【医療従事者監修】眉間にニキビの原因と治し方!治らないのは肝臓のせい?

眉間にできたニキビは非常に目立ちやすく、気になる方も多いです。眉間は顔のなかでもニキビができやすい部位ではありますが、日頃のスキンケアや生活習慣の見直しによって予防できます。

この記事では眉間にニキビができやすい原因とスキンケアのポイントについて解説します。

監修者
目次

眉間のニキビを引き起こす原因

おでこから鼻にかけての部位をTゾーンと言います。

この部位は特にニキビができやすく、また紫外線の影響やメイクの洗い残しなども多くなりがち。特に注意してケアをしていく必要があります。なかでも眉間のニキビは目立ちやすく、つい触ってしまいがちな部位です。できるだけ早く改善するために、まずは原因を理解しましょう。

前髪による刺激

前髪が眉間に触れるとニキビができやすくなります。

肌は刺激を受けると、ダメージから保護するために表面の角質を厚くします。角層が分厚くなると、毛穴が塞がれてしまい皮脂が毛穴に詰まりやすい状態となります。皮脂が詰まると、ニキビの原因菌であるアクネ菌が繁殖し、炎症を引き起こしてニキビを生成します。

皮脂の過剰な分泌

顔のなかで相対的に皮脂量の多い部位は、鼻・眉間・頬上内側・顎です。

皮脂はニキビの原因菌であるアクネ菌の栄養となるため、皮脂量の多い眉間はアクネ菌が繁殖しやすくニキビもできやすい部位といえます。ただでさえ皮脂が分泌しやすい眉間ですが、ストレスや睡眠不足による自律神経の乱れや脂質・糖質の摂り過ぎなどにより、さらに分泌量が増える恐れがあります。

肝機能の低下

肝機能が低下すると、眉間にニキビができやすいといわれています。

肝臓は、体内の老廃物や毒素を無毒化する作用を有しています。肝機能が低下すると、無毒化されなかった老廃物が毛穴に詰まり、アクネ菌が繁殖してニキビを形成します。

眉間は皮脂の分泌量が多いことから、皮脂だけでなく、老廃物や毒素も溜まりやすい場所です。すなわち、肝機能が低下するとニキビができやすい場所であるといえます。肝機能が低下する要因は、飲酒、栄養の偏り、睡眠不足やストレス過多など、生活習慣の乱れです。

【原因別】
眉間のニキビの対策方法

眉間のニキビの原因はさまざまですので、心当たりのある原因ごとに対策が必要です。

ここでは、眉間のニキビの原因別の対策方法を解説します。

前髪の刺激が原因の場合

目立つ場所にニキビがあると、前髪で隠したくなりますが、その気持ちを抑えることが大切です。できるだけ刺激を与えないよう、ヘアピンやヘアバンドで前髪が眉間に触れないようにしましょう。

自宅にいる間だけでも前髪を上げていると効果があります。前髪を短くするなど、ヘアスタイルを変えることも検討して下さい。

皮脂の過剰分泌が原因の場合

揚げ物や洋菓子など、脂質や糖質が多い食べ物ばかり摂取していると皮脂が分泌されやすくなります。食事はタンパク質・ビタミン・ミネラルを含め、バランスよく摂取するように心がけましょう。

特に、卵やレバーなどに含まれるビタミンB2は皮脂の過剰な分泌を抑える働きがありますので、ニキビ予防のために積極的に摂取してみてください。

その他、睡眠不足や慢性的なストレスによっても皮脂の分泌量は増加します。厚生労働省では6時間以上の睡眠を推奨しています。睡眠をとることでストレス解消はもちろん、肌の新陳代謝を促す効果も期待できますので、ニキビ予防のために睡眠時間を確保しましょう。

肝機能の低下が原因の場合

肝機能は暴飲暴食やストレスにより低下します。一日三食バランスのよい食事を心がけるとともに、ストレスをため込まないように意識しましょう。

ストレスを発散するには睡眠時間の確保や定期的な運動が効果的です。誰かと話をしたり考えをノートに書いたりしてみるだけでも解消できます。社会とつながる必要がある現代ではストレスを全く受けないことは難しいですが、少しの習慣で気持ちが楽になることもあります。

自宅で眉間ニキビをケアするポイント

眉間ニキビに限らず、ニキビは皮脂や古い角質が毛穴に詰まることで発生します。そのため、ニキビを改善するには洗顔料で余分な皮脂を除去し、皮膚を清潔な状態に保つことが欠かせません。

ここでは、自宅で行うスキンケアのポイントを紹介します。

洗顔は朝晩2回行う

洗顔は朝と夜の2回行いましょう。

夜に洗顔を行えば十分、と思うかもしれませんが実は朝の洗顔も大切です。たとえ外出をしていなくても、寝具の汚れや皮脂や汗によって、朝起きたばかりの顔は不衛生な状態です。放置するとニキビが増える恐れがありますので、朝起きたときにも洗顔を行ってください。

洗顔料をよく泡立てる

洗顔は顔の余分な皮脂や汚れを落とすために大切ですが、力の強さに注意が必要です。

スクラブ入りの洗顔料と肌を擦るような洗顔は、肌を余計に刺激してしまい、皮脂を増やす原因となるため、避けましょう。刺激の少ない洗顔料をよく泡立てて、やさしく洗うことを心掛けましょう。

