ポテンツァとダーマペンの違いは？治療方法・効果・費用を比較

ポテンツァとダーマペンの違いが分かれば、肌の状態に合わせて適切な治療ができます。

この記事ではポテンツァとダーマペンの違いを紹介します。治療方法、効果、ダウンタイム、費用を比較しました。ポテンツァとダーマペンのどちらを選ぶか悩んでいる方は、ぜひ最後までご覧ください。

ポテンツァとは

ポテンツァとは、マイクロニードルに高周波を組み合わせた、美肌のための治療です。

美容機器の先端にチップがついており、使い分けることでさまざまな肌トラブルに対応できます。ポテンツァでは非常に細い針を使い、肌に穴を開けます。高周波エネルギーを肌の奥へ送り込み、肌の治癒回復能力を高めるのです。肌にハリと弾力をもたらすエラスチンとコラーゲンの生成を促し、滑らかで美しい肌を取り戻す効果が期待できます。

ダーマペンとは

ダーマペンとは、肌の表面に非常に小さな穴を開け、肌が持つ自己修復力を高める治療方法です。

肌の傷を治す過程でエラスチンやコラーゲンが生成されるため、肌にハリと弾力が生まれるのです。なお、肌の状態に合わせてスキンケアのための薬剤が併用される場合があります。30分から1時間ほどで治療ができ、美容医療の中でも比較的手ごろな料金で提供されている場合が多いです。気軽に行える美容医療として選択される傾向があります。

ポテンツァとダーマペンの違い
①治療方法

ポテンツァとダーマペンは、どちらも非常に細い針を肌に刺す治療方法です。しかし、施術方法の細部には違いがあります。

	ポテンツァ	ダーマペン
針の使用	あり （ダイヤモンドチップの場合はなし）	あり
高周波の使用	あり	なし
薬剤の導入方法	空気圧で注入	手動で塗布

ポテンツァは複数の非常に細かい針で肌に小さな穴を開け、高周波のエネルギーを照射することで、肌の回復能力を高めます。一方、ダーマペンは肌に非常に小さな穴を開けて肌の再生能力を高めますが、高周波を使いません。どちらも美容効果を高める薬剤が併用できますが、

ダーマペンは針で穴を開けた肌に薬剤を塗ります。ポテンツァは針を抜くときに空気圧で薬剤を流し込むことができ、薬剤を肌の奥に均一に浸透させることが可能です。

ポテンツァとダーマペンの違い
②治療の効果

ポテンツァとダーマペンはさまざまな肌トラブルに対応ができます。

治療の効果はそれぞれ異なるため、肌の状態に見合う施術方法を選ぶのがおすすめです。

ポテンツァ	ダーマペン
毛穴 ニキビ跡 肝斑 赤ら顔 たるみ クレーター ニキビ くすみ シワ	毛穴 ニキビ跡 クレーター ニキビ くすみ シワ 毛孔性苔癬 （もうこうせいたいせん）

ポテンツァはマイクロニードルと高周波を組み合わせることで、肌の奥に働きかけることができます。肌が持つ再生能力を促し真皮層に働きかけるため、クレーターなどの深い傷の改善が見込めます。また、ダイヤモンドチップを使えばたるみの改善も可能です。

一方、ダーマペンは肌に非常に細い針を刺し、肌の再生能力を引き出す治療方法です。肌の奥を刺激し、ヒアルロン酸やコラーゲンを作り出すもとになる成長因子の促進や、線維芽細胞の増殖を行います。肌にハリとツヤをもたらし、ニキビ跡などの傷の治療に優れる特徴があります。肌の状態に合わせて適切な治療を選びましょう。

ポテンツァとダーマペンの違い
③ダウンタイム

ポテンツァとダーマペンでは、ダウンタイムに違いがあります。

	ポテンツァ	ダーマペン
日数	数日	約1週間
症状	肌の腫れ 赤み 内出血 乾燥 など	肌の腫れ 赤み 内出血 乾燥 など

ポテンツァとダーマペンの、ダウンタイムに出る症状はどちらも似ています。ポテンツァの高周波には止血作用があるため、ダウンタイムは短めです。痛みは個人差がありますが、強い痛みを感じない場合が多いでしょう。内出血が気になる方は施術翌日からメイクでカバーが可能です。

一方、ダーマペンはポテンツァのような止血作用はありません。そのためダウンタイムは短くて1日～3日、長くて1週間ほどかかります。ダーマペンは治療目的により針を刺す深さが変わります。深く刺すほどダウンタイムは長くなる傾向です。

ポテンツァとダーマペンの違い
④費用

ポテンツァとダーマペンは費用も異なり、1回当たりの費用はポテンツァのほうが高い傾向です。

渋クリのポテンツァの費用は以下の通りです。

毛穴・紅潮・肝斑	27,500円
ニキビ・シワ	43,000円
ドラッグデリバリー マック―ム	66,000円
ドラッグデリバリー リジュラン	66,000円
ドラッグデリバリー 幹細胞培養上清液	66,000円
ダイヤモンドチップ /400shot	55,000円

