ハイジニーナ脱毛がどのようなものかご存知でしょうか。デリケートゾーンを衛生的にすることができると評判の脱毛法です。今回はハイジニーナ脱毛についてわかりやすく解説。合わせてメリットや男性からの評判など気になるポイントもご紹介します。
この記事の監修者
記事監修
渋谷院 副院長
野口 なつ美
経歴
- 2002年03月 慶應義塾大学環境情報学部卒業
- 2009年03月 東京医科歯科大学医学部医学科卒業
- 2010年04月 東京医科歯科大学医学部付属病院 研修医
- 2011年04月 日産厚生会玉川病院 研修医
- 2012年04月 東京医科歯科大学皮膚科 勤務
- 2012年09月 台東保健所保健予防課・保健サービス課 兼務
- 2013年09月~都内大手美容外科・皮膚科に勤務
- 2015年01月 渋谷美容外科クリニック渋谷院 副院長就任
所属学会
- 日本美容皮膚科学会会員
- 日本抗加齢医学会会員
ハイジニーナ脱毛とは?|施術範囲について
ハイジニーナ脱毛とはVIO※部分の毛を全て処理する脱毛法です。ハイジニーナとは衛生を意味する「hygiene(ハイジーン)」に由来。ハイジニーナ脱毛はデリケートゾーンを衛生的に保つために行われるだけでなく、身だしなみの1つとして認識されていることもあります。
※V(ビキニライン)・I(陰部付近)・O(肛門周辺)の略称
詳しくはこちら
デリケートゾーンの各部位について
Vライン |
ビキニライン 正面から見た際にショーツからはみ出す部分 >>Vラインについて詳しくはこちら |
---|---|
Iライン |
陰部の両側の部分 >>Iラインについて詳しくはこちら |
Oライン |
肛門まわり >>Oラインについて詳しくはこちら |
上記の3つの部位がいわゆるVIOと呼ばれるもので、これらの部位全てを脱毛するのがハイジニーナ脱毛と言われます。
ハイジニーナ脱毛している女性の割合は?
デリケートゾーンの脱毛はかつての日本では一般的ではありませんでした。そのため、実際ハイジニーナ脱毛を行っている女性がどれくらいいるのかもはっきりとした数字はありません。しかし、世界中のトレンドを把握できる最近では、若い人を中心にハイジニーナ脱毛への興味が高まっています。
ハイジニーナ脱毛5つのメリット
ハイジニーナ脱毛をすることでどのようなメリットがあるのでしょうか?次にハイジニーナ脱毛のメリットを5つご紹介します。
セルフケアによる黒ずみなどの肌トラブル防止
ハイジニーナ脱毛はセルフケアによる黒ずみを防止できます。
デリケートゾーンは肌が薄い箇所であるため、慣れない自己処理では肌トラブルを引き起こしかねません。具体的には黒ずみの原因である色素沈着を起こしてしまう可能性や埋没毛や肌を傷めてしまう危険性もあります。
こうしたリスクをさけるには、やはりプロに任せるのが一番です。そのため、トラブルを心配せずに安心して脱毛できるのはハイジニーナ脱毛の大きなメリットです。
デリケートゾーンを衛生的に保てる
ハイジニーナ脱毛はデリケートゾーンを衛生的にしてくれます。下着の中は通気性が悪く、ムダ毛が多いとどうしてもムレやすくなってしまうものです。ハイジニーナ脱毛によってムダ毛を無くすことで、雑菌の繁殖やにおい、かゆみを抑えることができます。
また、生理中にデリケートゾーンを衛生的に保てるのも嬉しいところ。生理中は体毛に排泄物だけでなく、経血も付着したままになる危険性があり、デリケートゾーンのトラブルが起きやすいタイミングです。こうしたリスクを少なくできるのもハイジニーナ脱毛のメリットでしょう。
ファッションを楽しめる
デリケートゾーンのムダ毛を無くすことでファッションの幅も広がります。ムダ毛が気になるとデザイン性の高い下着や水着を戸惑ってしまうもの。ハイジニーナ脱毛は基本的にデリケートゾーンの毛を全てなくします。そのためムダ毛がはみ出てしまう心配がありません。
出産後のトラブル予防につながる
出産時に会陰(えいん)切開する場合、ハイジニーナ脱毛を済ませていると傷口を清潔に保てるため、傷口の炎症やかぶれの予防につながります。
また、出産後は育児が忙しく、どうしても自分のお手入れが後回しになりがちです。あらかじめハイジニーナ脱毛を済ませていると、デリケートゾーンのお手入れに割く時間も節約できます。
