ダーマペンはクレーターに効果的?治療回数や深さ、効果なしのタイプも紹介

ダーマペンはニキビ跡治療におすすめといわれていますが、デコボコとしたクレーターにも効果があるのか気になるところです。

この記事では治療できるクレーター跡や治療回数、できるだけ早く改善する方法を紹介します。

監修者
新宿院 院長
野口 なつ美
目次

ニキビ跡がクレーターになる仕組み

ニキビ跡はきれいに治ることもあれば、ニキビ跡として残ることもあります。酷いときだとデコボコとしてクレーターのように残ってしまうことも。

クレーターができる仕組みは下記の通りです。

  1. ニキビの炎症が悪化する
  2. 表皮がダメージを受ける
  3. 真皮までダメージを負う

肌は大きく表皮と真皮と呼ばれる層に分かれています。ニキビの炎症が発生すると表皮がダメージを受けるのですが、炎症が進行すると真皮までダメージを受けます。

通常のニキビ跡であれば表皮のターンオーバーにより徐々に薄くなるのですが、真皮までダメージが及ぶとそうはいきません。実は真皮はターンオーバーが行われないため、真皮がダメージを受けると修復ができず肌が凹んでしまうのです。

一度クレーターができてしまうと自然治癒やセルフケアでの改善は難しいでしょう。

ダーマペンはクレーターに効果的

セルフケアでは治りにくいクレーターですが、ダーマペンでの治療が効果的といわれています。

ダーマペンは微細な針を刺すことで肌の自然治癒力を高める治療方法です。ダメージを受けた真皮まで針を刺すことで肌細胞が活性化。コラーゲンやエラスチンといった肌の弾力に関する成分が生成され、徐々に真皮がふっくらと再生していきます。

これまで治療を諦めてきた方にこそダーマペンによるクレーター治療はおすすめです。

ダーマペンのクレーター治療の回数

必要な回数は肌の状態や個人の体質によって異なります。

ただ、クレーターは肌の奥深く真皮から治していく必要があるため、1度の治療では満足いく効果は得られません。5回以上の治療を受けると徐々に変化が表れていくでしょう。

しかし、ダメージが大きい重度のクレーターの場合、完治は難しい可能性もあります。

クレーター治療の針の深さ

クレーターは肌の奥深く真皮からの治療が必要です。

そのため、針は2.0~3.0mm以上の深さを刺さなければなりません。針が深くなると、痛みを感じやすくなったり色素沈着したりするリスクが高まります。

まずは渋クリの無料カウンセリングでダーマペンによる治療を受けるべきかどうかご相談ください。

ダーマペンでクレーターが悪化?

クレーター治療にはダーマペンが効果的といわれていますが、場合によってはクレーターが悪化する恐れがあります。

クレーターが悪化する原因は下記の通りです。

針が長すぎる

ダーマペンの針の長さは症状に合わせて調整が必要です。必要以上に針を長くして刺すと、クレーターが悪化し治りにくくなる可能性があります。

自宅で行うセルフダーマペンの場合自分で針の長さを決める必要があり、必要以上に長い針を刺す恐れも。クレーターを悪化させないためにも実績豊富なクリニックで施術を受けましょう。

頻繁に施術している

できるだけ短い間隔で施術を受けたほうが早く治ると思うかもしれませんが、これは間違いです。週に1回など短い間隔で頻繁に治療すると肌のバリア機能が低下した状態が続き、肌トラブルを招きます。短くとも3週間は空けて施術を受けましょう。

アフターケアが足りない

ダーマペンの後にはアフターケアが重要です。なぜなら針を刺したことで一時的に肌のバリア機能が低下し、ダメージを受けやすい状態になっているからです。

アフターケアが不足するとクレーターが悪化するだけではなく、新たにニキビや色素沈着などの肌トラブルが発生する恐れもあります。保湿や紫外線対策を欠かさないようにしましょう。

