大人ニキビを起こす原因と治し方!ニキビ薬は効く?洗顔とスキンケア方法

大人ニキビは別名「吹き出物」と呼ばれ、生活習慣やストレスなどが原因で起こります。思春期ニキビと異なり再発しやすく治りにくいため、悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
大人ニキビの即効性のある治し方はあるのか、市販のよく効くニキビ薬や化粧水について紹介するので、参考にしてください。
大人ニキビを引き起こす原因

大人ニキビは20代から発生するニキビを指します。おでこや頬などにできやすい思春期ニキビと異なり、あごや口周りなどのUゾーン、胸元や首に起こりやすい点が特徴です。
大人ニキビはさまざまな原因が重なり合って引き起こされます。
ホルモンバランスの乱れ
ホルモンバランスは以下の2つのホルモンによって調整されていて、均衡が崩れることで大人ニキビができやすい状態になります。
- 黄体ホルモン
- 男性ホルモン
黄体ホルモン
女性ホルモンの一つである黄体ホルモンは皮脂を過剰に分泌する働きがあり、生理のおよそ2週間前に増えます。そのため、この期間は大人ニキビが発生しやすい、もしくはすでにできていた大人ニキビが悪化する傾向にあります。
また、生理不順な方は黄体ホルモンそのもののバランスが乱れ、大人ニキビが発生しやすい可能性があるため注意が必要です。
男性ホルモン
男性ホルモンは皮脂の分泌を増やし、角質を厚くする働きがあります。
男性ホルモンと聞くと、女性には存在しないイメージを持たれる方がいるかもしれません。しかし、ホルモンは性別問わず存在するため、女性の身体の中でも男性ホルモンは作られています。さまざまな要因により「男性ホルモン」の分泌が増えることで、皮脂が過剰分泌され大人ニキビへつながります。
皮脂の過剰分泌
皮脂が過剰分泌されると毛穴に皮脂がつまりやすくなり、毛穴の中に存在するアクネ菌が増えて炎症が起きることで大人ニキビが発生します。
アクネ菌は人間の肌に存在する常在菌の一種です。通常では悪影響を及ぼしませんが、増え過ぎることで肌の炎症を引き起こす要因となります。
栄養バランスの乱れ
食生活の乱れは皮脂の分泌が増えてしまう原因となります。
具体的には、お菓子やケーキに多く含まれる糖質や、揚げ物やラーメン、ファーストフードに多く含まれる脂質が挙げられます。糖質や脂質だけでなく、タンパク質や野菜・ミネラルが不足することで肌荒れしやすくなるため、不規則な食生活を行わないよう意識することが大切です。
一方で、「肌のために」と野菜ばかり摂ってしまうと栄養が偏ってしまうため、肌状態の悪化につながります。バランスの取れた食生活を心がけましょう。
生活習慣の乱れ
大人ニキビの原因となる生活習慣のうち、睡眠不足と喫煙、便秘について以下に表でまとめました。
睡眠 | 睡眠中に成長ホルモンが分泌されることで肌の再生が促される 睡眠不足になると肌の再生が行われにくくなる |
喫煙 | 老廃物の排泄を妨げる 毛細血管が収縮するため、栄養や酸素の供給を妨げる |
便秘 | 便から発生した有害物質が腸から吸収され、ニキビや肌荒れを引き起こす |
「睡眠時間が少ない」「喫煙もしていて便秘気味である」など、人によって生活習慣には個人差があります。
仕事や育児に追われ、ストレスから睡眠不足になったり、またダイエットで油ものを控え過ぎて便秘になったりと、さまざまな要因が重なり合うとニキビができるケースがほとんどです。
肌の乾燥
肌の乾燥により肌のバリア機能が低下すると、大人ニキビが生じるリスクが上がります。
