
糸リフト、スレッドリフトは、肌の内側からフェイスラインを引き上げる効果が期待できる美容施術です。
この記事では糸リフトのダウンタイム、持続時間、値段だけでなく、メリットとデメリットも紹介します。施術失敗の予防に役立つクリニック選びのコツや、具体的な本数とやり方が気になる方は、ぜひ最後までご覧ください。
RECOMMEND糸リフト、スレッドリフト
(スプリングリフト)は
こんな方におすすめ

- 切らずに顔のタルミを改善したい
- 中顔面(頬の前面)のリフトアップをしたい
- 下顔面(口角付近やフェイスライン)のリフトアップをしたい
WHAT糸リフト、スレッドリフト
(スプリングリフト)とは
糸リフト、スレッドリフト
(スプリングリフト)について

コグと呼ばれる棘がある糸を肌の内側に挿入し、組織へひっかけて固定し、リフトアップ効果を得る施術です。
下垂脂肪を直接持ち上げ、高い位置に配置するため、フェイスラインが引き締まって見えます。マリオネットライン、ほうれい線、たるみが気になるフェイスラインを改善する効果が期待できるでしょう。
糸は、こめかみ付近から挿入し、リフトアップしたい箇所に向けて入れた後、余った糸をカットして仕上げます。通常、片側4~6本の糸を用いますが、タルミの状態によって異なります。
糸リフト、スレッドリフトの糸には、肌を内側からしっかり引き上げるための特徴があります。
コグは4方向
コグとは棘のような突起です。スプリングリフトは4方向に突起上のコグがついています。
コグの間隔は狭く均等についているので、しっかりと肌の内側に食い込み、気になる部分を強力に持ち上げます。コグは後から糸に切り込みを入れて作られていると思われるかもしれませんが、医療用の素材を専用の型に流し固めて製造されたものです。付け根がしっかりしているので、肌の組織を持ち上げ引き上げる力が備わっていると言えます。
高密度の24個のコグ
コグは4方向、1センチあたり24個あり、狭い間隔で高密度に備わっており、たるみを強力に引き上げます。
コグは肌の下の組織に食い込み、たるみを引き上げシワが目立ちにくくなります。こめかみへ向けて引き上げるため、フェイスラインが引き締まり、小顔で若々しい印象を与えられるでしょう。
伸縮する糸
糸は弾力性と伸縮性がある素材からできているため、筋肉の動きに合わせ伸び縮みが可能です。
挿入後も表情筋の動きを糸が邪魔しないので、笑顔のときに糸による筋肉のつっぱりは感じにくいです。家族や友人、恋人との会話も自然な表情で対応でき、施術を受けても気づかれにくいでしょう。
しなやかな複合インプラント
スプリングリフトはコラーゲンとしなやかな繊維部でできており、人体組織に似た性状の複合インプラントで作られています。
糸の中心はポリエステル製、糸の外側とコグはシリコン製です。50年以上バイオ素材として使用される、安全性の高い素材と言えます。
なお、体内に吸収されない溶けない糸になります。また、今までのギザギザしていた糸とは違い、スプリングリフトはコグの先端が丸くなっているのが特徴です。組織を傷つけにくく、痛みに配慮した構造になっています。
糸リフト、スレッドリフト
(スプリングリフト)の効果
糸リフト、スレッドリフトはたるみを強力に引き上げ、理想のフェイスラインを手に入れる効果が期待できます。
たるみの改善
コグ付きの糸により、肌の内側の組織をしっかり持ち上げ、たるみを改善する効果が期待できます。
糸リフトは切開せず、施術後にリフトアップの効果を実感しやすい、即効性のある施術です。施術後は軽い腫れや内出血が生じるリスクはありますが、切開をしないためダウンタイムは比較的短い傾向があります。短い期間で日常生活に戻れるうえ、たるみの改善が期待できるのが特徴の施術です。
肌の弾力とハリをアップ
糸リフトを挿入すると、コグが肌の下の組織にひっかかり、刺激を与えます。
コラーゲンの生成が促され、肌のハリツヤがアップする嬉しい効果が期待できます。フェイスラインが整うだけでなく、美しい肌が手に入る可能性があります。糸リフトの効果は若々しい印象を与えやすく、外出や人づきあいが楽しみになるかもしれません。
将来的なたるみの予防
