ダーマペンで毛穴が改善?何ミリの針が良い?より効果を高める方法も紹介

ダーマペンは顔に極微細な穴を開ける治療方法です。そのやり方から、「かえって毛穴が開くのでは?」と不安になる方もいるでしょう。

この記事ではダーマペンで毛穴が目立たなくなる仕組みや毛穴の改善に適した針の長さ、効果をアップさせる方法まで詳しく解説します。毛穴の改善目的でダーマペンによる治療を受けるか迷っている方の参考になる内容です。

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目次

毛穴が目立つ原因

そもそも毛穴は、なくすことはできません

毛穴は皮脂の分泌や老廃物の排出、汗を出すことによる体温調節などさまざまな役割を果たします。もし毛穴がなくなってしまったら、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。ダーマペンで治療を行っても毛穴がぴったりと閉じることはない、ということを理解しておきましょう。

ではなぜ、毛穴が目立つ人・目立たない人がいるのでしょうか。毛穴が目立つ原因は毛穴の見え方です。

ここでは、毛穴の見え方を「たるみ毛穴」と「開き毛穴・詰まり毛穴・黒ずみ毛穴」の2パターンに分け、毛穴が目立つ原因について解説します。

たるみ毛穴

たるみ毛穴は肌のハリや弾力が失われ肌がたるみ、毛穴が大きく見えてしまう現象です。毛穴が縦長に広がっているのが特徴です。

肌のハリや弾力を保つ成分としてはコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸が挙げられます。これらの成分は肌の真皮と呼ばれる部分に存在する線維芽細胞が生成に関与するのですが、線維芽細胞は加齢により徐々に数が減っていき、働きも弱くなってしまうのです。10代・20代のころには気にならなかった毛穴が目立つようになってきたのであれば、たるみ毛穴が原因の可能性があります。

開き毛穴・詰まり毛穴・黒ずみ毛穴

開き毛穴とは、毛穴に皮脂や古い角質など汚れが詰まってしまい開いた毛穴のことです。

皮脂や古い角質が角栓を形成すると詰まり毛穴に、角栓が酸化すると黒ずみ毛穴に変化します。毛穴の詰まりは皮脂の過剰分泌やターンオーバーの乱れが原因です。ターンオーバーとは肌の生まれ変わりのこと。通常は肌の生まれ変わりにより古い角質が剥がれ落ち、健康な肌をキープできるのですが、生活習慣の乱れなどが原因でターンオーバーが乱れることがあります。これにより毛穴に汚れが溜まると開き毛穴に、そして徐々に悪化して詰まり毛穴や黒ずみ毛穴につながり毛穴が目立つようになるのです。

ダーマペンで毛穴が目立たなくなる仕組み

毛穴は加齢や生活習慣の乱れにより、目立つことがあります。

ダーマペンで治療すると、下記の現象が起き毛穴が目立ちにくくなります。

肌のハリがアップする

ダーマペンで治療すると肌のハリがアップし、たるみ毛穴が目立ちにくくなります。

たるみ毛穴は線維芽細胞の働きが衰え肌のハリや弾力に関与する成分が減少したことで目立つ毛穴です。ダーマペンの針で穴を開け真皮を刺激すると線維芽細胞が活性化します。線維芽細胞が活性化すると肌のハリや弾力に関わるコラーゲンやエラスチンといった成分が活発に生成されます。これにより肌のハリが改善され、たるみ毛穴が目立ちにくくなるのです。

毛穴の汚れ対策ができる

ダーマペンで治療すると、開き毛穴や詰まり毛穴の原因となる毛穴の汚れ対策ができます。

ダーマペンは極微細な針で肌に穴を開けることで肌の自然治癒力引き出す治療方法です。傷を修復しようと肌が活性化し、ターンオーバーの正常化につながります。ターンオーバーが正常に働くことで毛穴に詰まった古い角質や過剰な皮脂が排出され、毛穴の開きが改善されるのです。

なお、ダーマペンは直接毛穴の汚れを除去する治療ではないため、勘違いしないようにしましょう。

角栓ができにくい肌環境になる

肌には水分を保湿したり外的刺激から守ったりするためのバリア機能が備わっています。

ところがターンオーバーが乱れるとバリア機能も低下。バリア機能が低下した状態の角質は水分量が少ないことがあり、古くなってもなかなか肌から剥がれません。どんどん角質が分厚くなる角質肥厚が発生し、毛穴から皮脂や汚れが排出されにくくなるのです。ダーマペンによりターンオーバーが正常になると、バリア機能も活性化し、毛穴に汚れが詰まりにくくなるとともに、角栓ができにくい肌環境に整えられていきます。

ただし、ダーマペンの治療直後は肌に細かな傷がついており、一時的にバリア機能が低下します。ターンオーバーの促進効果が表れるまでは1週間程度かかりますので、すぐにバリア機能が活性化するわけではないことを覚えておきましょう。

毛穴治療に適した針の長さは何ミリ?

