老け顔の原因を年代別に紹介!改善方法&カバーする髪型とメイクを解説

老け顔の原因は年代によっても異なります。

この記事では年代別脳老け顔の原因や特徴、カバー方法を紹介します。根本的に解決するための美容医療の施術も紹介しますので、老け顔にお悩みの方はご覧ください。

監修者
新宿院 院長
野口 なつ美
目次

老け顔の特徴

老け顔とは、実年齢よりも上に見られてしまう状態を指します。見た目の印象は第一印象を左右するため、老け顔の特徴を理解しておくことが大切です。

老け顔の特徴としては、以下が挙げられます。

【老け顔の特徴】

  • くすみ肌
  • 目の下のクマ
  • シミ
  • 口元や目元のシワ
  • ほうれい線
  • たるみ

肌全体のくすみやシミは透明感を失わせ、不健康な印象につながります。

目の下のクマは寝不足や疲れを感じさせ、シワやほうれい線は影を作って表情を暗く見せる要因です。さらに肌のたるみでフェイスラインが崩れると、顔全体のバランスが乱れ、老け顔に直結します。こうした特徴を理解し、予防や改善につなげることが重要です。

老け顔の主な原因

老け顔を引き起こす原因は複数あります。ここでは代表的な要因を紹介します。

加齢

加齢に伴い、肌は徐々に変化します。

肌は角質層・表皮・真皮・皮下組織から成り立ち、このうち真皮にはヒアルロン酸やエラスチン、コラーゲンが存在しています。これらは肌のハリやツヤを維持する役割を持ちますが、年齢とともに減少していきます。その結果、肌の張力が失われてシワが生じやすくなるのです。

また、顔の筋肉が衰えると皮膚や脂肪を支えきれなくなり、たるみにつながります。さらに目の周りの筋肉が衰えると影ができ、クマの原因にもなります。影によって表情が暗く見え、老け顔に直結するのです。

誤ったスキンケア

以下のような不適切なスキンケアも老け顔の大きな要因です。

【誤ったスキンケアの例】

  • 保湿ケアをしない
  • 頻繁な洗顔
  • 肌をごしごし擦る洗顔
  • 紫外線対策不足
    など

保湿不足は乾燥を招き、角質層の水分保持力を低下させてシワを増やします。

過剰な洗顔は必要な皮脂を奪い、乾燥や皮脂の過剰分泌による肌トラブルを引き起こします。摩擦はメラニン生成を促し、シミやくすみ、クマの原因に。さらに紫外線はコラーゲンやエラスチンを分解する酵素を発生させ、光老化を加速させる要因です。

過剰なストレス

ストレスを受けると、体内ではタンパク質を分解してエネルギー源を作る働きが促されます。分解されやすいのは肌の弾力のもとであるコラーゲンです。コラーゲンの生成を抑える働きもあり、肌の弾力低下にともなうシワやたるみが生じやすくなるでしょう。

さらにストレスにより体は防御態勢に入ると、筋肉が緊張します。緊張が続くと、表情筋が固まる機会が多くなり、衰えてしまうと肌や脂肪を支える力が低下。その結果、肌がたるみ、ほうれい線が目立ちやすくなるだけでなく、シワの原因になるのです。

また、強いストレスを受けると「コルチゾール」というホルモンが分泌されます。コルチゾールはストレスに対応するために必要なホルモンですが、分泌量が多いと体にさまざまな悪影響をもたらし、老け顔の原因になり得ます。

