足に茶色いシミがたくさんできた!原因・治し方は?レーザーで取れる?
ある日突然、足に茶色のシミがたくさんできているのに気づくことがあります。何が原因でシミができてしまうのでしょうか。
この記事では足のシミができる原因と予防方法、シミの取り方を紹介します。
足のシミの原因
足にできるシミの原因は一つではありません。
ここでは足にできるシミの主な原因を紹介します。
茶色い・色ムラがあるなら
「炎症後色素沈着」
炎症後色素沈着とは、肌に起こった炎症が治った後に残る、茶色っぽいシミです。
肌に炎症が起こるとメラニン色素が生成されます。炎症がおさまった後にメラニン色素が沈着すると、シミとなって残るのです。炎症が治まった後は、年単位でシミが自然に薄くなるケースが多いです。患部が紫外線を浴びると症状が悪化する可能性があるため気をつけましょう。
肌の炎症の原因としては、以下のように多数あります。炎症が起こったら患部を触らないように注意が必要です。
- ケガ
- 火傷
- かぶれ
- ニキビ
- 虫刺され
- カミソリによるムダ毛処理
茶色い・境界が明瞭なら
「老人性色素班」
老人性色素班は、主に紫外線によるダメージが蓄積したことで表れるシミです。
紫外線を浴びると、皮膚は外部の刺激から守るためにメラニン色素を生成します。メラニン色素は肌のターンオーバーにより、正常なら皮膚の表面に押し出され剥がれ落ちます。
紫外線を浴びすぎると肌の再生が上手くできず、メラニン色素が皮膚に沈着してしまい、シミになるのです。シミの色は茶色や薄茶色で、楕円形や丸の形のものが多いです。紫外線を浴びやすい顔や手の甲などにできやすいですが、足にも生じる場合もあります。
黒い・ぼんやり広いなら
「摩擦黒皮症」
摩擦黒皮症とは、肌に慢性的な炎症や摩擦刺激が加わり、皮膚が黒ずむ症状です。
角質が硬くなり、触るとゴワゴワする場合もあります。肌に慢性的な刺激が加わると、皮膚を外部刺激から守るためにメラニン色素が過剰に生成されます。生成されたメラニン色素が上手く排出できず、沈着するとシミになります。皮膚同士が擦れ合う脇や、体重が加わるひじやひざなどでよく見られます。黒ずみを消そうとして擦ると症状が悪化するためできるだけ触れないようにしましょう。
注意!ガンの可能性があるシミ
シミと間違えられやすいガンに悪性黒色腫があります。
悪性黒色腫はメラノーマとも呼ばれる皮膚ガンの一種。体の末端部分に症状が表れることが多いガンです。放置すると皮膚からリンパ節や内臓に転移する可能性があるため、早期発見が大切です。手足の裏や指、爪先にシミやホクロのようなものができたら注意しましょう。
気になる症状がある方は早めに皮膚科を受診し、医師に相談するのがおすすめです。
受診すべき?セルフチェック
下記の症状に当てはまったら悪性黒色腫の可能性があるため、すぐ受診しましょう。
- シミが急に大きくなった
- シミの大きさが6ミリ以上ある
- 形がいびつで左右非対称
- 表面が盛り上がっている
- 黒色の中に、白、青、茶色、灰色などが混じっている
特に急に大きなシミやホクロができ、大きくなったら要注意です。その他にも、シミが盛り上がっていて中央がへこむ、シミの表面に毛細血管が見える、光沢がある場合は皮膚がんの可能性が高いため、医師の診察を受けて下さい。
セルフケアで足のシミを治せる?
