男性の赤ら顔の原因!もしかして病気?セルフケアや治療方法
赤ら顔は男性であっても目立つことがあります。改善するには原因を突き止めなければなりません。
この記事では男性の赤ら顔の原因やセルフケア方法、クリニックでの治療について解説します。人前に出るときに赤ら顔が見られていないか気になる男性に役立つ内容です。
男性の赤ら顔の原因
赤ら顔は「血液の色」によるもの、もしくは「肌の炎症」により発生している可能性があります。
ここでは、男性の赤ら顔の原因について解説します。
血液の色による赤ら顔
毛細血管が拡張し、肌の下から血流が透けることで赤ら顔に見える場合があります。
毛細血管が拡張した状態になる原因は以下のようにさまざまです。
- 寒暖差
- 香辛料
- アルコール
- 毛細血管拡張症
- 酒さ
など
寒暖差のほか、香辛料やアルコールなど刺激物の摂取により血管が拡張し、赤ら顔になることがあります。
毛細血管は肌の表面温度を保つために、収縮と拡張を繰り返しているのですが、まれに拡張した血管がもとに戻らなくなります。このように、毛細血管が拡張したままの状態になるのが毛細血管拡張症です。
酒さも毛細血管拡張症とよく似た症状ですが、かゆみやほてりなどの症状が表れるのが違いです。悪化するとみかんの皮のようにボコボコと下見た目になるため、人目が気になることもあるでしょう。
肌の炎症した赤ら顔
肌が炎症を起こし赤みを帯びることで赤ら顔となる場合があります。
炎症を起こす原因は主に以下が考えられます。
- ニキビ
- 脂漏性皮膚炎
- ビニール肌など
男性はホルモンの影響で皮脂の分泌が多いため、ニキビや脂漏性皮膚炎が発症しやすいです。
ニキビは毛穴に皮脂などの汚れが詰まった状態です。悪化するとアクネ菌が増殖し、炎症が生じます。放置するとニキビ跡による赤みが残る場合もあるでしょう。また、皮脂が過剰分泌されると、常在菌のマラセチア真菌が異常に増殖し、脂漏性皮膚炎になる可能性があります。
赤ら顔のほか、ベタベタとした細かなフケが、こめかみや耳の裏、眉毛、鼻周りなどにでてきたときは病院を受診し、治療を行いましょう。
ビニール肌とは、肌の角質が剥がれて、肌が薄くなった状態です。外部刺激に弱く、ちょっとした刺激で炎症が起こります。肌が薄くなるのは頻繁な洗顔、顔をゴシゴシ洗う、過剰なピーリングなどが原因です。
男性の赤ら顔を改善する方法
赤ら顔の原因によっては日々の習慣を見直すことで改善する可能性があります。
ここでは、男性の赤ら顔を改善する方法を紹介します。
食生活を見直す
香辛料のたっぷり入った辛い食べ物ばかり食べていたり、毎日のように飲み会でアルコールを摂取したりしていると、毛細血管の拡張により赤ら顔が目立ちやすくなります。刺激物の摂取はほどほどに抑えましょう。
また、糖質や脂質がたっぷりの揚げ物やお菓子ばかり食べていると、皮脂の過剰分泌によりニキビや脂漏性皮膚炎を発症させる恐れもあります。肌の健康を保つために、食事はビタミン・ミネラル・タンパク質などバランスよく摂取するように心がけてください。
睡眠時間を確保する
肌を修復し、健やかな状態を保つには睡眠時間の確保が欠かせません。
眠っている間には成長ホルモンが分泌され、肌のターンオーバーが促進されます。反対に睡眠不足が続くと肌の代謝が悪化し、炎症を引き起こしやすくなる恐れがあります。成人の場合は1日6時間以上の睡眠をとるよう心がけましょう。
洗顔で清潔を保つ
男性は女性と比べて皮脂の分泌量が多い傾向にあります。ニキビや脂漏性皮膚炎などの炎症による赤ら顔を抑えるために、過剰な皮脂は洗顔で落とし清潔を保ちましょう。
洗顔は朝晩2回、たっぷりの泡を使って行います。ゴシゴシと擦ったりすすぎ残しがあったりすると炎症を引き起こす恐れがあるため注意してください。
肌に優しい化粧水や乳液を選ぶ
肌の健康状態を保つには、保湿が大切です。低刺激で肌のバリア機能を保つことに優れた化粧水・乳液を選ぶと、より赤ら顔対策となるでしょう。
低刺激のアイテムを探すときにはアルコールフリー・無添加・敏感肌用といった表記がされているか確認してみてください。また、肌のバリア機能の維持に役立つアミノ酸・スクワラン・セラミドといった成分が入っていると赤ら顔対策にさらに効果的です。
男性の赤ら顔の治療方法
赤ら顔の原因によってはセルフケアで改善が難しかったり、時間がかかったりする可能性があります。赤ら顔の原因はさまざまですので、まずは医師の診察を受け、その後に適切な治療を受けるとよいでしょう。
たとえば渋クリでは以下の治療方法を提案しています。
ポテンツァ
ポテンツァとは細い針を肌に刺して高周波を照射し、肌が持つ治癒回復能力を高める治療方法です。高周波により肌の奥までエネルギーを届け、さまざまな肌トラブルを改善します。