クレーターをできるだけ早く改善する方法

ダーマペンは肌の自然治癒力を高める治療方法のため、クレーターが改善するまで時間がかかります。

できるだけ早く改善するためには以下の方法を試してみてください。

肌に刺激を与えない

ダーマペンの治療後は一時的に肌のバリア機能が低下しています。

普段は気にしなくてもいいちょっとした紫外線や洗顔時の摩擦が肌トラブルを引き起こす恐れがあります。クレーターをできるだけ早く改善したいのであれば、肌への刺激を最小限に抑えるよう心がけましょう。

生活習慣を改善する

ダーマペンは肌の自然治癒力を高め、内側から肌を美しくする治療方法です。

たとえダーマペンでコラーゲンやエラスチンの分泌を高めても、普段の生活習慣が乱れていれば効果は最大限発揮できません暴飲暴食を避け睡眠時間を確保するなど、生活習慣の改善も行いましょう。

幹細胞培養上清液を併用する

幹細胞培養上清液とは、人の幹細胞を培養して作られた上澄み液のことです。体内のダメージを回復する成長因子が含まれており、クレーターの改善促進の効果も期待できます。

渋クリではダーマペンの施術時に幹細胞培養上清液をオプションで追加可能です。ダーマペンによる治療の効果を高め、クレーターをできるだけ早く改善したい方は併用を検討してみましょう。

ダーマペンの効果がないクレーター

ダーマペンはクレーターに効果的といわれていますが、一部のクレーターには効果がでにくいとされています。

クレーターの種類と特徴は下記の通りです。

スクロールできます
クレーターの種類特徴ダーマペンの効果
ボックス型底面が平ら
比較的浅い
期待できる
アイスピック型開口部が2mm以下
比較的深い
真皮の下に瘢痕組織が形成
期待できる
ローリング型開口部が4mm以上
広く緩やかにくぼみがある
真皮が筋膜に癒着
期待できない

3種類のクレーターのうち、ローリング型はダーマペンによる効果があまり期待できませんローリング型は真皮が筋膜に癒着した状態なのですが、ダーマペンでは癒着部位を切断できないため治りにくいのです。

ボックス型とアイスピック型はダーマペンの効果を実感しやすいことが多いですが、重度の場合は改善が難しい可能性もあります。状態によって異なりますので、まずは渋クリの無料カウンセリングでご相談ください。

ダーマペン以外でクレーターを治す方法

ダーマペン以外でクレーターを改善する方法としてフラクショナルCO2レーザーが挙げられます。

フラクショナルCO2レーザーとは、1cm角に約2000発のレーザーを照射し、肌を生まれ変わらせる施術です。レーザーが当たった部位は小さな傷になり、肌が傷を修復するために細胞分裂を盛んに行います。治癒の過程でコラーゲンなどの成分の分泌も活発となり、クレーターや毛穴が改善されていく仕組みです。

ダーマペンよりもクレーターの改善に効果的といわれることもありますが、一方でダウンタイムが長いというデメリットもあります。

どちらを受けたほうがいいかはクレーターや肌の状態によっても異なりますので、まずは医師に相談してみるのが良いでしょう。

クレーターを改善し、
素肌を楽しみましょう

ニキビが強く炎症を起こすなどして真皮がダメージを受けると修復ができず、クレーターになります。

一度クレーターができてしまうと自然治癒やセルフケアでの改善は難しいです。クレーターの治療にはダーマペンがおすすめです。ダーマペンは微細な針を刺すことで肌の自然治癒力を高めるとともにコラーゲンやエラスチンなどの美容成分の分泌を活発化させます。治療回数を重ねるにつれ徐々にクレーターが改善していく効果が期待できます。ただし、クレーターのなかでもローリング型はダーマペンでの治療が難しいとされています。

まずは渋クリの無料カウンセリングで相談し、ダーマペンで改善が見込めるかどうか判断しましょう。

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