医療脱毛にかかる回数は?顔やVIO、髭など部位の平均の目安や効果を解説

医療脱毛は一回で完了はせず、回数を重ねなければなりません。

本記事では、医療脱毛の施術回数や完了までの目安について解説します。美容脱毛との違いも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

監修者
新宿院 院長
野口 なつ美
目次

【比較】
医療/美容脱毛にかかる平均回数の目安

【比較】医療/美容脱毛にかかる回数の目安
効果を感じるまで回数の目安
医療脱毛3回程度5~6回程度
美容脱毛6回程度12~18回程度

医療脱毛と美容脱毛では、施術回数の目安に2倍以上の差があります。

同じ脱毛方法であっても施術回数に差があるのは、医療脱毛が医療機関でしか実施できないためです。エステサロンは医療機関ではないため、医療従事者がいません。そのため、医療機器であるパワーの強いレーザー脱毛機の使用が禁止されています。パワーの強い医療脱毛と比べると、美容脱毛のほうが低出力なため、効果を感じるまでに時間がかかるのです。

医療脱毛の場合

部位回数の目安
ワキ5~6回程度
腕・脚5~6回程度
胸・腹・背中・腰・尻5~6回程度
うなじ5~8回程度
全身5~10回
VIOライン10回程度
10回程度

医療脱毛で得られる効果は、上記のように照射部位によって異なります

照射部位で違いがあるのは、生えるエリアの毛質と毛の生え変わりサイクルに違いがあるためです。レーザーを使用する医療脱毛は黒い色素に反応するため、ワキなど濃い毛が生えるエリアで効果を発揮しやすくなります。

一方で、産毛など細い毛が多いエリアではレーザー脱毛機が反応しづらいため、施術回数が多くなる傾向にあります。

施術回数を少なくしたい人は、渋クリの医療脱毛がおすすめです。渋クリの医療脱毛は、個人差はあるものの時間のかかる顔脱毛も5~8回程度で完了できます。毛質に合わせた脱毛機を取りそろえていますので、自分に合った脱毛が可能です。

美容脱毛の場合

エステサロンで受けられる美容脱毛は、光による熱エネルギーで毛根や発毛組織にダメージを与えます。レーザー熱である医療脱毛よりはパワーが弱いため、毛根や発毛組織の破壊は行えず、通う回数も増えてしまう傾向にあります。医療脱毛の場合1〜2年で施術が完了しますが、美容脱毛は2〜3年は必要です。できる限り時間をかけずに脱毛を行いたい人は、医療脱毛での施術が向いているかもしれません。

【メンズ】医療脱毛にかかる回数の目安

男性の場合は毛が濃いため、女性と比べてさらに脱毛に時間がかかる可能性があります。

具体的には以下の通りです。

スクロールできます
部位自己処理の負担が減るまで自己処理不要まで
5~10回10~15回
ワキ3~5回5~8回
腕・脚3~5回5~8回
胸・腹・背中・腰・尻3~5回5~8回
VIOライン5~8回8~12回
うなじ5~8回8~12回
全身3~5回8回以上

上記の脱毛回数は目安であり、毛の濃さや太さ、肌の状態により回数が増える場合もあるため、クリニックに確認すると良いです。メンズの医療脱毛の魅力は、太くて濃い剛毛が脱毛できることです。メンズは医療脱毛で清潔感がアップ。第一印象が良くなり、仕事の人間関係が良好になるうえ、女性からの好感度が上がる可能性が高いです。特に髭脱毛は、毎日の煩わしい自己処理から解放され、シェーバーで肌を傷つけ、肌トラブルを起こすリスクが減るためおすすめです。髭脱毛では髭のデザインが可能なため、相談して決めます。

医療脱毛の効果と回数の関係

医療脱毛の効果は回数を重ねるにつれ目に見えて現れます。

回数と効果の目安は以下の通りです。

スクロールできます
1回効果の感じ方には差があるが、レーザーの効果は確実に表れている
2~3回毛の生え方が遅くなり、脱毛効果を実感する方が増える
5回脱毛の効果を実感でき、部位によっては施術が終了する
10回毛量が減り、自己処理がほぼ必要なくなる

1回目:脱毛効果を実感できない方もいる

医療脱毛の効果は1回目でわかることも多いです。医療脱毛のレーザーは毛のメラニン色素に反応し、毛根に熱エネルギーを発生させ、ダメージを与えて脱毛をします。脱毛後に毛穴の中に毛が残り、脱毛効果が実感できないケースがあるため、毛穴から毛がぽろぽろと抜け落ちてくるまで待つのがおすすめです。

部位によりますが、レーザーの効果はすぐに表れず、1~3週間ほどのタイムラグを経て毛が抜ける方もいます。すぐに効果が実感できない方もいますが、焦らず様子を見ると良いでしょう。毛には毛周期があり、医療脱毛の効果が得られるのは成長期の毛です。退行期と休止期の毛にはレーザーが反応しにくいため、確実に脱毛をするなら、成長期の毛を狙って治療できるように、脱毛を続けると良いでしょう。