たとえば皮脂腺へダメージを与え、皮脂の過剰分泌を抑制。これにより赤ら顔の原因であるニキビや脂漏性皮膚炎の予防につながります。また、治癒回復能力を高め、肌の生まれ変わりである肌のターンオーバーを正常化する効果も期待できます。毛穴に詰まった汚れを排出しやすくなり、いまあるニキビの改善もできるでしょう。
Vビーム
Vビームとは、赤い色素に反応するレーザーを使用し、毛細血管にダメージを与える治療方法です。
また、皮脂腺へダメージを与え、男性ホルモンの影響で過剰分泌しがちな皮脂の分泌を抑制します。これにより炎症による赤ら顔も改善が期待できるでしょう。
ジェントルヤグ
ジェントルヤグとは、2種類のレーザーにより肌の奥までエネルギーを届け、赤ら顔など肌トラブルを改善する治療方法です。
赤い色素に反応しやすいレーザーを使うころで、拡張した毛細血管を収縮する効果が得られます。そのため、毛細血管拡張症など血液による赤ら顔の治療に効果的です。
また、肌の奥へ熱エネルギーを届けることで、コラーゲンの生成を促進。肌のハリツヤがアップし、小じわを改善する効果も期待できます。若々しい印象を保ちたい男性に適した治療といえるでしょう。
フォトフェイシャル
フォトフェイシャルとは、IPLと呼ばれる光を肌に照射し、拡張した毛細血管を収縮する方法です。毛細血管の拡張による赤ら顔の改善が期待できます。
また、肌の生まれ変わりであるターンオーバーの正常化にも効果的です。皮脂や汚れを外部に排出しやすくなるため、ニキビの早期治療が望めます。
そのほかにもコラーゲンを生成して肌にハリツヤを生み出したり、毛穴を引き締めたりと、肌トラブル全般の改善効果が期待できるのが特徴です。赤ら顔以外にもさまざまな肌トラブルに悩んでいる方に適した治療方法といえるでしょう。
男性の赤ら顔に関するよくある質問
ここでは男性の赤ら顔に関するよくある質問に回答します。
- 男性の顔が赤いのは病気?
-
男性の顔が赤いのは、赤ら顔の症状の可能性があります。拡張した毛細血管が肌から透けて見えるケースや、ニキビなどの炎症により目立つ場合が多く、具体的には以下の症状が表れます。
- 顔の赤みが継続する
- 赤いブツブツができる
- 細い血管が透けている
- 寒暖差などが原因で顔が赤くなる
ただし、なかにはアトピー性皮膚炎、湿疹、老人性血管腫、いちご状血管腫など、赤ら顔以外の病気が隠れている可能性があります。自身で原因を特定するのは困難なため、顔の赤さが気になるときは実績が豊富なクリニックにて診察を受けましょう。
- 生まれつき赤ら顔の人はいる?
-
遺伝により生まれつき赤ら顔が目立ちやすい方もいます。
たとえば生まれつき肌が白い、薄い方は毛細血管が透けて目立ちやすい体質だと言えるでしょう。また、緊張すると顔が赤くなりやすい、寒暖差で顔がほてる方などは、生まれつき赤ら顔が目立ちやすい可能性があります。
男性の赤ら顔は
クリニックで治療しましょう
男性の赤ら顔の原因は大きく分けて、毛細血管の拡張と肌の炎症によるものの2種類があります。
男性は女性と比べて皮脂が過剰に分泌されやすい傾向にあり、ニキビや脂漏性皮膚炎など炎症による赤ら顔が発症する場合もあります。食生活や睡眠、スキンケアの見直しで赤ら顔を改善できる可能性がありますので、まずは日ごろの習慣を見直してみてください。
症状が改善しない・できるだけ早く改善したいというときには、美容クリニックでの治療がおすすめです。渋クリではポテンツァやVビーム、ジェントルヤグなど、症状に合わせた治療方法を提案できます。まずは無料カウンセリングにて赤ら顔の症状をご相談ください。
人気記事ランキング
この記事を読んだ方にオススメの
コラム
-
イオン導入の気になる効果・料金・注意点とは。自宅とクリニックとの比較についても紹介!
-
女性の薄毛対策にも効果的なPRP育毛治療法とは!?その効果や気になる値段について
-
再生医療における美容への効果とは|種類や特徴について解説
-
美白効果が期待できる白玉注射(白玉点滴)とは?副作用や値段相場についても解説
-
シワ取り治療の方法4つとは?シワの種類や治療効果をご紹介!
-
痩身とは?痩身の効果や痩身エステと医療痩身の違いを比較解説!
-
美肌・美白注射とは?効果や副作用、最適な通院頻度を解説します
-
ジェットピールって何ですか?ケミカルピーリングと違う点はどんな所ですか?
-
ジェットメソセラピーについて教えてください。ジェットピールとの違いは?
-
脂性肌の人はどうして顔が赤くなるのですか?
-
オイリードライスキンってどういうことですか?
