男性ニキビができやすい場所と原因・適切なスキンケア方法&治し方を解説

男性のニキビは、皮脂の分泌やホルモンバランス、生活習慣の影響を強く受けます。

本記事では、ニキビができやすい部位とその原因、効果的なスキンケアや治療方法について詳しく解説します。ニキビができやすい男性の参考になる内容です。

監修者
新宿院 院長
野口 なつ美

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目次

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男性のニキビができやすい場所

ニキビは、古い角質や皮脂が毛穴に詰まり、アクネ菌が繁殖することで発生します。

特に男性の場合は、皮脂の分泌量が多く、男性ホルモンの影響も強く受けやすいため、女性と比べて特定の部位にニキビができやすい傾向があります。

以下は、男性のニキビができやすい部位とその理由の一覧です。

部位理由
頭皮や生え際皮脂の分泌量が多い
男性ホルモンの影響を受けやすい
おでこ皮脂が多い
整髪剤の刺激
シャンプーのすすぎ残し
男性ホルモンの影響を受けやすい
ヒゲ剃りによるダメージ
ストレス
不規則な生活
寝具の雑菌
鼻周辺鼻の下は皮脂腺が多く、分泌量が多い
男性ホルモンの影響を受けやすい
指先などから雑菌が入りやすい
男性ホルモンの影響を受けやすい
ヒゲ剃りによるダメージ
フェイスライン男性ホルモンの影響を受けやすい
ヒゲ剃りによるダメージ
ストレス
乾燥
背中衣類による刺激
ボディソープやシャンプーのすすぎ残し
衣類による刺激
汗による蒸れ

これらの部位には、それぞれ異なる要因が複雑に絡み合っています。たとえば、皮脂の分泌が活発なうえに、生活習慣やスキンケア不足が重なると、ニキビは悪化しやすくなります。

自分にどの部位にニキビが出やすいのかを理解したうえで、それぞれに合った対策やスキンケアを心がけることが重要です。

男性にできるニキビの原因

男性のニキビは、見た目の印象だけでなく、精神的なストレスにもつながる悩みの一つです。

ニキビが繰り返しできる原因は、ホルモンバランス、生活習慣、外的刺激、スキンケアの不足など、複数の要因が複雑に絡み合っています。

ここでは、主な4つの原因について詳しく解説していきます。

男性ホルモンの影響

男性の体内では、アンドロゲンと呼ばれる男性ホルモンが多く分泌されています。

このアンドロゲンは皮脂の分泌を活発にする作用を持っており、そのため男性は女性に比べて皮脂量が多く、毛穴が詰まりやすくなっています。

加えて、アンドロゲンは肌の角質層を構成する「角化細胞」を増やす働きもあり、肌表面の角質が厚くなりやすい状態に陥ります。角質が厚くなると毛穴の出口が狭くなり、皮脂がうまく排出されずに毛穴の中にたまりやすくなるのです。このような環境が整うと、アクネ菌が増殖しやすくなり、ニキビを引き起こします。

生活習慣の乱れ

生活リズムの乱れや栄養バランスの偏りなども、ニキビを悪化させる大きな要因です。

スクロールできます
原因理由
ストレスコルチゾールが分泌され皮脂の量が増える
肌のバリア機能が低下する
肌の代謝が乱れ、古い角質が排出されにくくなる
特定の食品の過剰摂取脂質と糖分…皮脂の分泌量が増える
カフェイン…肌に必要なビタミンB群の吸収を妨げる
香辛料…胃腸の不調。肌に必要な栄養素の吸収を阻害
睡眠不足肌の修復を促す成長ホルモンの不足
男性ホルモンの増加
免疫力の低下
喫煙ニコチンがビタミンCを破壊
肌の炎症を抑える働きが弱くなる
アルコールの過剰摂取アルコールの代謝のためにビタミンB群を消費
肝臓機能の低下による毒素の影響
睡眠の質が下がる
糖質の摂りすぎ

