角栓とは?ケアする際の注意点や美容皮膚科おすすめの除去方法を紹介! 
角栓とは毛穴の蓋のことで、角質と皮脂からできています。角栓ができると毛穴が悪目立ちするため、早めにケアをすることが必要です。
角栓ケアの方法や注意点、美容外科クリニックで受けられる角栓ケアについてまとめました。角栓を予防する方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
野口 なつ美
角栓とは?
角栓とは、毛穴にできる蓋状のもののことです。
主に角質と皮脂からできており、毛穴を悪目立ちさせる原因となります。また、皮脂は酸化すると黒ずみ、角栓全体も黒くなることがあります。
早めに角栓を除去し、クリアな皮膚を維持するようにしましょう。
角栓ができる原因
皮膚が乾燥すると、皮脂が過剰に分泌され、角栓ができやすくなります。また、メイクや汚れの落とし残しも、角栓の原因となります。
皮膚に刺激を与えることも角栓の原因となるため、避けるようにしてください。たとえば皮膚を強くこすることや、ファンデーションを厚塗りすることなどでも、角栓ができやすくなることがあります。
やってはいけない角栓除去方法
角栓を放置すると巨大化したり黒ずんだりすることがあるため、早めの除去が必要です。
しかし、誤った方法で角栓を除去すると、さらに角栓ができやすくなったり、黒ずんだりすることがあります。
特に避けたい方法を5つ紹介します。
ピンセットや指で押し出す
ピンセットや指で角栓を押し出すと、皮膚に強い負担がかかってしまいます。
毛穴が広がり、皮脂や角質が詰まりやすくなることもあるため、注意が必要です。
また、肌へのダメージが大きいときは、炎症やニキビの原因になることもあります。角栓用のピンセットなどが販売されていることもありますが、おすすめはできません。
⽑⽳パックで無理やり剥がす
毛穴パックで無理やり角栓を剥がすことも、おすすめできないケア方法です。
強い力で剥がすと皮膚に負担がかかり、毛穴が広がって皮脂や角質が詰まりやすくなってしまいます。毛穴パックを使用するときは、丁寧に剥がして皮膚に負担をかけないようにしましょう。
また、パックの説明書をしっかりと読み、使用頻度を守ることも大切です。
洗顔や保湿を十分にしない
皮膚に付着した汚れやメイクが毛穴に溜まると、角栓の原因になることがあります。
朝晩2回、丁寧にクレンジングや洗顔をおこない、汚れやメイクを放置しないようにしましょう。
また、洗顔後に保湿をしないと、皮膚が乾燥した状態になります。皮脂の過剰分泌を促し、角栓ができやすくなるため、洗顔後は十分に保湿をしてください。
オイルをつけた綿棒でこする
オイルをつけた綿棒で皮膚をこすると、角栓が簡単に落ちます。
手軽な角栓ケアとして、取り上げられることもある方法です。しかし、何度もこすることで、皮膚に負担がかかる点に注意が必要です。
また、必要な皮脂まで取ってしまうこともあり、乾燥を招き、角栓が生じやすくなることもあります。
医薬品軟膏でパックする
医療用軟膏を角栓が気になる部分に塗布し、パック代わりに使う方もいます。
しかし、医療用軟膏は洗浄効果が高く、皮膚に強い刺激を与えることもあるため、かえって角栓ができやすくなることもあります。
また、乾燥肌の方は、医療用軟膏でかぶれることもあります。医療用軟膏は本来の目的でのみ使用し、角栓除去には用いないようにしましょう。
肌を傷つけずに角栓を除去する方法
角栓を除去するときは、肌に刺激を与えない方法を選びましょう。
おすすめの方法を紹介します。
オイルタイプのメイク落としを使う
オイルタイプのメイク落としで肌をマッサージすると、皮膚に負担をかけずに角栓を除去しやすくなります。
汚れやメイクをオイルとなじませるように、丁寧にマッサージをしてください。オイルに汚れがなじんだら、しっかりと水で洗い流すことが大切です。皮膚にメイク落としの成分を残さないように、丁寧に洗い流してください。
洗顔前にホットタオルをする
洗顔前にホットタオルで顔をしっかりと温めましょう。毛穴が開き、角栓が落ちやすい状態になります。
ホットタオルは耳から鼻周りを包むように顔に当ててください。クレンジングの前にホットタオルで顔を温めると、汚れや角栓が落ちやすくなります。
