ニキビができやすい・できにくい食べ物とは?早く治す方法や対策

ニキビを減らす、予防したいと考える方は普段の食べ物を見直しましょう。食べ物の中にはニキビができやすい、できにくいものがあり、栄養バランスを考えた食事により症状が改善する可能性があります。

この記事ではニキビに悪い、良い食べ物紹介したうえで、治し方を解説します。ぜひ参考にしてください。

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目次

ニキビができやすい食べ物

ニキビは毛穴に古い角質や皮脂などの汚れが詰まり生じます。以下のようなニキビの原因となる皮脂の過剰分泌を促す食べ物や、肌に必要な栄養素の吸収を妨げる食べ物は摂取し過ぎないように気をつけましょう。

スクロールできます
種類効果食べ物
脂質皮脂が多くなる
脂質の代謝のためにビタミンB群が消費される
スナック菓子
揚げ物
ファストフード
カフェインビタミンB群、ビタミンCなどを排出コーヒー、エナジードリンク、緑茶、カカオ含有率の高いチョコレート
塩分新陳代謝の低下
水分不足になり肌の乾燥を招く
味噌、醤油、汐などの調味料
糖質糖質の分解にはビタミンB群とミネラルが消費される
皮脂が多くなる
炭水化物の摂りすぎ
甘いお菓子
ドライフルーツ
アルコール
カプサイシン胃腸の働きが弱まり、栄養素の吸収率が低下
便秘を誘発する
唐辛子、こしょう、からし、わさび

普段口にする食べ物の中に含まれている成分が多いため、摂りすぎないように注意してください。完全に避ける必要はなく、ほどほどに摂取することで、体の調子を整えることができます。

ニキビを予防する食べ物

ニキビは食事に気を付けることで改善できる可能性があります。

ここでは、ニキビを予防したいときに積極的に摂りたい栄養素と食べ物を紹介します。なお、ニキビの原因はさまざまであり、食事に気を付けたからといって必ずしも予防できるとは限らないため注意してください。

ビタミン

ビタミンにはいくつか種類があり、肌の健康を守る役割があります。体内で生成できないビタミンBなど、食べ物からの摂取が必要な栄養素もあるため、バランスの良い食事を心がけると良いです。

スクロールできます
種類効果食べ物
ビタミンA肌や粘膜の健康を保つニンジン、ほうれん草、モロヘイヤ、うなぎ
ビタミンB肌の修復に役立つ鶏肉、豚肉、ごま、さば、玄米
ビタミンB2皮脂の分泌をコントロールレバー、納豆、卵
ビタミンB6脂質やタンパク質の代謝を促す豚肉、レバー、魚、大豆製品
ビタミンC抗酸化作用
血管や肌の健康を維持する
大根、ピーマン、ブロッコリー
キウイ、オレンジ
ビタミンE抗酸化作用
肌の血流の促進
ナッツ類、緑黄色野菜、うなぎ

タンパク質

タンパク質は、肌のバリア機能を整え、ホルモンや酵素をつくる材料になる栄養素です。肌の生まれ変わりである肌のターンオーバーを正常にし、古い角質や汚れの排出を促します。ニキビは毛穴に古い角質や皮脂などの汚れが詰まり生じるため、肌のターンオーバーが正常だと、汚れが排出されやすくなり、ニキビができにくくなります。

タンパク質が含まれている食品には以下のようなものがあるため積極的に取り入れましょう。

  • 鶏のささみ
  • 豆腐
  • 納豆

食事で補うのが大変な方は、大豆由来のソイプロテイン、サラダチキン、納豆や豆腐などで手軽に摂取できます。コンビニで購入できる商品もあるため活用してください。

食物繊維

食物繊維は腸内環境を整えるサポートをします。便秘になると、腸内で腐敗した便から悪玉菌が増加し、アンモニアなどの有害物質が生じます。有害物質が血流に乗り肌へ到達すると、皮脂や汗と共に体外へ排出しようとしますが、有害物質が肌の古い細胞と結びつき、肌のターンオーバーを妨げ、ニキビにつながるのです。便秘気味の方は頬や口の周りにニキビができやすくなるため、食物繊維を摂取して腸内環境を整えましょう。

食物繊維が含まれている食品には以下のようなものがあります。

  • 海藻類
  • キノコ
  • サツマイモ
  • ごぼう
  • れんこん

海藻サラダやシリアルなら忙しい方でも取り入れやすくおすすめです。朝食に取り入れたり、普段のメニューに一品追加したりするなどの工夫ができます。

必須脂肪酸

必須脂肪酸とは良質な脂質であり、オメガ3脂肪酸などが挙げられます。肌や粘膜を強くして、乾燥などから肌を守り、肌の調子を整えます。血流を促す効果が期待でき、肌に必要な栄養素が運ばれて肌が健康になりニキビが生じにくくなるでしょう。

