ダーマペンはニキビ跡に効果あり!色素沈着・クレーターは?悪化しない?
ダーマペンはニキビ跡に効果があるといわれています。色素沈着・ケロイド・クレーターなど、どのような種類のニキビ跡にも効果があるのか気になるところです。
この記事ではダーマペンでニキビ跡が改善する仕組みや治療できるニキビ跡、反対に悪化する恐れがあるニキビ跡について紹介します。
ダーマペンでニキビ跡が改善する仕組み
そもそもダーマペンとは、極細の針を使い肌に小さな穴を開けることで自然治癒力を高める治療方法です。
肌に傷ができると修復するために線維芽細胞が活性化します。線維芽細胞は肌のハリや弾力を保つために必要なコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を増幅させます。これによりニキビ跡による傷やへこみもふっくらと再生していくのです。
また、同時に肌のターンオーバーも正常化されることでメラニンが排出され、色素沈着も改善します。
ダーマペンで治療できるニキビ跡
実はニキビ跡は一種類ではなく、状態によって数種類に分けられます。
ダーマペンで改善が期待できるニキビ跡は下記の通りです。
色素沈着型
色素沈着型は、ニキビの炎症が治まった後に茶色い色が残ってしまった状態です。
ニキビの炎症で肌がダメージを受けると、メラノサイトが活性化します。メラノサイトは色素沈着の元であるメラニンを大量に生成し、色素沈着を引き起こすのです。色素沈着はセルフケアでも徐々に改善していきますが、消えるまでは数カ月以上かかる可能性もあります。
ケロイド型
ケロイド型は肌が盛り上がった状態でニキビ跡として残ったものです。ニキビが治る過程でコラーゲン繊維が蓄積し瘢痕組織が過剰に作られたのが原因です。
フェイスラインやあご周りにかけてふっくらとしたニキビ跡が残っている場合、ケロイド型の可能性があります。なかには自然に軽快するものもありますが、何年も根強く残ることもあります。
クレーター型
クレーター型とは、ニキビがあった部分やその周辺が凹み、クレーターになった状態です。炎症により真皮層と呼ばれる肌の深い部分の細胞まで壊されたり、繰り返す炎症により肌が引っ張られたりしたときに現れます。
一度破壊されて凹んだ肌は放置しても自然治癒は期待できず、セルフケアでの改善は困難といわれています。
ニキビ跡が消えるまで何回治療が必要?
必要な治療回数はニキビ跡の状態や肌の回復力によって異なります。ただ、ニキビ跡治療の場合は1回で劇的に回復させるのは難しく、複数回の治療を推奨しています。
薄めの色素沈着型やケロイド型では3回程度、クレーター型であれば5回程度は治療が必要です。ダーマペンは針そのもので治療するわけではなく、自然治癒力を高めることで改善を促す治療方法です。そのため、ニキビ跡を改善するには時間がかかることを覚えておきましょう。
ニキビ跡治療の効果をアップさせる方法
せっかくダーマペンでニキビ跡を治療するなら、できるだけ効果を引き出したいものです。
ニキビ跡治療の効果をアップさせるために下記の方法を試してみてください。
食生活を見直す
せっかくダーマペンで肌の自然治癒力を高めても、肌を作るための栄養が足りてなければ最大限の効果は発揮されません。
一日三食バランスの良い食事を心がけましょう。具体的には、三大栄養素といわれる炭水化物・タンパク質・脂質とビタミン・ミネラルを偏りなく摂取するのが大切です。
そのうえで、ニキビ跡を改善する効果が期待できる下記の栄養も摂り入れましょう。
栄養 | 期待できる働き | 多く含まれる食材 |
---|---|---|
ビタミンB2 | 肌のターンオーバーを促す | 卵 納豆 レバー |
ビタミンE | メラニン色素の排出を促す | アボカド アーモンド |
ビタミンC | コラーゲンの合成を促す | キャベツ パプリカ ブロッコリー |
質のいい睡眠をとる
睡眠中には肌のターンオーバーに欠かせない成長ホルモンが分泌されます。
