ニキビの治し方!即効性があるのは?色・部位・症状別に方法を解説

ニキビはできるだけ早く治したいものです。ニキビは白、赤、黒、黄など色により症状が異なるだけでなく、首や頭皮、おしりなど、部位により治し方に違いがあるため注意してください。
この記事では、ニキビの種類や部位ごとに治し方を解説します。
【色別】ニキビの治し方

ニキビは毛穴に古い角質や皮脂などの汚れが詰まり生じます。症状の軽いものならセルフケアで改善する可能性がありますので、
まずは色で軽症かどうか判断してみましょう。
白ニキビの治し方
白ニキビは毛穴に皮脂や汚れが詰まってできた初期のニキビです。指先に小さな盛り上がりが触れますが、かゆみや痛みはありません。
セルフケアで治すには、以下の方法で清潔を保つことが重要です。
- クレンジングにより肌の汚れを優しく落とす
- 洗顔フォームを泡立て、泡で汚れを落とす
- ぬるま湯で汚れを流す。熱湯は肌に必要な皮脂が失われるためNG
- タオルに水分を吸収させるイメージで拭く
洗顔後は保湿ケアを忘れずに行い、化粧水の後に美容液や乳液、クリームなどで水分が逃げないように蓋をしましょう。ニキビが気になり触る方がいますが、指から雑菌が入る可能性があるため控えてください。
黒ニキビの治し方
黒ニキビは白ニキビへ皮脂がさらに詰まり、皮脂が肌の表面に出た状態です。空気に触れて酸化するため黒く見えます。
セルフケアで改善するには、白ニキビの洗顔や保湿ケアに加えて以下の点に気をつけると良いでしょう。
- 栄養バランスの取れた食事
- 規則正しい生活
洋菓子やアルコールなどの糖分を多く含む食事、スナックや揚げ物などを多量に摂ると、皮脂の過剰分泌を招きニキビの症状を悪化させる原因になります。肌を作る素となるたんぱく質や、肌の健康維持に役立つビタミン群など、栄養バランスを意識した食事が美肌につながります。
また、不規則な生活により睡眠時間が減少するとニキビが悪化するリスクがあるでしょう。人間は就寝中に傷ついた細胞を修復しており、睡眠が十分でないと肌の代謝が上手くできず、肌に汚れがたまりやすくなります。肌の生まれ変わりである、肌のターンオーバーを正常に促すためにも、睡眠時間をしっかり取りましょう。
なお、毛穴パックや指先などで無理やり毛穴の詰まりを除去すると、肌にダメージが残り症状が悪化するリスクがあります。できるだけ触らないことが改善への近道です。
赤ニキビの治し方
毛穴にたまった汚れや皮脂をエサにアクネ菌が増殖し、炎症を起こした状態です。痛みが生じ赤く腫れる可能性があります。
セルフケアで治すには時間がかかりますので、できるだけ早く改善したいときにはクリニックの力を借りましょう。
たとえば渋クリでは以下の治療を提供しています。
Vビーム | Vビームは赤い色素に反応するレーザーを使用する、赤ニキビの改善に効果的な治療方法 皮脂腺にダメージを与え、皮脂の過剰分泌を抑える ニキビの原因となるアクネ菌の殺菌作用がある ケミカルピーリングと組み合わせると効果アップ |
ケミカルピーリング | 肌に安全性の高い薬品を塗り、毛穴の汚れや古い角質を溶かす治療方法 何度も行うことで肌表面の病変を薄く剥がし、改善できる イオン導入と組み合わせると高い効果が得られる |
ヴィーナスヴェルサIPL | IPLと呼ばれる特殊な光を照射し、肌トラブルを改善する 肌のターンオーバーを促進し、ニキビ治療だけでなく、クマやくすみの改善、毛穴の縮小効果も見込める 余分な血管を縮小させる効果もあり、赤ら顔に悩む方にも向く |
黄ニキビの治し方
赤ニキビの症状が悪化し、膿が出た状態です。真皮まで炎症が及び、周辺の組織がダメージを受けているため痛みを伴うケースが多いです。セルフケアでの改善は難しく、放置するとニキビ跡やクレーターが生じる恐れがあるため、速やかに医療機関を受診しましょう。
【部位別】ニキビの治し方

