肌が乾燥するとブツブツができてかゆい!唇・顔・手など部位別の原因は?

肌が乾燥するとブツブツによるかゆみが生じるケースがあります。ブツブツが現れる部位により原因は異なり、おでこ、唇、顔手、背中、足などでさまざまな部位で症状がみられることがあります。

この記事ではかゆみのあるブツブツの原因と治し方を紹介します。

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目次

かゆみのあるブツブツは乾燥が原因?

かゆみのあるブツブツができる原因の一つは乾燥です。

肌の表面には皮脂や汗、剥がれた角質などがあり、外部刺激から肌を守っています。また、角質層には潤いを維持する力があり、肌を守るバリア機能が維持されています。肌の乾燥により潤いが失われると肌のバランスが保てなくなり、肌のバリア機能は低下。そこにほこりや花粉、化学物質、汗などの刺激を受けると、刺激から肌を守るための過剰反応が起き、ブツブツができるのです。

刺激を受けかゆみが生じると、患部を引っ掻いてしまい、それが新たな刺激となり肌がさらに荒れる悪循環に陥ってしまいます。乾燥の主な原因は肌の水分不足ですが、もともとの体質や遺伝、ホルモンの代謝などが要因で乾燥を招くケースもあるため、保湿しても変わらない場合は医療機関で診察を受けましょう。

【部位別】乾燥によるブツブツの原因

ブツブツの症状や部位により、複数の原因が考えられるため、気になる方は専門家への相談がおすすめです。

唇のブツブツ

乾燥による唇のブツブツは口唇炎が考えられます。口唇炎は、リップラインに小さなブツブツができ、痛みや、唇が割れ炎症を起こす症状が出ます。主な原因は乾燥で、唇を舐める癖のある方、空気が乾く冬、体調不良、リップクリームなどによるかぶれが要因となるでしょう。

ただし、唇が乾燥しているからと言って口唇炎であるとは限りません。唇や口の中に水泡のあるブツブツができ、チクチクとした痛みがある場合、ヘルペスの可能性があります。食物アレルギーが原因で唇にブツブツができるケースもありますので、顔や唇が腫れる、肌が赤くなる、喉や目にかゆみが生じるときは注意してください。

顔のブツブツ

乾燥による顔のブツブツには以下の原因が考えられます。

  • 乾燥湿疹
  • ニキビ
  • アトピー性皮膚炎
    など

乾燥湿疹は乾燥肌に炎症が加わり、かゆみを伴う湿疹が生じます。外気の乾燥や顔をゴシゴシ擦る洗顔などが原因で肌のバリア機能が低下し、炎症が起こりやすくなります。乾燥肌の潤いを補うために皮脂が過剰分泌され、毛穴に詰まるとニキビが生じるリスクもあるでしょう。

アトピー性皮膚炎は乾燥した肌に、赤いブツブツができます。掻き壊すと患部がジュクジュクし、かさぶたができたり肌に厚みができゴワゴワしたりします。顔、首、耳、わきの下、ヒジ、ひざなどに左右対称に出るケースが多いです。

乾燥に関係なく、特定物質に触れることによるアレルギー反応の恐れもあるため注意してください。蚊、ノミ、ブヨ、ハチなどによる虫刺されによりブツブツができるケースもあります。

おでこのブツブツ

乾燥によるおでこのブツブツには以下の原因が考えられます。

  • ニキビ
  • 毛嚢炎
  • 湿疹
    など

肌が乾燥すると、潤いを補うために皮脂が過剰分泌されます。皮脂が毛穴に詰まることで、ニキビができることがあるでしょう。

毛嚢炎は皮脂の分泌が少ない乾燥肌に生じやすく、1センチほどの赤いブツブツが生じるのが特徴です。ニキビに似ていますが、ニキビのような芯がなく、白や黄色の膿を含むケースがあり、原因は黄色ブドウ球菌などの細菌です。

湿疹はかゆみを伴うブツブツや水ぶくれ、ただれのような症状が出ます。原因は肌に合わない化粧品や薬剤、花粉やハウスダスト、アレルギー反応などさまざまです。肌が乾燥していると外的刺激に弱くなり、敏感に反応するためできやすくなります。

手のブツブツ

乾燥による手のブツブツは手湿疹かもしれません。

小さなブツブツや赤み、かゆみが混ざって出現し、水泡ができるタイプと乾燥するタイプがあります。手には皮脂腺がなく、厚い角質層が外部刺激から手を守りますが、頻繁な水仕事やアルコール消毒などにより、手への刺激が続くことで角質層が薄くなると肌を守れなくなります。手湿疹は手にできる炎症や湿疹であり、触れる物質による刺激やアレルギーが原因です。手荒れから手湿疹へ進行し、かゆみや痛みを伴う方も多いです。

手湿疹と似た症状に汗疱があります。小さな水ぶくれが手のひらや足の裏にでき、数か月後に治った後に再発するのが特徴です。

背中のブツブツ

乾燥による背中のブツブツは以下の原因が考えられます。

  • 乾燥性皮膚炎
  • 蕁麻疹
  • ニキビ
  • かぶれ
    など

乾燥性皮膚炎は赤い水ぶくれのようなものができ、かゆみが出ます。一方、蕁麻疹はストレスや食べ物が原因で、肌が赤く盛り上がり、強いかゆみが出るのが特徴です。

背中はボディクリームなどで保湿ケアが行き届かない部分であり、乾燥しやすいです。肌が乾燥すると皮脂腺から皮脂が過剰に分泌されやすくなり、ニキビができやすくなるでしょう。

