糸リフト(スレッドリフト)のダウンタイムはつらい?腫れや痛みを和らげる工夫

糸リフト(スレッドリフト)は顔の内部に糸を入れる施術のため、ダウンタイムが生じる可能性が高いです。この記事では、ダウンタイム症状や経過、過ごし方、注意点を詳しく解説します。腫れや痛み、内出血、左右差や肌のボコボコなどの原因など、施術前後の不安解消に役立つ内容です。

監修者
新宿院 院長
野口 なつ美
目次

糸リフト(スレッドリフト)の
ダウンタイムの症状

糸リフトのダウンタイムは、施術内容や体質によって症状の出方が異なります。

ここでは、多くの方に見られる代表的な症状について解説します。

腫れ

糸リフトを受けた後は、患部の腫れが起こることがあります。

腫れのピークは施術後2~3日目で、1週間ほど経つと目立たなくなる方が多いです。症状の程度は個人差があり、ほとんど腫れない方もいれば、やや目立つ方もいます。

【腫れやすい傾向のある方】

  • 肌が薄い
  • むくみやすい体質
  • アレルギー体質
  • 強いストレスを受けている
  • 寝不足の方
    など

腫れが気になる方は、施術前に生活習慣を見直して体調を整えることが大切です。肌が弱いなど不安がある場合は、事前に医師へ相談しておきましょう。

痛み

麻酔が切れた後、施術部位に痛みを感じることがあります。多

くの場合、術後2~3時間後から痛みが出始め、3日~1週間ほどで落ち着きます。ちくちくした痛みや引きつったような感覚、内部組織が引き上げられることによるつっぱり感が出る方もいます。

笑顔を作る、食事をするなど、患部を動かす際に痛みが強まることがあります。糸を入れたことによる違和感は1カ月程度で気にならなくなりますが、1カ月以上痛みが続く場合は、施術を受けたクリニックへ相談してください。

内出血

内出血は、糸の挿入時に毛細血管や組織内の血管が刺激されることで起こります。

目元やこめかみ、エラ、口元などに出やすく、1~2週間ほどで改善するケースが多いです。色は時間の経過とともに赤や青から緑、黄色へと変化し、次第に目立たなくなります。

押すと痛みが出たり、糸の通る部位で引っ張られるような痛みを感じたりすることもあります。痛みが強い場合は医師に相談し、鎮痛剤の使用を検討しましょう。多くは1~2週間で軽快しますが、症状が長引くときはクリニックを受診してください。

糸リフト(スレッドリフト)の
ダウンタイムの経過

糸リフトのダウンタイムは多くの場合、以下のような経過をたどります。

【糸リフトのダウンタイムの経過】

期間ダウンタイムの症状
施術直後赤み
糸を挿入した部分の腫れ
青紫色のあざ
糸の挿入個所に内出血
など
施術後1日~3日目肌のつっぱり感
顔の腫れ
痛み
青あざ
など
1週間後赤み、腫れがひいてくる
肌のつっぱり感が残る方がいる
口を開けにくい
内出血の色が黄色になり始める
傷口にかさぶたができる
2週間後違和感、腫れがほぼなくなる
内出血の症状が軽快する
口を動かしやすくなる
フェイスラインが引き締まる効果を実感しやすくなる

腫れや内出血は施術後2~3日目にピークを迎える傾向があります。糸を入れた部位の違和感や硬さが残る場合もありますが、時間とともになじみます。3週間ほど経過すると、リフトアップ効果や肌のハリを実感する方が増えます。

糸リフト(スレッドリフト)の
ダウンタイムの過ごし方

糸リフト後は、症状を悪化させないように生活を工夫することが大切です。ここではダウンタイムを快適に過ごすためのポイントを紹介します。

冷やす

患部を冷やすことで血管が収縮し、腫れやむくみを抑えられる可能性があります。内出血の予防や痛みの緩和にもつながります。

氷嚢や保冷剤をタオルで包み、1回10~15分、1時間おきに冷やすのが目安です。冷却時は患部を圧迫しないよう注意しましょう。冷えピタの使用も有効ですが、傷口へ直接貼らないようにします。冷やしすぎは肌へのダメージにつながるため避けてください。

顔に優しい食事を摂る

糸が定着するまで傷口への刺激を避けるため、硬い食べ物や大きく口を開ける必要がある食事は控えましょう。

豆腐やゼリー、刻んだ野菜入りのスープ、うどんやパスタなど柔らかい食事がおすすめです。アルコールは血流を促進して腫れや内出血を長引かせる恐れがあるため控えてください。

