男性の赤ら顔の原因!もしかして病気?セルフケアや治療方法

赤ら顔は男性であっても目立つことがあります。改善するには原因を突き止めなければなりません。

この記事では男性の赤ら顔の原因やセルフケア方法、クリニックでの治療について解説します。人前に出るときに赤ら顔が見られていないか気になる男性に役立つ内容です。

監修者
新宿院 院長
野口 なつ美
目次

男性の赤ら顔の原因

赤ら顔は「血液の色」によるもの、もしくは「肌の炎症」により発生している可能性があります。

ここでは、男性の赤ら顔の原因について解説します。

血液の色による赤ら顔

毛細血管が拡張し、肌の下から血流が透けることで赤ら顔に見える場合があります。

毛細血管が拡張した状態になる原因は以下のようにさまざまです。

  • 寒暖差
  • 香辛料
  • アルコール
  • 毛細血管拡張症
  • 酒さ
    など

寒暖差のほか、香辛料やアルコールなど刺激物の摂取により血管が拡張し、赤ら顔になることがあります。

毛細血管は肌の表面温度を保つために、収縮と拡張を繰り返しているのですが、まれに拡張した血管がもとに戻らなくなります。このように、毛細血管が拡張したままの状態になるのが毛細血管拡張症です。

酒さも毛細血管拡張症とよく似た症状ですが、かゆみやほてりなどの症状が表れるのが違いです。悪化するとみかんの皮のようにボコボコと下見た目になるため、人目が気になることもあるでしょう。

肌の炎症した赤ら顔

肌が炎症を起こし赤みを帯びることで赤ら顔となる場合があります。

炎症を起こす原因は主に以下が考えられます。

  • ニキビ
  • 脂漏性皮膚炎
  • ビニール肌など

男性はホルモンの影響で皮脂の分泌が多いため、ニキビや脂漏性皮膚炎が発症しやすいです。

ニキビは毛穴に皮脂などの汚れが詰まった状態です。悪化するとアクネ菌が増殖し、炎症が生じます。放置するとニキビ跡による赤みが残る場合もあるでしょう。また、皮脂が過剰分泌されると、常在菌のマラセチア真菌が異常に増殖し、脂漏性皮膚炎になる可能性があります。

赤ら顔のほか、ベタベタとした細かなフケが、こめかみや耳の裏、眉毛、鼻周りなどにでてきたときは病院を受診し、治療を行いましょう。

ビニール肌とは、肌の角質が剥がれて、肌が薄くなった状態です。外部刺激に弱く、ちょっとした刺激で炎症が起こります。肌が薄くなるのは頻繁な洗顔、顔をゴシゴシ洗う、過剰なピーリングなどが原因です。

男性の赤ら顔を改善する方法

赤ら顔の原因によっては日々の習慣を見直すことで改善する可能性があります。

ここでは、男性の赤ら顔を改善する方法を紹介します。

食生活を見直す

香辛料のたっぷり入った辛い食べ物ばかり食べていたり、毎日のように飲み会でアルコールを摂取したりしていると、毛細血管の拡張により赤ら顔が目立ちやすくなります。刺激物の摂取はほどほどに抑えましょう

また、糖質や脂質がたっぷりの揚げ物やお菓子ばかり食べていると、皮脂の過剰分泌によりニキビや脂漏性皮膚炎を発症させる恐れもあります。肌の健康を保つために、食事はビタミン・ミネラル・タンパク質などバランスよく摂取するように心がけてください。

睡眠時間を確保する

肌を修復し、健やかな状態を保つには睡眠時間の確保が欠かせません。

眠っている間には成長ホルモンが分泌され、肌のターンオーバーが促進されます。反対に睡眠不足が続くと肌の代謝が悪化し、炎症を引き起こしやすくなる恐れがあります。成人の場合は1日6時間以上の睡眠をとるよう心がけましょう。

洗顔で清潔を保つ

男性は女性と比べて皮脂の分泌量が多い傾向にあります。ニキビや脂漏性皮膚炎などの炎症による赤ら顔を抑えるために、過剰な皮脂は洗顔で落とし清潔を保ちましょう

洗顔は朝晩2回、たっぷりの泡を使って行います。ゴシゴシと擦ったりすすぎ残しがあったりすると炎症を引き起こす恐れがあるため注意してください。

肌に優しい化粧水や乳液を選ぶ

肌の健康状態を保つには、保湿が大切です。低刺激で肌のバリア機能を保つことに優れた化粧水・乳液を選ぶと、より赤ら顔対策となるでしょう。

低刺激のアイテムを探すときにはアルコールフリー・無添加・敏感肌用といった表記がされているか確認してみてください。また、肌のバリア機能の維持に役立つアミノ酸・スクワラン・セラミドといった成分が入っていると赤ら顔対策にさらに効果的です。

