男性の赤ら顔の原因はビニール肌?改善には生活習慣とスキンケアが大切

赤ら顔の原因はビニール肌の可能性があります。赤ら顔になると人目が気になることもあり、できるだけ早く改善したいものです。

この記事ではビニール肌による赤ら顔の原因やセルフケアによる改善方法を紹介します。赤ら顔がコンプレックスな男性の参考になる内容です。

監修者
新宿院 院長
野口 なつ美
目次

ビニール肌とは

ビニール肌とは角質層が薄くなった肌のことです。ぱっと見は肌にハリがあるように見えるのですが、実際はキメがなくテカテカとビニールが張ったような状態であり、決して健康であるとは言えません。

ビニール肌の主な原因は過剰なスキンケアです。たとえば、洗顔のときにゴシゴシと強く擦る、頻繁なピーリングなどを続けると、角質層が剝がれてしまいます。角質層は肌のバリア機能や保湿を維持する役割があるため、薄くなりビニール肌の状態になると肌のバリア機能が低下し、外部刺激から肌を守る力が低下します。ちょっとした摩擦、紫外線、乾燥などに肌が敏感になり、傷つきやすくなってしまうでしょう。

このように、ビニール肌は肌トラブルを招く恐れがあるため、注意が必要です。

ビニール肌は男性の赤ら顔の原因?

ビニール肌は赤ら顔の原因になり得ます

そもそも赤ら顔とは、毛細血管の拡張や肌の炎症により顔が赤い状態が継続することです。ビニール肌は外部刺激に弱く、ちょっとした摩擦により肌に炎症が起こります。これにより、赤ら顔になってしまうこともあるでしょう。

ビニール肌に心当たりがある方は、スキンケアなどの見直しにより肌質を改善すると、症状が落ち着く可能性があるでしょう。

ビニール肌以外の赤ら顔の原因

赤ら顔の原因はビニール肌とは限りません。

ビニール肌の症状に心当たりがない方は、以下の原因により赤ら顔になっている可能性もあります。

  • 毛細血管拡張症
  • 酒さ
  • 脂漏性皮膚炎
  • ニキビなど炎症
    など

特に男性の場合は皮脂の分泌量が多く、脂漏性皮膚炎やニキビにより赤ら顔になることもあります。まずは赤ら顔の原因を突き止めるために、クリニックに相談するとよいでしょう。

【スキンケア編】
ビニール肌による赤ら顔の予防

ビニール肌は過度なスキンケアにより角質が薄くなることで発症します。そのため、ビニール肌により赤ら顔になっている場合、スキンケアの見直しが欠かせません。

ここでは、ビニール肌を改善・予防するためのスキンケアについて解説します。

シンプルなスキンケアをする

男性は女性と比べて皮脂の分泌量が多い傾向にあり、べたつきやニキビが気になってゴシゴシ洗ったりスクラブ入りの洗顔料を使ったりしてしまう人もいるでしょう。しかし、過剰なスキンケアはビニール肌の大きな原因です。スキンケアは極力シンプルに、かつ丁寧に行いましょう。

肌に優しい洗顔の手順は以下の通りです。

  1. 手を洗い、35度程度のぬるま湯で顔の汚れを落とす
  2. 洗顔料を泡立て、泡で洗うイメージで優しく洗う
  3. ぬるま湯で洗顔料を落とす
  4. タオルに水分を吸収させるように、水分を優しく拭き取る

洗顔は1日に2回が適しています。洗顔をしすぎると肌の乾燥を招き、肌のバリア機能が低下するため、ビニール肌が悪化する恐れがあるため注意が必要です。

なお、洗顔時にはぬるま湯を使用してください。熱湯で洗顔をすると、顔のバリア機能を保つために必要な皮脂を落としてしまう可能性があります。

紫外線対策を行う

紫外線は肌にとって強い刺激となります。特にビニール肌になっている場合、肌のバリア機能が低下しているため、赤ら顔はもちろんシミやシワなど肌が老化する原因になり得ます。

紫外線は室内でも窓を通して入るため、窓際にいる時間が長い方は気をつけてください。外出時には日焼け止めを塗る、帽子やサングラスの着用、日傘の使用など、紫外線対策を怠らないようにしましょう。