介護といった長期的なメリットがある
衛生的なハイジニーナ脱毛は介護の場面でもメリットが。排泄物やウォッシュレットの水が毛に残ることがないため、とても衛生的です。排泄物で汚れてしまっても簡単に拭き取ることが可能。そのため介護をする側とされる側の負担が減ります。
アンダーヘアが白髪になってしまった場合、レーザー脱毛が難しくなってしまいます。そのため介護に備える場合、ハイジニーナ脱毛を早めにおこなう必要があるでしょう。
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ハイジニーナ脱毛の流れ
ここでは、ハイジニーナ脱毛を行う際の流れについてご紹介します。
施術前にセルフケア
ハイジニーナ脱毛をする場合、施術前のケアが必要です。そのため渋谷美容外科クリニックでは無料シェービングサービスをおこなっています。
しかし、クリニックやサロンによっては施術前にアンダーヘアをセルフケアしなくてはいけません。もしセルフケアをしなくてはいけない場合、IラインとOラインに注意しましょう。自分では見えにくい部分なので、肌を傷つけやすいです。
そのため、セルフケアに不安があるという方は、シェービングサービスがあるクリニックやサロンを選ぶのがおすすめです。渋クリでは無料で対応を行っています。
施術当日
Step.1 | カウンセリング |
---|---|
Step.2 | 毛質・毛量の確認 |
Step.3 | 着替え |
Step.4 | 照射 |
施術当日は、まずカウンセリングを実施。患者様が抱えている悩みやご希望を伺い、その上で毛質・毛量を診察します。その後、実際に脱毛の施術に入っていきます。
渋谷美容外科クリニックでは、痛くないのに脱毛効果をしっかりと実感できる「アレキサンドライト・レーザー」を使用。「通院にストレスを感じて欲しくない」という思いから、痛みの少ない治療にこだわりを持っています。
痛みがどうしても気になると言う方は麻酔クリームをご使用いただくこともできます。
施術後のアフターケア
渋谷美容外科クリニックでは速やかに肌を癒すための処置(アフターケア)を無料で実施。医療用レーザーの照射により、わずかな炎症が起きた場合にも対応しているため、安心して施術を受けていただけます。
ハイジニーナ脱毛で後悔しないための注意点
ハイジニーナ脱毛をする前に、いくつか注意する点があります。脱毛した後になって後悔してしまわないようにしっかりとチェックしましょう。
アンダーヘアを全て脱毛すると元に戻すのは難しい
ハイジニーナ脱毛をすると再び元の状態に戻すことは難しいと言えます。そのため、将来形を変えたいと思っても変えにくいので要注意。自分のライフスタイルを見据えてハイジニーナ脱毛をしましょう。
施術で痛みを感じる場合がある
デリケートゾーンは皮膚が薄く、毛が太いという特長があります。そのため、人によっては強い痛みを感じることも。もしも痛みが心配な場合、笑気麻酔や麻酔クリームを使うこともできます。しかし、麻酔薬自体は医療脱毛でしか使えません。痛みを最大限緩和したい場合は医療脱毛がおすすめです。
生理中は施術が受けられないことがある
クリニック・サロンによっては生理中の施術ができないことがあります。また生理中は肌が敏感になる時期です。そのため赤みが強く出てしまったり、痛みを強く感じてしまったりすることも。「生理中でも脱毛したい」「生理だから予約を変更したい」といった方はこうした希望に沿ってくれるクリニックやサロンを選んでみましょう。
クリニックでのハイジニーナ脱毛の期間・回数
ハイジニーナ脱毛はVIOのデリケートゾーンをすべて脱毛するため、他の脱毛よりやや時間がかかります。一般的には期間は1年ほど、回数は6回~12回ですが、毛質や毛量によっても変動します。
ハイジニーナ脱毛をクリニックで行う場合、医療レーザーでの脱毛がよく選ばれます。クリニックでのみ施術が許される医療レーザー脱毛は、毛根を破壊する半永久的な脱毛方法です。
ただし医療レーザー脱毛は、脱毛箇所の毛の成長具合や部位による毛の性質によって効果の度合いが変わります。そのため、複数部位を脱毛する場合は一定期間、定期的に施術を行う必要があります。毛の成長スピードは1本ずつ異なるからです。
いつ頃から効果を実感できる?