2~3回目:徐々に脱毛効果を実感できる

2回目の医療脱毛の前に、再び毛が生えてしまい効果を疑問に思う方もいるでしょう。生えてきた毛は、1回目に退行期や休止期であった可能性が高いです。2回目を終了しても効果を実感しにくい方もいますが、3回目が終わるころには毛の生え方が遅くなり、毛量の減りを実感する方が多くなります。

施術後に毛が抜けないからといって、毛抜きなどで処理をすると、医療脱毛の効果が落ちてしまいます。毛が抜けるまで時間がかかるケースがあるため、肌の状態を観察するのがおすすめです。脱毛効果どうしても実感できない方は、クリニックへ相談すると良いです。

5回目:脱毛の効果を実感する

5回目になると脱毛効果を大きく実感できるようになります。部位によっては施術が完了し、毛量の減りから効果を感じる方もいるでしょう。自宅での自己処理の回数が減り、剃刀などで肌を傷つけたり、毛の処理に時間をかけたりする必要がなくなってきます。

理想の肌を目指して、都度払いで脱毛を継続する方もいるため、脱毛の進み具合を確認しながら検討すると良いです。

10回目:自己処理の必要がなくなる

10回目以降は色素の薄い毛が残るだけで、医療脱毛の効果を実感しにくくなります。効果がないわけではなく、レーザーに反応する毛がない状態だと言えます。医療脱毛はメラニン色素を持つ毛に反応するため、産毛などの薄い毛には効果が薄いのです。

目立つ毛が少なくなり、肌の美しさを実感する方が多くなります。毛の濃い方は10回以上の施術を受けるケースがありますが、10回を超えると自己処理の必要がなくなる方がほとんどです。太く濃い毛が残り気になる方は、クリニックへ相談してみましょう。

医療脱毛で効果がでない原因と対処法

医療脱毛は照射出力が高いため、美容脱毛よりも脱毛効果を実感しやすい傾向にありますが、なかなか効果を感じられないケースもあります。

ここでは、医療脱毛で効果を感じにくい原因や対処法をご紹介します。

最適な照射タイミングを逃している

成長期の毛に合わせて照射ができていない場合、施術を受けても効果を感じられない可能性があります。ほとんどの医療脱毛機は黒いメラニン色素を多く持つ成長期の毛に反応して脱毛効果を発揮します。

成長期の毛とは、毛周期という毛の生え変わりサイクルの一部です。退行期や休止期などの時期にある毛には、レーザーを照射しても効果がないため、毛周期に合わせた施術が必要になります。毛周期は部位により異なるため、定期的に医療脱毛を行わないと効果が薄れる可能性があります。なお、医療脱毛の回数を重ねても脱毛効果が実感できない方は、適切なタイミングで照射ができているか、クリニックへ相談すると良いでしょう。

対処法
  • 自身の毛周期に合ったタイミングで施術が受けられているのかクリニックに確認する
  • 医療脱毛を途中で止めず、適切なタイミングで継続する

毛質に合わないレーザーを照射している

医療脱毛の効果を感じにくい場合、自身の毛質に適さないレーザーを照射している可能性があります。

医療脱毛で使用する主な脱毛機は、ダイオードレーザーやアレキサンドライト・レーザー、ヤグレーザーの3種類です。たとえば、太くて黒い毛に効果が出やすいのはヤグレーザーといった具合に、それぞれの脱毛機によって効果を発揮しやすい毛質があります。

特におすすめの脱毛機はアレキサンドライト・レーザーです。厚生労働省の認可を受けた安全な医療機器であり、濃いムダ毛に効果があるだけでなく美肌効果も期待できます。脱毛効果をなかなか感じられないという人は、渋クリのアレキサンドライト・レーザーを検討してみてください。

対処法
  • 使用している脱毛機の種類を把握する
  • 毛質に合ったレーザー機器への変更をクリニックに相談する
  • どのレーザー機器にするか迷う場合は渋クリのアレキサンドライト・レーザーがおすすめ

毛周期や毛質、毛量等に個人差がある

人によって毛の生え変わりサイクルである「毛周期」や毛質、毛量が異なるため、効果を感じる目安期間よりも時間を要する可能性があります。

医療脱毛は、最低でも5〜6回は施術を受ける必要がありますが、あくまでも目安です。毛量が多い人や施術部位によっては毛周期が長くなる可能性があり、目安回数よりも照射回数や期間が延びるケースもあるでしょう。そのため、効果をあまり感じられない人は、まずはクリニックのスタッフへ相談してみることも大切です。

対処法
  • 施術期間や回数はあくまでも目安であることを知っておく
  • 毛周期や毛質、毛量などで効果を感じるまでに時間が必要な場合があることを理解する
  • 効果をなかなか感じられないことをまずはスタッフへ相談する

脱毛が終わる前に止めてしまった

医療脱毛を数回受けると、一時的に毛が生えにくくなるため、脱毛が完了したと勘違いし、クリニックへ行かなくなってしまいます。医療脱毛を開始したものの、仕事やプライベートで忙しく、クリニックから足が遠ざかる方もいます。医療脱毛の追加照射が必要になり、追加料金の支払いに抵抗があるケースもあるでしょう。