ただ、日焼け止め対策をしていると人の目が気になるものです。人目を気にせず紫外線対策を行いたい方は飲む日焼け止め「ヘリオケア」がおすすめです。

【生活習慣編】
ビニール肌による赤ら顔予防

肌は日々の習慣によって作られるため、ビニール肌を改善し赤ら顔を予防するには生活習慣の見直しも大切です。

ここでは、ビニール肌による赤ら顔予防をするために見直したい生活習慣について解説します。

十分な睡眠をとる

肌は眠っている間に細胞の再生と修復を行います。そのため、質の良い睡眠をとることで、肌の再生を促し、ビニール肌の改善が期待できるでしょう。

質の良い睡眠を取るコツは以下の通りです。

  • 入浴や心地良い音楽を聴き、副交感神経を優位にする
  • 就寝の2~3時間前にはスマホやPCは触らない
  • 起床時には朝日をしっかり浴びる
  • 睡眠時間は7~8時間取るように心がける

PCやスマホのブルーライトは体内時計に影響し、睡眠リズムが後退するため注意してください。朝日を浴びるとメラトニンと呼ばれるホルモンが分泌されます。これにより睡眠ホルモンの分泌量が増え、睡眠リズムを整えやすくなるため、朝日はしっかりと浴びるように心がけてみましょう。

肌を助ける栄養素を摂る

ビニール肌による赤ら顔の症状が出ている場合、肌の調子を整える作用や抗炎症作用のある栄養素をとるよう意識してみてください。

肌を助ける効果が期待できる栄養素は以下の通りです。

スクロールできます
効果栄養素多く含む食品
肌の健康を保つビタミン類緑黄色野菜、果物、ナッツ類、魚介類、肉類など
肌の新陳代謝を促す亜鉛牛肉、牡蠣、チーズ、卵黄など
肌細胞のもとになるたんぱく質魚介類、肉類、乳製品、卵、大豆類
皮脂のもとになる必須脂肪酸植物性油、イワシ、サンマ、サバなど
腸内環境を整える食物繊維イモ類、玄米、レンコン、大根、海藻など
抗炎症作用オメガ3脂肪酸緑黄色野菜、果物、ナッツ類、魚介類など

食事のなかにバランスよく取り入れましょう。油分の多いジャンクフードや揚げ物は皮脂の過剰分泌を促し、ニキビや炎症のリスクが増加するため注意が必要です。

適度な運動を取り入れる

適度な運動により顔の血流が増え、肌に必要な栄養分が補給されます。

さらにリンパの流れも改善するため、新陳代謝が促進され肌の生まれ変わりであるターンオーバーが促されます。これによりビニール肌を改善し、健康的な肌に近づけられるでしょう。

運動習慣として、ウォーキング、ストレッチ、軽いジョギング、筋トレなど取り入れてみてください。時間を取るのが難しい方は通勤中にエスカレーターではなく階段を使うのもおすすめです。

美容医療によるビニール肌の治し方

ビニール肌はセルフケアで改善するには時間がかかります。また、仕事やプライベートが忙しく、スキンケアに十分な時間が取れない方もいるでしょう。

ビニール肌はクリニックにてプロの力を借りることで、早期治療が望めます。たとえば渋クリではビニール肌の方へイオン導入を提案しています。

イオン導入は、肌の奥までビタミンCやビタミンAなどの有効成分を届け、肌のターンオーバーを正常化する治療です。気になる方はまずは無料カウンセリングにお越しください。

ビニール肌を改善して
赤ら顔を治しましょう

ビニール肌とは肌の角質層が薄くなり、ビニールのようにテカテカと張っている状態です。バリア機能が衰えているため、放置すると炎症が起きて赤ら顔になる恐れもあります。

ビニール肌は過剰なスキンケアにより起こる恐れがありますので、心当たりがあればまずはスキンケアを見直しましょう。具体的には顔を洗いすぎないように注意したり、紫外線対策を行ったりする方法があります。

また、健やかな肌を保つには生活習慣の見直しも欠かせません。肌に必要な栄養を日々の食事で摂取するほか、質の高い睡眠の確保により肌のターンオーバーを促すことが大切です。

ただし、セルフケアではビニール肌の改善に時間がかかる場合があります。できるだけ早く赤ら顔を改善し、健康的な肌になりたい方は美容クリニックでの治療を検討してください。

渋クリではイオン導入により肌のターンオーバーを促す治療を提案しています。まずは無料カウンセリングで気になる症状をご相談ください。

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