ニキビを治すには色はもちろん、部位ごとの注意点もあります。
ここでは、部位別に治し方を紹介します。
顔のニキビの治し方
顔の中でも、おでこ、鼻、顎、頬のニキビは目立つためすぐ治したいものですよね。顔は皮脂の分泌量が多く、また外部からの刺激も受けやすい箇所です。
どの部位のニキビも、以下の点に気をつけると改善できる可能性があります。
- クレンジングにより汚れをしっかり落とす
- 肌に優しい洗顔
- 保湿ケア
- 紫外線対策
- 規則正しい生活
- バランスの取れた食事
また、ニキビが悪化しやすい習慣を改めることで改善の可能性があります。
- 特定の部位を頻繁に触らない
- 髪の毛による刺激を避ける
- ヘアスプレーやワックスの使用を見直す
- メイクやシャンプーなどの汚れはしっかり落とす
- 適切なサイズのマスクを使用する
- 寝具を清潔に保つ
首ニキビの治し方
首ニキビは部位により原因と対処法が異なります。
部位 | 原因 | 治し方 |
---|---|---|
首の後ろ | 皮脂の過剰分泌 洗い忘れや洗い残し | 入浴時に丁寧に洗う すすぎ残しがないよう流す 保湿ケア |
喉仏から下 | 肌のターンオーバーの乱れによる老廃物の詰まり 紫外線によるダメージ | 低刺激の日焼け止めの使用 日傘や帽子の着用 保湿ケア |
喉仏の上から顎 | ストレスによるホルモンバランスの乱れ | ストレスの発散 十分な睡眠 バランスの取れた食事 |
ニキビが気になっても決して触らず、清潔にするのが改善の近道です。首に刺激を与えないように髪の毛を束ねたり、寝具や衣服を清潔に保ったりするのも効果的でしょう。
頭皮ニキビの治し方
頭皮はシャンプーのすすぎ残しや、整髪剤などの刺激を受けやすく、雑菌が繁殖しやすい部位のため頭皮を清潔に保つのが重要となります。
- 肌に優しいシャンプーを使い、しっかりすすぐ
- 頭を洗いすぎない
- 洗髪後は必ず乾かす
- ヘアブラシによる刺激、帽子やヘルメットなどによる蒸れに注意する
- 枕カバーは清潔に保つ
- 規則正しい生活習慣
頭皮ニキビは脂漏性皮膚炎や頭皮湿疹など、ほかの症状が原因の可能性があります。ニキビだと思い込まず、治らないときは医療機関を受診すると良いです。
おしりニキビの治し方
おしりは衣服による圧迫や摩擦があり、下着やナプキンの影響で蒸れやすい部位でもあります。外部刺激を受けやすいため、肌に優しい習慣を保つようにしましょう。
- 規則正しい生活習慣
- ボディソープをしっかり泡立て、優しく洗う
- 座りっぱなしは避ける
- 椅子にクッションなどを置く
背中ニキビの治し方
背中はケアが行き届きにくい部位であり、服などの刺激やボディソープのすすぎ残しによりニキビができる可能性があります。
以下の点に気をつけましょう。
- すすぎ残しがないよう十分に洗い流す
- 汗はタオルやハンカチなどで拭き取る
- バランスの取れた食事
- 十分な睡眠
- ストレスの解消
入浴時はシャワーを上手く使い、横向きに流すと背中に汚れが残りにくくなります。タオルでゴシゴシ洗うと肌にダメージを与えるため注意してください。
ニキビではなく、毛嚢炎やマラセチア毛包炎など別の疾患の可能性もあるため、気になる方は医師へ相談してください。
【症状別】
しこりニキビ・ニキビ跡の治し方

しこりニキビやニキビ跡は、通常のニキビと異なりなかなか治りにくいです。
ここでは、特殊な症状があるときの改善方法を紹介します。
しこりニキビの治し方
ニキビの炎症が真皮にまで及んだとき、肌を修復する過程でコラーゲンが過剰に生成され、しこりが生じてしまった状態です。ニキビ跡が盛り上がり赤みを帯びたケロイドが生じるケースもあり、顎や首にできやすいです。
真皮がダメージを受けているため、セルフケアでの回復は難しいでしょう。医療機関を受診し、医師による診察のもと適切な治療を進めてください。しこりニキビになる前に、早めにクリニックを受診するのも大切です。
ニキビ跡の治し方
そもそもニキビ跡とは、ニキビが治った後にできるクレーターやへこみ、色素沈着です。
ニキビの炎症が跡として残る、茶色いシミのような色素沈着は肌のターンオーバーにより時間をかけて軽快する可能性があります。刺激を与えないように注意しつつ、丁寧にスキンケアを行いましょう。
一方、ダメージが大きく肌の奥まで及ぶと、肌のターンオーバーでは治らず残ってしまう可能性がありあます。クレーターやへこみは真皮までダメージが及んでおり、セルフケアでの改善は難しいです。ニキビ跡がなかなか治らないときには美容クリニックの力を借りましょう。
たとえば渋クリではニキビ跡のケアとして以下のような治療を提供しています。
ダーマペン | 髪の毛よりも細い針を肌に刺し、肌が回復する過程でコラーゲンやエラスチンの生成を促して肌トラブルを改善する ニキビ跡やクレーターだけでなく、赤ら顔や小じわなどにも効果が見込める |
フラクショナルCO2レーザー | 肌の代謝を促し、新しい肌に入れ替える治療方法 ニキビ跡やクレーターの改善が見込めるだけでなく、赤ちゃんのような滑らかな肌を手に入れられる |
ポテンツァ | 非常に細い針を肌に刺し、肌が持つ治癒回復能力を高め、肌トラブルを改善する ニキビ治療だけでなく、肝斑、毛穴の縮小、たるみの改善などの効果が得られる ドラッグデリバリーシステムにより美肌効果が得られる |
ニキビを即効で治すならクリニックへ
ニキビは症状やできる部位により原因と治し方が異なります。
初期の白ニキビや、空気により酸化した黒ニキビはセルフケアにより徐々に回復する可能性がありますが、炎症のある赤ニキビや膿のある黄ニキビは放置すると悪化する恐れがあるため、医療機関での治療が望ましいです。
ニキビ跡やクレーター、しこりは真皮がダメージを受けている可能性があり、セルフケアでは治らない恐れがあります。どの部位にニキビが生じているのかにより対処法が異なるため、気になる方は専門家へ相談しましょう。
渋クリでは無料カウンセリングで一人一人に合った治療方法を提案しています。肌トラブルにお悩みの方は気軽にお越しください。