渋谷美容外科クリニックで実施している脱毛では、施術から10日ほどで毛が抜け始めます。1回の脱毛でも効果を実感できるため、ぜひお試しください。
クリニックとエステサロンのハイジニーナ脱毛の違い
クリニックとエステサロンでは脱毛方法や脱毛にかかる期間に違いがあります。
クリニック | エステサロン | |
---|---|---|
脱毛方法 | 医療レーザー脱毛 | 光脱毛 |
完全脱毛にかかる期間 | 約1年 | 約3年 |
回数 | 6回~ | 12回~ |
効果 | 半永久的 | 一定期間後生えてくる可能性が高い |
痛み | 比較的強いが麻酔が使える | 比較的穏やか |
クリニックで行う医療レーザー脱毛は、国家資格のある医師、看護師のみ可能な施術です。また、痛み緩和の麻酔も医師、看護師にしか行えません。
それぞれのメリットデメリットを知って、自分に合った方法を選びましょう。
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ハイジニーナ脱毛に関するよくある質問
ここでは、ハイジニーナ脱毛に関するよくある質問をご紹介します。
ハイジーナ脱毛とVIO脱毛の違いってなに?
ハイジニーナ脱毛とよく似た言葉に「VIO脱毛」がありますが、意味はほぼ同じです。強いてあげるなら、2つの違いは脱毛の度合いです。VIO脱毛がデリケートゾーンの毛を加減して処理できるのに対し、ハイジニーナ脱毛は毛を全てなくしてしまいます。
しかし、受けることのできるサービス内容についてはどちらもほぼ同じであることが多いです。「ハイジニーナ脱毛でVラインだけを残す」「VIO脱毛で全ての毛を無くす」といったことも可能。どちらのサービスであっても、脱毛範囲については相談で自由に設定できるのが一般的です。
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ハイジニーナ脱毛の男性からの評判は?
ハイジニーナ脱毛のメリットを紹介してきましたが、気になるのはやはり男性からの評判ではないでしょうか?
実際のところ、アンダーヘア脱毛に対して男性の印象はマチマチ。
パートナーの印象が気になる方は、ハイジニーナ脱毛をする前に相談してみましょう。実際に話してみると、「抵抗がない」「好ましい」などの反応が返ってくるかもしれません。
ハイジニーナ脱毛はセルフでできる?
自己処理でハイジニーナ脱毛を全て行うのはおすすめできません。
クリニックやサロンで施術を受けるのは恥ずかしいため、自己処理で済ませたいという方もいるかもしれません。しかし、デリケートゾーンは肌トラブルが起こりやすい箇所です。毛抜きや剃刀を使用すると肌荒れや炎症を起こす場合があります。
安全とされている家庭用脱毛器であっても、肌トラブルが起こる可能性は捨てきれません。デリケートゾーンは自分で見えにくい箇所であるため、納得のいく仕上がりにするのも難しいでしょう。
ハイジニーナ脱毛は痛いの?
渋谷美容外科クリニックでは、「アレキサンドライト・レーザー」を導入しており、他の医療レーザーと比較して痛みが少ないです。また、同時に高い脱毛効果やスピード施術も実現しています。
後悔しないハイジニーナ脱毛で快適な生活を
今回はハイジニーナ脱毛の注意点やメリットを紹介しました。「アンダーヘアを無くすと元に戻すのは難しい」と言われると施術するか悩んでしまう方もいるかもしれません。しかしハイジニーナ脱毛はデリケートゾーンを快適にしてくれるだけでなく、ファッションをもっと楽しくしてくれます。もしお悩みのようであれば、まずはクリニックやサロンに相談してみましょう。
ハイジニーナ脱毛に興味のある方はぜひ渋クリの無料カウンセリングにお越しください。またオンライン相談も受け付けているので、気軽にご相談ください。
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