背中のブツブツ・ザラザラが気になる!原因と治し方を徹底解説
背中にブツブツができると肌を見せるときに気になるものです。また、症状が悪化すると跡として残ってしまうこともあります。
この記事では背中のブツブツの種類や原因、治し方を徹底解説。跡が残ったときの対処方法も紹介します。
背中のブツブツの種類
一口に背中のブツブツと言えども、種類はさまざまです。
ここでは背中のブツブツの主な種類と特徴を紹介します。
粉瘤
粉瘤(ふんりゅう)とは、皮膚の内部に袋状の構造物ができ、そのなかに皮脂や老廃物が溜まることで発症する良性の腫瘍です。
初期の段階では白~肌色の小さなしこりがある状態のためニキビと勘違いすることもありますが、悪化すると赤や黒に変色。しこりのサイズも大きくなり、痛みや発赤の症状が表れます。
ニキビ
ニキビとは毛穴に皮脂や古い角質が詰まったところに菌が入り込み、炎症を起こしてできる発疹です。
ニキビと聞くと顔にできるイメージがありますが、実は背中にもできます。ニキビは初期の段階では白もしくは黒色ですが、悪化すると赤や黄色ニキビに進行。皮膚の深い部分まで傷をつけ、跡が残りやすくなります。
蕁麻疹
蕁麻疹とは、突然肌の一部が赤く盛り上がり短時間で跡形もなく消える病気です。
食べ物によるアレルギー反応のほか、ストレスや物理的な刺激などにより発症します。蚊に刺されたように赤く盛り上がる症状とともに、強いかゆみを呈するのが特徴です。
多くは数時間、長くとも1日で症状は改善しますので、もし何日も同じ個所に発疹が残り続けるようであれば別の病気の可能性もあります。
毛嚢炎/毛包炎
毛嚢炎(もうのうえん)とは、毛の根元にある毛嚢と呼ばれる部分が炎症を起こした状態で、毛包炎(もうほうえん)とも呼ばれます。
体毛を剃り肌にダメージが加わる、医療脱毛などにより肌のバリア機能が低下したことにより発症することが多いです。毛嚢炎が発症すると毛穴の中央部分がポツンと盛り上がります。軽度であれば痛みはありませんが、重症化すると赤みや痛みが強くなり、発熱などの体調不良を引き起こす恐れもあります。
毛孔性苔癬
毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)とは、毛穴に1~3mmの小さな発疹が多数できる皮膚疾患です。
皮膚が硬く盛り上がりザラザラとした触り心地になることから、サメ肌と呼ばれることもあります。原因ははっきりと解明されていませんが、遺伝子傾向のほかにターンオーバーの乱れも関わっているといわれています。
かゆみや痛みなどの自覚症状は少ないですが、炎症があると赤みや茶褐色の色素沈着を引き起こす恐れもあるため注意が必要です。
背中にブツブツができる原因
背中のブツブツはさまざまな皮膚疾患によるものです。
皮膚疾患を引き起こす原因を知り対策を行いましょう。
菌
ニキビや毛包炎は菌が原因で発症します。
赤ニキビは黒ニキビにアクネ菌が入り込み炎症を起こした状態、黄ニキビは黄色ブドウ球菌も増殖している状態です。また、毛包炎は剃り跡などからマセラチア菌が入り込み、炎症を引き起こすことで発症します。
いずれも菌も常に体に存在する常在菌と呼ばれる菌であり、健常な状態では無症状です。体調や肌の状態により、背中のブツブツを引き起こすのです。
乾燥
肌が乾燥しているとバリア機能が低下し、背中のブツブツに限らず肌トラブルを引き起こしやすくなります。また、肌を潤すために皮脂が過剰に分泌され、その結果毛穴に詰まりニキビにつながる恐れもあるため注意が必要です。
ストレス
慢性的にストレスがあり蓄積されると、自律神経やホルモンバランスが乱れます。
女性の場合、ホルモンバランスが乱れ男性ホルモンが過剰に分泌されると皮脂の分泌量増加。これにより、ニキビができやすくなります。また、ターンオーバーの乱れから毛嚢炎や毛孔性苔癬を引き起こす恐れもあります。
このように、ストレスは背中のブツブツの大きな原因であるため、ため込まないように心がけましょう。
生活習慣の乱れ
睡眠不足や暴飲暴食などの生活習慣の乱れは肌の免疫力の低下やターンオーバーの乱れにつながります。特に糖質・脂質に偏った食事ばかりをとっていると皮脂の分泌や菌の増殖を活発化させる恐れも。
また、喫煙は体内の活性酸素を増やし、炎症を悪化させる可能性もあります。
背中のブツブツの治し方
さまざまな原因により引き起こされる背中のブツブツ。
改善するには下記の方法を試してみてください。
