顎ニキビの原因と予防方法!しこりがある&繰り返す&痛いときはどうする?

顎ニキビを繰り返す理由が分かれば予防できるため、症状に悩まずにすみます。

この記事ではニキビにしこりができる、かゆい、痛い、白いなどの症状別に原因を探り、予防方法や治療方法を紹介します。ホルモンバランスの関係や生理前に症状が出てお悩みの方も、ぜひ最後までご覧ください。

監修者
新宿院 院長
野口 なつ美
目次

顎ニキビができやすい理由

そもそもニキビは毛穴に汚れが詰まると生じます。

さらに、以下の要因が加わると顎ニキビができやすくなる可能性があります。

外部刺激がある

顎は触りやすい部位であり、外部刺激による影響を受けやすいです。肌に刺激が加わると、肌を守るために角質が厚くなります。毛穴のまわりの角質に厚みが生じれば毛穴の出口が狭くなってしまい、皮脂が詰まりやすくなります。

肌に刺激を与える原因としては以下が挙げられます。

  • 紫外線
  • 産毛の処理
  • マスクの刺激
  • 頬杖
  • 顎を触るクセがある
  • 顎に髪の毛があたる
  • 肌を強く擦るスキンケア

肌が乾燥している

顎は汗腺が少なく肌が薄い部位です。肌が乾燥すると乾燥を補うために皮脂が多く分泌され、ニキビが生じやすくなります。

また、肌が乾燥すると、肌が新しく生まれ変わるターンオーバーが上手くできず、未熟な角層細胞が生成されやすくなります。肌の外側になる角質層に厚みができ、さらに皮脂が詰まりやすくなります。

生理前である

生理前の数日間は、女性ホルモンのひとつ、黄体ホルモンの分泌量が増えて皮脂が分泌されるためニキビができやすくなります。

黄体ホルモンは男性ホルモンと似た働きがあり、分泌が増えると角質層が厚くなり毛穴を塞ぎやすくなるだけでなく、皮脂の過剰分泌を招きます。毛穴に汚れが詰まりやすくなり、ニキビが生じる原因になるでしょう。

内臓に原因がある

胃腸が弱っていると顎ニキビができやすくなります。肌が栄養不足になり、肌のターンオーバーが上手く機能しなくなるためです。

胃腸が弱ると消化不良になり、十分な栄養を吸収できなくなるだけでなく、老廃物が体内に蓄積されやすくなります。老廃物は胃腸にたまり腐敗し、有害物質に変化し、血液に乗り皮脂と共に排出されるため、ニキビができやすくなります。

【症状別】顎ニキビができる原因

顎ニキビができる原因は複数あります。

ここでは症状ごとにニキビができてしまう理由を説明します。

顎ニキビにしこりがある

顎ニキビのしこりができるのは、繰り返しニキビが生じるのが原因です。

しこりとは、炎症をした肌の修復が頻繁に行われた結果、肌の一部が膨れて硬くなってしまった状態です。ニキビの再発をさらに繰り返すと、しこりが大きくなり、切開して除去を行う可能性もあります。切開により傷跡が残る可能性があるため、ニキビが悪化しないうちに早めに治療をするのがおすすめです。

ニキビのしこりはセルフケアでの改善は難しいため、お悩みの方はクリニックへ相談しましょう。

顎ニキビが白い

初期段階のニキビは白く小さい、という特徴があります。

白いニキビができる原因には以下のようなものがあります。

  • 乱れた生活習慣
  • 顎への外部刺激
  • 乾燥肌
  • 不適切なスキンケア
  • ホルモンバランスの乱れ
    など

白いニキビを放置すると酸化により黒くなったり、炎症を起こし赤くなったりします。ニキビが白いうちにケアをすると良いでしょう。

顎ニキビが痛い

顎ニキビが痛い原因は、ニキビに炎症が起きている可能性が高いです。ニキビの原因であるアクネ菌が増殖して症状が悪化し、痛みが生じます。

赤ニキビ…見た目は赤い。指で抑えると軽く痛む
黄ニキビ…膿がたまり、炎症が広がった状態

ニキビが痛むと気になり頻繁に触る方がいますが、ニキビへの刺激となり症状が悪化する恐れがあります。ニキビを潰すと、潰した部分から菌が入り化膿するリスクがあるため注意してください。

ニキビの炎症が気になる方は、速やかに医療機関を受診してください。

顎ニキビがかゆい

顎ニキビのかゆみの原因は肌の乾燥と炎症が考えられます。

肌が乾燥すると、肌の表面にある角質層から水分が失われ、肌のバリア機能が低下します。肌のバリア機能が低下したところへ、刺激物質やアレルゲンが入り込むとかゆみを引き起こす可能性があるでしょう。かゆみを感じて搔くと肌がダメージを受けさらに症状が悪化する恐れがあります。

ニキビの炎症は、毛穴に詰まった皮脂をエサにしてアクネ菌が増殖したのが原因です。毛穴で炎症が生じると、免疫細胞がヒスタミンを分泌し、ヒスタミンはかゆみを引き起こします。

顎ニキビを予防する方法

顎ニキビはスキンケアや食生活などを見直すと症状が現れにくくなります。

以下で紹介する普段のケアや生活習慣を改善するのが予防の近道です。

適切なスキンケア

顎ニキビの予防には適切なスキンケアが欠かせません。

  • 紫外線対策
  • 保湿をする
  • 肌に優しい洗顔

紫外線は肌の角質を厚くし、ニキビの炎症を悪化させる原因になります。乾燥はニキビができる原因になるため、保湿力の高いセラミド、ヒアルロン酸、ヘパリン類似物質などを取り入れたアイテムを使用してみましょう。