男性の赤ら顔の治療方法

赤ら顔の原因によってはセルフケアで改善が難しかったり、時間がかかったりする可能性があります。赤ら顔の原因はさまざまですので、まずは医師の診察を受け、その後に適切な治療を受けるとよいでしょう。

たとえば渋クリでは以下の治療方法を提案しています。

ポテンツァ

ポテンツァとは細い針を肌に刺して高周波を照射し、肌が持つ治癒回復能力を高める治療方法です。高周波により肌の奥までエネルギーを届け、さまざまな肌トラブルを改善します。

たとえば皮脂腺へダメージを与え、皮脂の過剰分泌を抑制これにより赤ら顔の原因であるニキビや脂漏性皮膚炎の予防につながります。また、治癒回復能力を高め、肌の生まれ変わりである肌のターンオーバーを正常化する効果も期待できます。毛穴に詰まった汚れを排出しやすくなり、いまあるニキビの改善もできるでしょう。

Vビーム

Vビームとは、赤い色素に反応するレーザーを使用し、毛細血管にダメージを与える治療方法です。

また、皮脂腺へダメージを与え、男性ホルモンの影響で過剰分泌しがちな皮脂の分泌を抑制します。これにより炎症による赤ら顔も改善が期待できるでしょう。

ジェントルヤグ

ジェントルヤグとは、2種類のレーザーにより肌の奥までエネルギーを届け、赤ら顔など肌トラブルを改善する治療方法です。

赤い色素に反応しやすいレーザーを使うころで、拡張した毛細血管を収縮する効果が得られます。そのため、毛細血管拡張症など血液による赤ら顔の治療に効果的です。

また、肌の奥へ熱エネルギーを届けることで、コラーゲンの生成を促進。肌のハリツヤがアップし、小じわを改善する効果も期待できます。若々しい印象を保ちたい男性に適した治療といえるでしょう。

フォトフェイシャル

フォトフェイシャルとは、IPLと呼ばれる光を肌に照射し、拡張した毛細血管を収縮する方法です。毛細血管の拡張による赤ら顔の改善が期待できます。

また、肌の生まれ変わりであるターンオーバーの正常化にも効果的です。皮脂や汚れを外部に排出しやすくなるため、ニキビの早期治療が望めます。

そのほかにもコラーゲンを生成して肌にハリツヤを生み出したり、毛穴を引き締めたりと、肌トラブル全般の改善効果が期待できるのが特徴です。赤ら顔以外にもさまざまな肌トラブルに悩んでいる方に適した治療方法といえるでしょう。

男性の赤ら顔に関するよくある質問

ここでは男性の赤ら顔に関するよくある質問に回答します。

男性の顔が赤いのは病気?

男性の顔が赤いのは、赤ら顔の症状の可能性があります。拡張した毛細血管が肌から透けて見えるケースや、ニキビなどの炎症により目立つ場合が多く、具体的には以下の症状が表れます。

  • 顔の赤みが継続する
  • 赤いブツブツができる
  • 細い血管が透けている
  • 寒暖差などが原因で顔が赤くなる

ただし、なかにはアトピー性皮膚炎、湿疹、老人性血管腫、いちご状血管腫など、赤ら顔以外の病気が隠れている可能性があります。自身で原因を特定するのは困難なため、顔の赤さが気になるときは実績が豊富なクリニックにて診察を受けましょう。

生まれつき赤ら顔の人はいる?

遺伝により生まれつき赤ら顔が目立ちやすい方もいます

たとえば生まれつき肌が白い、薄い方は毛細血管が透けて目立ちやすい体質だと言えるでしょう。また、緊張すると顔が赤くなりやすい、寒暖差で顔がほてる方などは、生まれつき赤ら顔が目立ちやすい可能性があります。

男性の赤ら顔は
クリニックで治療しましょう

男性の赤ら顔の原因は大きく分けて、毛細血管の拡張と肌の炎症によるものの2種類があります。

男性は女性と比べて皮脂が過剰に分泌されやすい傾向にあり、ニキビや脂漏性皮膚炎など炎症による赤ら顔が発症する場合もあります。食生活や睡眠、スキンケアの見直しで赤ら顔を改善できる可能性がありますので、まずは日ごろの習慣を見直してみてください。

症状が改善しない・できるだけ早く改善したいというときには、美容クリニックでの治療がおすすめです。渋クリではポテンツァやVビーム、ジェントルヤグなど、症状に合わせた治療方法を提案できます。まずは無料カウンセリングにて赤ら顔の症状をご相談ください。

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