挿入された糸は、糸の周りを包み込む繊維を柱のように残すため、長い目で見ると肌がたるみにくくなる傾向があります。
顔のたるみやほうれい線の多くは、肌の組織の劣化や重力の影響により、脂肪が下がり生じます。脂肪の下がりを放置すると肌が伸びてしまい、より症状が悪化してしまうかもしれません。肌が下がりすぎてしまうと糸リフトでは対応は難しく、切開による施術が求められる可能性があります。よって、糸リフトの挿入は長い目で見ると、たるみを予防する効果が期待できると言えます。
糸リフト、スレッドリフト
(スプリングリフト)のメリット・デメリット
糸リフト、スレッドリフトはフェイスラインを整える効果が期待できますが、デメリットがないわけではありません。
糸リフトのメリット
糸リフトのメリットは以下が考えられます。
- リフトアップ効果
- 肌の若返り効果
- 体への負担が少ない
コグ付きの糸が肌の内側の組織を強力に引き上げるため、たるみの改善、リフトアップ効果を実感しやすいです。
コグの刺激によりコラーゲンの生成が促され、肌のハリツヤが良くなり、若返り効果を得られる可能性があります。糸リフトは傷跡が目立たず、ダウンタイムが比較的短い施術方法です。切開によるリフトアップは、肌を引っ張り縫合し固定するため、糸リフトに比べると負担があります。
糸リフトのデメリット
糸リフトのデメリットは以下が考えられます。
- 皮下脂肪が多い方は効果が得にくい
- 切開リフトより効果は穏やか
- 効果は永続ではない
皮下脂肪が多い方は、糸に負担がかかりやすく、リフトアップ効果が実感しにくい、持続しない可能性があります。
糸で脂肪を移動させた後に丸みが残り、気になるケースもあるでしょう。切開リフトは肌を引っ張り固定するため効果を実感しやすいです。糸リフトはたるみが強い場合、効果が得にくい可能性があるだけでなく、溶けない糸リフトの効果は3~5年ほどで、永続ではありません。効果の持続には個人差があり、短い期間で実感しにくくなるリスクもあります。
糸リフト、スレッドリフト
(スプリングリフト)のやり方
糸リフトのやり方は以下の通りです。
- 医師によるカウンセリング、診察が行われる
- 糸リフトの挿入位置を決める
- 局所麻酔を行う
- 専用の針を使用し、糸を挿入して引き上げる
- 余った糸をカットする
上記は一例です。クリニックにより施術の流れは異なるため、気になる方は確認してください。
施術後について
- 皮膚を縫合しませんので、抜糸の必要はありません。
- 皮下出血(内出血)が生じた場合、2~3週間前後で消失します。
- 頬部に多少のへこみが生じることがあります。1週間後の再診時に修正処置を行います。
- 側頭部~こめかみ付近の糸挿入部に軽度のへこみが生じますが、時間経過とともに軽快します。
- 多少の開口障害(口が開けにくい)が生じる事がありますが、2~3週間程で軽快します。
- 糸が定着して安定するまでの約2ヵ月間は、歯科治療などで口を大きく開けたり、顔の マッサージや押したりするのを避け、洗顔は優しく行って下さい。
- リフト効果の持続期間は一般的に3~5年です。
糸リフト、スレッドリフト
(スプリングリフト)のダウンタイム
糸リフトの主なダウンタイムは以下が考えられます。
症状 | 特徴 | 経過 |
---|---|---|
腫れ | 施術直後から生じる傾向がある | 施術後2~3日目に目立ちやすい 1週間ほどで回復する傾向 |
違和感・痛み | リフトアップをした部位へのつっぱり感 | 1カ月ほどで回復する傾向 |
むくみ | 腫れが引いた後も症状が続く可能性がある | 1カ月ほどで回復する傾向 |
傷跡 | 針跡や赤みが生じる | 1~2週間ほどで回復する傾向 |
ダウンタイムの症状には個人差があり、短期間で軽快する方もいれば、長引く方もいます。症状はさまざまであり、上記以外にも違和感が表れる可能性はあります。ダウンタイムが長引くときは、施術をしたクリニックへ相談しましょう。
糸リフト、スレッドリフト
(スプリングリフト)の料金表
回数/単位 | 料金 |
---|---|
1本 | 65,780 |
シワ・タルミの悩みにおすすめのメニュー
フラクセル2が
おすすめの方

