シミ取りレーザーで色素沈着するって本当?戻りシミの原因や対処法、注意点について
シミ取りレーザーを受けた後に、色素沈着が起きた経験をされた方や話を聞いたことがある方がいるのではないでしょうか。
シミ取りレーザーで色素沈着が起こるのは事実なのか、他に原因があるのか気になりますよね。そこで今回は、シミ取りレーザーで色素沈着が起こると言われる原因や対策、おすすめの改善策について解説していきます。
シミ取りレーザーで色素沈着するって本当?
シミ取りレーザーの影響で炎症後色素沈着という色味が出てくることがあります。
レーザーを使ったシミ取り治療を行うと、1週間ほどで元のシミの色味がなくなりますが、数ヶ月経ってから色味が戻ってくることがあります。この状態が炎症後色素沈着です。治療を受けたことで軽い火傷状態となり、バリア機能が低下した肌が、紫外線ダメージから守ろうとメラニン色素を作り出しています。
一時的なものなので時間が経てば消失しますが、かさぶたを剥がそうとするなど刺激が加わることで沈着が残り続けるケースもあります。そのため、無理にかさぶたを取ろうとはせず、自然に剥がれるのを待ちましょう。
シミ取りレーザーの基本的な仕組み
シミ取りレーザーはレーザー光による強いエネルギーを使って、シミのもとであるメラニン色素を破壊します。
普段目にするような光は照射力が弱く、波長もバラバラなため、光源から距離が生まれるごとに光エネルギーも弱まってしまいます。一方で、レーザーによる光は波長が常に一定で均一です。そのため、光源から距離が離れても強い光を維持し続けられる点が特徴です。
この特徴を活かして作られたものがシミ取りレーザーになります。シミ取りレーザーは、波長と照射時間、照射エネルギーの3つの条件を満たしたレーザー光を使い分けることで、さまざまなシミに対応しています。
シミ取りレーザーで色素沈着(戻りシミ)する原因
シミ取りレーザーで色素沈着(戻りシミ)が起こる原因は、照射時間の長さにあります。
照射時間が長すぎると、シミのない周囲の皮膚組織にも光エネルギーが広がり、ダメージを与えてしまいます。正常な皮膚組織がダメージを受けて瘢痕を形成した状態が色素沈着(戻りシミ)です。
照射時間が長くなるほどに色素沈着が起こりやすくなるため、シミだけをターゲットにし、周囲に熱が広がる前に治療を終了させる必要があります。
シミ取りレーザーで色素沈着(戻りシミ)した場合の対処法
- 紫外線対策を行う
- 市販薬を使用する
- 病院へ通院する
シミ取りレーザーの影響で色素沈着(戻りシミ)が起こった場合、上記のような方法で薄くしたり消したりできます。それぞれの対処法について詳しくみていきましょう。
紫外線対策を行う
シミ取りレーザーを受けた後の肌は、火傷を起こした状態であり、外部刺激を受けやすくなっています。そのため、普段よりも紫外線ダメージを受けやすく、対策を怠るとメラニン色素が生成されて、色素沈着(戻りシミ)が起こりやすくなります。
炎症後色素沈着は、刺激が加わることでますます治りにくくなるため、しっかりと紫外線対策を行うことが重要です。屋内外に限らずに、日中は日焼け止めクリームを欠かさずに塗るように心がけてください。SPFやPAの値が高いほど、紫外線対策には効果的ですが、肌への負担も高まってしまいます。
そのため、短時間の外出や屋内で過ごす場合にはSPF10やPA++などの製品を使うなど、過ごす場所によって使い分けるのもおすすめです。汗をかきやすい方は、ウォータープルーフのものを使うと、日焼け止めの流れ落ちを防げます。肌の乾燥が気になる方は、セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分が配合された日焼け止めを選ぶのも良いでしょう。
クリームやスプレーなどいくつか種類がありますが、保湿にもおすすめなのはクリームタイプです。特に冬場は乾燥しやすくなるため、化粧水や乳液などのスキンケアに加え日焼け止めでの保湿も意識することで、色素沈着の発生や悪化を防げるでしょう。
市販薬を使用する
市販の美白剤を使うことで、色素沈着(戻りシミ)の改善を早められます。自然に綺麗になるのを待つ場合、およそ半年から1年の期間が必要ですが、美白剤を継続して使えば半年ほどでの改善が可能です。