セルフケアで足のシミを完全に治すのは難しいですが、肌のターンオーバーにより徐々にシミを改善することは可能です。
ここでは、セルフケアでシミを改善する方法を紹介します。
生活習慣を整える
生活習慣を整えると、肌のターンオーバーが正常になりシミができにくくなります。
肌は再生能力があり、古い皮膚を表面に押し上げて剥がし、新しい肌に生まれ変わります。肌の生まれ変わりであるターンオーバーが乱れると、メラニン色素が上手く排出されず、シミができてしまうのです。そのため、シミを薄くするためには生活習慣を整えターンオーバーを正常にすることが重要です。
具体的にはまず、十分な睡眠時間を取り、バランスの良い食事を心がけてください。喫煙や飲酒はシミのリスクが上がるため控えましょう。ストレスは溜めないように適度に解消するのがおすすめです。ストレスの発散方法として適度な運動を取り入れれば、生活習慣の改善にもつながります。
美白効果の期待できる化粧品を使う
美白効果のある成分を含む化粧品を使い続けると、シミが薄くなる可能性があります。
特にビタミンC誘導体やハイドロキノンといった成分はシミを薄くする効果が期待できるでしょう。ただし、どちらも肌への刺激が強いため市販の製品は配合量が少なく、効果が実感できないかもしれません。効果を確実に実感したいのなら、美容クリニックで処方している化粧品を使用しましょう。
渋クリでは高濃度ビタミンCを配合した美容液「センシル」を提供しています。シミだけでなく、肌荒れや乾燥、ニキビ跡、肌のたるみやくすみにも効果があります。
足のシミ取りにはレーザーが効果的!
足のシミをセルフケアで薄くするには時間がかかります。
短時間で確実に薄くしたいのなら、美容クリニックでレーザー治療を受けるのがおすすめです。渋クリでは医師の診察に基づき、適切な治療方法を提案します。シミ取りレーザーの種類も豊富で、痛みの強さや照射パワーなどをシミの状態に合わせて選び施術ができます。シミを薄くするだけでなく、肌色の改善や開いた毛穴を引き締めるなど、美肌効果が期待できる施術も提案可能です。
シミを薄くしたい方や肌の悩みがある方はお気軽に渋クリへご相談ください。
足のシミを予防するには
足のシミを薄くするのには時間がかかるケースが多いため、シミができないよう予防することが大切です。
ここでは、足のシミを予防する方法を紹介します。
紫外線対策する
紫外線は老人性色素班の原因となります。
紫外線から肌を守ることにより、メラニン色素が過剰に生成されるのを防ぎ、肌にシミを予防できるでしょう。日焼け止めを塗る、日傘をさすなどし、日ごろから紫外線対策を行ってください。ただ、外仕事で日傘をさすのが難しい方や、日焼け止めを塗り忘れてしまう方もいるでしょう。
渋クリでは飲む日焼け止め「ヘリオケア」を処方しています。飲むだけで手軽に紫外線対策ができるためおすすめです。
肌を傷つけないようにする
肌を傷つけ炎症が起きると炎症後色素沈着になる可能性があるため、肌に傷をつけないように注意しましょう。
なお、炎症性色素沈着はケガだけでなくシェービングによる細かな傷や、虫刺されの跡がシミになる恐れがあります。肌に炎症が起こったときは、患部への刺激を避け、触らないようにしましょう。
締め付けの弱い衣類を着る
摩擦黒皮症の原因は、慢性的な摩擦刺激です。
下着の締め付けや衣類との擦れ、タオルによる摩擦などをできる限り避けることで予防できます。締め付けのない衣類を身につけ、タオルは擦らず肌に当てるようにして使うなど心がけるなど、できるだけ肌への摩擦を減らしましょう。
肌にメラニン色素が表れるのは、摩擦黒皮症の初期症状ですが、摩擦を何度も繰り返すと真皮に沈着し治すことが難しくなるため注意が必要です。
足のシミは習慣の見直しで
予防できます
足にできるシミにはさまざまな種類があります。
シミのできる原因は、ケガや虫刺されなどの患部への刺激、紫外線、慢性的な摩擦刺激などで、日常生活を見直せば防げるものが多いです。肌を刺激から守る工夫をし、生活習慣を改善すれば、シミに悩まされることは少なくなるでしょう。
足にシミができ、薄くしたいと考えている方は、渋谷美容外科クリニックの無料カウンセリングへお越しください。豊富な実績を持つ医師が、肌のトラブルに悩む方の力になります。
こちらの記事を読んだ方に!
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