洗浄顆粒入りタイプの洗顔剤を使う
洗浄顆粒入りの洗顔剤を使うと、毛穴の奥にある汚れも落としやすくなります。
ただし、こすってしまうと肌にダメージを与えるため、しっかりと泡立てて、皮膚をこすらないように注意をしてください。また、洗浄力が強い洗顔剤は、皮膚に強い刺激を与えることがあります。使用説明書をよく読み、適度な頻度を守るようにしましょう。
化粧水で丁寧に保湿する
クレンジングや洗顔をした後は、化粧水で丁寧に保湿をしましょう。
洗顔により、必要な皮脂まで除去していることがあります。そのままの状態で放置すると皮膚が乾燥し、皮脂の過剰分泌を誘発することもあるため注意が必要です。時間を置かず、洗顔後すぐに化粧水をしてください。
角栓を予防する方法
角栓を除去することも大切ですが、予防も大切です。
角栓予防に効果を期待できるおすすめの方法を紹介します。
予防的スキンケアをする
丁寧にクレンジングと洗顔をおこない、化粧水で保湿をすることで、角栓ができにくい皮膚になります。
また、時折はオイルタイプのメイク落としや、洗浄顆粒入りの洗顔剤を使うことでも、角栓予防効果を高められることがあります。
丁寧に洗顔をしているつもりでも、汚れやメイクが残っているかもしれません。時間があるときはホットタオルで顔を温め、毛穴を開いてからクレンジングや洗顔をするのもおすすめです。
生活習慣を改善する
炭水化物や動物性脂肪の多い食事が続くと、皮脂が過剰に分泌され、角栓ができやすくなってしまいます。
たんぱく質やビタミン、ミネラルをバランスよく含む食事を心がけましょう。
また、しっかりと睡眠時間を確保することや、適度に運動をすることでも、皮膚の状態を良好に保ちやすくなります。角栓や肌荒れが気になるときは、生活習慣を見直してみてください。
美容外科クリニックのおすすめ角栓除去
角栓は、普段のケアでも除去できることがあります。
しかし、どうしても除去できない場合や、さらに美肌を目指したい場合は美容外科クリニックでのケアも取り入れるとよいでしょう。
角栓の除去ができる美容施術の一つに、ケミカルピーリングが挙げられます。ケミカルピーリングは、皮膚の表面に安全性の高い化学薬品を塗って、古い角質や毛穴の汚れを溶かす治療法です。古い角質がなくなり、肌のターンオーバーを正常に戻すことで、保湿成分が肌の奥まで行き届くようになり、より引き締まった肌になります。
さらに、コラーゲンやヒアルロン酸の生成が促進されてお肌にハリが生まれるため、開いた毛穴が目立ちにくくなります。そのため、角栓の除去にもつながるでしょう。
渋クリでは、ケミカルピーリングを下記の料金プランで対応させていただきます。
ケミカルピーリング |
---|
回数/単位 | 料金 |
---|---|
初回限定 | 5,500 |
1回 | 12,650 |
よくある質問
- 角栓はどうやったら取れますか?
-
丁寧にクレンジングと洗顔をおこない、化粧水で保湿をすることでも角栓を除去することは可能です。
クレンジング前にホットタオルで顔を温めておくと、毛穴が開き、さらに角栓が取れやすい状態になります。また、肌の状態によっては、オイルタイプのメイク落としや、洗浄顆粒入りの洗顔剤なども使ってみてください。
- 角栓を取らないとどうなりますか?
-
角栓を構成する皮脂が酸化し、黒ずむことがあります。
また、角栓が広がって、より毛穴の開きが目立つこともあるため、放置しないようにしてください。ただし、肌を刺激する方法で角栓を除去すると、状態が悪化することもあります。ピンセットで角栓を抜く、医療用軟膏でパックをするなどの刺激の強い方法は使用しないでください。
負担をかけないケアで角栓のないクリアな肌を目指そう
角栓を放置することはおすすめできません。毛穴の開きが深刻化する前に、適度に角栓ケアをおこないましょう。
角栓ケアの基本は、肌に負担をかけないことです。丁寧なクレンジングや洗顔、化粧水による保湿を続けていきましょう。
また、化学薬品を使用しないダイヤモンドトーンなら、肌に負担の少ない角栓ケアが可能です。普段のケアに美容外科クリニックのケアをプラスしてみてはいかがでしょうか。
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