鼻の角栓はなぜできる?原因から具体的な取り方、良くないケア方法を解説!

鼻に角栓ができると、毛穴が悪目立ちしてしまいます。角栓ができる理由や正しいケア、してはいけないケアについてまとめました。また、鼻の角栓を予防する生活習慣や、美容外科クリニックでできるケアも紹介するので、ぜひご覧ください。

監修者
新宿院 院長
野口 なつ美
目次

鼻にできる角栓とは?

鼻周りに白や黒のブツブツしたものができることがあります。

これを角栓(かくせん)と呼びますが、角栓ができると毛穴が悪目立ちするため、除去したいと感じる方も多いかもしれません。角栓は、角質と皮脂からできています。

いずれも色はついていませんが、皮脂が酸化して黒くなると角栓も黒くなり、さらに目立つようになります。

鼻に角栓ができる原因

角栓はとりわけ鼻周りにできやすいことが知られています。

角栓ができる主な2つの原因について見ていきましょう。

皮脂が過剰分泌している

角栓は角質と皮脂からできています。そのため、皮脂が過剰に分泌される状態になると、角栓ができやすくなってしまいます。

皮脂の過剰分泌を促す原因は乾燥です。乾燥すると、皮膚は自分自身を守るために皮脂を過剰に分泌するようになります。こまめに保湿ケアをすることで、皮脂の過剰分泌を防ぎましょう。

肌のターンオーバーが乱れている

肌のターンオーバーとは、表皮のもっとも下層にあるケラチノサイトが角質になり、角質が古くなって垢(あか)となって剥がれ落ちる過程のことです。

皮膚が乾燥するとターンオーバーが速くなるため、角栓の基となる角質も大量に生成されるようになります。

また、ターンオーバーが速くなった状態で作られた角質は、乾燥し、自然に剥がれ落ちにくい状態です。垢として落ちる前に毛穴に詰まってしまうため、角栓ができやすくなってしまいます。

やってはいけない鼻の角栓ケア

ケアの方法によっては、角栓がより悪目立ちしたり、鼻周りが黒ずんだりすることがあります。

正しいケアを覚える前に、してはいけないケアについて学んでおきましょう。

過剰に洗顔をする

角栓の原因となる皮脂と角質は、いずれも肌が乾燥すると生成されやすくなります。

洗顔をして皮膚に付着した汚れやメイクを落とすことは必要ですが、過剰に洗顔すると必要な皮脂まで奪ってしまい、肌を乾燥させる原因となることがあります。適度に洗顔をすること、洗顔後はすぐに保湿をすることを心がけてください。

手やピンセットでの無理な押し出し

手やピンセットを使って無理に角栓を押し出すと、強い刺激で皮膚が厚くなったり、傷ついたりすることがあります。

また、無理に力をかけることで毛穴が開き、皮脂がさらに詰まりやすくなることもあるため注意が必要です。

毛穴パックで無理に剥がす

毛穴パックも、皮膚に負担をかける原因となることがあります。

使用方法をしっかりと読み、皮膚を引っ張らないように注意をして剥がしましょう。また、使用回数を守ることも大切です。頻繁に使用すると、皮膚に負担がかかり、かえって角栓ができやすくなることもあります。

肌に優しい鼻の角栓の取り方

角栓をそのまま放置すると、見た目がよくないだけでなく、皮脂が酸化して黒ずむこともあります。

肌に負担をかけずに角栓を除去する方法を紹介します。

肌を無理に擦らない

肌を擦ると、刺激によって角栓ができやすくなってしまいます。

洗顔フォームはしっかりと泡立てて、泡で顔をマッサージするように洗いましょう。また、化粧水やクリームなどを塗るときも同様です。肌を無理に擦らないように意識して、肌にしみこませるように丁寧に塗ってください。

ホットタオルを使う

ホットタオルで顔を十分に温めると、毛穴が開き、擦らなくても角栓が落ちやすくなります。

クレンジングや洗顔の前に、ホットタオルで毛穴を開く習慣をつけましょう。熱めのお湯にハンドタオルを浸して、しっかりと絞ればホットタオルの出来上がりです。耳から顔を包み込むようにタオルを当てて、毛穴を開いてください。

肌を十分に保湿する

洗顔後は、肌をしっかりと保湿しましょう。

洗顔によって必要な皮脂まで除去すると、皮脂の過剰分泌を招いてしまいます。時間を置かずに化粧水や乳液でしっかりと水分を肌に浸透させてください。

鼻の角栓を予防する生活習慣

角栓予防のためにも、肌のターンオーバーを正常に保つ必要があります。

糖質や脂質が多すぎる食事を避け、たんぱく質やビタミン、ミネラルがバランスよく含まれた食事をとるようにしましょう。

また、睡眠が不足すると、成長ホルモンの分泌が低下し、肌の乾燥を引き起こすこともあります。十分な睡眠時間を確保することはもちろんのこと、深い眠りを実現するためにも寝具や寝室の環境を適切に整えておきましょう。

適度に運動することでも、新陳代謝を促し、角栓の生成を防ぎます。ウォーキングやストレッチ、ヨガなどの軽い運動から始めてみてはいかがでしょうか。

メイクの見直しも必要かもしれません。とりわけファンデーションを厚めに塗る習慣がある方は、毛穴が詰まりやすく、角栓が生じやすくなっています。クレンジングを丁寧におこない、すっきりと落とすようにしてください。

美容外科で出来る鼻の角栓除去

普段のケアでも角栓を除去できることがありますが、さらに美肌を目指すなら美容外科クリニックでのケアも取り入れていきましょう。

ダーマペン4は、毛穴の黒ずみを改善できる美容施術の一種です。肌の上から、髪の毛より細い針で小さく細い穴を開けていきます。そして、傷ついた肌が回復する過程で、コラーゲンやエラスチンを大量に生成して、毛穴の開きを改善してきれいな肌に再生させる効果があります。そのため、鼻の角栓の除去にもつながるでしょう。

ダーマペンを鼻と頬に施術する場合、渋クリでは下記の料金プランで対応させていただきます。

鼻+頬(一部)
回数/単位料金
トライアル1回9,800
トライアル3回29,800
通い放題98,000

よくある質問

鼻の角栓は抜いたほうがいいですか?

無理に引っ張ったり擦ったりすると、皮膚がダメージを受けてしまいます。

無理な力をかけないことと、皮膚に刺激を与えないことに注意をして、角栓ケアをしてください。

鼻の角栓はどうやって抜きますか?

ホットタオルで顔をしっかりと温めることで毛穴を開き、クレンジングや洗顔をすると、鼻の角栓を除去しやすくなります。

また、毛穴パックでも角栓は除去できますが、肌に刺激を与える可能性があるため、強く引っ張らないことと使用頻度に注意をしてください。

洗顔と保湿で角栓ケアを始めよう

角栓を引っ張ると、かえって皮膚にダメージを与えることがあります。

無理に角栓をとるのではなく、ホットタオルで毛穴を開き、丁寧に洗顔をすることで除去していきましょう。また、洗顔後はしっかりと保湿することも大切なポイントです。

とはいえホームケアには限界があります。角栓やくすみ、ざらつきが気になるときは、美容外科クリニックでのケアも始めてみてはいかがでしょうか。化学薬品を使用しないダイヤモンドトーンなら肌への刺激が少なく、クリニックでのケアが初めての方にもおすすめです。

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