糸が肌になじむ・肌のハリがアップ |
糸リフトに関するよくある質問
ここでは、糸リフトに関するよくある質問に回答します。
- 糸リフト(スレッドリフト)は痛い?
-
糸リフトの痛みは人によって違います。施術の工程や体質によって感じ方が変わるため、痛みが強いと感じる方もいれば、ほとんど気にならない方もいます。
糸リフトが痛いと感じるときは、麻酔が切れた直後や糸がまだ肌になじんでいない時期に起こりやすいです。施術中は局所麻酔を使うため、強い痛みを感じるケースは多くありません。施術後はリフトアップの刺激で圧迫感やズキズキした痛みが出ることがあります。糸がなじむにつれて痛みは落ち着きますので、まずは様子を見てください。痛みが長く続くときや強く不安に感じるときは、早めに施術を受けたクリニックへ相談しましょう。
- 糸リフト(スレッドリフト)が失敗したらどうなる?
-
糸リフトが失敗すると、以下のような違和感が生じる恐れがあります。
- 肌に凹凸が出る
- 肌の表面から糸が見える
- 表情が作りにくくなる
- 顔全体のバランスが崩れる
- 糸リフトの効果が実感できない
など
挿入した糸の深さが合わないと、肌に凹凸が出たり、表面から糸が透けて見えたりすることがあります。表情を動かしにくくなる場合もあり、顔全体のバランスが不自然に感じられることも。
こうした失敗を防ぐには、自分に合うクリニックを選ぶことが欠かせません。施術の経験やデザイン力を確認し、納得できる説明をしてくれる医師を選んでください。いきなり契約せず、まずは無料カウンセリングで相談しましょう。
- 糸リフト(スレッドリフト)をするクリニックの選び方は?
-
糸リフトを受けるときは、自分に合うクリニックを選ぶと後悔しにくいです。自然な仕上がりを意識するカウンセリングや、メリットだけでなくデメリットも説明してくれる姿勢があると安心でしょう。
糸リフト以外の施術を提案してくれるクリニックも選択肢になります。美容医療に詳しい医師やスタッフがいるかどうかも大切です。無料カウンセリングを活用して、雰囲気や人柄との相性を判断してください。
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