乾燥により肌のターンオーバーのリズムが乱れ、古い角質が肌表面に残りやすくなると、肌表面の角質に厚みができ、毛穴が狭くなります。皮脂や汚れが詰まりやすくなり、大人ニキビに悩まされるでしょう。
また、肌の潤いを補うために皮脂の過剰分泌が起こります。大量の皮脂は毛穴に詰まる恐れがあるため注意してください。
ストレス
ストレスを感じると「コルチゾール」と呼ばれる、男性ホルモンの分泌を増やす働きがあるホルモンが分泌されます。
男性ホルモンは、先ほどの「ホルモンバランスの乱れ」に挙げた原因の一つであり、皮脂を過剰に分泌する働きがあります。つまり、ストレスを感じることでコルチゾールが増え、コルチゾールの働きにより男性ホルモンが分泌されて皮脂が過剰に作られるという経過をたどるわけです。
また、ストレスにより自律神経の均衡が崩れ、ホルモンバランスそのものに乱れが生じて大人ニキビへつながるケースがあります。
肌に付着した汚れ
肌の汚れは蓄積されると毛穴を詰まらせてしまうため、大人ニキビの原因になります。
汚れには以下のものが挙げられます。
- 古い皮脂や角質の残し
- 洗顔料の洗い残し
- 化粧品
適切な洗顔を行ない、清潔な環境を保つことで、ある程度の古い角質や化粧品は取り除けます。
一方で、洗顔料の洗い残しが肌の汚れとして毛穴を詰まらせる原因にもなるため、洗顔時は鏡でチェックすることを意識すると良いでしょう。
外部刺激
外部刺激はニキビの原因になります。
外部刺激は角質層にダメージを与えて、肌表面が削られ、肌のバリア機能を低下させます。肌のターンオーバーが乱れやすくなり、古い皮脂や角質が正常に排出されなくなると、角質が厚くなってしまうでしょう。角質に厚みができると毛穴が狭くなるため、汚れが詰まり大人ニキビが生じやすくなります。
- 紫外線
- 髪の毛
- 衣服
- 帽子
- 頻繁に触るクセ
ほかにも、マスクの着用、花粉シーズンのティッシュの頻繁な使用など、日常生活にはたくさんの外部刺激があります。なにが原因か分からず、気づかぬうちに大人ニキビができて悩む方もいるはずです。
大人ニキビの発生しやすい部位と原因

ニキビは皮脂腺が多い場所にできやすいという特徴があります。
大人ニキビが発生しやすい部位と原因は以下の通りです。
発生しやすい部位 | 主な原因 |
---|---|
頬 | ホルモンバランスの乱れ、栄養バランス、生活習慣の乱れ、ストレス |
あご | ホルモンバランスの乱れ、栄養バランス、生活習慣の乱れ、ストレス |
背中 | 皮脂の過剰分泌、肌に付着した汚れ、栄養バランス、生活習慣の乱れ |
首や胸 | ホルモンバランスの乱れ、皮脂の過剰分泌 |
おでこ | 皮脂の過剰分泌、髪の毛へヘアスプレーなどの刺激、生活習慣の乱れ |
ニキビと聞くと顔にできるイメージを持つ方が多いかもしれませんが、皮脂腺が多い背中や首などにも起こる可能性があります。身体は顔と比較すると肌細胞が生まれ変わる期間が遅く、ニキビ跡として残りやすくなるため注意が必要です。
大人ニキビの改善方法 3選
大人ニキビの改善方法の基本は生活習慣の見直しです。
ここでは、3つの方法について詳しく説明します。
質の良い睡眠をしっかりとる
睡眠中は肌の再生を促す働きがある成長ホルモンが分泌されるため、適切な睡眠を確保することが大人ニキビの改善につながります。
具体的な方法を以下にまとめました。
- 22~2時の肌のゴールデンタイムに眠る
- 照明を暗くする
- カフェインの飲み物は控える
- ストレッチをする
成長ホルモンは入眠後3時間で分泌されると考えられているため、質の良い睡眠を取れるように心がけます。
