赤ら顔とは?原因や自宅でできるセルフケア・病院での治療方法
顔が赤い状態が続いていると、人目が気になるものです。赤ら顔になるきっかけはさまざまで、なかには放置すると症状が悪化する場合もあります。
この記事では赤ら顔とはなにか、原因やセルフケア方法を解説します。
赤ら顔とは
赤ら顔とは、顔に赤みが継続的に生じる症状です。
原因によって赤みがでる部位は異なり、顔全体ではなく頬、鼻、額など特定の部位に赤みがでる場合もあります。中年以降に生じるケースが多く、男性よりも女性が多い傾向です。
原因によっては炎症により赤みがでており、顔のほてり、ヒリヒリ感を覚える方もいため、放置するのはよくありません。適切な対策や治療を行い、症状の改善を目指しましょう。
赤ら顔の原因
赤ら顔の原因は以下のようにさまざまです。
- 毛細血管拡張症
- 酒さ
- 脂漏性皮膚炎
- ニキビなど炎症
毛細血管拡張症とは、皮下にある毛細血管が拡張したまま、戻らなくなる症状です。拡張した血管が肌から透けて赤ら顔に見えます。酒さは毛細血管拡張症と似ており、こちらも毛細血管の拡張により発症します。症状が進行するとブツブツや腫瘤を形成するのが特徴です。また、脂漏性皮膚炎やニキビなどによる炎症反応により赤ら顔になる場合もあります。その他にも、紫外線によるダメージや空気の寒暖差等により赤ら顔が生じるケースがあり、原因の特定は難しいでしょう。
【セルフケア】赤ら顔の対策・改善方法
赤ら顔の原因ははっきりとしない場合がありますが、生活習慣により一進一退を繰り返します。
また、赤ら顔の原因が炎症や肌へのダメージの場合、丁寧なスキンケアを継続することで改善できる可能性があります。そのため、赤ら顔の対策・改善を行うには生活習慣やスキンケアの見直しなど、セルフケアが大切です。
ここでは、セルフケアにより赤ら顔を対策・改善する方法について解説します。
洗顔で汚れを落とす
肌の炎症の原因となる過剰な皮脂や汚れを落とすために、朝晩洗顔を行いましょう。
赤ら顔の方は肌が敏感になっていますので、洗顔時には以下のポイントを意識してみてください。
- ぬるま湯を使う
- 低刺激の洗顔料を選ぶ
- 洗顔料は泡立てる
- しっかりとすすぐ
熱湯を使うと皮脂を落としすぎてしまうため、32~36℃程度のぬるま湯で洗いましょう。敏感肌用の刺激が少ない洗顔料を選び、しっかりと泡立ててから使うと肌に優しいです。
洗顔の後はしっかりとすすぎ、洗顔料が顔に残らないようしてください。すすぎ残しがあると肌に刺激を与え、炎症の原因になる恐れがあります。
保湿でバリア機能を高める
洗顔後に保湿を行うと肌表面に薄い保護膜を張れるため、外部からの刺激から肌を守りやすくなります。
また、肌が乾燥すると酒さや炎症の原因にもなり得ます。高い保湿効果が期待できるアイテムを使用し、しっかり保湿をしましょう。具体的には、セラミドやヒアルロン酸を含んでいる化粧水・乳液がおすすめです。
食事のバランスを見直す
健康な肌を保つには、摂取する栄養も大切です。タンパク質やビタミン、食物繊維などの栄養バランスが取れた食事をとるように心がけてください。
赤ら顔対策のために特に大切な栄養・食材は以下の通りです。
栄養素 | 期待できる効果 | 多く含む食品 |
---|---|---|
ビタミンB2 | 肌の健康維持 | レバー 乳製品 卵 |
ビタミンC | 皮脂の過剰分泌の抑制 | 野菜 果物 |
タンパク質 | 肌の元になる | 肉 魚 大豆 |
反対に、脂質や糖質の過剰摂取は、皮脂の分泌を招き、赤ら顔の症状を悪化させる恐れがあります。揚げ物や洋菓子などの食べ過ぎには注意しましょう。
質の高い睡眠を十分とる
睡眠も肌に大きな影響を与えます。寝ている時には成長ホルモンが分泌され、日中に受けたダメージを修復します。肌の生まれ変わりも促進させるため、きれいな肌を保ちやすくなるのです。
肌の代謝を保ち赤ら顔になりにくいベースを作るためにも、睡眠時間を十分に確保しましょう。厚生労働省が公表している内容によると、成人の場合は6時間以上の睡眠が推奨されています。
