赤ら顔で毛穴がブツブツ目立つ理由は?改善するスキンケアと治療方法

赤ら顔と一緒に、毛穴がブツブツと目立つことがあります。酒さや脂漏性皮膚炎、ニキビなどが発症しているのかもしれません。

この記事では赤ら顔で毛穴が目立つ理由や改善のためのスキンケア方法、クリニックでの治療方法について解説します。

監修者
目次

そもそも赤ら顔とは?

赤ら顔とは、顔に赤みがでている状態のことです。

原因は以下のようにさまざまで、自身で特定するのが難しい場合もあります。

  • 毛細血管拡張症
  • 酒さ
  • 脂漏性皮膚炎
  • ニキビなど炎症

毛細血管拡張症の場合は血管に沿って赤い線が見える状態ですので、毛穴が特別目立つことはありません。それ以外の原因の場合、毛穴や毛穴周りがポツポツと赤くなることもあります。

赤ら顔で毛穴が目立つ理由

赤ら顔で、かつ毛穴が目立つ場合、酒さや脂漏性皮膚炎、ニキビが発症している可能性があります。

ここでは、赤ら顔で毛穴が目立つ理由について詳しく解説します。

酒さ

酒さとは、血管の拡張により顔に赤みがでる症状です。

毛細血管拡張症とよく似ていますが、酒さの場合は血管の赤みのほか、毛穴の炎症によるボツボツやかゆみ・ほてりといった症状が表れます。ニキビのような赤い湿疹がでることもあり、自身で鑑別するのは難しいでしょう。

酒さの原因ははっきりとは判明していません。日光や刺激物の摂取のほか、遺伝的な要因により発症することがあります。

脂漏性皮膚炎

脂漏性皮膚炎とは、顔や頭、生え際など皮脂の分泌が多い部位で起こる湿疹や炎症のことです。

過剰に分泌された皮脂が毛穴に溜まると、マラセチア菌などの常在菌が異常に増殖。これにより脂漏性皮膚炎が発症します。そのため、顔の赤みに加えて毛穴の開きが目立つことがあるでしょう。

皮脂が過剰に分泌される原因はさまざまで、ストレスや睡眠不足など生活習慣のほか、洗顔不足などスキンケアが関わっている場合もあります。

ニキビ

ニキビの炎症により赤ら顔が発症することもあります。

ニキビは開いた毛穴に皮脂などの汚れが詰まり、それをエサにしてアクネ菌が増殖することで発症します。毛穴で炎症が起きた状態ですので、毛穴やその周りが赤く目立つこともあるでしょう。

ニキビは洗顔により古い角質や過剰な皮脂を落としきれていない場合に発症します。

赤ら顔で目立つ毛穴のスキンケア方法

脂漏性皮膚炎やニキビにより赤ら顔や毛穴が目立っている場合、スキンケアにより肌を清潔に保つことで改善できる可能性があります。

ここでは、赤ら顔で目立つ毛穴のスキンケア方法を解説します。

顔に優しい洗顔をする

脂漏性皮膚炎やニキビは過剰な皮脂により発症します。

顔の皮脂の量を適切に保つためには洗顔が欠かせません。朝晩2回、洗顔を毎日継続して行いましょう。ただし、顔をゴシゴシ擦る洗顔は肌への刺激が強く、顔の赤みを悪化させるリスクがあるため注意が必要です。

以下の手順に沿って、肌に優しいケアを継続してみてください。

  1. 顔の汚れをぬるま湯で落とす
  2. 洗顔料を泡立て、泡で洗うイメージで汚れを落とす
  3. ぬるま湯で洗顔料を洗い流す
  4. 顔の水分をタオルで吸い取るようにして、優しく拭く

洗顔はぬるま湯で行うのがポイントです。熱湯は顔に必要な皮脂を洗い流してしまい、肌の乾燥を進行させ肌のバリア機能が低下します。また、冷水や熱湯は肌に対して温度差が大きく、赤ら顔を悪化させる恐れもあるでしょう。

しっかりと保湿をする

洗顔後は乾燥しやすく、肌トラブルを招きやすい状態です。しっかりと保湿を行い、肌のバリア機能を保ちましょう。顔の赤みが気になるときは、毛穴を刺激しないスキンケアが大切です。

例えば、以下のような製品を選び保湿すると良いでしょう。

  • ビタミンC配合
  • 低刺激、敏感肌用
  • ノンコメドジェニックテスト済み

ニキビ肌による赤ら顔や毛穴に悩んでいる場合は、「ノンコメドジェニックテスト済み」の表記があるアイテムを選ぶ方法もあります。

ノンコメドジェニックとは、ニキビの初期段階であるコメドができにくいことを表しています。テスト済みのアイテムを選ぶことで、ニキビの発症を抑えられる可能性があるでしょう。

ただし、製品に肌に優しいと記載されていても、肌に刺激やかゆみがでる場合があります。肌に合わない場合は使用を中止し、医師による診察を受けてください。

紫外線対策をする

紫外線は肌にダメージを与え、肌のバリア機能を低下させます。これにより肌トラブルが起きやすくなり、顔の赤みが目立つ恐れがあるでしょう。紫外線は一年を通して降り注いでいますので、日焼け止めやサングラス、日傘、長袖や帽子の着用など、紫外線対策を忘れずに行ってください。

日焼け止めの刺激によるニキビや赤みが気になる方は、低刺激タイプの日焼け止めや飲む日焼け止めを使うのがおすすめです。

赤ら顔と目立つ毛穴は
レーザーで治療できる?

