ニキビの原因!角栓を取る方法は?背中や鼻の角栓の取り方も解説
角栓はニキビの原因になります。角栓を取る方法が分かれば、ニキビを予防できるでしょう。
この記事では角栓を取る方法や予防するためのケア方法を紹介します。背中や鼻の角栓を除去したい方、角栓やニキビにお悩みの方はぜひ最後までご覧ください。
ニキビと角栓の違い
角栓はニキビの原因となりますが、症状はそれぞれ異なります。
角栓とニキビの主な違いは以下の通りです。
- 角栓…肌の角質に皮脂が付着し、毛穴を塞ぎ栓になったもの
- ニキビ…毛穴の出口が塞がり、中に角質や皮脂が詰まった状態
角栓とは、皮脂と角質が幾重にも重なり年輪のようになっている状態です。角栓ができやすいのは、大きな毛穴があり皮脂が多い鼻などの部位です。角栓が毛穴を塞ぎ皮脂や角質などの汚れがたまると、ニキビができます。
初期のニキビは白ニキビと呼ばれます。白ニキビが炎症を起こし悪化すると赤ニキビとなり、酸化すると黒ニキビになるのです。ニキビの状態が悪化し、膿がたまると黄ニキビになります。
ニキビの原因となるアクネ菌は角栓をエサにして増殖します。よって、角栓を作らないことがニキビの予防につながると言えるのです。
ニキビ予防!角栓を取る方法
ニキビの予防には角栓の除去が欠かせません。ここでは角栓を取るセルフケアを紹介します。
ホットタオルで温める
角栓をセルフケアで取り除くのならホットタオルの使用がおすすめです。
ホットタオルで角栓を除去する方法は以下の通りです。
- ホットタオルで毛穴を広げる
- 肌のザラザラする部分を指の腹で軽くこする
- 出てきた角栓をそっと拭き取る
ホットタオルを肌に当てると、毛穴が自然に広がり、角質を取り除きやすくなります。指の腹でザラつきのある部分を優しく擦ると、角栓が出てくるでしょう。
肌を軽く擦っただけでは、角栓が取れないケースがあります。角栓を除去するために肌を強く擦ると刺激が強く、肌が傷つく原因となるため、注意してください。
角栓を除去したら、次で紹介する洗顔を行いましょう。
丁寧に洗顔をする
角栓は皮脂が毛穴に詰まった状態です。洗顔で詰まった皮脂を取り除けば角栓予防につながります。
洗顔方法は以下の通りです。
- クレンジングでメイクをきれいに落とす
- 洗顔フォームを泡立て優しく洗う
- ぬるま湯で汚れを注ぎ落す
- しっかりと保湿をする
クレンジングはオイルタイプを使うと角栓を溶かす効果が期待できます。
洗顔フォームは泡立て、指先の腹を使い、泡で洗うようにして汚れを落とします。汚れを落とすならぬるま湯がおすすめです。熱いお湯では必要な皮脂を流してしまい、乾燥肌の原因になります。
洗顔後は化粧水で保湿を忘れずに行いましょう。
生活習慣を整える
栄養の偏った食事、睡眠不足、運動不足、ストレスなど生活習慣の乱れが原因でホルモンバランスが乱れます。
ホルモンバランスが乱れると、皮脂の分泌量が増え、角栓につながります。そのため、生活習慣を整えると角栓を取り除くことにつながるでしょう。
角栓を無理に取るのはNG
角栓が気になり、ピンセットや指で無理に抜く方がいます。角栓を取る方法を間違えると肌にダメージが残るため、控えるのが無難です。
指などで角栓を抜く
角栓が気になり、ピンセットや毛穴パックを使用し、無理やり角栓を抜く方がいます。いずれの方法も毛穴が傷つく原因となるため注意してください。
指やピンセットにより角栓を除去すると肌が傷つき、強い刺激により肌が厚くなる可能性があります。毛穴パックを使用して角栓を抜くと、毛穴が開き皮脂などの汚れが詰まりやすくなります。これらの理由から、角栓をどうしても除去したい場合にも、道具や指で無理に角栓を抜く方法はおすすめできません。
何度も洗顔をする
角栓を少しでも失くすために、顔を清潔にしようと過剰に洗顔を行う方がいます。顔を頻繁に洗うと、肌に必要な皮脂を洗い落としてしまうのです。
肌の乾燥を防ぐために、皮脂が過剰に分泌されるため、毛穴に皮脂が詰まりやすくなります。洗顔はメイクや汚れを落とすだけに留めるのが無難です。洗顔後はしっかり保湿をし、肌が乾燥しないように注意してください。
頻繁に洗顔をするのではなく、1回の洗顔を丁寧に行い、しっかり汚れを落とすと良いでしょう。
クリニックで角栓・ニキビを
予防する方法
セルフケアでは改善に時間がかかるため、できるだけ早く確実に改善したいときは、クリニックでの治療がおすすめです。
ここでは代表的な施術を紹介します。
ダーマペン
ダーマペンとは、肌に非常に小さな穴を空け、肌が傷を修復する力を引き出し、肌トラブルを改善する方法です。
