クマ取り後のダウンタイムがひどい?内出血&腫れの経過と過ごし方

目の下のクマに悩んでいる方にとって、クマ取りは魅力的な施術のひとつです。ただし、施術を受けるうえで知っておきたいのが「ダウンタイム」。

この記事では、施術別のダウンタイムの症状や期間、過ごし方について詳しく解説します。

監修者
新宿院 院長
野口 なつ美
目次

ダウンタイムとは?
クマ取り後も現れる?

ダウンタイムとは、施術を受けたあと普段通りの生活へ戻れるようになるまでの回復期間を指します。施術方法によってダウンタイムの程度が変わるため、ご自身の生活に合った方法を選ぶことが大切です。

クマ取りの施術では注射や切開を行うことが多いため、ダウンタイムが現れる可能性が高いです。ダウンタイムを理解したうえで施術を受けましょう。

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クマ取り後のダウンタイムの経過

施術を受けたあとの経過は人によって異なります。

ここでは各施術において、主な症状がどの程度続くかを紹介します。なお、経過には個人差があるため、不安なときは早めに医師に相談してください。

下眼瞼脱脂

下眼瞼脱脂は、目の下にある突出した脂肪をまぶたの裏側から切開し、取り除く施術です。目の下のふくらみが原因でできる影クマを、脂肪除去によって改善することが期待されます。切開するため、以下のようなダウンタイムの症状が現れる可能性が高いです。

【ダウンタイムの主な症状の経過】

症状期間
痛み3日前後
腫れ1~2週間
内出血1~2週間

傷口は小さいため基本的には縫いません。自然にふさがるまで様子見となりますが、ダウンタイム中には血の涙が出ることもあります。その他、個人差があるが、腫れによる違和感、異物感、目の充血などの症状が出るケースもあるでしょう。

PRP注入皮膚再生療法

PRP注入皮膚再生療法は、自身の血液を遠心分離し、血小板を豊富に含む成分を目元に注入する施術です。厚生労働省の認可を受けた医療行為であり、自然な治癒力を活かしてクマの改善が目指せます。

注射針を刺すことで、以下のダウンタイムが表れる傾向です。

【ダウンタイムの主な症状の経過】

症状期間
赤み数日
内出血1~2週間
腫れ数日

皮膚の切開はしないため、下眼瞼脱脂と比べるとダウンタイムは短い可能性があります。

脂肪注入

脂肪注入は、自分の体から採取した脂肪を目元に注入し、凹みをなだらかに整える施術です。自然なふくらみが出るため、疲れた印象を軽減したい方に適しています。

なお、下眼瞼脱脂だけでは凹みが強調される場合に、併用されることもあります。効果は3~5年と長い傾向ですが、施術費用はヒアルロン酸注入と比べると高めです。

【ダウンタイムの主な症状の経過】

症状期間
腫れ数日~1週間
内出血数日~3週間
痛み数日~2週間

脂肪を採取する部位にも負担がかかるため、ダウンタイムがやや長めになる傾向があります。内出血や腫れのピークは施術後2〜3日目とされ、時間の経過とともに症状は軽快に向かいます。

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸はもともと体内に存在する成分で、保水力やクッションの役割を担っています。

クマ取りでは、ヒアルロン酸を注入することで青クマの改善が期待されます。脂肪注入と比較すると費用は抑えやすく、定期的な施術によって効果の持続が可能です。

【ダウンタイムの主な症状の経過】

症状期間
赤み数日~1週間
内出血数日~2週間
痛み数日
むくみ1~2週間

ダウンタイムの症状は比較的軽く、多くの場合はメイクでカバーできるレベルに収まります。ただし、状態に不安がある場合は医師へ相談してください。

クマ取り後のダウンタイムの過ごし方

施術後のダウンタイム期間を穏やかに過ごすためには、日常生活の中でいくつかの注意点があります。

症状が長引いたり悪化したりする場合には、早めに医師へ相談してください。

冷やす

下眼瞼脱脂、脂肪注入、ヒアルロン酸注入といった施術後には、腫れや痛みが気になる場合があります。そのようなときは、患部を冷やすと症状が緩和される可能性があります。

たとえば下眼瞼脱脂では切開による炎症反応が起こるため、炎症を軽減する目的で冷却が有効です。脂肪注入後は、炎症の抑制やむくみの緩和に役立ちます。ヒアルロン酸注入においては、注入部位を冷やすことで毛細血管の収縮が促され、内出血のリスクが軽減されると考えられます。

冷却には、保冷剤をタオルで包んだものを使うと肌への刺激を抑えられます。長時間続けて冷やすのではなく、数回に分けて行うことが望ましいです。なお、PRP注入皮膚再生療法では、施術後の状態に応じて対応が異なるため、医師の判断を仰ぎましょう。

刺激を避ける

患部への直接的な刺激は、炎症が悪化したり、感染症のリスクが上がったりするため避けましょう。特に以下の行為は肌への負担となり、ダウンタイムの症状の悪化や、ダウンタイムが長引く原因になる恐れがあるため注意してください。