肌のターンオーバー(新陳代謝)は、古い角質が剥がれ落ち、新しい肌に生まれ変わるサイクルです。 生活習慣の乱れによりターンオーバーも乱れると古い角質が排出されず、毛穴に詰まってニキビの原因となります。

外部刺激によるダメージ

日常生活で受けるさまざまな刺激も、ニキビを引き起こす原因です。

摩擦や刺激を受けると肌を守ろうとして角質が厚くなり、毛穴が詰まりやすくなります。

  • 衣類による刺激
  • ヒゲ剃り
  • ゴシゴシ擦る洗顔
  • 特定の部位を頻繁に触るクセ
  • 整髪剤などの化粧品の刺激
    など

外部刺激は日常生活の中に潜み、気づかないうちに肌へダメージを与えている可能性があります。特定の部位のニキビが気になるときは、摩擦や刺激による影響がないか考えましょう。

スキンケア不足

スキンケア不足も、男性のニキビの原因として見逃せません。

男性の肌は女性に比べて水分を保持する力が弱いため、乾燥しやすい傾向があります。その乾燥を補うために皮脂が過剰に分泌されやすくなり、毛穴詰まりやニキビにつながってしまうのです。

肌の乾燥を防ぐため、以下のスキンケアを行っていないか確認してみてください。

  • 頻繁に顔を洗う
  • 熱湯を使用する
  • 保湿ケアをしない
  • 日焼け対策をしていない
  • 汗をかいても放置している
    など

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男性のニキビを
予防するスキンケア

ニキビを予防するためには、毎日のスキンケアを正しく行うことが重要です。

特に男性の場合、皮脂分泌が活発なため、肌を清潔に保ちつつ、必要な水分と栄養を与えるケアが欠かせません。

ここでは、クレンジング・洗顔・化粧水・パックの順に、それぞれのポイントを解説します。

クレンジング

クレンジングは、毛穴に詰まった皮脂や汚れを除去するために有効なケア方法です。

特に整髪料や日焼け止めを使っている場合は石鹸では落ちにくいため、クレンジングでしっかり落とすことが重要です。

【クレンジングのやり方】

  1. 手を洗い、乾いた手にクレンジングを顔になじませる
  2. 円を描くようにして指の腹を使い、汚れを落とす。擦らない
  3. ぬるま湯ですすぐ
  4. タオルに水分を含ませるようにして拭く

乾いた手でクレンジングを乗せると、手のひらで温められて汚れが落ちやすくなります。肌にやさしい水溶性のジェルタイプを使うと、負担を抑えつつしっかり汚れを落とすことができます。

なお、油分の多いクレンジングは毛穴詰まりを悪化させる恐れがあるため避けましょう。クレンジング後は必ず洗顔も行い、清潔な状態を保つことが大切です。

洗顔

ニキビを予防するためには、肌に優しい洗顔を心がけましょう。

洗顔料をしっかり泡立てて、泡で汚れを落とすのが基本です。

【洗顔のやり方】

  1. 洗顔料を泡立てる
  2. 泡で汚れを落とすようにして、おでこから鼻筋を洗う
  3. 顔全体を洗ったら、ぬるま湯ですすぐ
  4. タオルに水分を含ませるようにして拭く