そのため睡眠時間が不足したり睡眠が浅くなったりすると成長ホルモンの分泌が滞り、ダーマペンの治療効果を最大限発揮できない可能性があるのです。就寝前には入浴で体を温め、スマートフォンやパソコンを見ないようすると質の高い睡眠がとりやすくなります。
幹細胞培養上清液を併用する
幹細胞培養上清液とは、人の幹細胞を培養した液体から幹細胞を取り出し、滅菌処理などを行った上澄み液のことです。
ニキビ跡の改善に欠かせないコラーゲンの分泌や傷の治癒を促進する成分が含まれており、ダーマペンと併用することで治療効果を高めることが期待できます。
渋クリではダーマペンの治療時に幹細胞培養上清液をオプションで追加できます。ニキビ跡治療の効果を高め、できるだけはやくツルスベ肌を目指したい方はまずは渋クリの無料カウンセリングにお越しください。
ダーマペンで悪化するニキビ跡
ダーマペンは色素沈着型やクレーター型のニキビ跡に効果的ですが、反対にダーマペンで治療すると悪化する危険性があるニキビ跡があります。
下記に当てはまるときは医師にご相談ください。
赤みがある
ニキビが治っているのにもかかわらず赤みが引かないニキビ跡は、敏感な状態です。
肌のダメージを修復するために作られた毛細血管の色により赤みが生じていると考えられます。ダーマペンで刺激を与えると傷跡が残ったり色素沈着になったりする恐れがありますので、赤みが引くまでは治療を避けましょう。
膿が残っている
膿が残っているニキビ跡はダーマペンでの治療はおすすめできません。
膿を針で潰すと細菌が付き、その針で他の部位を刺すことで細菌が肌全体に広がる恐れがあります。その結果、肌全体が炎症を起こすなど肌トラブルが悪化する危険もあります、膿が残っているニキビ跡があるときは医師に相談しましょう。
ダーマペンで
ニキビ跡を悪化させないために
ダーマペンはニキビ跡の改善に効果的ですが、間違ったケアや施術を行うとニキビ跡が悪化する恐れがあります。
ダーマペンでニキビ跡を悪化させないために、下記を心がけましょう。
肌に刺激を与えない
ダーマペンの治療後は肌が敏感な状態です。強い刺激が加わるとかえって色素沈着や肌トラブルが増加する恐れがあります。
洗顔は翌日からが良いとされていますが、その際にもできるだけ摩擦を与えないように注意してください。保湿には敏感肌の肌に優しい化粧水・乳液がおすすめです。
念入りに紫外線対策する
紫外線は肌に大きなダメージを与えます。
ダーマペンの施術後は一時的に肌のバリア機能が低下し、いつも以上に紫外線によるダメージを受けやすくなります。紫外線を浴びないよう術後はマスクやサングラスでカバー、翌日からは日焼け止めでの対策がおすすめです。
クリニックで施術を受ける
ダーマペンの機械を購入すれば自宅でも施術ができるといわれていますが、おすすめできません。
渋クリで使用しているダーマペン4と呼ばれる機器はアメリカのFDAという公的機関に認定された医療機器ですが、通販サイトで販売されているのはあくまで類似品です。そのため滅菌処理が甘かったり針の鋭さが足りなかったりなど機器の不具合が生じている可能性もあります。
また、適切な針の深さは症状や肌の状態によって異なります。自身で判断するのは難しいため、医師のカウンセリングが受けられるクリニックで治療を受けましょう。
炎症のないニキビ跡は
ダーマペンできれいにしましょう
ダーマペンとは、極細の針を使い肌に小さな穴を開けることで自然治癒力を高める治療方法です。
線維芽細胞を活性化することで必要なコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を増幅させ、クレーターや色素沈着といったニキビ跡を改善します。より効果をアップさせるためには食生活や睡眠時間などの生活習慣の見直しや幹細胞培養上清液の使用がおすすめです。
渋クリではダーマペンの治療時にオプションで幹細胞培養上清液を使用できます。ニキビ跡を改善し、ツルツルとした美しい肌を目指したい方はまずは渋クリの無料カウンセリングにお越しください。
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