- 肌の老化を改善したい
- 痛みやダウンタイムが気になる
- 毛穴・ニキビ跡を改善したい
- シワを改善したい
- タルミを改善したい
説明 | レーザーで毛穴の開きやニキビ跡・クスミや小ジワを改善する施術 |
副作用 | 発赤・熱感・痒み・痛み・ピリピリ感・乾燥など |
料金 | ¥25,300~¥632,500 |
糸リフト、スレッドリフト
(スプリングリフト)の症例写真
Before

After

施術名 | スプリングリフト |
説明 | 伸縮性があり4方向配置の突起付着の糸によるリフトアップ施術 |
副作用 | 熱感・頭痛・蕁麻疹・痒み・むくみ・発熱・違和感など |
料金 | ¥65,780〜¥657,800 |
施術の流れ

患者様のお悩みやご希望を伺いながら治療をいたします。ご不明な点などがあれば、お気軽にご相談ください

ドクターがカウンセリングいたします。あなたのお悩みやご希望を、できるだけ詳しく具体的にお聞かせください。
ご希望される施術方法と患者様の体質・体形・生活環境・症例写真やシミュレーションを先に、あなたに手術方法をわかりやすく丁寧に説明します。

お悩みをお伺いし、適切な治療をいたします。
使用する医療機器・
医薬品について
- 日本国内においては、医薬品医療機器等法上の承認は取得していません。
- 本治療に用いる未承認医薬品等は、医薬品医療機器等法上の承認を得ていないものです。 院内調剤(一部外部委託)として、適法に調剤しています。 日本では、未承認医薬品を、医師の責任において使用することができます。
- 同一の成分・性能を有する、他の国内承認医薬品等はありません。
- 重大な副作用などが明らかになっていない可能性があります。
糸リフト、スレッドリフト
(スプリングリフト)に関する
よくある質問
ここでは糸リフト、スレッドリフト(スプリングリフト)に関するよくある質問に回答します。
- 何本入れると効果が期待できる?
-
渋クリでは通常、片側4~6本を目安に挿入を行います。
糸リフトの本数は明確に決められておらず、何本入れれば効果が出ると言える施術ではありません。施術範囲の広さ、どの部位をどの程度上げるか、自然な仕上がりになるかなど、医師が総合的に判断をして本数を決めます。
なお、糸リフトは1~2本では、1本の糸への負担が大きく、リフトアップ効果が得られない可能性が高いので注意してください。
- 糸リフトとスレッドリフトの違いは?
-
糸リフトとスレッドリフトに大きな違いはなく、同じ意味を持つ美容施術を指す場合が多いです。
糸リフトは使用する糸により違いが出ます。渋クリではコグと呼ばれる棘が、4方向に狭い間隔で均等についている糸を使用するため、肌の内側からしっかり引き上げる効果が期待できるでしょう。糸の素材は人体組織のような複合インプラントからできており、安全性の高いものを採用しています。
- 糸リフトで失敗しないコツは?
-
糸リフトで失敗しないコツは以下の通りです。
- 技術力のある医師に施術してもらう
- アフタフォローをしてもらえるクリニックを選ぶ
糸リフトは医師の判断力、技術力により仕上がり、効果、持続性に違いが生じる可能性のある美容施術です。自分に合う、信頼できるクリニックで施術を受けるようにすると、後悔しにくいです。
【失敗しにくいクリニックの選び方】
- 顔全体の仕上がりを意識している
- 施術のメリット、デメリットの説明がある
- 医師や美容医療スタッフからの信頼がある
糸リフトは本数が多ければ良いのではなく、負担の少ない本数で顔全体を自然に仕上げる技術が求められる施術です。施術に向く人、向かない人がいるため、良い面だけでなくリスクを説明する誠実な医師が選択肢に入ります。プロからも信頼されるなら、技術力がある医師である可能性が高いです。
糸リフトで
理想のフェイスラインを手に入れる
糸リフト、スレッドリフトは、肌の内側に糸を挿入して気になる部位を強力に引き上げ、たるみを改善する施術です。切開リフトとは異なり肌にメスを入れないため、ダウンタイムが比較的短く、体への負担が少ない方法です。
渋クリでは、コグと呼ばれる棘が4方向に狭い間隔で均等についている糸を採用しています。肌の内側にある組織に刺激を与え、コラーゲンの生成を促すため、小顔効果だけでなく美肌効果も期待できます。溶けない糸のため3~5年のリフトアップ効果が見込めるでしょう。
渋クリではさまざまな肌トラブルに向き合い、解決する手伝いをしています。気になる方は渋クリの無料カウンセリングまで気軽にお越しください。