-
夕方になると目の下にくまができてやつれた感じになってしまいます。解消法はありますか?
-
角栓とは?ケアする際の注意点や美容皮膚科おすすめの除去方法を紹介! 
-
毛穴の黒ずみとは?原因と除去するためのおすすめの方法を紹介!
-
毛穴の開きを治すには?自分でできる改善方法や美容皮膚科(美容医療)の治療まで解説!
-
毛穴を引き締めるには?セルフスキンケアや美容皮膚科の治療方法を紹介!
-
毛穴の詰まりとは?原因や自分でできる解消法、美容皮膚科の治療を解説!
-
顔の毛穴をなくす方法とは?目立つ原因や美容皮膚科の治療法を紹介!
-
毛穴のたるみとは?スキンケアによる改善方法や美容皮膚科の治療を紹介!
-
すり鉢毛穴の治し方とは?原因や予防法、美容皮膚科の治療法など解説!
-
【診断付き】ビニール肌とは?放置するとどうなる?原因と早く改善する方法
-
背中の角栓がポロポロ…。原因やセルフケアのやり方、よく似た病気を解説
-
再生医療とは?渋クリの肌治療を解説!保険適用はいつからか医師の考えとは
-
ダーマペンで毛穴が改善?何ミリの針が良い?より効果を高める方法も紹介
-
ダーマペン4の効果は?いつから&何回目に効果が出る?気になる疑問を解消
-
ダーマペンのダウンタイムの期間や症状、過ごし方は?短くする方法を伝授
-
ダーマペンとは?効果や傷み、ダウンタイムを紹介!施術内容や気になる副作用についても
-
ダーマペンの痛みはどれくらい強い?痛みを感じやすくなる受け方・軽減方法
-
ダーマペンはニキビ跡に効果あり!色素沈着・クレーターは?悪化しない?
-
ダーマペンはクレーターに効果的?治療回数や深さ、効果なしのタイプも紹介
-
あごヒアルロン酸注入の効果は?デメリットや値段、骨が溶けるなど疑問に回答
-
おでこ・こめかみのヒアルロン酸!デメリットや落ちてくるなど疑問に回答
-
【簡単に解説】ヒアルロン酸とは何?美容分野で使われるヒアルロン酸の効果も紹介
-
目の下のヒアルロン酸注射の効果は?失敗・チンダル現象のリスクやデメリット
-
ポテンツァとは?効果やダーマペンとの違い、施術後の経過や値段を解説!
-
眉間のシワにはヒアルロン酸!危険って本当?ボトックスとの違いは?
-
ダーマペンで色素沈着した?!色素沈着する原因・リスクを下げる方法を紹介
-
ポテンツァは毛穴に効果がある?マックームやいちご鼻への疑問を解決
-
ポテンツァはニキビ跡・クレーターに効果がある?治療の目安は何回?
-
【5-ALA点滴】料金、効果について
-
ポテンツァとダーマペンの違いは?治療方法・効果・費用を比較
-
ポテンツァの痛みはどのくらい?ダーマペンより痛い?緩和する方法も紹介
-
ダーマペンでシミは濃くなる?消える?ダーマペンの治療効果とシミの原因
-
ポテンツァはクレーター・ニキビ跡に効果的!何回治療すれば良い?
-
【ゴルゴ線(ゴルゴライン)】料金、効果について
-
ゴルゴ線の消し方8つ!顔のマッサージやメイクのコツ・美容医療は?
-
【ゴルゴ線(ゴルゴライン)ヒアルロン酸】料金、効果について
-
ゴルゴ線(ゴルゴライン)の原因とは?自宅でできる予防方法と治療する方法
-
【ジェントレーズ】料金、効果について
-
【エリートiQ】料金、効果について
-
【ヴィーナスヴェロシティ】料金、効果について
-
【メディオスターNexTPro】料金、効果について
-
ポテンツァは鼻にもできる?いちご鼻や毛穴の黒ずみへの効果・鼻だけの治療
-
ポテンツァの赤ら顔やニキビ跡への効果・施術後の赤みがひかないときは?
-
【3Dメッシュ糸リフト】料金、効果について
-
ポテンツァの効果は?いつから何日後まで持続?マックームなど薬剤の効果も紹介
-
ほうれい線が目立つ原因は?くぼみ型や筋肉型を改善する方法はある?
-
ほうれい線の消し方!マッサージやメイク方法・即効性なら美容医療へ
-
ほうれい線へのボトックス注射の効果・ヒアルロン酸注入とどっちが良い?
-
【20代・30代・40代】ほうれい線の原因と消し方を解説・美容医療で消す方法
-
ポテンツァはシミに効果がある?シミ取りの間隔と同時に治療を行う方法
-
赤ら顔とは?原因や自宅でできるセルフケア・病院での治療方法
-
赤ら顔の原因と治療方法!男女別の原因は?治療は保険適用される?
-
レーザー治療で赤ら顔は治った?治らない?レーザーの効果や種類、副作用
-
赤ら顔はニキビやニキビ跡が原因?治療方法や適切なスキンケアを紹介
記事が見つかりませんでした。