また、質の良い睡眠にはメラトニンの分泌が欠かせません。メラトニンは神経伝達物質であるセロトニンから作られます。セロトニンは朝日をきちんと浴び、リズム体操により分泌されやすくなります。ビタミンB6、トリプトファン、たんぱく質などの栄養素を含む食べ物をしっかり噛んで食べると、セロトニンが増えやすくなるでしょう。
バランスの良い食事をする
以下の栄養素をまんべんなく摂るようにしましょう。
栄養素 | 必要摂取量 | 期待できる効果 |
---|---|---|
ビタミンC | 淡緑色野菜200g | 保湿 |
ビタミンA | 緑黄色野菜100g以上 | 丈夫な肌を作る |
タンパク質 | 50g | 肌細胞のもとになる |
ビタミンCやAには抗酸化作用の働きがあるため、美肌効果も期待できます。特に、ビタミンCはコラーゲンの合成に必須の栄養素のため、意識して摂りましょう。
薬を使用する
大人ニキビの改善方法として薬による治療があります。
大人ニキビの治療薬として、漢方薬、内服薬、塗り薬などが挙げられます。ドラッグストアや市販薬でよく効く薬を探す方がいますが、自己判断での薬の使用は症状が悪化する可能性があるでしょう。
ニキビは症状により効果的な薬が異なるため、適切に使用するのが望ましいです。皮膚科などの医療機関を受診し、適切な薬を使用すると効果が見込めます。
大人ニキビを改善するスキンケア

大人ニキビは適切なスキンケアで改善する可能性があります。予防効果もあるため試してみましょう。
泡を意識して洗顔する
洗顔する場合は、泡で洗うことを意識しましょう。
泡で優しく包み込むようなイメージで洗うと、肌に付着した汚れをきれいに取り除けます。過剰に洗顔してしまうと、肌が乾燥して皮脂が除去され過ぎてしまい、かえって皮脂が増える可能性があるため注意が必要です。
一方で、洗顔料が肌に残り続けると、肌の汚れの一部となり大人ニキビの原因へつながります。「せっかく洗顔したのに意味がない」ということにならないよう、洗顔時は鏡で洗い残しがないかチェックしましょう。
低刺激の洗顔料を選ぶ
大人ニキビができているとき、乾燥肌や敏感肌になっている可能性が高いです。
ニキビを刺激しない低刺激の洗顔料を使用すると良いでしょう。
ヒアルロン酸 | 肌の潤いを保つ 肌だけでなく、関節や目の潤いの維持に役立つ |
セラミド | 肌のバリア機能を保つ 肌の乾燥を防ぐ |
コラーゲン | 肌の潤いを保つ 肌の弾力やハリを保つ |
洗顔力の強いものや界面活性剤が含まれているものなどは避けます。使用すると皮脂を落としやすくなりますが、肌のバリア機能を低下させる恐れがあります。殺菌効果が高いものは肌が乾燥しやすくなるリスクがあるため気をつけてください。
大人ニキビに有効な化粧水を選ぶ
ニキビ予防につながる化粧水を選ぶとニキビの悪化を予防できます。
例えば以下のような成分が含まれているものが選択肢にはいります。
殺菌作用 | アクネ菌の除去 | イソプロピルメチルフェノール イオウ サリチル酸 ベンザルコニウムクロリド レゾルシン |
皮脂の分泌の抑制 | 毛穴の詰まりを予防し、ニキビを防ぐ | エチニルストラジオール エストラジオール |
乾燥予防 | 潤いを肌に与える | DPG BG グリセリン ハトムギ ヒアルロン酸 |
炎症の抑制 | ニキビの炎症を軽減する | グリチルリチン酸2K グリチルリチン酸ジカリウム アラントイン サリチル酸 |
角質の除去 | 角質を取り除き毛穴の詰まりを予防する | サリチル酸 イオウ レゾルシン |
毛穴の詰まりの予防 | 毛穴に汚れが詰まりにくくなる 抗酸化物質 | ビタミンC誘導体 ビタミンC トコフェリルリン酸Na フラーレン |
保湿に優れるものやノンコメドジェニックのものを選ぶと肌に優しく使いやすいでしょう。
大人ニキビの即効の治し方は?