【コルチゾールの影響】

  • 糖化による肌の弾力の低下
  • コラーゲンの減少によるハリの低下
  • 表情筋の緊張によりシワが目立ちやすくなる

コルチゾールは血糖値を上げる働きがあり、体の中で余った糖とタンパク質が結合し糖化が行われるとAGEsと呼ばれる悪玉物質が生成され、肌の老化をもたらします。

老け顔の年代別の原因

老け顔の原因は年代によって異なります。

それぞれの年代で起こりやすい特徴を確認しておきましょう。

10代

【10代の老け顔の原因】

  • スマートフォンやパソコンの長時間の使用
  • 無理なダイエット
  • 紫外線の影響
    など

スマートフォンやパソコンの長時間使用は表情筋を動かす機会を減らし、老け顔の原因になります。

また無理なダイエットは栄養不足を招き、肌のツヤやハリを失わせます。紫外線の影響も大きく、夏のレジャーや部活動での露出はシワやシミを生じさせる要因です。

20代

【20代の老け顔の主な原因】

  • 肌の乾燥
  • ストレス
  • 睡眠不足
    など

20代は社会人として活動が本格化する時期です。ストレスや睡眠不足、乾燥が老け顔の原因となります。特に乾燥は角質層の水分保持力を弱め、シワを目立たせます。

睡眠不足はクマの原因となり、ターンオーバーを乱して肌トラブルを引き起こすことがあります。

30代

【30代の老け顔の主な原因】

  • 加齢による肌の変化
  • キャリアアップによるストレス
  • 妊娠、出産によるホルモンバランスの変化
    など

30代は加齢による変化が顕著に現れ始めます。

肌の弾力低下や筋力の衰えに加え、妊娠・出産によるホルモンバランスの変化も影響します。フェイスラインのたるみや毛穴の開き、目立つシワなど、20代では気にならなかった悩みが増えていきます。

40代

【40代の老け顔の主な原因】

  • 紫外線
  • エストロゲンの減少
  • 肌の乾燥
    など

40代では紫外線への抵抗力が弱まり、シミやシワのリスクが高まります。

また、女性ホルモンの一つであるエストロゲンの減少により、コラーゲンが減少し肌のハリが弱まります。肌の乾燥やバリア機能の低下も目立ちやすくなり、老け顔を加速させます。

50代

【50代の老け顔の主な原因】

  • 加齢
  • コラーゲンやエラスチンの減少
  • 肌のターンオーバーの乱れ
    など

50代になると加齢の影響がより顕著になります。

コラーゲンやエラスチンの減少、ターンオーバーの遅れによりシワやたるみ、シミが深刻化します。古い角質やメラニンが排出されにくくなり、くすみや肌トラブルも起こりやすくなります。

老け顔をカバーする方法

老け顔をカバーするには、髪型やメイクで工夫する方法があります。

根本的な解決にはなりませんが、今すぐどうにかしたいときは参考にしてください。

若く見える髪型にするコツ

老け顔をカバーし若く見える髪型の特徴は以下の通りです。

  • 前髪に分け目がなく、自然に流れている
  • トップにふんわりとボリュームがある
  • 適度な軽さがある
  • 毛先にツヤがある
  • 立体感のある髪型

老け顔に見えやすいのは、分け目がはっきりついており、トップのボリュームが少ない髪型です。骨格に合わせて似合う髪型が異なるため、具体的には美容院で相談しましょう。

若返りメイクのコツ

メイクで若見えを演出するには、部位ごとに工夫が必要です。

【若返りメイクのコツ】

スクロールできます
部位やり方
アイシャドウアイホール全体に使用するピンクベージュなどの暖色系
濃いブラウン系はくすんでみえるので注意
アイライン平行になるように目を開けたまま引く
片方の手で目尻を軽く真横へ引っ張りながら引く
まつ毛の隙間は埋める
ブラウン
ダークブラウン
リップ軽く微笑んで塗ると、縦皺をカバーできる
唇の中央にリップグロスをわずかに置いてツヤ感アップ
ナチュラルな色
コンシーラーコンシーラーを下唇の輪郭に沿い、下から上に入れる
指でたたきなじませる
肌よりワントーン明るいもの
チーク頬の高い位置に広げるようにふんわり乗せる厚塗りは老け顔の原因になる血色がアップするもの
眉ペンシルペンシルで眉全体を薄く描く
足りない部分を1本ずつ描き足す
濃く隙間なく描くと老けて見えるため注意
ナチュラルな色

メイクを行う前はしっかり保湿を行い、崩れを予防しましょう。ベースメイクでは厚塗りを避け、下地でトーンアップを意識します。パウダーのつけすぎもシワを強調するため控えめにしましょう。

老け顔を改善する方法

セルフケアや生活習慣の見直しで、老け顔の改善は可能です。

正しい方法で洗顔する

正しい洗顔を行うと肌の負担が少なく汚れを落とせます。

毛穴の詰まりが改善し、化粧水などが浸透しやすくなり、健康的な肌を保つ助けになるでしょう。

【洗顔方法】

  1. メイクをクレンジングで溶かすようにして落とす
  2. 洗顔フォームをしっかり泡立てる
  3. Tゾーン、Uゾーンを含めた顔全体を泡で汚れを落とすようにして洗う
  4. ぬるま湯で優しくすすぐ
  5. タオルに水分を吸収させるイメージで顔を拭く

