マスクでニキビや肌荒れができる原因と対策!治らないときはどうする?
マスクはニキビができる原因になるうえ、肌荒れを引き起こす可能性があります。マスクによるブツブツの悪化を防ぐためには、なぜマスクでニキビや肌荒れが起こるのかメカニズムを知る必要があるでしょう。
この記事ではマスクニキビや肌荒れの治し方や対策方法を紹介します。ぜひ参考にしてください。
マスクでニキビができるのはなぜ?
マスクでニキビができる理由は複数あります。普段のマスクの使い方を振り返りながら原因を考えましょう。
マスクの刺激による肌のバリア機能の低下
肌のバリア機能とは、肌の一番外側にある角質層が、肌の水分を維持したり外部刺激によるダメージから肌を守ったりする働きのことです。
マスクを使用すると刺激により肌の表面が削られ、肌のバリア機能が低下してしまいます。バリア機能が低下すると潤いを保てず、肌のバランスが崩れ、肌の生まれ変わるサイクルである、肌のターンオーバーが乱れるでしょう。
肌のターンオーバーが正常に行われないと、古い角質や汚れが肌に残り、毛穴に詰まりやすくなります。毛穴に汚れが詰まるとニキビができ、アクネ菌が増殖すると炎症を起こし赤ニキビが生じやすくなるリスクもあります。
マスクの着脱による乾燥
マスクを外すと急激に内部にこもる湿気が蒸発し、肌の潤いが失われてしまい、肌の乾燥の原因になります。
肌が乾燥すると、肌は失われた水分を補うために皮脂を過剰に分泌するため、毛穴に皮脂が詰まり、ブツブツができやすくなります。また、肌の乾燥により肌のバリア機能が低下し、肌のターンオーバーが乱れやすくなるため気をつけてください。肌の汚れや古い角質が外部に排出されにくくなり、汚れが毛穴に詰まるリスクが上がります。肌のターンオーバーの乱れにより、角質層が厚くなると毛穴が狭くなり、毛穴に詰まった皮脂が排出されにくくなる可能性もあるでしょう。
マスク着用のストレス
マスクを着用すると、喋りづらい、息苦しい、煩わしいなどの不快感から、ストレスを感じやすいです。
ストレスを受けると男性ホルモンが優位になり、ホルモンバランスが乱れます。男性ホルモンの影響で皮脂の分泌量が増えるうえ、角質が固くなり毛穴が狭くなる恐れがあるでしょう。毛穴に詰まる汚れが上手く排出できず、ニキビによるブツブツができやすくなります。
職業柄マスクを長時間着用する方や、日常生活の中にマスクを取り入れる機会が多い方は、気づかないうちにストレスの影響を受ける可能性があります。
ムレからの雑菌の増殖
マスクの中は呼吸により高湿度、高温になりやすいです。
高温多湿の環境では、皮脂や汗が分泌されやすいうえ、アクネ菌などの常在菌が増えやすい傾向があります。マスクを長期間着用すると、肌のバリア機能の低下や肌のターンオーバーの乱れなどが起きやすく、ニキビができやすくなります。そのうえマスクの着用により蒸れてしまうと、分泌された皮脂をエサにアクネ菌が増殖するリスクもあるでしょう。
古い角質が詰まった毛穴にアクネ菌が入り込むと、ニキビに炎症が起こり肌の状態が悪化します。
マスクニキビや肌荒れへの対策
マスクニキビや肌荒れは、マスクを適切に使用し、正しいスキンケアを行うと予防につながります。
日常生活を見直すことで肌の状態を改善できるでしょう。
肌荒れをしないマスクの使い方
感染症の予防や職場の規則などでマスクが手放せない方は、使用方法を見直すのがおすすめです。
- 適切なサイズのマスクを使う
- 清潔なマスクを使う
- シルクや綿の素材を選ぶ
- マスクの中の汗は拭き取る
マスクのサイズが合っていないと、肌との摩擦が大きくなり、肌荒れを招く原因になります。
マスクには顔の大きさにより適切なサイズが異なります。耳の付け根の一番高い部分から、鼻の付け根の下、1センチまでの長さが12.5センチほどなら小さめ、12~14.5センチなら普通、14センチ以上の方は大きめのサイズを選びましょう。
使い捨てマスクの使い回しはせず、繰り返し使えるマスクはこまめに洗濯を行うことで、清潔な状態を保てます。マスクの中でかいた汗はこまめに拭き取り、雑菌の繁殖を防ぐように心がけてください。拭いた後は乾燥対策として、化粧水などで保湿をすると良いです。
マスクと口の間にティッシュやガーゼを挟み、定期的に取り換える方法もあります。
適切なスキンケア
マスクを取った後にいかのような適切なスキンケアを行うことで、ニキビや肌荒れを予防できます。
- 洗顔料をしっかり泡立てる
- 顔を擦らず、泡で洗うようにして汚れを落とす
- ぬるま湯で泡を落とす
- タオルに水分を吸収させるイメージで水気を取る
皮脂を取り除くためにゴシゴシ洗う、洗顔後にタオルで肌を擦ると、肌への刺激が強すぎてトラブルが起きやすくなるため控えます。
熱いお湯で洗顔をすると、肌に必要な皮脂を流してしまい肌の乾燥を招くため、ぬるま湯の使用がおすすめです。
洗顔後は化粧水をたっぷり使い、水分が蒸発しないようにクリームや美容液、乳液で蓋をすると良いでしょう。ニキビが気になる方は肌に油分が多いため、油分が少ない化粧品を使うのがおすすめです。
皮脂の分泌を避ける食事
マスクによるニキビや肌荒れを防ぐためには、皮脂を過剰に分泌させない食事が大切です。
以下の食事は皮脂の分泌を増やすため、控えましょう。
油分の多いもの | スナック菓子、インスタント食品、マーガリンなど トランス脂肪酸が多いもの |
辛いもの | 刺激物は汗と共に皮脂が分泌される 胃に負担がかかり、腸内環境を乱す。消化力が落ち、肌の調子に影響が出る |
甘いもの | 糖質は皮脂の栄養となる 過剰摂取により皮脂が分泌され、ニキビが生じやすくなる アルコールにも糖質が多いため注意 |
油分が多い食品がすべて悪いわけではありません。良質な油は腸の調子を整え、肌に良い影響を与えるため、積極的に摂取するのがおすすめです。例えば、アマニ油、コーン油、サラダ油、オリーブオイル、イワシやサバ由来の魚油などがあります。
マスクによるニキビや肌荒れが
治らないときは?