洗顔後はすぐに保湿する

洗顔後の肌は湿っていますが、この水分が蒸発する際、肌の水分も一緒に蒸発するため、乾燥しやすくなります。

肌は乾燥すると、潤いを取り戻す為に皮脂を分泌させます。乾燥が続くと、皮脂が過剰に分泌されてしまい、ニキビの原因となります。洗顔後は化粧水などですぐに保湿しましょう。

特に乾燥肌や混合肌の方は特に肌の保水量が少なく、蒸発しやすいことが知られています。洗顔の保湿は念入りに行いましょう。

メイクは控えめにする

メイクの厚塗りはできれば避けるべきです。毛穴を閉塞して、ニキビができやすい状態を自ら作り出していることと変わりありません。

また化粧を落とす際も念入りなクレンジングが必要になってしまい、肌を刺激してしまいます。ニキビをできるだけ早く改善したいときにはメイクをひかえめに抑えましょう。

紫外線対策を行う

紫外線を浴びると、皮膚のバリア機能の低下を引き起こします。バリア機能が低下すると、肌を守るために角質を増やします。

角質の増加は毛穴の詰まりにつながり、ニキビが形成しやすくなります。更に紫外線は皮膚の乾燥を引き起こします。皮膚の乾燥によるニキビの影響は上記の通りです。帽子や日傘などで日々の紫外線対策を徹底しましょう。

眉間のニキビが繰り返すときの対処方法

何度も繰り返しニキビができてしまうなど、どうしてもニキビが治らない場合には医療機関を受診しましょう。医療機関ではニキビの状態に合わせた適切な治療ができるため、より確実にニキビを改善する効果が見込めます。

ニキビ治療は「外用薬」「内服薬」「美容外科での治療」の3種類に分けられます。美容外科では「イソトレチノイン内服薬」やケミカルピーリングなどを用いて、本格的なニキビ治療をできるでしょう。

渋クリでは、段階に応じたニキビ治療が可能です。豊富な治療メニューを取り揃えていますので、患者さまの肌質に合わせた治療を提供しています。プライバシーにも配慮した個室での施術を行っていますので、ご安心ください。無料カウンセリングも実施していますので、気軽にご相談ください。

イソトレチノイン内服薬

イソトレチノイン内服薬とは、ビタミンAを含んだニキビ治療薬です。抗菌作用や抗炎症作用のほか、過剰な皮脂分泌を抑える作用があるため、皮脂が原因になりやすい眉間ニキビの改善に適した治療方法といえるでしょう。

ニキビ治療の先進国であるアメリカでは、ニキビ治療の基本薬として認知されており、日本では医師の指示のもと処方が可能です。

ケミカルピーリング

ケミカルピーリングとは、肌表面にピーリング効果のある薬剤を塗り、古い角質や汚れをとかす治療です。古い角質や汚れが取り除かれると肌の新陳代謝が促され、ニキビができにくい肌が目指せます。

また、ニキビ跡やシワの改善も期待できるため、肌トラブルに悩んでいる方に検討していただきたい治療方法といえます。

眉間ニキビに関するよくある質問

ここでは、眉間ニキビに関するよくある質問について解説します。

眉間ニキビを即効で治す方法はある?

ニキビを即効で治すことはできません

スキンケアや生活習慣を見直すことで少しずつ炎症が治まり、改善していきます。少しでも早くニキビを改善したいときには、セルフケアに加えて美容医療も検討してみましょう。ニキビの状態に合わせた適切な治療を行うことで、ニキビのできにくい肌も目指せます。

眉間ニキビを潰したらどうなる?

眉間のニキビを潰すと、傷から細菌が入りかえって炎症が広がる恐れがあります。

また、強い炎症がニキビ跡となり、色素沈着やクレーターとしてさらに長い期間肌に残る可能性もゼロではありません。ニキビは潰さず、気長にケアをして改善をしましょう。

眉間ニキビがしこりになった!原因と治し方は?

しこりニキビは毛穴の炎症が悪化し、壊れた組織を再生するために肌細胞が過剰に作られたのが原因です。

セルフケアで内部の膿を無理やり押し出すとニキビ跡になる恐れがあります。医療機関で塗り薬や内服薬の処方を受け、速やかにケアを行いましょう。

眉間にできるニキビを予防し
綺麗な肌を保ちましょう

眉間は皮脂の分泌量が多い部位であり、ニキビができやすいです。前髪による刺激や生活習慣の乱れによる肝機能の低下などが起こると、さらにニキビが悪化する恐れもあるでしょう。

眉間ニキビを予防するにためには、規則正しい生活習慣を心がけるとともに、朝晩の適切なスキンケアが欠かせません。

いろいろなケアを試しても改善しないという方、長年眉間のニキビで悩んでいる方は美容医療による治療も検討してみてください。渋クリではニキビや肌の状態に合わせた治療方法を提案しています。

無料カウンセリングやオンライン相談も実施しておりますので、まずは気軽にお問い合わせください。

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ケミカルピーリング

Before

After

施術名ケミカルピーリング
説明角質層~表皮上層を剥がれやすくし肌の入れ替えを促進する施術
副作用発赤・熱感・痒み・痛み・ピリピリ感・乾燥など
料金¥5,500~¥22,000
ダーマペン+ヴェルヴェットスキン

Before

ダーマペン Before:施術前

After

ダーマペン After:施術後
施術名ダーマペン+ヴェルヴェットスキン
説明極細針で肌に微細な穴を形成し有効成分を浸透させる施術
副作用腫れ・赤み
料金¥9,800~55,000

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