ポテンツァは薬剤の使用の有無や治療方法によって値段が異なります。ポテンツァはダーマペンとは異なり、1回の施術で肌の変化を実感できる方が多いです。ただし、十分な治療効果を得るには複数回の施術が必要です。

次に、渋クリのダーマペンの費用を紹介します。

全顔/初回限定	19,800円
全顔/1回	33,000円
頬/所与回限定	9,800円
頬/3回	29,800円
頬/通い放題	98,000円

ダーマペンは施術範囲や回数によって値段が異なります。ダーマペンの効果を実感するためには5回以上の施術が必要です。3～4週間に1度のペースで治療を受けると良いでしょう。ダーマペンはポテンツァと比べて安く、コスパの良い施術方法です。ただし、ダーマペンはダウンタイムが長く、肌トラブルによっては治療が難しい可能性があります。

ポテンツァとダーマペンの良さを理解し、どちらを選ぶか決めると良いでしょう。

ポテンツァとダーマペンの施術で迷ったら

ポテンツァとダーマペン、どちらの施術が良いのでしょうか。

ここではポテンツァとダーマペンの良さをそれぞれ紹介します。

ポテンツァがおすすめの人

• 少ない施術回数で効果を実感したい
• ダウンタイムの負担を軽くしたい
• さまざまな肌トラブルにお悩みの方

ポテンツァは高周波を照射する治療のため、内出血を止める作用があり、ダウンタイムが短いです。プライベートや仕事が忙しく、肌をゆっくり休める時間が取れない方は、ポテンツァを選ぶと良いでしょう。

また、ダーマペンで治療できない肝斑や赤ら顔を治したい人や、広範囲のニキビ跡、肌のたるみ、毛穴の開きを治療したい方にも向いています。

ダーマペンがおすすめの人

• 細かい部位の治療を受けたい
• 費用をできるだけ抑えたい
• 安静にする時間が取れる

ダーマペンは細かい部位の治療を受けたい方におすすめです。

毛穴の黒ずみや目の周りの小ジワの治療など、気になるパーツの肌トラブルの改善に効果的です。ポテンツァと比較するとコスパが良いため、金銭的な負担を抑えたい方は選択肢に入るでしょう。ダーマペンはポテンツァとは違い、内出血を止める効果はありません。ダウンタイムは長めなので、安静に過ごす時間が必要です。

ポテンツァとダーマペンの違いに関する
よくある質問

ここではポテンツァとダーマペンの違いに関するよくある質問に回答します。

ポテンツァとダーマペンどちらの治療が痛い？

ポテンツァとダーマペンなら、ダーマペンの方が痛みを感じやすいです。ポテンツァは針を刺すときに吸引を行い、痛みを抑える機能があります。高周波による止血が可能なため、内出血の症状も治りやすいです。

一方、ダーマペンは引っ掻かれているような痛みがあり、ポテンツァのように、痛みを抑えたり止血をしたりする機能はありません。針を刺す深さによっては痛みを強く感じる場合もあるでしょう。ただし、クリニックによっては麻酔が使用できるため、痛みの緩和が可能です。

渋クリではダーマペンの施術で麻酔を使用できます。痛みが心配な方は気軽にご相談ください。

ダイヤモンドチップが使えるのはポテンツァとダーマペンのどちら？

ダイヤモンドチップに対応しているのはポテンツァです。

ダイヤモンドチップは針がなく、痛みがほぼありません。よって肌への負担が少ない治療方法だと言えます。肌の引き締め、リフトアップ効果が期待できるため、若々しい肌を取り戻せます。

ポテンツァとダーマペンの違いを理解して
治療を受けましょう

ポテンツァとダーマペンは、どちらも肌の治癒能力を高める効果がありますが、さまざまな違いがあります。

ポテンツァはマイクロニードルを肌に刺し、高周波を照射します。針を抜くときの空気圧を利用し、真皮層へ薬剤を浸透させることができるため、さまざまな肌トラブルに対応可能です。高周波による止血ができるためダウンタイムは短いです。肌を休める時間が取れない方や、少ない施術回数で効果を得たい方におすすめだと言えます。

一方、ダーマペンは非常に細い針を肌に刺し自然治癒力の促すことで肌トラブルを改善する治療方法です。目の下や小じわなど、細部への施術に優れます。ダウンタイムは長めですが、ポテンツァと比べて費用は安いです。ダウンタイム中に安静に過ごせる方、治療したい部分が決まっている方はダーマペンがおすすめだと言えます。

ポテンツァとダーマペン、どちらを受けるか迷うときは渋クリの無料カウンセリングへ相談ください。肌の状態に合わせた治療方法を提案しています。