一般的には肌表面の浅めの層であれば0.5~0.9mm、真皮にアプローチしたい場合は1.0~1.6mm程度が適しています。ただし、肌質や毛穴の状態によっても最適な長さは異なります。治療前に渋クリの無料カウンセリングで相談してみましょう。

毛穴への効果をアップさせる方法

せっかく治療をするならできるだけ効果をアップさせたいものです。

毛穴への効果をアップために、ご紹介する方法を取り入れてみてください。

幹細胞培養上清液を併用する

幹細胞培養上清液とは、人の幹細胞を培養した液体から幹細胞を除去し、滅菌などの処理をした上澄み液のことです。

細胞の回復やコラーゲンの生成を助ける成長因子が含まれており、ダーマペンと併用することで効果アップが期待できます。

渋クリではダーマペンでの治療時に幹細胞培養上清液のオプション追加が可能。より毛穴への効果を高めたい方におすすめです。

適切な回数・タイミングで施術する

毛穴への効果は一回の治療では感じられないことがあります。

ダーマペンは肌の自然治癒力を高めるための治療方法ですので、複数回治療することで効果アップが期待できます。3~4週間に1回の頻度で、まずは3回治療してみましょう。

ただし、早く毛穴を目立たなくしたいからといって短期間で何度も治療するのは逆効果傷が治らないうちに針を刺すと、ダメージが蓄積され肌の状態が悪化する恐れがあります。クリニックの指示に従って適切な回数・タイミングで治療を受けましょう。

施術後はセルフケアで原因を改善する

開き毛穴や詰まり毛穴、黒ずみ毛穴の原因は普段の生活習慣が原因の可能性があります。

ダーマペンはあくまで肌の自然治癒力を高めて毛穴を引き締める治療方法ですので、治療と同時に根本的な原因を改善していきましょう。ターンオーバーを整えるために睡眠時間を確保する、スナック菓子や揚げ物など脂っこいものの食べ過ぎに注意するなど、日々の生活を見直してみてください。

また、角栓の原因となる古い角質や皮脂をスキンケアで落とすことも大切です。毎日クレンジングと泡洗顔を行い、優しく汚れを落としましょう。洗顔後は肌の乾燥を防ぐため、化粧水・乳液での保湿も欠かしてはいけません。ダーマペンでの治療を機に、毎日の習慣やセルフケアも見直してみてくださいね。

ダーマペン以外で毛穴に効果的な治療法

ダーマペン以外で毛穴に効果的な治療法としては下記が挙げられます。

YAGレーザー

YAGレーザーは照射により真皮層に熱を加えることでコラーゲンの生成やターンオーバーを促す治療方法です。毛穴の引き締めのほか、シミやあざ、タトゥーの除去にも使われています。

渋クリでは最新型のQスイッチヤグレーザーを使用。ダウンタイムがほとんどないため、治療後には化粧して帰宅しても問題ありません。

フラクショナルCO2レーザー

フラクショナルCO2レーザーは1cm角の範囲に約2000発のレーザーを照射し、古くなった肌を新しい肌に入れ替える最新の治療法です。

1回の施術で入れ替わる肌は12~20%程度のため、全体を入れ替えるには4~6回の治療が必要となります。

ダーマペンで毛穴が目立たない
美しい肌を目指せます

ダーマペンは肌に微細な穴を開け、自然治癒力を高める治療方法です。線維芽細胞を刺激しコラーゲンやヒアルロン酸の生成を促し、たるみ毛穴の改善が目指せます。

また、開き毛穴や詰まり毛穴の原因であるターンオーバーの乱れも正常化し、穴に詰まった古い角質や過剰な皮脂が排出されやすくなります。

渋クリではダーマペンでの治療時に幹細胞培養上清液を併用できます。より効果的に毛穴の開きを改善したい方におすすめです。毛穴を目立たなくさせたい方はまずは無料カウンセリングにお越しください。

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