肌を清潔に保つ
症状の悪化を防ぎ、早くきれいに治すためにも、肌の清潔を保つよう心がけてください。
背中は目が届かず洗いにくい部分ではありますが、皮脂や古い角質が残らないようたっぷりな泡で優しく洗いましょう。また、背中はシャンプーやコンディショナーのすすぎ残しが残りやすい部位です。すすぎ残しが肌への刺激となりブツブツを引き起こす恐れもありますので、すすぎは念入りに行いましょう。
生活習慣を見直す
暴飲暴食や睡眠不足などの生活習慣の乱れは背中のブツブツの元。
ストレスが原因で暴飲暴食をしている場合は別のストレス発散方法を探すとともに、1日3食バランスの取れた食生活を心がけましょう。また、深夜22時~2時は肌のゴールデンタイムと呼ばれ、ターンオーバーが活発に行われる時間帯です。夜22までに就寝できるよう生活を見直し、毎日6~7時間睡眠を目指してみてください。
薬を使う
背中のブツブツの原因がマセラチア菌、黄色ブドウ球菌などの菌の場合、通常のケアでは改善に時間がかかる、もしくは改善が見込めない可能性もあります。殺菌成分や抗炎症成分を含む薬を使用し、早くきれいにブツブツを改善しましょう。
渋クリでは重症なニキビを改善するための内服薬を処方しているほか、症状に合った治療を提供しています。背中のブツブツでお悩みの方は気軽に無料カウンセリングでご相談ください。
ブツブツが跡に残った!
対処方法は?
背中のブツブツが炎症を起こしていると、発疹が消えた後に色素沈着やクレーター跡が残ることがあります。
色素沈着なら清潔に保ち保湿を継続すると改善が期待できますが、クレーターは皮膚の深い部分まで傷ついておりセルフケアで治すのは難しいです。
クレーター跡の治療にはダーマペンがおすすめです。ダーマペンとは極細の針で肌に小さな穴をあけ、自然治癒を促す美容医療。肌の弾力を保つコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸が増加し、クレーター跡がふっくらと再生していきます。
渋クリでは最新の機器であるダーマペン4による治療を行っています。ダーマペン以外にも肌の状態に合わせた治療方法を提案できますので、まずは無料カウンセリングにお越しください。
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背中のブツブツに関するよくある質問
ここでは、背中のブツブツに関するよくある質問に回答します。
- 背中の赤い/白い/黒いブツブツは何?
-
赤いブツブツは赤ニキビや蕁麻疹、毛嚢炎などさまざまな皮膚疾患の症状が当てはまります。
白いブツブツは初期段階の白ニキビや粉瘤、黒いブツブツは黒ニキビや粉瘤の症状の可能性があります。ただし、自己診断して「これだ」と思いこみ放置すると症状が悪化する恐れがあります。気になるブツブツが長期間出ているときは皮膚科に相談しましょう。
- 背中のブツブツがかゆいときは何が原因?
-
蕁麻疹や毛嚢炎が発症している可能性があります。
ひっかくと跡が残ったり、炎症が悪化したりする恐れがあるため、できるだけ触れずに清潔を保つよう心がけましょう。
ブツブツを改善して
魅せる背中に
背中のブツブツはニキビや毛嚢炎、毛孔性苔癬などさまざまな皮膚疾患により引き起こされます。
ニキビや毛包炎は菌が原因ですが、その他の疾患や菌が繁殖しやすくなるには生活習慣が大きく関わってきます。暴飲暴食や睡眠不足などの心当たりがあれば、規則正しい生活を送るよう心がけましょう。ブツブツの炎症が悪化すると背中に跡が残る恐れもあります。
セルフケアによる改善が期待できない場合は美容クリニックでの治療がおすすめです。渋クリでは無料カウンセリングを実施中。ニキビや跡の悩みをうかがいますので、まずは気軽にご相談ください。
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Before
After
施術名 | ケミカルピーリング |
説明 | 角質層~表皮上層を剥がれやすくし肌の入れ替えを促進する施術 |
副作用 | 発赤・熱感・痒み・痛み・ピリピリ感・乾燥など |
料金 | ¥5,500~¥22,000 |
Before
After
施術名 | ダーマペン+ヴェルヴェットスキン |
説明 | 極細針で肌に微細な穴を形成し有効成分を浸透させる施術 |
副作用 | 腫れ・赤み |
料金 | ¥9,800~55,000 |