ゴシゴシ擦る洗顔は、肌への刺激が強いため控え、洗顔をするときには、洗顔フォームをしっかり泡立て泡で汚れを落とします。洗顔ではぬるま湯を使用するのがおすすめです。熱いお湯は肌に必要な皮脂を洗い流し、乾燥を招くため控えます。肌を拭くときには擦らずに、タオルに水分を含ませるイメージで行うと肌への摩擦が少なくなるでしょう。

栄養バランスの見直し

ニキビは食生活の乱れによっても現れます。ニキビの予防に取り入れたい栄養素は以下の通りです。

スクロールできます
ビタミンC肌の再生を促す
抗酸化作用
パプリカ、ピーマン、トマト、ブロッコリー、じゃがいも、レモンなど
ビタミンEホルモンバランスを整える
抗酸化作用
免疫力の向上
ナッツ類、緑黄色野菜、卵、アボカド、うなぎ、いわしなど
ビタミンB2皮脂の分泌を抑える青魚、牛肉、豚肉、納豆、牛乳など
ビタミンB6炎症を予防する
皮脂分泌を抑える
牛レバー、バナナ、マグロ、鮭、いわし、さんま、いかなど

ビタミンC、ビタミンB2、ビタミンB6は水溶性ビタミンであり、熱に弱く水に溶けやすく、尿で排出されやすいです。加熱調理や水洗いにも弱いため、積極的に食生活に取り入れると良いです。

ストレスの発散

ストレスは肌の乾燥やホルモンバランスの乱れにつながり、ニキビの原因となります。

ストレスにより女性ホルモンのエストロゲンが減少。エストロゲンは肌の潤いを保つのに必要なヒアルロン酸やコラーゲンの生成を促す役割があり、減少すると肌が乾燥する原因になるでしょう。

また、ストレスにより血管が収縮、肌の温度が下がり、肌のターンオーバーが乱れる原因にもなります。ストレスは趣味や運動などで適度に発散すると良いでしょう。

繰り返す顎ニキビの治療方法

繰り返す顎ニキビを放置すると跡が残る恐れがあります。症状が悪化する前に、美容クリニックでの治療を検討してみましょう。

渋クリでは以下のような治療方法を提案しており、以下は一例です。

ポテンツァ

ポテンツァは肌に非常に細い針を刺し、肌が持つ治癒再生能力を高める治療方法です。

肌のターンオーバーを促進し、ニキビの原因となる皮脂や古い角質の排出を促すことで症状を緩和できます。針から高周波が出ており、熱エネルギーによりコラーゲンの生成を促すだけでなく、止血効果もあるため肌への負担が小さいです。ニキビ跡の改善、毛穴の収縮などニキビ以外にもさまざまな効果を得られるでしょう。

ケミカルピーリング

ケミカルピーリングは安全性の高い薬剤を肌に塗り、毛穴の汚れや古い角質を溶かす治療方法です。

複数回の施術により肌表面の病変を薄く剥ぐことで、毛穴の詰まりが改善し、ニキビの症状を緩和できます。肌のターンオーバーが促され、健康的で美しい肌が手に入るうえ、毛穴の収縮、シミや小じわの改善も期待できます。イオン導入と組み合わせると美容効果を最大限に得られるためおすすめです。

イソトレチノイン

イソトレチノインは繰り返すニキビや、なかなか治らないニキビの治療に有効な飲み薬です。

イソトレチノインはビタミンAと誘導体が配合されており、肌の健康を守りニキビによる腫瘍や炎症を抑制する効果が期待できます。アクネ菌への抗炎抗菌作用と、皮脂の過剰分泌を抑える効果もあります。1日2カプセルを目安に服用し、肌の状態を医師が確認しながら治療を進めるため安心感があるでしょう。しつこいニキビやニキビ体質を改善したい方はクリニックでの相談がおすすめです。

繰り返す顎ニキビは
専門家での治療がおすすめ

繰り返すニキビの原因はいくつかあり、肌の乾燥や外部からの刺激や摩擦、内臓の調子や生理前のホルモンバランスなどが挙げられます。

初期のニキビは白いですが、炎症が起こると赤くなったり、黄色く膿を持ち痛いケースもあったりします。ニキビを繰り返すと炎症を起こした肌の修復が何度も行われ、しこりができるリスクもあるでしょう。

ニキビはスキンケアや栄養バランスの取れた食事で予防できますが、仕事やプライベートが忙しいと生活リズムが崩れやすく、ニキビが生じやすくなります。

ニキビの症状が悪化するとセルフケアでの改善は難しく、専門家での治療が重要です。肌トラブルにお悩みの方は渋クリの無料相談までお越しください。適切な治療を提供し、肌トラブルの改善に努めています。

医師監修について

渋谷美容外科クリニックには様々な科目の
専門医・医学博士が在籍しています。

池袋院 院長

池袋院開設者
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総院長
渋谷院 院長

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中島 透

新宿院 院長

新宿院開設者
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横浜院開設者
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新橋院 院長

新橋院開設者
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新橋院 医師
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日本美容外科学会,国際形成外科学会会員,

日本美容皮膚科学会会員,日本抗加齢医学会会員,

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等が在籍しており、医師監修のもと運営を行っております

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