  • 目元を触る、擦る、マッサージをする
  • 過剰なアイメイク
  • コンタクトレンズの使用
  • 目薬
  • 読書、スマホ、パソコンの長時間の使用
    など

施術内容によっては、短期間でメイクの許可が出る場合もあります。ただし、使用する化粧品の成分によっては刺激になるため、注意が必要です。たとえばヒアルロン酸注入後にリキッドファンデーションを使用すると、針穴から成分が入り込み、感染のリスクが生じる可能性があります。パウダータイプへの切り替えなど、工夫が必要です。

洗顔やクレンジングも、強く擦らずに行うよう心がけましょう。また、長時間の読書や画面の使用は、目の疲労を招いて患部に影響を及ぼす可能性があります。

血行を良くする行動は避ける

血行が促進されると、内出血や腫れが悪化する恐れがあります。

そのため、以下のような行動は控えましょう。

  • 飲酒
  • 激しい運動
  • サウナ
  • 入浴
    など

施術後は、医師の指示に従いながら、目に優しい生活を意識してください。

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クマ取りのダウンタイム
に関するよくある質問

ここでは、クマ取りのダウンタイムに関するよくある質問に回答します。

クマ取り後のダウンタイム中に仕事はできる?

クマ取り施術後も、症状が軽ければ仕事を続けられます。ただし、施術方法やダウンタイムの程度によって復帰のタイミングには差があるため、無理をせず患部に負担をかけない範囲で対応しましょう。

以下は、施術ごとの仕事復帰の目安です。

スクロールできます
施術方法仕事復帰の目安
下眼瞼脱脂軽い作業なら数日後
1週間ほどの安静が目安
PRP注入皮膚再生療法施術当日は安静にする
1週間ほどは激しい動きは控える
脂肪注入2~3日仕事を休めると良い
1週間ほどは、入浴、激しい運動など血行を良くする行動は控える
ヒアルロン酸施術の翌日から可能な傾向
腫れが気になる方はスケジュールの変更を検討

ダウンタイム中でも仕事を続けられることはありますが、傷跡や腫れが気になるときは見た目に配慮した工夫も必要です。アイコンシーラーや傷隠しテープなどで症状をカバーする方法もあります。

職場の人に質問されるのが気になる場合は、「目をぶつけた」「アレルギー症状が出ている」「ものもらいの処置をした」など、自然な言い訳を用意しておくと安心です。

ダウンタイムがひどい原因は?

ダウンタイムが長引いたり症状が強く現れたりする原因には、以下が考えられます。

  • 医師の技術不足
  • 施術中に緊張しすぎた
  • 施術後に血行を良くする行動をした

技術が未熟な医師が施術を行うと、不要な出血が生じやすくなります。信頼できる医師やクリニックを選ぶために、無料カウンセリングなどを活用して医師の対応や説明を確認しておきましょう。

また、施術中の過度な緊張や、施術後すぐに運動・飲酒などを行うと、交感神経が優位になって血圧や血流が上がり、ダウンタイムが悪化する恐れがあります。

ダウンタイムを早く終わらせるには?

できる限り安静に過ごしましょう。特に以下のポイントを意識してみてください。

  • 十分な睡眠をとる
  • 患部を冷やす
  • 運動は控える
  • 飲酒は控える
    など

規則正しい生活を意識し、しっかり眠り休みましょう。また、栄養バランスの取れた食事を心がけ、肌や血管の回復に必要なビタミンやミネラルを摂取することも大切です。

クマ取りのダウンタイムをなしにするには?

完全にダウンタイムのないクマ取り施術は、現実的には難しいといえます。目元は皮膚が薄く血管が集中しており、内出血や腫れが起こりやすい部位だからです。

個人差によって回復までの期間にも幅があります。ダウンタイム中は無理をせず、安静に過ごすことが回復の早道です。症状が落ち着いてきたら、メイクなどで自然にカバーすることも可能になります。「クマ取りがしたいけどダウンタイムは心配」という方はまずは医師にご相談ください。

クマ取り後のダウンタイムは
安静に過ごしましょう

クマ取りの施術後は、目元の皮膚が薄く血管も多いため、腫れや内出血などのダウンタイム症状が出やすい特徴があります。ダウンタイムの長さや症状の程度には個人差があるため、無理をせず、適切なケアを行うことが回復を早めるポイントです。

具体的には、患部を冷やして炎症を抑える、刺激や血行を良くする行動を避けるなど、医師の指示に従った過ごし方が重要です。さらに、安静を心がけ睡眠や栄養バランスの良い食事を意識することで施術後の体調回復を促せます。

もしも症状が長引いたり強くなったりした場合は、すぐに医療機関へ相談して適切な対処を受けることが大切です。渋クリでは、施術前に無料でカウンセリングを実施しています。ダウンタイムで心配なことがあれば気軽にご相談ください。

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