肌を修復する過程でエラスチンやコラーゲンが生成されるため、美しい肌になります。また、肌のターンオーバーの正常化を促し、毛穴に詰まった汚れを排出できるため、角栓の除去に役立つでしょう。
毛穴を引き締める以外にも、ニキビ跡、クレーターの改善、小じわや赤ら顔の治療にも役立ちます。
ポテンツァ
ポテンツァとは、肌に非常に細い針を刺し、高周波を照射する治療方法です。肌の治癒回復能力を高め、さまざまな肌トラブルを改善します。
ポテンツァにより肌のターンオーバーが正常になると、毛穴に溜まった汚れを体外へ排出する効果が期待できます。ニキビ跡やクレーター、シミなどのトラブルが改善する可能性もあるでしょう。
肌の状態に合わせ薬剤の注入を行えば、健康的で美しい肌を手に入れる効果を期待できます。
ケミカルピーリング
ケミカルピーリングとは、肌に安全性が確認された化学薬品を塗り、毛穴の汚れや古い角質を溶かす治療方法です。
肌のターンオーバーを正常に促し、毛穴の汚れの排出を促す効果が期待できます。肌にハリも生まれ毛穴が引き締まりまることで、角栓ができにくくなるでしょう。
また、ニキビ跡やシミを薄くする、ニキビの炎症を抑える、小じわを目立たなくする効果も期待できるため、角栓を除去しながら肌トラブルを改善したい方におすすめの治療方法です。
ニキビや角栓に関する
よくある質問
ここではニキビや角栓に関するよくある質問に回答します。
- 鼻の角栓を取る方法は?
-
鼻の角栓の除去には、ダーマペンやケミカルピーリングがおすすめです。
洗顔などのセルフケアだけでは角栓を取るのは難しく、時間がかかります。角栓を無理やり抜くと毛穴が傷つき症状が悪化する恐れもあるでしょう。
鼻は皮脂が多く毛穴が大きいため、角栓ができやすい部位です。いちご鼻と呼ばれる黒い角栓ができやすく、黒ずみに悩まされる方もいます。角栓を放置するとニキビになるリスクもあるため、クリニックにて適切なアプローチを受けるのがおすすめです。
- 背中の角栓を取る方法は?
-
背中の角栓治療にはケミカルピーリングがおすすめです。
ケミカルピーリングは肌に安全性の高い化学薬品を塗り、毛穴の皮脂や汚れを溶かす治療方法です。肌のターンオーバーを整え、毛穴の汚れの排出を促します。毛穴を引き締める効果もあり、皮脂などの汚れが詰まりにくくなる効果も期待できます。
なお背中の角栓は、症状がよく似た他の肌トラブルと間違える可能性があるため注意が必要です。例えば以下のような肌トラブルがあります。
- 毛嚢炎…毛の根元を包む毛嚢が炎症を起こす
- 粉瘤…皮脂などの汚れが詰まるなど
背中のブツブツが気になる方は、早めにクリニックを受診し症状が本当に角栓なのか診断を受けるとよいでしょう。
- ニキビのでかい角栓を取るには?
-
ニキビの芯は皮膚科にて、面皰圧出治療を受けるのが無難です。
医師の診察のもと、専用の医療器具でニキビの芯から皮脂や膿を出します。治療後の経過も含めて肌の状態を診てもらうのがおすすめです。
なお、ニキビの芯から皮脂や膿を無理やり出すと、炎症の悪化や周辺の組織へダメージを与える可能性があります。ニキビの芯をセルフケアで治そうとするのは止めましょう。
ニキビの原因となる角栓を
予防しましょう
ニキビの原因となる角栓はセルフケアで改善できる可能性があります。角栓を溶かすクレンジングオイルを使い肌に優しい洗顔をする、ホットタオルで毛穴を広げ指の腹で肌を軽く擦るなどの方法があります。
角栓の除去はセルフケアでは限界があり、時間が必要です。確実に角栓を取る方法として、クリニックでの治療が挙げられます。たとえばダーマペンは肌に非常に細い針を刺し、傷を修復する過程で肌のターンオーバーを正常に促し、毛穴の状態を整えます。ポテンツァもダーマペンと同じく細い針を刺し、肌の治癒回復能力を高めることが可能です。高周波の照射により止血ができるため回復が早く、薬剤の注入によりさまざまな肌トラブルを改善できます。
渋クリでは肌トラブルにお悩みの方の力となります。肌トラブルにお悩みの方は無料カウンセリングまでお越しください。
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Before
After
施術名 | ケミカルピーリング |
説明 | 角質層~表皮上層を剥がれやすくし肌の入れ替えを促進する施術 |
副作用 | 発赤・熱感・痒み・痛み・ピリピリ感・乾燥など |
料金 | ¥5,500~¥22,000 |
Before
After
施術名 | ダーマペン+ヴェルヴェットスキン |
説明 | 極細針で肌に微細な穴を形成し有効成分を浸透させる施術 |
副作用 | 腫れ・赤み |
料金 | ¥9,800~55,000 |