セルフケアでもニキビや肌荒れが治らないときは、専門家による治療がおすすめです。
渋クリでは以下の治療を提案しています。
ポテンツァ | 肌に非常に細い針を刺し、肌の治癒回復力を促す 高周波を照射し、コラーゲンを生成 ドラッグデリバリーシステムにより、美しい肌が手に入る ニキビ、ニキビ跡、毛穴、肝斑、赤み、たるみなどに効果が期待できる |
ケミカルピーリング | 安全性の高い薬品を肌に塗り、毛穴の汚れや古い角質を溶かす 肌のターンオーバーが正常に促され、ニキビを改善する イオン導入を併用することで、高い美容効果を得られる |
ダーマペン | 髪の毛より細い針を肌に刺し、肌が回復する過程でエラスチンやコラーゲンを生成する ニキビ、ニキビ跡、クレーター、毛穴、小じわなど、さまざまな肌トラブルを改善 |
上記の治療方法は一例です。渋クリでは医師の診察のもと、肌の状態に合わせた適切な治療を提案しています。ニキビや肌荒れにお悩みの方は、渋クリの無料カウンセリングまで気軽にお越しください。
マスクニキビや肌荒れに関する
よくある質問
ここではマスクニキビや肌荒れに関するよくある質問に回答します。
- マスクで顎がザラザラするのはなぜ?
-
顎のザラザラはマスクの影響による角栓の可能性が高いです。
角栓とは、毛穴の中に残る角片や産毛と過剰に分泌された皮脂が混ざりできた塊です。顎は顔の中でも皮脂腺が多く、皮脂が分泌されやすい部位のため、角栓ができやすいと言えます。
マスクを着用するとマスク内の温度が上昇し、皮脂が過剰に生成されやすくなる恐れがあります。顎は皮脂腺の多さから、ザラザラが目立つ可能性もあるでしょう。
顎の角栓は、蒸しタオル後のクレンジングによるケアがおすすめです。汚れを溶かすジェルやオイルタイプを使用し、薬指と中指で円を描くように洗うと落としやすいです。
- マスクニキビや肌荒れに効く薬は?
-
ニキビや肌荒れの症状に合わせた薬なら効果が見込めます。
自己判断で市販薬を試すよりも、クリニックなどの専門家の診察を受け、治療を受けると良いでしょう。セルフケアとしては、マスクの刺激が気になる箇所に白色ワセリンを塗るのがおすすめです。白色ワセリンが肌の表面に膜を張り、外部刺激を緩和できる可能性があります。
ニキビや肌荒れは化粧品の刺激が原因のケースもあるため、添加物の少ない低刺激の製品に変える方法もあります。
マスクが原因のニキビや肌荒れは
クリニックでの治療がおすすめ
マスクの着用は肌荒れやニキビの原因になります。
マスクは肌への刺激が強く、長時間の着用により肌の角質層を傷つけ、肌のバリア機能を低下させます。肌を守るために皮脂が過剰に分泌され、毛穴に詰まるとニキビが生じるでしょう。他にも着脱による肌の乾燥や、ムレによるアクネ菌の増殖、着用のストレスによるホルモンの乱れなどが原因として挙げられます。
マスクニキビや肌荒れは、マスクの適切な使用、正しいスキンケア、食生活の改善などで症状の改善が期待できますが、セルフケアには限界があります。肌トラブルにお悩みの方は渋クリの無料カウンセリングまでお越しください。肌の状態に合わせた治療を提供しています。
キーワードから探す
ニキビの人気記事ランキング
この記事を読んだ方にオススメの
ニキビ関連記事
種類・色で調べる
レベル1★
白ニキビ
レベル2★★
黒ニキビ
レベル3★★★
赤ニキビ
レベル4★★★★
黄(膿疱性)ニキビ
ニキビ跡
赤味・色素沈着・シミ
ニキビ跡
凸凹クレーター状の肌・毛穴の開き
その他で調べる
ニキビ治療の症例写真
Before
After
施術名 | ケミカルピーリング |
説明 | 角質層~表皮上層を剥がれやすくし肌の入れ替えを促進する施術 |
副作用 | 発赤・熱感・痒み・痛み・ピリピリ感・乾燥など |
料金 | ¥5,500~¥22,000 |
Before
After
施術名 | ダーマペン+ヴェルヴェットスキン |
説明 | 極細針で肌に微細な穴を形成し有効成分を浸透させる施術 |
副作用 | 腫れ・赤み |
料金 | ¥9,800~55,000 |