くすみ肌とは?原因と改善方法!スキンケアと下地・美容液の選び方

くすみ肌とは、肌が本来の色とは異なり暗く見える状態です。くすみ肌の原因はいくつかあり、化粧水や美容液を変更し、洗顔方法などのスキンケアを見直すことで改善できる可能性があります。

この記事では、ファンデーションや下地などのメイクでカバーする方法やセルフケアによる予防方法を紹介します。

監修者
新宿院 院長
野口 なつ美
目次

くすみ肌とは?

くすみ肌とは、肌が本来の明るさよりも暗くくすんで見える状態です。

肌のハリツヤや明るさが感じられないため、元気がなく不健康に見えるだけでなく、第一印象が暗くなり対人関係に影響が出る可能性があります。くすみ肌を改善するには原因を把握するのが大切です。

くすみ肌の原因は?

肌のくすみにはいくつか種類があり、原因も異なります。自分の肌がどのような状態なのか確認してみましょう。

糖の過剰摂取

肌全体の黄色っぽいくすみが気になる方は、糖の過剰摂取が原因かもしれません。

糖を摂りすぎるとタンパク質が糖と結びつき、真皮層が変色して黄色くくすみます。糖化はシワやたるみを引き起こすリスクもあるでしょう。

なお、活性酸素により酸化した脂質とタンパク質が結合することでも黄くすみは生じます。活性酸素が増えやすい喫煙習慣のある方、運動不足の方は要注意です。

メラニン色素

メラニン色素の過剰生成により、肌が茶色くくすんで見える方がいます。

メラニン色素の主な原因は紫外線であり、肌は紫外線を受けると、外部刺激から守るためにメラニン色素を過剰に生成する傾向があります。肌のターンオーバーにより正常に排出されればくすみは出ませんが、排出が滞ると肌の色が変わるケースもあるようです。

肌を強く擦るなどの外部刺激もメラニン色素を生成しやすくなるため、色素沈着の原因となります。

血行不良

目の下のクマが目立つ、顔全体が青黒くくすむ方は、血行不良が原因の可能性があります。

不健康や疲れた印象を与えやすく、運動不足、栄養不足、睡眠不足などの生活習慣の乱れが要因となり生じます。ストレスや、鉄分不足による貧血が原因で血流が悪くなるケースもあるため気をつけてください。

毛細血管の拡張

頬や毛細血管の拡張により肌が赤く見える赤くすみになっている可能性があります。

毛細血管はニキビなど肌トラブルによる炎症や肌を擦るといった刺激のほか、冬の寒暖差などによっても起こる場合があります。肌全体ではなく、頬や小鼻の周りなどの赤みが気になる方は、毛細血管の拡張が起きているかもしれません。

赤くすみは一時的に起こっていることもありますが、放っておくとメラニン色素が沈着し、茶くすみになる恐れもあるため、注意が必要です。

肌の乾燥

肌の乾燥により肌の水分が維持できなくなると、肌の透明感がなくなり、肌全体が灰色にくすんだように見える場合があります。

肌の一番外側には、角質細胞と、細胞の間を埋める細胞間脂質から成る角質層があります。紫外線や肌のターンオーバーの乱れなどが要因となり、細胞間脂質細胞が減少して細胞を結びつける力が弱まると、肌のバリア機能が低下。肌から水分が逃げてしまい、乾燥肌を招きます。

くすみ肌を改善するメイクのコツ

くすみ肌では周囲の目が気になり、外出をためらいがちです。

くすみ肌はメイクによりカバーが可能なため、下地やファンデーションなどを組み合わせて顔色をよく見せてみましょう。

化粧下地・コントロールカラー

くすみ肌が気になる方は、肌の悩みに合わせた化粧下地やコントロールカラーを選ぶのがおすすめです。

  • 顔全体のくすみが気になる…パープル系
  • 肌が青白い、暗い…ピンク系
  • クマが気になる…イエロー系

パープル系は透明感をアップし、血色を良くする効果が期待でき、ピンク系は顔の色をワントーン上げ、健康的に見せられます。オレンジ系は、クマや疲れ顔を健康的な印象へ変えられるため、肌の状態に合わせて使い分けると良いです。ブルー系、グリーン系のコントロールカラーは、顔色が悪くなる可能性があるため注意しましょう。

ファンデーション

顔のくすみに合わせてファンデーションの色を選ぶと自然な仕上がりになります。

  • 青くすみ…ピンク系
  • 黄くすみ…オークル、ベージュ

肌が青くくすむ方は、透明感を出すと顔色が悪く見えます。また、黄くすみの方がピンク系を使用すると、肌が浮いて見えるため使用は控えるのが無難です。肌が乾燥している方は、肌に優しいミネラルファンデーションの使用を検討してみましょう。

