肌管理とは?セルフケア&美容医療のポイントと毛穴・ニキビに効果的な施術

肌管理は韓国で始まったとされる美容方法で、健康的できれいな肌を維持することです。美しい肌を保つためには適切なセルフケアだけでなく、さまざまな美容医療を取り入れる選択肢があります。

この記事では基本の美容医療から、毛穴の広がりやニキビへの対策方法を紹介します。

監修者
新宿院 院長
野口 なつ美
目次

肌管理とは

肌管理とは、きれいな肌を維持するために気を配り、必要な方法で肌を守ることです。

美容医療などで肌の状態に合う施術を受け、きれいで健康な肌を維持する意味も含まれています。きれいな肌の維持にはしっかりとしたセルフケアが欠かせませんが、個人の力では限界があります。仕事やプライベートが忙しく、疲れがたまるとケアをする時間が取りにくくなるでしょう。

充実した毎日を送る方ほど肌を良い状態にキープするのは難しい可能性があります。そういった場合には美容医療を取り入れると、肌の健康を維持しやすくなります。

肌管理のためのセルフケア

セルフケアには肌の健康維持に役立ちますが、人により効果の感じ方は異なります。

肌の調子をみながら行いましょう。

適切なスキンケア

きれいな肌を保つには適切なスキンケアが基本となります。洗顔や保湿を毎日丁寧に行いましょう。

【肌に優しい洗顔方法】

  1. メイクはクレンジングで溶かすイメージで落とす
  2. 洗顔フォームをしっかり泡立て、泡で汚れを落とす
  3. ぬるま湯で優しくすすぐ
  4. タオルに水分を含ませるように、優しく拭く

肌を強く擦る洗顔はNGです。肌表面の角質層が傷つき、肌のバリア機能が低下。外部刺激から肌を守る力が低下して肌トラブルを起こすリスクがあります。また、すすぐときに熱湯を使用すると、肌に必要な皮脂を洗い流してしまい乾燥を招く恐れがあるため、ぬるま湯を使用してください。

洗顔後は化粧水で保湿をし、乳液やクリームなどで肌の水分が蒸発しないように整えてください。肌に合う化粧品を使用するように心がけます。低刺激、添加物のないもの、ノンコメドジェニックの製品など、肌に優しいものを使う選択肢もあります。

バランスの取れた食事

肌は食べたもので作られます。食事は主食、主菜、汁物、副菜などバランスの良い献立を心がけつつ、色々な栄養を無理のない程度に取り入れてください。

偏った食生活は、肌に必要な栄養素が行き渡らず、健康を損なう可能性があります。特に、以下を行っていないか確認してみましょう。

【肌に悪影響を与える可能性のある食習慣】

  • ケーキやお菓子の食べすぎ
  • インスタント食品、揚げ物、ファストフードの食べすぎ
  • 過剰な飲酒
  • 刺激物の摂りすぎ
  • カフェインの摂りすぎ
  • 無理なダイエット

糖分や脂分の多い食事は皮脂の過剰分泌を促すリスクが、アルコールはコラーゲンやエラスチンを変成させて、肌にたるみをもたらすリスクがあります。

カフェインは利尿作用があり、摂りすぎると肌に必要なビタミンとミネラルが排出されてしまいます。適度な刺激物は血行を促進しますが、過剰摂取は胃腸の負担になるため、時々にとどめましょう。無理なダイエットは肌に栄養が行き渡らないため注意が必要です。

十分な睡眠

肌は睡眠中に代謝が促され、傷ついた細胞の修復が行われています。

睡眠不足は肌の生まれ変わりである肌のターンオーバーのリズムを乱し、肌トラブルの原因になる可能性があります。以下のコツを意識して、質の高い睡眠が十分とれるようにしましょう。

【質の良い睡眠を取るコツ】

  • 入眠前にニコチンやカフェインを摂らない
  • 睡眠の2~3時間前に食事を済ませる
  • 睡眠の3時間前には激しい運動を済ませる
  • 睡眠の1時間前にはスマホやPCは触らず、部屋の明かりを落とす

ニコチンやカフェインには覚醒作用があるため、入眠前には控えてください。また、食事を摂ると胃腸が動くため、食後すぐに横になると消化活動の影響で体が十分に休まらない可能性があります。

激しい運動は自律神経が興奮したり、関節や筋肉の痛みを促したりするため、入眠を阻害する恐れがあるでしょう。スマホやPCを見るとブルーライトの影響を受けます。ブルーライトは体内時計を乱し、睡眠のリズムが乱れるリスクがあるため気をつけてください。入眠後3時間で成長ホルモンが分泌され、肌の代謝が促されます。起床時にはしっかり朝日を浴び、メラトニンを分泌させることで、質の良い睡眠を得やすくなります。

ストレスの発散

ストレスは肌荒れの原因になります。

たとえば、ストレスを受け続けると肌の代謝機能が低下し、肌のターンオーバーが乱れやすくなります。肌のターンオーバーが乱れると、古い角質細胞が肌表面に残りやすくなり、肌表面の角質層で保湿成分が生成されにくくなります。肌が乾燥し、肌のバリア機能の低下を招くリスクがあるでしょう。

このように、ストレスは肌にとって悪影響を及ぼしますので、以下の方法でこまめに発散するように心がけましょう。

【ストレスの発散方法】

  • 趣味に没頭する
  • 適度に運動をする
  • 湯船に浸かる
    など

紫外線対策

紫外線にはUV-AとUV-Bがあり、それぞれ肌へ悪影響を与える可能性があります。

UV-Aメラノサイトを刺激し、シミの原因となるメラニン色素の生成を促す
肌の奥まで届き、光老化によるたるみやシワを引き起こす原因になる
UV-B肌に炎症を起こし、やけどのような状態にする
みずぶくれができるときがある
そばかすやシミの原因になる