【ダインタイム中の食事の例】

  • 豆腐やゼリーなど柔らかいもの
  • 食材を細かく刻んだスープ
  • うどんやパスタ
    など

安静にする

施術後は体を激しく動かすと血流が良くなり、腫れやむくみ、内出血が長引く可能性があります。

お喋りで口をよく動かしたり運動したりはせず、体に負担の少ない過ごし方を心がけましょう。

【ダウンタイム中の過ごし方の例】

  • アロマでリラックス
  • 室内でのんびり読書
  • 映画鑑賞
    など

糸リフト(スレッドリフト)の
ダウンタイムのNG行動

ダウンタイム中には避けたほうがよい行動もあります。

ダウンタイム中に避けたい行動を知っておくことで、症状の悪化や回復の遅れを防げるでしょう。

刺激を与える

肌への刺激は、挿入した糸がずれてしまったり、痛みが生じたりする原因になります。できるだけ顔を触ったりなにか当てたりしないように心がけましょう。

【肌に刺激を与えるNG行動】

  • 顔のマッサージ
  • うつ伏せで寝る
  • 頻繁に顔を触るクセ
  • 顔をごしごし擦る
    など

血流の促進

全身の血行が良くなると患部に対しても血流が良くなり、内出血や腫れを悪化させるリスクがあります。激しい運動は施術後1~2週間は控えましょう。

特に飲酒は医師の許可を得てから行なってください。

【血流を促進するNG行動】

  • 飲酒
  • サウナ
  • 長時間の入浴
  • 激しい運動
  • エステ
    など

口を大きく開ける

口を大きく開けると、糸が緩みずれてしまったり、痛みが生じたりする可能性があります。糸が定着するまでは口を大きく開く行為は控えてください。

【口を大きく開くNG行動】

  • 大笑いをする
  • 歯医者で治療を受ける
  • 大きなあくびをする
    など

糸リフト(スレッドリフト)に関する
よくある質問

ここでは糸リフト(スレッドリフト)に関するよくある質問に回答します。

ダウンタイムを短くして早く治すには?

糸リフトのダウンタイムを短くして早く治すためには、以下の点に気をつけてください。

【ダウンタイムを短くするコツ】

  • 口を大きく開けない
  • 血流を促進する行動は控える
  • 顔への刺激を避ける
  • 患部を冷やす
ダウンタイムに左右差があるのはなぜ?

糸リフト後は、施術で使用した麻酔や腫れの影響で、左右差が気になることがあります。麻酔の影響は時間とともになくなり、またダウンタイムの症状も落ち着くにつれて腫れが引き、多くの場合は解消するでしょう。もしダウンタイムが終了しても左右差が残る場合は、糸の引き上げる強さや挿入位置が適していなかった可能性があります。

このようなトラブルが起きたときのために、施術前には無料カウンセリングを受けて不安を気軽に相談できる医師やスタッフがいるか、自分に合ったクリニックかを確認することが大切です。アフターサービスがあるクリニックであれば、施術後も状態を見てもらいやすいでしょう。

ダウンタイム中に肌がボコボコになるのはなぜ?

施術部位や糸の入り方によっては、一時的に肌がボコボコすることがあります。多くの場合、時間の経過とともに肌になじみ、早い方では2週間ほど、長くても2〜3カ月で目立たなくなる傾向があります。

ボコボコがあるとつい気になりますが、施術直後は経過を見守ることが大切です。頻繁に肌を触ったり圧迫したりすると、糸のコグ(突起)が外れてずれや痛みの原因になる恐れがあります。ダウンタイム中は安静に過ごし、期間を過ぎても改善しない場合は施術を受けたクリニックへ相談しましょう。

糸リフト(スレッドリフト)の
ダウンタイムは安静に過ごしましょう

糸リフト(スレッドリフト)のダウンタイムは、腫れや痛み、内出血が主な症状ですが、多くの場合は2週間ほどで落ち着きます

期間中は患部を冷やし、顔への刺激や血流を促す行動を避けることが大切です。左右差や肌のボコボコなどが一時的に現れる場合もありますが、多くは時間とともに改善します。

症状が長引くときや不安がある場合は、施術を受けたクリニックに相談しましょう。

渋クリでは、カウンセリングからアフターケアまで丁寧に対応し、安心して施術を受けられる環境を整えています。糸リフトを検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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