鼻の下のニキビが繰り返して困る!白い、赤い理由は?治し方はこれ

鼻の下は髭剃りなどの外部刺激を受けやすく、生理前に男性ホルモンの影響を受けると、白や赤いニキビができやすくなります。ニキビを繰り返すうちに黄色く膿が生じ、ニキビ跡に悩む方もいるでしょう。

この記事では、鼻の下のニキビの治し方や予防方法を紹介します。

監修者
新宿院 院長
野口 なつ美
目次

鼻の下にできるニキビの種類

ニキビは分泌された皮脂や肌の汚れなどが毛穴に詰まり、毛穴の外に汚れが排出されずに滞ると生じます。

鼻の下には主に以下のようなニキビができます。

スクロールできます
白ニキビ初期のニキビ
白いポツポツができる
黒ニキビ白ニキビの毛穴が開き、酸化やメラニン色素の影響で黒く変化
赤ニキビ炎症が起きた状態
アクネ菌の影響
黄ニキビ赤ニキビが悪化し、膿が出た状態
ニキビ跡になる可能性がある

ニキビの炎症がひどい、膿が出て痛む、何度も繰り返す、という方はセルフケアでの対処が難しい状態のため、専門家への受診がおすすめです。

鼻の下にニキビができる理由

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鼻の下にニキビができる、繰り返すのはなぜでしょうか?

鼻の下はホルモンや外部刺激、生活習慣などさまざまな影響を受けやすく、ニキビが生じやすい部位だと言えます。

ホルモンバランスの影響

ホルモンバランスの乱れは鼻の下にニキビができる原因になります。

以下の要因でホルモンバランスが乱れやすくなるため、注意してください。

  • 生理前
  • ストレス

生理前、特に排卵後から次の生理が始まる前の間は、女性ホルモンより黄体ホルモンが分泌されやすくなります。黄体ホルモンは皮脂の過剰分泌を促し、毛穴に皮脂が詰まるとニキビができる原因になります。

また、ストレスを受けるとアンドロゲンと呼ばれる男性ホルモンが分泌されますが、肌を固くして皮脂の分泌を促す作用があるためニキビができやすくなるでしょう。

偏った食生活

偏った食生活は肌の健康を損ね、ニキビが生じる原因になります。特に食事制限によるダイエットは肌へ必要な栄養が不足し、肌荒れやニキビを招くリスクがあります。

また、仕事やプライベートが忙しい方は、食事の栄養バランスが崩れやすいでしょう。コンビニや外食の利用が増え、糖分や脂肪分の多い食生活が続くと皮脂の分泌量が増えやすくなり、糖分や脂肪分の代謝のためにビタミンB群が消費されてしまいます。ビタミンB群は肌の健康を保つ役割があるため、皮脂分泌量のバランスが悪くなり、肌が脂っぽくなるリスクも増加します。

睡眠不足

肌は睡眠中に傷ついた部分を修復し、新しい肌を作っています。

夜更かしや仕事などの影響で睡眠不足が続くと、肌が新しく生まれ変わるための肌のターンオーバーが乱れやすくなります。肌の代謝が上手くいかず、排出されるはずの古い角質や汚れが肌に残り、毛穴に詰まりやすくなるでしょう。

また、睡眠のリズムが崩れると肌の細胞を活性する成長ホルモンの分泌量が減り、肌のターンオーバーの乱れを招く原因になります。

皮脂の分泌過多

顔の毛穴は体の毛穴と比較して皮脂腺が大きく、鼻の周りは皮脂の分泌量が多いという特徴があります。

ニキビは毛穴に皮脂や汚れが詰まると生じますが、鼻の周りは毛穴が深く肌が厚いため、皮脂が詰まりやすいです。もともと皮脂の分泌量が多く詰まりやすい部位に、ホルモンバランスや生活習慣の乱れが加わると、皮脂の過剰分泌が起こりやすくなります。

