胸にできるシミの原因とは?改善方法や化学療法との関係性について

胸にできるシミにはさまざまな種類があり原因が異なります。なかには化学療法が影響でシミができてしまうケースがあるため注意が必要です。

そこで今回は、胸にできるシミの原因や改善方法について詳しくご紹介します。正しいケア方法を知りたい方はぜひ参考にしてみてください。

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目次

胸にできるシミとは

肝斑
・日光黒子
・後天性真皮メラノサイトーシス

シミと聞くと顔や手の甲にできるイメージがあるかも知れませんが、胸にできることもあります。胸にできるシミの一例を上記に挙げてみました。

肝斑や日光黒子などをまとめて「シミ」と呼び、さまざまな種類があることがわかります。シミに種類があるのは、それぞれの発生原因や特徴が異なるためです。

シミの種類によって治療法が異なるため、判断を誤ると、改善するどころか悪化させてしまう危険性があります

シミの鑑別は、専門の医師でなければ難しいのが現状です。中には日光黒子と似た皮膚がんである可能性があるため、自己判断で決めつけてしまうと取り返しのつかない状況になる可能性があります。

胸にできたただの「シミ」と軽く考えず、どのような種類のシミなのか、まずはしっかりと診断を受けておくことをおすすめします。

胸にできるシミの原因

胸にできるシミにはさまざまな種類があり、併発していることもあります。そもそも、シミに種類があるのは見た目や発症時期に違いがあるだけではなく、原因が異なるためです。

ここでは、胸にできるシミの原因にはどのようなものがあるのか詳しくご紹介します。

  • 紫外線
  • ストレスやホルモンバランスの乱れ
  • 肌へのダメージ
  • 化学物質の影響

紫外線

紫外線は、胸にできるすべてのシミの発生原因になります。

紫外線による肌ダメージの影響で、シミのもとになるメラニン色素が増えるためです。メラニン色素とは、紫外線からのダメージを防ぐために肌が作り出す物質です。メラニン色素を排出するためのスキンケアアイテムを活用していても、紫外線に当たり続けていると効果は半減してしまいます。紫外線対策はシミ予防に欠かせない方法と言えます。

ストレスやホルモンバランスの乱れ

ストレスやホルモンバランスの影響で、メラニン色素の生成が促進されることがわかっています。

中高年の女性にできやすい肝斑などのシミが該当します。特にホルモンバランスの乱れは更年期や妊娠、出産などで起こりやすい点が特徴です。これから妊娠予定の方など、シミ発生のリスクが高くなることを十分に理解した上で対策を図る必要があります。

肌へのダメージ

肌が火傷や怪我などのダメージを受けると、色素沈着としてシミができることがあります。

炎症後色素沈着と呼ばれるシミで、胸にもできる可能性があります。一時的なシミなため、自然と消失するケースが多いです。一方で、炎症や摩擦を繰り返してしまうと消えないシミとして残ってしまうこともあります。

化学物質の影響

肌が化学物質に触れることで、発赤や痒みなどのアレルギー反応が起き、色素沈着を起こす可能性があります。

化学物質とは、化粧品に配合された成分や服、ナイロン製の服やタオルなどが当てはまります。気づかないうちにシミが悪化して、消えにくくなることがあるため、肌に異常がないか日頃からチェックしておくと良いでしょう。

胸にできるシミの改善方法

  • 紫外線対策を行う
  • スキンケアを徹底する
  • 生活習慣の改善を行う
  • クリニックで治療を受ける

胸にできたシミは、上記のような方法で改善につなげられます。自宅でできるケア方法から、確実に綺麗にしたい方におすすめの方法まで詳しくみていきましょう。

紫外線対策を行う

シミの原因になる紫外線が肌に直接当たらないよう、日々のケアを徹底しましょう。日差しの強い時期だけでなく、年間を通して紫外線カットのアイテムを使うのがおすすめです。紫外線は、夏場だけでなく5月や10月などの時期も多くなる傾向にあります。

またUVAという紫外線は、曇りの日であっても降り注ぐため、気を抜かずに紫外線対策を行う必要があります。

日焼け止めクリームをこまめに塗り、日傘や帽子などのアイテムを積極的に活用しましょう

スキンケアを徹底する

シミ予防対策におすすめのスキンケア用品の成分
メラニン色素の生成そのものを抑える・アルブチン
・ビタミンC誘導体
・リノール酸
・コウジ酸
・ルシノール
・ハイドロキノン
など
メラニン色素を排出する・リノール酸
・ビタミンC誘導体
・レチノール
など
メラニン色素を薄くする・ハイドロキノン
・ビタミンC誘導体
など
メラニン色素の生成を促す働きを抑える・トラネキサム酸
など