アイシャドウ

アイシャドウで影やくすみを出す色を抑えると、明るい目元ができます。

  • ピンク系、オレンジ系…血色が良く見える
  • ラメ入り、ほんのりパール…目元が輝く
  • 目の際には再彩度が高いアクセントカラーを使う

ダークカラーは目元に影ができ、くすんで見えるだけでなく、使用しすぎると怖い印象を与える可能性があります。

くすみ肌を予防するスキンケア方法

くすみ肌は適切なスキンケアにより予防できます。

肌の色が気になる方は、洗顔や保湿方法などを見直しましょう。

洗顔のやり方を見直す

ごしごしと擦る洗顔は、外部刺激によるメラニン色素の過剰生成のほか、角質層へダメージを与え、乾燥肌を招くリスクがあります。くすみ改善には以下の手順による肌に優しい洗顔が大切です。

  1. 指の腹を使い、クレンジングなどでメイクを落とす
  2. 洗顔料を泡立て、泡で汚れを落とす
  3. ぬるま湯でしっかり洗う
  4. タオルに水分を吸収させるイメージで拭く

熱湯は肌に必要な皮脂を洗い流し、乾燥を招く恐れがあります。また、洗浄力の強い洗顔料は肌への刺激が強いため使用は控えてください。

保湿を徹底する

洗顔後は速やかに保湿し、肌のくすみの原因となる乾燥を防ぎます。化粧水や美容液には以下のような肌を守る成分が含まれていると良いでしょう。

スクロールできます
保湿効果の高いもの・ヒアルロン酸、コラーゲン、グリセリン、スクワラン、セラミド、プロテオグリカンなど
メラニンを抑制するもの・ビタミンC誘導体、コウジ酸、アルブチン、トラネキサム酸など
代謝を助けるものナイアシンアミド

防腐剤やアルコール、合成香料などの添加物が含まれているものは、肌への刺激が強いため控えます。化粧水や美容液の使用後はクリームなどで水分が蒸発しないように蓋をしてください。

紫外線対策を忘れない

紫外線対策により肌へのダメージを守れます。炎症や色素沈着によるくすみを予防したい方は特に意識してみてください。

  • 日焼け止めの使用
  • 帽子や長袖、サングラスの着用

日焼け止めは汗により流れ、効果が薄れてしまうため、こまめに塗り直しましょう。なお、紫外線は一年中曇りや雨の日も降り注いでいます。一年を通して対策するのを忘れないことが大切です。

生活習慣を整える

くすみは栄養バランスの乱れや睡眠不足によっても起こります。生活習慣を整え、肌に良い生活を心がけましょう。

  • バランスの取れた食事
  • 十分な睡眠時間の確保
  • 適度な運動
  • ストレスの解消

ビタミンやタンパク質などを含む食事は、肌の健康を守るのに役立ちます。

また、十分な睡眠により、寝ている間に傷ついた肌の修復が行われ、肌のターンオーバーが促されます。肌の血行不良を改善するため行う運動は、激しく汗をかくほど行う必要はありません。軽いジョギングやウォーキングなどの有酸素運動がおすすめです。

美容医療で治療をする

肌のくすみをセルフケアで改善するには時間がかかりますが、美容医療なら短期間での治療が可能です。

たとえば渋クリでは以下のような治療方法を提案しています。

スクロールできます
ケミカルピーリング安全性の高い薬品を肌に塗り、毛穴の汚れや古い角質を溶かす治療方法
古い肌が新しく生まれ変わるため、肌のくすみが改善する
イオン導入と組み合わせると効果アップ
イオン導入肌の奥まで美容成分を浸透させ、肌のターンオーバーを正常に促し、肌のくすみを改善する方法
ケミカルピーリングと組み合わせるのがおすすめ
レーザートーニング肌に残るメラニン色素を減らし、美白効果をもたらす治療方法
肌のくすみだけでなく、シミ、そばかす、ニキビ跡、肝斑の治療にも効果的
フォトトリートメントさまざまな特徴を持つ光を照射する治療方法
美白だけでなく、ニキビや頬の赤み、ハリ、小じわ、毛穴の開き、老化防止などの効果が得られる

上記は一例です。

渋クリでは肌の状態に合わせた治療方法を提案しています。無料カウンセリングを実施しておりますので、まずは気軽にご相談くださいませ。

くすみ肌を改善して
美しい肌を手に入れましょう

くすみ肌にはいくつか種類があり、症状により原因は異なります

たとえば、肌全体が灰色っぽい、メイクのノリが悪い、触るとゴワゴワする方は、肌のターンオーバーや乾燥が原因の可能性が高いです。顔色が青くクマが目立つ方は血行不良、黄くすみが気になる方は糖分の摂りすぎが考えられます。

くすみ肌の予防方法には肌に優しい洗顔、適切な保湿、紫外線対策などが挙げられます。スキンケアを見直し、健康的な肌を維持しましょう。くすみ肌は化粧下地やコントロールカラーなど、メイクを工夫すると目立たなくすることができますが、根本的な解決にはなりません。くすみ肌をセルフケアで改善するには時間がかかるため、短期間で確実に治したい方はクリニックへの相談を検討しましょう。

渋クリでは、肌トラブルに親身に寄り添い、適切な治療方法を提案しています。肌トラブルにお悩みの方は渋クリの無料カウンセリングまでお越しください。

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