医療脱毛に必要な回数は、クリニックの医師による診察のうえ決定されます。途中で止めてしまうと、退行期や休止期の毛を脱毛できず、再び毛が生える原因になります。

対処法
  • 駅に近く深夜まで営業しているい通いやすいクリニックを選ぶがおすすめ
  • 家もしくは職場から近く、通うためのストレスが少ないか確認してから契約する
  • 渋クリならどのクリニックも駅の近くにあり、23時まで開いている

肌トラブルがあり施術が進まない

医療脱毛はレーザーを使用するため、肌トラブルがあると施術が受けられない可能性があります。

日焼けによる肌トラブルでは、レーザーが肌の色に反応しやすくなり、火傷のリスクが高まります。日焼けの症状が落ち着くまで医療脱毛ができなくなる恐れがあるでしょう。また施術箇所に傷があるケースでは、医療脱毛ができたとしても、肌の状態に合わせてレーザーの出力を落として対応するため、脱毛効果が低くなるかもしれません。医療脱毛を希望する部位に、ひどいニキビや炎症があると、その治療を優先する可能性もあります。

対処法
  • 日焼け止めや日傘などを使用し、日焼けを防ぐ
  • 十分な保湿を行い、肌トラブルを防ぐ
  • 医療脱毛以外の施術が必要なときは医師と相談する

脱毛を受ける際の注意点

 エステと医療機関で行われる脱毛の比較
エステ医療機関
光脱毛レーザー脱毛
光脱毛
電気脱毛

脱毛を受ける場合は、施術による危害事例がある点も理解しておきましょう。

全国の国民生活センターに寄せられた美容医療サービスのトラブルに関する相談は、2022年は3798件、2023年は6264件となり、増加傾向にあります。美容医療を受けるときには熟練の技術と豊富な知識があるか確認をし、小さな疑問も気軽に質問できるクリニックを選ぶと良いです。また、エステで行えるのは光を照射すること等による一時的な除毛・減毛など、 医療行為に該当しない範囲の施術のみです。医師免許を持たない者がレーザー脱毛を行うのは、医師法第17条に違反します。エステ脱毛は法律上の資格を持たないスタッフでも施術が行えるのが特徴であり、気軽に通える代わりに医療機関のような専門性のある施術を受けるのは難しいです。

一方、医療機関では「毛包幹細胞」と呼ばれる、バルジ領域の発毛組織を破壊する「医療行為」が可能です。照射力の強いレーザーを使用するため、高い脱毛効果が得られます。医療機関での脱毛を希望する人は、渋クリの無料カウンセリングをお気軽にお申し込みください。

医療脱毛の回数に関するよくある質問

ここでは医療脱毛の回数に関するよくある質問について答えます。

ハイジニーナにする回数の目安は?

ハイジニーナとは、VIOの毛をすべて脱毛した状態のことです。蒸れやにおいが少なく、清潔感がアップする脱毛方法のため、希望する方もいるでしょう。

ハイジニーナにする脱毛回数の目安は8~10回です。毛の濃さや太さにより異なるため、脱毛の進み具合を確認しながら進める方法もあります。

毛が濃い人の医療脱毛の回数の目安は?

毛量が多く毛が濃い方は、脱毛回数を増やして対応する可能性が高いです。

例えば、5~8回ほどの医療脱毛が10回以上必要になるケースが考えられます。毛をどのようにデザインしたいかによりますが、ムダ毛をスッキリ失くしたい方は10回以上の脱毛がおすすめです。脱毛の回数は、部位やどの程度の脱毛をしたいかにより異なるため、気になる方はクリニックのカウンセリングを受けると良いでしょう。

医療脱毛は部位によって
回数・期間の目安が異なる

医療脱毛は、3回で効果を感じるようになり、最低でも5〜6回は施術を受ける必要があります。ただし、人によって毛質は異なり、施術部位によっても効果を感じるまでの期間に差があります。そのため、あくまでも目安である点を理解した上で施術を受けましょう。

渋谷美容外科クリニックでは医療脱毛機を取り揃えています。毛質や毛周期に合わせたベストな脱毛機で施術を行いますので「効果を感じられないのでは」という不安の解消につながるかもしれません。ご不明な点やご希望に沿った施術を行いますので、気になる人はお気軽に渋クリの無料カウンセリングへお越しください。

医師監修について

渋谷美容外科クリニックには様々な科目の
専門医・医学博士が在籍しています。

池袋院 院長

池袋院開設者
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総院長
渋谷院 院長

渋谷院開設者
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新宿院 院長

新宿院開設者
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横浜院 院長

横浜院開設者
松田 秀則

新橋院 院長

新橋院開設者
楊 美優

新橋院 医師
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日本美容外科学会,国際形成外科学会会員,

日本美容皮膚科学会会員,日本抗加齢医学会会員,

日本形成外科学会 形成外科専門医,麻酔科標榜医,
日本頭蓋顎顔面外科学会会員など様々な科目の専門医

等が在籍しており、医師監修のもと運営を行っております

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