ドラッグストアなどで手軽に購入できるため、試してみることをおすすめします。一方で、どのような美白剤がご自身の肌質に合うのかは実際に使ってみないとわかりません。
すでに使っている方はそのまま継続で使用し、これから使う予定の方は、低刺激性タイプのものからまずは使用してみてください。肌に合わない場合は無理に使い続けずに、医療機関を早めに受診するようにしましょう。
病院へ通院する
紫外線対策や市販薬の使用でもなかなか色素沈着が消えないという方は、専門の病院を受診してみることをおすすめします。
また、できるだけ早めに治したい場合も、病院受診がおすすめです。病院では、トレチノインという外用薬が処方できるため、美白剤と併用して使えば、およそ1〜3ヶ月で色素沈着を綺麗にできます。
色素沈着が起きている肌状態も医師に診てもらえるので安心です。渋谷美容外科クリニックでもおすすめの美白剤や外用薬を準備しておりますのでお気軽にご相談ください。
シミ取りレーザーを行う際の注意事項
- 無資格者によるエステでのレーザーによる火傷などの事例がある
- クリニックで行う
シミ取りレーザーで色素沈着を起こさないようにするために、上記のような点に注意してみてください。それぞれの項目で注意すべきポイントについてご説明します。
無資格者によるエステでのレーザーによる火傷などの事例がある
シミ取りレーザーは、経験と実績のある技術者が行わないと色素沈着が起こりやすくなります。
シミ取りレーザーを実施しているエステサロンがありますが、医師でない無資格者が行うことで、火傷などの皮膚トラブルが起きた事故が実際にあります。シミにはさまざまな種類があり、できる場所や範囲は人それぞれです。
また、いくつかのシミが併発している場合もあります。そのため、どのようなレーザーでどの程度の時間照射するかなど、施術者がシミを見極めて治療方針を決める必要があります。
治療方針を決めるには、専門の知識が必要なため、信頼できるクリニックでしっかりと相談することが重要です。
クリニックで行う
シミ取り治療は適切なレーザー選定や照射時間など、専門知識を必要とするため、信頼のおけるクリニックで施術を受けると良いでしょう。
クリニックでのシミ取りレーザーは、シミの原因や種類に合わせたベストな治療が受けられます。渋谷美容外科クリニックでは、以下のようなシミ取りレーザーを取り揃えています。
渋谷美容外科クリニックが提供するシミ取りレーザー |
Qスイッチヤグレーザー | レーザーを使ってシミを除去する |
ヴィーナスヴェルサ | 光を照射してシミを除去する |
レーザートーニング | 肝斑治療に効果的なレーザー治療 |
渋クリでは主に3つのレーザー機器を使ってのシミ取りが可能です。シミを綺麗にできるだけでなく、毛穴の開きを改善したり、赤みをなくしたりできるなど、さまざまな効果も期待できます。
専門の医師が診察し、シミや肌状態に合わせたレーザー治療を行う点も安心です。ご自身のシミはどのような種類なのか、おすすめのセルフケア方法についてもアドバイスが受けられます。興味のある方は、渋クリの無料カウンセリングへお気軽にご相談ください。
シミ取りレーザーで色素沈着が起きたら渋谷美容外科クリニックへ相談しよう
シミ取りレーザーによる光エネルギーの影響で、色素沈着ができることがあります。
炎症後色素沈着と言うシミの一種で、もともとあったシミとは異なるものになります。およそ1年を目処に自然と消失すると言われていますが、かさぶたを剥がしたり、日焼け対策を怠ったりすると、改善が長引くかもしれません。
シミ取りレーザーを行った後に色素沈着ができてしまった場合、市販の美白剤や病院で外用薬を処方してもらうと早く良くなるでしょう。シミ取りレーザーをこれから受ける方は、信頼できるクリニックで治療を受けることが大切です。
レーザー機器は種類があり、シミに合わせた照射時間や波長で施術を行わなければ色素沈着が起こりやすくなります。渋谷美容外科クリニックでは、シミの種類に沿ったレーザー治療を準備しております。
経験と実績のある医師が無料カウンセリングで丁寧に診察しますので、お気軽にご相談ください。
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