喫煙・飲酒など刺激物は避ける
過度な喫煙や飲酒は毛細血管を拡張させ、赤ら顔を悪化させる恐れがあります。喫煙や飲酒は健康にもよくありませんので、できるだけ控えるように心がけるとよいでしょう。
また、カフェインや香辛料などアルコール以外の刺激物により赤ら顔が誘発される場合もありますので、いま一度習慣を見直してみてください。
赤ら顔の治療方法
赤ら顔をセルフケアで改善するのは時間がかかるうえ、環境による因子は完全に排除するのは難しく、症状が回復しない可能性もあります。そのため、根治を目指すなら病院やクリニックでの治療がよいでしょう。
赤ら顔を病院やクリニックで治す方法として以下があります。
毛細血管拡張症 | Vビーム ジェントルヤグ フォトフェイシャル |
酒さ | 内服薬 外用薬 |
脂漏性皮膚炎 | 内服薬 外用薬 |
ニキビ | 内服薬 外用薬 Vビーム |
渋クリでは赤ら顔の治療方法として、Vビーム、ジェントルヤグ、フォトフェイシャルなどを提案しています。40万件以上の症例実績による豊富な知識と経験がありますので、赤ら顔を丁寧に診察したうえで適切な治療方法の提案が可能です。肌トラブルにお悩みの方は渋クリまでご相談ください。
赤ら顔に関するよくある質問
ここでは赤ら顔に関するよくある質問に回答します。
- 赤ら顔にレーザーは効果がある?
-
赤ら顔の原因によってはレーザー治療の効果が期待できます。
渋クリで提供しているレーザー治療は以下の2種類です。
- Vビーム
- ジェントルヤグ
Vビームは赤ニキビの効果の改善が期待できます。皮脂腺にダメージを与えて皮脂の過剰分泌を抑制するほか、ニキビの原因となるアクネ菌を殺菌し、赤ら顔を改善します。
ジェントルヤグは毛細血管を縮小させ、肌の赤みを軽減する効果が期待できます。また、レーザーよりコラーゲンの生成が促されるため、肌のハリがアップして小ジワが薄くなる作用も得られるでしょう。
- 朝は白いのに赤ら顔になるのはなぜ?
-
朝は肌が白く目立たなくても、温度変化、ストレス、感情の起伏などにより毛細血管の拡張が生じると、赤ら顔になる場合があります。
起床の際は自宅におり環境に大きな変化がないため、朝は顔が白いのでしょう。
- 赤ら顔におすすめの化粧水は?
-
以下を参考に、肌に優しい化粧水を選びましょう。
- パッケージに敏感肌用、低刺激性と記載されている
- セラミド、スクワラン、アミノ酸など肌のバリア機能を補う成分を含む
- 無添加、アルコールフリーの表記がある
敏感肌用で、刺激の少ない化粧水なら赤ら顔でも安心して使用できる場合が多いです。セラミドやスクワランなど、肌のバリア機能をサポートする成分が含まれているか確認するとよいでしょう。反対に、アルコール入りは避けてください。肌の乾燥を促すため、赤ら顔の症状が悪化する恐れがあります。
- 赤ら顔を即効で治す方法は?
-
赤ら顔をできるだけ早く治すには病院やクリニックで治療を行いましょう。生活習慣の見直しや丁寧なスキンケアによるセルフケア時間がかかるうえ、赤ら顔の原因に適した対処法でないと改善が期待できない可能性があります。
また、メイクで隠す方法もありますが、根本的な解決にはなりません。そのため、できるだけ早く症状を改善したい場合は医師の診察を受け、適切な処置を受けましょう。
赤ら顔の治療は美容クリニックに相談を
赤ら顔とは顔が赤くなっている状態です。毛細血管拡張症や酒さ、脂漏性皮膚炎のほかニキビなどの炎症が主な原因です。
生活習慣により症状がよくなったり悪くなったりしますので、日々の食事や睡眠、スキンケアを見直すことで少しずつ改善する場合があります。ただし、ときにはセルフケアでは改善ができないこともあるでしょう。
できるだけ早く赤ら顔を改善したいときは、美容クリニックに相談してみてください。渋
クリでは経験方法な医師の診断のもと、様々な治療方法をご提案します。赤ら顔が気になっている方はまずは渋クリの無料カウンセリングにお越しください。
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