大人ニキビを即効で治すのは難しいですが、できるだけ早く治すのなら美容医療の力を借りると良いです。
ここでは渋クリの治療方法を紹介します。
ポテンツァ
ポテンツァは非常に細い針を肌に刺し、治癒回復能力を高める治療方法です。
肌のターンオーバーを正常に促し、ニキビやニキビ跡、肌の赤みなど、さまざまな肌トラブルを解決します。針を刺すと同時に高周波を照射するため、コラーゲンやエラスチンの生成が促されます。止血効果もあるためダウンタイムがほぼないのは大きなメリットです。ドラックデリバリーシステムにより美肌効果も得られます。
ニキビ治療だけでなく、複数の肌トラブルを解決したい方に有効な治療方法です。
イソトレチノイン
イソトレチノインは繰り返すしつこいニキビに悩む方や、複数のニキビ治療を受けたにも関わらず治らない方に効果が見込める治療薬です。
成分は合成レチノイドと呼ばれるビタミンA誘導体で、服用すると抗炎症作用、抗菌作用、皮脂の分泌を抑制する効果が期待できます。医師の診察のもと用法用量を守り使用することで、4~6週間目から症状が軽快する方が多いです。希望される方は服用可能か診察をしますので、気軽にご相談ください。
ダーマペン4
ダーマペンは髪の毛よりも細い針を肌に刺し、傷を修復する過程で、ニキビや赤ら顔、毛穴の開きなどを改善する治療方法です。肌のターンオーバーを促すため、小じわやニキビ跡、クレーターの治療にも効果が見込めます。
施術によりエラスチンやコラーゲンの生成が促されるため、美しい肌が手に入ります。傷痕が小さいため痛みが少なく、ダウンタイムが短く負担が少ないのも特徴です。
渋クリではダーマペン4を採用しており、従来のダーマペンより針の安定感や施術時間が短く、忙しい方でも効率の良い治療が可能です。
ケミカルピーリング
ケミカルピーリングは、安全性の高い薬品を肌に塗り、毛穴の汚れや古い角質を溶かす施術です。
肌表面から汚れを取り除くため、ターンオーバーが促され、ニキビやシミ、小じわなどの肌トラブルを改善します。毛穴の詰まりを取り除くため、ニキビの炎症を抑えたりニキビ跡が薄くなったりする効果も期待できます。肌の病変が薄く剥がされるため、複数回の施術により肌質が改善し、くすみのない明るく美しい肌が手に入るでしょう。
ダウンタイムはほぼなく、治療後からメイクや洗顔ができるため、すぐに日常生活に戻りたい方に向く施術です。イオン導入と組み合わせると、肌に有効な美容成分を浸透させるため、肌トラブルの改善効果が高まります。
なかなか大人ニキビが
治らないのだけどどうすればいい?

大人ニキビに悩んでいる方は、美容皮膚科のある専門の医療機関を受診しましょう。
先ほど大人ニキビを改善するための3つの方法を紹介しました。しかし、実際にやってみても「なかなか効果が出ない」「治ったと思ったらまたニキビができた」と感じる方がいるかもしれません。
大人ニキビは人によってできる場所や原因に違いがあるため、適切な対応を行わないでいると、治ってからニキビ跡として残るリスクがあります。医療機関では医師が肌の状態を診察することで、自身に合った治療やセルフケア方法についてアドバイスをしてもらえます。渋クリではしっかりとお客様をカウンセリングし、さまざまな治療方法を提案します。お悩みの方は気軽にご相談ください。
大人ニキビじゃない?似た症状とは
なかなか治らない大人ニキビの場合、他の疾患が隠れている可能性があります。
例えば以下のような原因が考えられます。
稗粒腫 | 白または黄白色のブツブツができる 大きさは1~2ミリほど 目の周りや鼻先にできるケースが多い 炎症などはないが、メイクで隠しにくく、美容観点から切除する場合がある |
毛嚢炎 | 毛根を包む毛包に黄色ブドウなどが入り込み炎症を起こす 小さな傷から生じる場合がある 赤いブツブツや膿がある発疹ができる 症状が悪化すると、熱感や圧痛、発熱などを伴う |
粉瘤 | 肌に皮脂や角質がたまる袋状のものができ、徐々に大きくなる 良性の腫瘍 力を加えると黒い点から白色の成分が出るときがある 細菌感染により痛みや赤い腫れを伴う |
ニキビ以外の疾患は複数あり、症状はさまざまです。ニキビが治らない、大きくなってきた、ブツブツが広がっているなど、気になる症状がある方は医療機関を受診してください。
大人ニキビの原因を知って
トラブルを解消しましょう
大人ニキビは、生理などのホルモンバランスの乱れや生活習慣やストレスなどが原因で起こります。思春期ニキビと異なり、背中や胸など顔以外にも発生し、繰り返す特徴があります。適切な対策を行わないと、ニキビ跡として残る可能性があるため注意が必要です。
大人ニキビを改善するためのセルフケア方法として、質の良い睡眠とバランスの良い食事をとる、そして正しい洗顔を行うという方法があります。
セルフケアを行っていても大人ニキビが改善しなかったり、症状を繰り返したりする方は専門の医療機関を受診すると良いでしょう。ご自身の肌状態やライフスタイルに合わせた治療やアドバイスを行ってくれるため、大人ニキビを治すだけでなく、自身では気づかなかった原因を見直すきっかけにもなります。
まずは渋クリの無料カウンセリングで、あなたのお悩みをお聞かせください。