日焼け止めの使用、長袖の着用、日傘の使用などで肌を守りましょう。特に、UV-Aは窓ガラスを抜ける特徴があるため、屋内にいても窓際に長時間いるだけで紫外線の影響を受けるリスクがあります。紫外線は一年を通して注ぐため、紫外線対策は一年を通して必要です。

【基本】肌管理のための美容医療

セルフケアでの肌管理には限界があります。より美しい肌を目指す方は、美容医療を取り入れています。

ご自身の肌にどういったケアが必要か、まずはカウンセリングで相談してみましょう。

イオン導入

ビタミンCやビタミンAなど、日常的なスキンケアでは吸収されにくい水溶性の成分を、微弱な電流を使い肌の奥まで浸透させる施術です。肌のターンオーバーを促し、肌のハリツヤ効果が期待できます。ケミカルピーリングと組み合わせると効果アップが期待できます。

フォトトリートメント

特殊な光を照射し、赤ら顔、ニキビ、小じわ、毛穴の開き、色素沈着など、さまざまな肌トラブルの改善を目指す治療方法です。ほかのレーザー治療と比べて痛みが少なく、照射口が大きいため施術時間が短い傾向があります。

施術後は肌に赤みが生じる可能性がありますが、1日ほどで軽快するケースが多いです。施術後からメイク、シャワー、洗顔、入浴が可能なため、日常生活に取り入れやすいでしょう。

無痛ヒアルロン酸

肌を切らずにシワの改善が期待できる施術です。気になる部位に注入するだけで、ふっくらとさせる効果が見込めるでしょう。

ヒアルロン酸は体内に存在する成分であり、肌や目のみずみずしさを維持する役割があります。痛みの気になる方は無痛ヒアルロン酸の選択肢があります。

【毛穴】肌管理のための美容医療

セルフケアで毛穴を小さくするのは難しいため、美容医療なら肌管理の助けになる可能性があります。

ここでは毛穴改善に特化した美容医療の施術を紹介します。

フラクセル2

レーザーにより古い肌を新しい肌に入れ替え、肌の再生を促す施術です。肌の質感が滑らかになり、毛穴が目立たなくなる効果が見込めます。

顔だけでなく、年齢が出やすい手の甲や首にも施術が可能です。複数回の施術で、赤ちゃんのようなすべすべとした肌を得やすくなります。個人差はありますが、施術による痛みを感じる可能性があるでしょう。なお、渋クリは医療機関のため麻酔の使用も可能です。

ケミカルピーリング

肌表面に安全性の高い薬品を塗り、毛穴の汚れや古い角質を溶かす治療方法です。肌のターンオーバーを促し、シミやニキビ、ニキビ跡の改善効果が期待できます。

肌表面を薄く剥がすことで、肌の病変を取り除く効果も見込めます。複数回の施術により効果を実感しやすいです。イオン導入と組み合わせると、美容効果が見込めます。

【ニキビ】肌管理のための美容医療

繰り返すニキビや、炎症が起きた赤ニキビ、膿のある黄ニキビはセルフケアで治すのは難しいです。

ニキビのできにくい肌を目指すために、ここで紹介する施術を検討してみましょう。

ポテンツァ

非常に細い針を肌に刺し、肌の治癒再生能力を高める治療方法です。エラスチンやコラーゲンの生成を促し、肌にハリとツヤを与える効果が見込めます。

高周波を照射することによる止血作用が期待できます。ダウンタイムがほぼなく、施術後に日常生活に戻りやすいのがメリットです。ニキビ、肝斑、しわの改善、毛穴の縮小などさまざまな肌トラブルに対応できるだけでなく、ドラックデリバリーシステムにより、美肌効果を得やすくなります。

ダーマペン4

肌に髪の毛よりも細い針で穴を開け、肌が回復する過程で、ニキビ、ニキビ跡、小じわ、毛穴などの肌トラブルを改善する施術方法です。肌が回復する過程でエラスチンやコラーゲンを生成し、美しい肌を得られる効果が期待できます。

痛みやダウンタイムが少ない特徴があります。

Vビーム

Vビームは、赤い色素に反応するレーザーを照射し、赤ニキビやニキビ跡を改善する効果が期待できます。

レーザーの光によるアクネ菌の殺菌や、皮脂腺にダメージを与え皮脂の過剰分泌を抑える効果が見込めます。繰り返すニキビにお悩みの方は選択肢に入るでしょう。ケミカルピーリングと組み合わせると、レーザーが肌に浸透しやすくなり、治療の効率がアップする傾向があります。

美容医療で肌を美しく保ちましょう

肌管理とは、きれいな肌を維持するために気を配り、必要な方法で肌を守ることです。

セルフケアにより肌の状態を良好に保つ選択肢もありますが、適切なスキンケア、バランスの取れた食事、良質な睡眠など、日常生活で意識する点はいくつもあります。仕事やプライベートが充実している方は、疲れから気持ちの余裕がなく肌のお手入れの時間が不足するかもしれません。

美容医療なら医師の診察のもと肌の状態を適切に判断し、効率よく維持・改善が目指せるでしょう。肌管理に興味がある方は、まずは渋クリのカウンセリングで無料にてご相談ください。肌の状態に合わせた施術を提案しています。

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