洗顔は朝晩1日2回までにとどめ、洗いすぎによる乾燥に注意しましょう。洗顔料は低刺激で添加物が少ない製品がおすすめです。

日中のべたつきが気になる場合は、あぶらとり紙で皮脂をやさしく拭き取ってください。洗顔後は必ず保湿を行って、乾燥を防ぐようにしましょう。

化粧水

男性の肌はべたつきやすい反面、水分保持力が低いため、さっぱりとした使用感でありながら保湿力のある化粧水を選ぶと効果的です。

特にニキビ予防を目的とした場合、有効成分が含まれた製品を選ぶとより高い効果が期待できます。

【有効成分の例】

効果成分
毛穴の詰まりの予防
皮脂の分泌を抑える
エチニルストラジオール
エストラジオール など
抗酸化物質
毛穴の詰まりの予防
フラーレン
ビタミンC
ビタミンC誘導体
トコフェリルリン酸Na など
毛穴の詰まりの解消レゾルシン
サリチル酸
イオウ など
殺菌作用ベンザルコニウムクロリド
イソプロピルメチルフェノール
サリチル酸
イオウ
レゾルシン など
抗炎症作用サリチル酸
グリチルリチン酸ジカリウム
グリチルリチン酸2K
アラントイン など
乾燥の予防
肌に潤いを与える
ヒアルロン酸
グリセリン
ハトムギ
DPG
BG など

なお、グリセリンは保湿に優れた成分ですが、アクネ菌のエサになる可能性があるため、ニキビがある・繰り返しできる方は使用を控えると安心です。

パック

男性は皮脂の分泌が多い一方で、水分を保つ力が弱い傾向があります。

パックを使って保湿しながら余分な皮脂を取り除くことで、バランスの取れた肌状態を目指しましょう。

目的成分の例
皮脂の分泌を抑える
ティーツリー
ニキビケアアロエ成分
サリチル酸
保湿ケアセラミド
ヒアルロン酸

使用するパックは無香料・アルコールフリーなど、肌にやさしいものを選ぶとより安全です。使いすぎは逆効果になることがあるため、週に1〜2回を目安に取り入れましょう。

男性のニキビの治療方法

スキンケアを続けても改善しないニキビには、治療によるアプローチが効果的です。

状態に応じて、市販薬・皮膚科・美容医療と選択肢があり、それぞれの特徴を理解して適切な対応を取りましょう。

市販薬

初期の白ニキビや炎症が生じた赤ニキビ、膿のある黄ニキビでは有効成分が異なります。市販薬を使用する際は、自分のニキビの種類に合わせた有効成分を選びましょう。

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ニキビの状態成分効果
白ニキビサリチル酸
イオウ など
角質を柔らかくする
毛穴の詰まりの除去
赤ニキビグリチルリチン酸2カリウム
イブプロフェンピコノール
など
炎症の抑制
黄ニキビイソプロピルメチルフェノール
レゾルシン
エタノール
トリクロサン
抗菌作用

改善が見られない場合や、使用後に悪化した場合は、自己判断を避けて医師に相談しましょう。

皮膚科

皮膚科では、保険適用内でニキビの状態に応じた治療が受けられます。

医師の診断に基づいて、以下のような薬が処方されます。

【皮膚科で提供される薬の例】

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薬の種類特徴効果
過酸化ベンゾイル外用薬
ゲル状、ローションタイプがある
ピーリング効果
抗菌作用
クリンダマイシン
オゼノキサシン
ナジフロキサシン
外用薬
抗生剤
ニキビのブツブツ感が残る可能性がある
殺菌作用
アパダレン外用薬ピーリング作用
毛穴の詰まりの改善

状態によっては、これらの薬を組み合わせたり、ビタミン剤・漢方薬を併用したりすることもあります。

美容医療

より早くニキビを治したい、ニキビ跡をきれいにしたいという方には、美容医療の選択肢もあります。自由診療となりますが、施術の種類が豊富で、症状に合わせて柔軟に対応できます。