肌にシミのもとになるメラニン色素が蓄積されないように、美白配合成分の含まれたスキンケア用品を使うと良いでしょう。

スキンケア用品を使ったからといって、シミが確実に消えるわけではありませんが、長期間続けることでシミ予防対策が図れます。ドラッグストアなどにさまざまな種類のスキンケア用品が販売されているため、目的に合ったアイテムを選択してみてください。

生活習慣の改善を行う

生活習慣の見直しと改善を図ることで、胸にできたシミを身体の内側からケアできるようになります。

食生活の見直しは、シミだけでなく生活習慣病などの予防にもつながるため、健康管理を意識したい方には特におすすめです。

胸のシミ改善に効果が期待できる栄養素
名称働き食材
タンパク質肌の主成分肉、魚、チーズ、牛乳、卵など
ビタミンA抗酸化作用、肌の働きを正常に保つにんじん、トマトなど緑黄色野菜
ビタミンC抗酸化作用、コラーゲンの生成いちご、ブロッコリー、ピーマン、レモンなど

タンパク質は、シミのない綺麗な肌を保つために特に必要な栄養素ですが、過度なダイエットなどで不足しやすい傾向にあります。

肌の材料であるタンパク質は、正常な皮膚を作るためには欠かせない栄養素なため、意識して取り入れてください。

またビタミンが多い野菜や果物は、活性酸素を抑制したり、腸を綺麗にしたりする作用があります。カリウムなどのミネラルも多いため、日々の健康に気をつけたい方は積極的に摂取しましょう。

クリニックで治療を受ける

胸にすでにできてしまったシミは、生活習慣の改善などでこれ以上の悪化を予防できますが、完全に失くすまでには難しいのが現状です。

シミのない綺麗な肌を目指したい方は、美容外科クリニックでの治療がおすすめです。セルフケアを続けてもあまり効果を感じられない方は、クリニックに相談してみるのはいかがでしょうか。渋谷美容外科クリニックでは、以下のようなシミ治療を取り揃えています。

渋谷美容外科クリニックで行えるシミ治療
・Qスイッチヤグレーザー
・レーザートーニング
・フォトフェイシャル
・ケミカルピーリング
など

レーザーや光照射、薬剤の塗布による施術など、さまざまなシミに対応できる治療法があります。治療法によっては美白効果が期待できる点も魅力的です。自分のシミや肌の悩みに合ったベストな治療を医師が提案いたします。

ご予算に合わせた治療法の選択も行えますので、渋クリの無料カウンセリングをお気軽にご相談ください。

化学療法中に胸にシミができるって本当?

化学療法で使用する抗がん剤の副作用により胸にシミができてしまうことがあります。

肌の乾燥や色素沈着、爪囲炎などがあります。すべての抗がん剤治療で皮膚障害が起こるわけではありません。TS-1やアービタックス、フルオロウラシルなどの分子標的薬の一部の副作用が原因で、シミができやすくなります。

もちろん化学療法中であっても、シミ予防や改善に行う対策は前述したセルフケア方法と同じです。特に、肌の乾燥が起こりやすくなるため、入浴後は必ず保湿剤を塗布しましょう。通院や入院先の病院によっては専用の保湿剤を処方してくれる場合がありますので確認してみてください。

乾燥が出やすい方は、1日2回以上の塗布が必要ですが、量が多すぎると効果が減ってしまいます。FTU(フィンガーユニット)と呼ばれる人差し指の先から第一関節までを基準量にした単位を参考に、適量を塗ってみてください。

胸の場合は7FTUの塗布が目安になります。適切な方法でケアを続ければ、化学療法を継続しても、シミの発生や悪化の予防につながるでしょう。

胸のシミを消して美しい肌を目指したい方はクリニックを受診しましょう

胸にできるシミは一種類だけではありません。日光黒子や肝斑など、さまざまな種類のシミが併発して起こることがあります。

そのため、できてしまったシミがどの種類なのか、特徴や原因を正確に見極めた上で適切なケアを行う必要があります。セルフケアを継続することで薄くできる可能性はありますが、美しい肌に近づけたい方はクリニックでのシミ治療がおすすめです。

渋谷美容外科クリニックでは、無料カウンセリングを行っています。ご自身のシミの種類や原因を診断し、ベストな治療プログラムを提供いたします。

興味のある方は、お気軽に渋クリの無料カウンセリングへお越しください。

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