外部刺激や摩擦

肌がダメージを受けると、ニキビができやすくなるため注意が必要です。

肌への刺激が続くと、肌の表面を守る角質層が削られ、肌の水分保持が上手くできず乾燥します。肌が乾燥すると潤いを保つために皮脂が過剰に分泌され、毛穴に詰まりやすくなります。以下のような刺激や摩擦には気をつけてください。

  • マスクの着用
  • 髭剃りや産毛の処理
  • 鼻を頻繁にかむ
  • 鼻の下を触るクセがある
  • 花粉
  • 紫外線
  • メイクの汚れ
    など

鼻の下のニキビの予防方法

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鼻の下にニキビができると、見た目が気になり外出やおしゃれを楽しめない方もいます。

ニキビができないように予防を行い、肌の健康を保つことが大切です。

肌に優しい洗顔

ニキビを繰り返さないためにも、肌に優しい洗顔を行い、汚れを落とすのがおすすめです。

  1. メイクをクレンジングで溶かすイメージで落とす
  2. 洗顔フォームを泡立て、泡で汚れを落とす
  3. ぬるま湯でしっかり汚れを落とす
  4. タオルに水分を含ませるように優しく拭く

クレンジングや洗顔フォームは、肌に優しい低刺激のものを選ぶと良いです。

洗顔をするときにはゴシゴシ擦らず優しく行い、ぬるま湯を使うようにしましょう。熱湯は顔に必要な皮脂を洗い流してしまうため控えます。

洗顔後は化粧水やクリームなどで保湿をするだけでなく、外出の予定がある方は日焼け止めなどの紫外線対策を忘れずに行います。

十分な睡眠を取る

肌のターンオーバーは脳下垂体から成長ホルモンが分泌されることにより促されます。

成長ホルモンは睡眠中に多く分泌されるため、十分な睡眠は健康的な肌を守ると言えます。成長ホルモンの分泌は入眠後3時間前後にピークに入るため、睡眠環境を整え熟睡できるように心がけましょう。肌のターンオーバーが活発に行われるのは22時から深夜2時のため、入眠時間を意識して就寝するようにします。

食べ物を見直す

ニキビの予防に効果のある食べ物には以下のようなものがあります。

普段の食事を見直し、少しずつ取り入れましょう。

スクロールできます
たんぱく質肌のターンオーバーの正常化納豆、卵、豆腐、赤み肉、鳥のささ身、マグロなど
ビタミンB群肌の修復鶏肉、豚肉、ごま、サバ、玄米など
ビタミンC抗酸化作用モロヘイヤ、ブロッコリー、ピーマン、カボチャ、オレンジ、大根、キウイなど
ビタミンE抗酸化作用
肌のターンオーバーの促進
ナッツ類、うなぎ、緑黄色野菜、アボカドなど
必須脂肪酸肌や粘膜の強化
血行の促進
ナッツ類、ブリ、マグロ、サンマ、アボカドなど

脂質が多い食べ物を摂りすぎると、皮脂の過剰摂取につながるリスクがあるため、ジャンクフード、揚げ物、洋菓子などを食べ過ぎないように注意してください。

鼻の下のニキビの治し方

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ニキビはセルフケアで治す方法がありますが、効果が出るまで時間がかかります。ニキビを繰り返す、しつこいニキビがある、炎症が起きているなど、治らないニキビはクリニックでの治療を検討してみましょう。

ここでは渋クリの治療方法を紹介しますので、参考にしてください。

スクロールできます
ケミカルピーリングケミカルピーリングは、肌に安全性の高い薬品を塗り、毛穴の汚れや古い角質を除去する治療方法
ニキビの消炎、ニキビ跡を薄くする効果が期待できる
イオン導入と組み合わせると効果が高まる
ポテンツァポテンツァは、非常に細い針を肌に刺し、肌が持つ治癒回復能力を高め、肌トラブルを治療する方法
針から高周波を出し、熱エネルギーからコラーゲンを生成し、止血も可能なため、ダウンタイムがほぼない
ダーマペンダーマペンは、髪の毛より細い針を肌に刺す治療方法
肌が傷を修復する過程でエラスチンやコラーゲンを生成し、美しい肌に導く
ニキビやニキビ跡の改善に効果的
小じわ、くすみ、肌の赤み、毛穴の開きなどにも効果がある