赤ら顔や毛穴は美容クリニックでレーザーによる治療ができる場合があります。

ここでは、渋クリで提供しているVビームとジェントルヤグによる治療方法について解説します。

Vビーム

Vビームとは、赤い色素に反応するレーザーにより赤ニキビやニキビ跡の治療を行う装置です。レーザー光により皮脂腺にダメージを与えることで、皮脂の過剰分泌を抑えられるため、過剰な皮脂の分泌によるニキビや脂漏性皮膚炎の予防も期待できます。

また、レーザーによる熱がニキビの原因菌であるアクネ菌を殺菌するため、ニキビを短期間で治療ができるのも特徴です。ニキビや脂漏性皮膚炎による赤ら顔で毛穴が目立っている方におすすめの治療方法と言えるでしょう。

ジェントルヤグ

ジェントルヤグは2種類のレーザーを使い分け、さまざまな肌トラブルを改善する装置です。

渋クリでは厚生労働省の認可を得たジェントルマックスプロを採用しています。肌の赤みに働きニキビ跡を改善できるほか、コラーゲンの生成を促して肌のハリツヤをアップさせ、毛穴を目立ちにくくする効果も期待できるでしょう。アンチエイジングにも活躍する治療方法です。

【レーザー以外】
赤ら顔・毛穴の治療方法

赤ら顔・毛穴を治療する方法はレーザー以外にもあります。

ここでは、渋クリで提供しているレーザー以外の治療方法について解説します。

ポテンツァ

ポテンツァは肌に細い針を刺して高周波を照射し、肌が持つ治癒回復能力を高める治療方法です。

肌の修復を行うときにはコラーゲンの生成が促されるため、肌のハリツヤがアップし、毛穴の開きが目立ちにくくなります。皮脂の分泌を抑制し、毛穴に皮脂の汚れが詰まりにくくなるため、赤ら顔の原因であるニキビや脂漏性皮膚炎の予防にも役立つでしょう。

フォトフェイシャル

フォトフェイシャルはIPLと呼ばれる光を照射し、ニキビやニキビ跡はもちろん、毛穴の開きやシミなどさまざまな肌トラブルの改善を行う治療です。

幅広い波長の光により肌の生まれ変わりである肌のターンオーバーを正常に促し、毛穴の汚れを外部へ排出。これにより赤ら顔の原因であるニキビ予防のほか、毛穴の引き締め効果が期待できます。そのほかにもクマやくすみ、小じわの改善に効果的ですので、いろいろな肌トラブルに悩んでいる方に適した治療方法です。

イソトレチノイン

イソトレチノインとは、合成レチノイドと呼ばれる成分を配合したニキビ治療薬です。

ニキビの原因である過剰な皮脂の分泌を抑えるほか、アクネ菌への抗菌作用や抗炎症作用に優れているため、なかなか治らない重症ニキビの改善が期待できます。

また、皮脂の分泌を抑えることで、毛穴の開きも改善が期待できるでしょう。ニキビによる赤ら顔や毛穴に悩んでいる方に適した治療方法といえます。

赤ら顔と一緒に目立つ毛穴は
スキンケアで改善を目指しましょう

酒さや脂漏性皮膚炎、ニキビなどが原因で赤ら顔になっている場合、毛穴の開きも目立つことがあります。

脂漏性皮膚炎とニキビは皮脂の過剰分泌により発症している可能性がありますので、スキンケアの見直しにより改善が期待できます。たっぷりの泡で朝晩洗顔を行い、低刺激な化粧水・乳液での保湿を継続してみてください。

ただし、重症な状態だとセルフケアだけではなかなか改善しない可能性があります。できるだけ早くきれいに赤ら顔や毛穴を改善したいときは美容クリニックでの治療を検討しましょう。

渋クリではVビームやジェントルヤグなどのレーザー治療を始め、症状に合わせてさまざまな治療を提供しています。初回は無料で相談できますので、まずは無料カウンセリングにお越しください。

キーワードから探す

再生医療

ビニール肌

毛穴を引き締める

顔 毛穴

イオン導入 効果

人気記事ランキング

この記事を読んだ方にオススメの

コラム

医師監修について

渋谷美容外科クリニックには様々な科目の
専門医・医学博士が在籍しています。

池袋院 院長

池袋院開設者
峯岸 季清

総院長
渋谷院 院長

渋谷院開設者
中島 透

新宿院 院長

新宿院開設者
野口 なつ美

横浜院 院長

横浜院開設者
松田 秀則

新橋院 院長

新橋院開設者
楊 美優

新橋院 医師
藏薗 侑人

池袋院 院長
池袋院開設者
峯岸 季清

プロフィール

総院長
渋谷院 院長
渋谷院開設者
中島 透

プロフィール

新宿院 院長
新宿院開設者
野口 なつ美

プロフィール

横浜院 院長
横浜院開設者
松田 秀則

プロフィール

新橋院 院長
新橋院開設者
楊 美優

プロフィール

新橋院 医師
藏薗 侑人

プロフィール

渋谷美容外科クリニックには

日本美容外科学会,国際形成外科学会会員,

日本美容皮膚科学会会員,日本抗加齢医学会会員,

日本形成外科学会 形成外科専門医,麻酔科標榜医,
日本頭蓋顎顔面外科学会会員など様々な科目の専門医

等が在籍しており、医師監修のもと運営を行っております

渋谷美容外科クリニックについて

総院長
渋谷院 院長
中島 透 医師
目次
閉じる