必須脂肪酸が含まれている食品には以下のようなものがあります。

  • 魚介類…ブリ、マグロ、サンマ
  • ナッツ類
  • アボカド
  • 植物油

マヨネーズやポテトチップスなどの加工食品にも含まれますが、油分が多いため摂りすぎると皮脂の過剰分泌の恐れがあります。食生活に適度に取り入れるように意識してみてください。

亜鉛

ホルモンバランスのコントロールや、タンパク質の合成を促す栄養素です。ホルモンバランスが崩れると、男性ホルモンが優位になり、皮脂の過剰分泌が起こる可能性があります。細胞分裂をサポートし、新しい肌を作り出す役割もあるため、食事に取り入れると良いでしょう。

  • 豚レバー
  • 牛肉の赤身
  • 牡蠣
  • カシューナッツ

亜鉛は食物繊維と摂取すると吸収が妨げられるため気をつけてください。動物性タンパク質と組み合わせると吸収率が高くなります。

食べ物以外のニキビの治し方

ニキビを治す方法は食べ物だけではありません。生活習慣を見直すことでニキビを改善できる可能性があります。

十分な睡眠

眠っている間には成長ホルモンが分泌され、肌の修復を行っています。成長ホルモンは入眠後3時間ほどで分泌されるため、ニキビを早く治すためにもしっかり睡眠を取るように意識しましょう。

また、肌に触れるシーツや枕カバーはこまめに洗い、良い睡眠環境を維持するように心がけてください。シーツや枕カバーの洗濯が疎かになると、雑菌が増え、肌トラブルの原因になります。

肌に優しいスキンケア

ニキビが気になるときは、スキンケアで肌を清潔に保つのも忘れずに。以下の手順で肌に優しい洗顔を行うと良いでしょう。

  1. 洗顔フォームをしっかり泡立てる
  2. 泡で汚れを落とすようにして洗う
  3. ぬるま湯で汚れを落とす
  4. タオルに水分を吸収させるようにして拭く

強く擦って洗ったりタオルで拭いたりするのは、肌へのダメージが大きくなるため避けます。熱いお湯は肌に必要な皮脂を落としてしまうため注意してください。

洗顔後は化粧水をたっぷり使い、美容液やクリーム、乳液などで水分が蒸発しないように蓋をします。外出するときには日焼け止めクリームや日傘、長袖を着用し、紫外線対策を行いましょう。紫外線のダメージによりニキビができるのを防げます。

ストレスを溜めない

ストレスによりホルモンバランスが乱れると、男性ホルモンが優位になります。肌の角質が硬くなったり、皮脂の分泌量が増えたりして、ニキビができやすくなるため、ストレスは適度に発散しましょう。

ストレスを発散する方法の例には以下があります。

  • 趣味に没頭する
  • 運動をする
  • 十分な睡眠を取る
  • 友人や家族との時間を楽しむ
  • 半身浴やアロマでリラックス
    など

ストレスを発散する時間がなかなか取れない方は、笑顔を作るだけでも脳の緊張が和らぐ効果が得られます。睡眠時間をしっかり取るだけで、脳が休息して自律神経が整うためおすすめです。

美容医療を活用する

食生活を改善してもなかなかニキビが治らないときは、美容医療の力を借りることも検討してみてください。

渋クリでは以下のような治療を提案しています。

スクロールできます
ポテンツァ非常に細い針を肌に刺し、肌が持つ治癒回復能力を高める治療
高周波を照射し、コラーゲンやエラスチンを生成する
ダウンタイムがほぼない
Vビーム赤ニキビを短期間で治療可能
レーザーの熱エネルギーにより、アクネ菌を殺菌する
ケミカルピーリングと併用すると効果が高くなる
イソトレチノイン皮脂の分泌を抑え、アクネ菌に対する抗菌作用がある
治らない重症のニキビ治療に有効な抗炎症作用のある飲み薬

上記は一例です。渋クリでは医師の診察のうえ、ニキビの状態に合わせて適切な治療を提案しています。

食べ物を見直してニキビのない肌を目指す

ニキビができる原因は複数ありますが、その中のひとつに食べ物があります。例えば、スナック菓子や揚げ物を過剰に摂取すると、皮脂が多くなり、脂質の代謝のためにビタミンB群が消費されてしまいます。ニキビは肌に残る皮脂や古い角質が毛穴に詰まることで生じるため、皮脂が多くなるとできやすくなるでしょう。

反対に、肌に良い食べ物を接種すればニキビ予防の効果が期待できますので、肌の健康を守るビタミン、肌のターンオーバーを促すタンパク質、タンパク質の合成を促しホルモンバランスを整える亜鉛などがおすすめです。

食べ物でニキビを改善する効果が期待できますが、個人差があります。ニキビがなかなか治らず、肌トラブルにお悩みの方は、渋クリの無料カウンセリングが力になります。肌の悩みを解決し、笑顔になれる治療なら渋クリにお任せください。

医師監修について

渋谷美容外科クリニックには様々な科目の
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池袋院 院長

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