上記の施術方法は一例です。渋クリでは肌トラブルに合わせた治療方法を提案しています。

鼻の下のニキビに関する
よくある質問

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ここではヒゲ脱毛に関するよくある質問に回答します。

鼻の下のニキビの隠し方は?

鼻の下のニキビをメイクで隠すコツは以下の通りです。

・盛り上がったニキビ

  1. やや暗いコンシーラーを、ブラシなどで気になる部分に塗る
  2. 肌とコンシーラーの境目を綿棒などでぼかす
  3. フェイスパウダーや、パウダー系のファンデーションで仕上げる

・赤ニキビ

  1. グリーン系のコントロールカラーを、気になる部分に塗る
  2. やや暗い色のコンシーラーを、ブラシなどで気になる部分に塗る
  3. 肌とコンシーラーの境目を綿棒などでぼかす
  4. フェイスパウダーや、パウダー系のファンデーションで仕上げる

・へこんだニキビ跡

  1. やや明るいコンシーラーを、ブラシなどで気になる部分に塗る
  2. 肌とコンシーラーの境目を綿棒などでぼかす
  3. パール入りのファンデーションなど、肌を明るくするコスメで仕上げる

使用する化粧品は、ニキビ肌に優しいコスメを選ぶと、肌に負担が少なくおすすめです。

鼻の下にニキビはできやすいの?

鼻の下にニキビはできやすいといえます。

鼻の下は毛穴が多く、皮脂の分泌量が多い部位であり、マスク、花粉、メイク、ホコリなどの影響を受け、毛穴に汚れが詰まりやすいです。皮脂などの汚れが毛穴に詰まると、汚れをエサにアクネ菌が増え、炎症が起こる恐れがあるため気をつけてください。

鼻の下のニキビ跡を消す方法はある?

鼻の下のニキビ跡を消すには、クリニックなどで専門家による治療を受けるのがおすすめです。

軽度のニキビ跡は肌のターンオーバーで治る可能性がありますが、肌の奥までダメージが及ぶものはセルフケアで消すのは難しいです。そもそもニキビ跡とは、ニキビが治った後に残るクレーターやへこみ、色素沈着のことで、肌の奥深くに傷が及んでいたりメラニン色素が滞っていたりする可能性があります。

専門家の元、ニキビ跡ができた原因を把握し、適切なケアを行うのがニキビ跡を消す近道です。

鼻の下のニキビをきれいに治す

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鼻の下は皮脂腺からの皮脂の分泌量が多く、ホルモンや栄養バランスの乱れ、睡眠不足、紫外線や花粉などの外部刺激の影響を受けやすいため、繰り返しニキビができやすいです。

ニキビは初期の白いニキビであればセルフケアで改善する可能性がありますが、炎症を起こして痛みがあったり黄色く膿があったりする場合はクリニックへの相談がおすすめです。ニキビ跡や色素沈着が生じてお悩みの方はセルフケアでの改善が難しいため専門家での治療を検討しましょう。

渋クリでは肌トラブルに親身に寄り添い、悩みを解決しています。肌トラブルにお悩みの方は渋クリの無料カウンセリングまでお越しください。

医師監修について

渋谷美容外科クリニックには様々な科目の
専門医・医学博士が在籍しています。

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池袋院開設者
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新橋院 医師
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日本美容外科学会,国際形成外科学会会員,

日本美容皮膚科学会会員,日本抗加齢医学会会員,

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