たとえば渋クリでは以下のような美容医療を提案しています。

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治療方法特徴効果
ポテンツァ非常に細い針を刺し、肌が持つ治癒回復能力を高める
高周波を照射する
薬剤を肌の奥へ均一に浸透させる
ニキビ、ニキビ跡の改善
赤み、肝斑、毛穴の開き、たるみなどの改善
エラスチン、コラーゲンの生成を促す
ケミカルピーリング肌の表面に安全性の高い薬品を塗り、毛穴の汚れや古い角質を溶かす
イオン導入を併用すると効果が上がる
ニキビ、ニキビ跡の改善
肌のターンオーバーを正常に促す
毛穴の開き、小じわ、シミの改善
Vビーム赤い色素に反応するレーザーを照射する
ケミカルピーリングの併用でレーザーの浸透度が高まる
赤ニキビの改善
皮脂の分泌を抑える
アクネ菌の殺菌
肌質の改善
ヴィーナスヴェルサIPLと呼ばれる光を照射する
ニキビ以外にもさまざまな肌トラブに対応できる
ニキビ、ニキビ跡、毛穴の開き、赤ら顔、シミ、そばかす、クマなどを改善

美容施術を検討する場合は、事前にカウンセリングを受け、自分に合った方法を選ぶようにしましょう。渋クリでは症状に合わせて適切な治療方法をご提案いたします。まずは無料カウンセリングでご相談ください。

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男性のニキビに関する
よくある質問

ここでは男性のニキビに関するよくある質問に回答します。

ニキビ跡はセルフケアで消える?

ニキビ跡にはさまざまな種類があり、自然に治るものと、医療の力が必要なものがあります。

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ニキビ跡の種類特徴改善方法
赤み炎症後紅斑
ニキビの炎症により毛細血管が集まり赤く見える
肌のターンオーバーにより、自然に治る可能性がある
消えないときは医療機関へ
色素沈着ニキビの炎症から肌を守るためにメラニン色素が生成され、残った状態
紫、茶色の色素沈着
肌のターンオーバーにより、自然に治る可能性がある
消えないときは医療機関へ
ケロイドニキビの炎症が真皮層まで及び、傷を修復する過程でコラーゲンなどが過剰に生成された状態ダメージが真皮層まで及んでいるため、セルフケアでは治らない
クレーターニキビの炎症が真皮層まで及び、組織が破壊された状態ダメージが真皮層まで及んでいるため、セルフケアでは治らない
クレーターやニキビ跡は化粧水で消える?

クレーターや重度のニキビ跡は、肌の深部=真皮層にまでダメージが及んでいるため、基本的に化粧水では改善しません。化粧水は角質層までしか浸透しないため、肌表面の保湿や予防目的で使うのが適切です。本格的な改善を望む場合は、医療機関での治療を検討しましょう。

男性のニキビは
スキンケアで予防しましょう

男性のニキビは、皮脂の分泌量や生活習慣、スキンケアの習慣、外的刺激など複数の要因によって引き起こされます。まずは自分の肌質や生活を見直し、基本的なスキンケア(洗顔・保湿・UVケア)を徹底することが、ニキビ予防への第一歩です。

また、ニキビが繰り返しできる、治りにくい、跡が残ってしまったという場合は、早めに医療機関や美容クリニックに相談することをおすすめします。自分に合った対処法を見つけることで、より健康的な肌を手に入れられるでしょう。

渋クリでは、ニキビ・ニキビ跡・毛穴など肌悩みに応じた治療をご提案。肌質や生活習慣に合わせたケアをご希望の方は、ぜひ無料カウンセリングをご利用ください。

ニキビ治療が22,000円から!

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ニキビループは年代によって原因が異なります。早期治療を行わないと繰り返すことで肌質が悪化してしまいます。当院では肌質や体質を見定めた治療をご提案いたします。

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医師監修について

渋谷美容外科クリニックには様々な科目の
専門医・医学博士が在籍しています。

池袋院 院長

池袋院開設者
峯岸 季清

総院長
渋谷院 院長

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横浜院 院長

横浜院開設者
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新橋院 医師
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日本美容外科学会,国際形成外科学会会員,

日本美容皮膚科学会会員,日本抗加齢医学会会員,

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日本頭蓋顎顔面外科学会会員など様々な科目の専門医

等が在籍しており、医師監修のもと運営を行っております

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