表情筋のトレーニング

表情筋のトレーニングやマッサージにより、筋肉がほぐれ、血流が良くなりたるみが改善する効果が期待できます。

【眼輪筋のマッサージ】

  1. 目の周りの骨のくぼみに沿い、円を描くようになでる
  2. 3~5回繰り返し行う

【口周りのトレーニング】

  1. 口を動かし、あ、い、う、え、おの形を作る
  2. それぞれの状態を5秒間維持する

【目の周りと口周りのトレーニング】

  1. 口と目を閉じる
  2. 唇を引き寄せて前に突き出し、すぼめて3秒間呼吸をする
  3. 口をすぼめたまま目を開ける
  4. 頬を膨らませる
  5. 5回ほど繰り返し行う

ただし、トレーニングやマッサージを行いすぎると肌への負担となるため注意してください。行うときは専用のクリームやオイルなどを使用し、力を入れすぎず優しさを意識しましょう

日常生活の見直し

肌に優しい生活を送り、老け顔の予防につなげましょう。

【日常生活の改善例】

スクロールできます
ストレスの発散趣味に没頭する
アロマでリラックス
軽い運動でリフレッシュ
など
質の良い睡眠運動は就寝の2~4時間前に済ませる
就寝前にスマートフォンやパソコンは触らない
就寝前のカフェインの接種は控える
など
適度な運動ジョギング、ウォーキング、水泳などの有酸素運動を取り入れる
など

ストレスによりコルチゾールが生成され続けると、コラーゲンの減少や肌の弾力の低下などの悪影響が生じます。趣味を見つけ、ストレスは適度に発散してください。良質な睡眠は肌のターンオーバーを促す働きがあるため、就寝環境を整えましょう。

美容医療による施術

老け顔は毎日のスキンケアや日常生活の改善などで目立たなくなる可能性はありますが、効果には個人差があります。特に加齢による老け顔はセルフケアでの改善が難しいため、専門家の力を借りる方法も検討してください。

たとえば渋クリでは以下の美容医療を提案しています。

スクロールできます
老け顔にお悩みの部位美容施術特徴と効果
くすみ肌
シミ
ーザートーニングレーザー治療
肌のくすみ、シミ、肝斑、そばかすなどの改善
ヴィーナスヴェルサIPLと呼ばれる特殊な光を照射し肌トラブルを改善
肌のくすみ、シミ、そばかす、クマなどを改善
目の下のクマ下眼瞼脱脂下まつ毛の生え際をわずかに切開し、たるんだ肌や余分な脂肪を処理する
たるみによるクマの改善
シワマッサージピール肌の表面に安全性の高い薬品を塗り、肌表面の病変を改善
シミ、小ジワ、毛穴の開きなどを改善
水光注射専用の機器で真皮の浅い層へヒアルロン酸薬剤を注入
小ジワ、肌のくすみなどの改善
ほうれい線ヒアルロン酸、無痛ヒアルロン酸ヒアルロン酸を気になる部分に注入する
目の下のクマ、ほうれい線などの改善
たるみHIFU超音波による寝るエネルギーを照射し、さまざまな肌トラブルを改善
肌のたるみ、ほうれい線、小ジワの改善など
糸リフト(スレッドリフト)コグ(棘)のある糸を挿入し、肌を内側から持ち上げる
肌のたるみ、肌のハリの改善

老け顔を改善して理想の自分を手に入れる

老け顔は、くすみ・シワ・たるみなどの特徴によって実年齢よりも上に見られてしまう状態です。加齢や誤ったスキンケア、ストレスはもちろん、年代ごとに異なる原因も存在します。

セルフケアでは、正しい洗顔や表情筋トレーニング、規則正しい生活習慣が効果的です。さらに髪型やメイクで印象をカバーすることもできます。ただし加齢による変化はセルフケアだけで完全に防ぐのは難しいため、美容医療の活用も有効です。

渋クリでは悩みに合わせた施術を行っており、一人ひとりに合った若返りをサポートしています。まずは無料カウンセリングでご相談ください。

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