かぶれは石鹸のすすぎ残しや湿布などのかぶれが原因で起こります。背中は見えにくいため、知らないうちに症状が進行している方もいます。

足のブツブツ

足にできるブツブツは乾燥性皮膚炎の可能性があります。

乾燥性皮膚炎は、角質層の水分が不足し、肌の柔軟性が失われることで、水ぶくれや赤みを伴うブツブツと強いかゆみが出る症状が出ます。足のすねや脇腹に出やすく、特に足は油分や水分が少ないため乾燥しやすい部位として注意が必要です。足は衣服の化学繊維やストッキングの摩擦による刺激を受けやすいうえ、肌のバリア機能が低下しやすいです。

冬は保温のためにタイツを履いたり、重ね着をしたりする機会が多く、乾燥肌の症状が悪化しやすいため気をつけてください。

乾燥によるブツブツの治し方

乾燥によるブツブツを治すには、肌に優しい暮らしを意識するのが大切です。セルフケアで治らないときは美容クリニックでの治療も検討してみましょう。

空気の乾燥対策をする

空気の乾燥する季節は加湿器を使用するなどし、室内の湿度を調整すると良いでしょう。特に空気が乾燥する冬に暖房を使用すると、肌の水分が奪われ、肌のバリア機能が低下。外部刺激に弱くなり、肌にブツブツがでたりかゆくなったりする恐れがあります。かゆみが気になるときには保湿剤を使い、水分を補う方法もあります

適切なスキンケアを行う

以下のように肌に優しいスキンケアや習慣を取り入れ、潤いを守るように心がけてください。

  • 低刺激、敏感肌、乾燥肌用の製品を使う
  • シャンプーや石鹸は必ず泡立て、泡で汚れを落とす
  • ぬるま湯を利用する
  • 入浴後は保湿ケアを忘れない

入浴や洗顔方法を誤ると肌の乾燥を招くリスクが上がります。

入浴は39~40度のぬるま湯にし、入浴時間を15分ほどにすると肌に必要な皮脂を維持できます。熱いお湯で体を洗い入浴をすると、肌に必要な皮脂を落としてしまい、乾燥が進むため控えましょう。肌を擦って汚れを落としたり、服などの摩擦が強かったりすると肌への刺激になるため注意してください。体を拭くときもタオルに水分を吸収させるイメージで優しく行うと良いです。

入浴後は化粧水をたっぷり使用し、クリームや乳液などを使い保湿を行うと、水分が蒸発せずに済みます。

美容医療で治療する

肌のブツブツが改善しないときは、クリニックの診察のもと、肌の状態に合わせた治療を受けるのも検討してみてください。

例えば渋クリでは以下の治療方法を提案しています。

スクロールできます
イオン導入肌に微弱な電流を流し、ビタミンAやビタミンCなどの有効成分を真皮まで届ける
乾燥肌に潤いを与える
ニキビ、そばかす、肌質改善、老化防止の効果がある
ケミカルピーリング肌の表面に安全性の高い薬品を塗り、毛穴の汚れや古い角質を溶かす施術
肌のターンオーバーを促し、潤いのある健康的な肌が手に入る
イオン導入と組み合わせ高い効果を発揮する
ポテンツァ非常に細い針を肌に刺し、先端から高周波を照射して、肌の再生を促す治療方法
高周波によりコラーゲンやエラスチンの生成が促され、肌に潤いをもたらす
ニキビ、ニキビ跡、赤み、毛穴の開き、肌質の改善などに効果がある

渋クリでは上記以外にも、肌の状態に合わせた治療を提供しています。肌トラブルにお悩みの方は渋クリの無料カウンセリングまでお越しください。

乾燥によるブツブツは
クリニックでの治療がおすすめ

乾燥により生じるブツブツの原因や症状は多岐に渡ります。唇にできるのなら口唇炎、顔ならニキビやアトピー性皮膚炎、乾燥湿疹など、部位により原因が異なります。

ブツブツがかゆい、唇が腫れる、喉や目にかゆみが生じる場合はアレルギー反応の可能性があるため、速やかに医療機関を受診しなければ危険です。ブツブツをセルフケアで治すには、肌への刺激を抑えて肌のバリア機能を守る生活を心がけるだけでなく、肌に優しいスキンケアが大切です。

セルフケアで治らないときはクリニックを受診しましょう。渋クリでは、熟練の技術と豊富な知識で肌の状態を見極め、適切な治療を行っています。肌トラブルにお悩みの方は、まずは渋クリの無料カウンセリングまでお越しください。

医師監修について

渋谷美容外科クリニックには様々な科目の
専門医・医学博士が在籍しています。

池袋院 院長

池袋院開設者
峯岸 季清

総院長
渋谷院 院長

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新宿院 院長

新宿院開設者
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横浜院 院長

横浜院開設者
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新橋院 院長

新橋院開設者
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新橋院 医師
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日本美容外科学会,国際形成外科学会会員,

日本美容皮膚科学会会員,日本抗加齢医学会会員,

日本形成外科学会 形成外科専門医,麻酔科標榜医,
日本頭蓋顎顔面外科学会会員など様々な科目の専門医

等が在籍しており、医師監修のもと運営を行っております

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